疑わしき戦い

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疑わしき戦い / ジェームズ・フランコ
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「疑わしき戦い」 の解説・あらすじ・ストーリー

ジェームズ・フランコが監督・主演を務めたドラマ。1930年代、カリフォルニア。リンゴ農園で過酷な労働を強いられる900人の移民たちは、地主たちに約束の賃金よりも安く働かされていた。ジム・ノーラン率いる労働者たちは、遂にストライキを起こし…。

「疑わしき戦い」 の作品情報

製作年: 2016年
製作国: アメリカ
原題: In Dubious Battle

「疑わしき戦い」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

疑わしき戦いの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
113分 日・日(大字幕) 英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
GADR1478 2017年06月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
9枚 1人 0人

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ユーザーレビュー:2件

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1〜 2件 / 全2件

脚色がよろしくなーい!

投稿日:2018/11/25 レビュアー:ポッシュ

スタインベック原作『疑わしき戦い』の映画化。
ジェームズ・フランコが監督・主演と聞き、こういうプロレタリア文学に興味を持つ人なんだーと、
意外に思ってググってみれば、UCLAで英文学を学んでいると言うから驚き。
ついでに原作も読んでみたが、舞台は1930年代のカリフォルニア、ベテラン共産党員と新人の2人組が
リンゴ農園で労働闘争を指揮する、骨太な“男たちの物語”だった。(めちゃくちゃ面白かったです!)

ところが、映画の方は主要登場人物の1人を女性に置き換えたり、脇役の女性を前面に出したり、
新たなキャラまで作って女性を活躍させていて、これがたぶん・・・失敗している(と思う)。
女性たちを起用する代わりに、バートンという医者が背面に追いやられてしまっているが、
これは間違っているんじゃないかなぁ。
原作ではこの医者が語る哲学が、スタインベック自身の思想的立場を代弁しているようで興味深いのだ。
この作家は資本家の搾取に否定的ではあっても、社会主義運動自体には少々懐疑的のよう。
本作のタイトル「疑わしき戦い」というのも、勝てるかどうか分からない、勝てる見込みのない、という
ネガティブな意味合いを含んでいるとともに、戦い自体に「疑い」を持っているフシがある。
とは言え、実在のスト指導者に取材して書き上げたというこの物語は、信念を持って命を懸けて戦う活動家たちの
老練な策略、見事に組織化された運動の相貌、そして労働者たちが団結していくダイナミクスが
ドラマとして大変に面白いのです。

そして、何よりもベテラン党員のマックと新人ジムのコンビが、この上もなく魅力的。
“人たらし”なマックが口八丁手八丁でスルリと相手の懐に入って信用を得てしまう、そのスマートさ。
真っ直ぐな気性でマックに付いていくジムの、一生懸命さと賢さ。その成長ぶり。
映画ではマックをジェームズ・フランコ、ジムをナット・ウルフが演じている。

さきほど、バートン医師の後退が残念と書きましたが、オハナシ的にもこの人の役割をきちんと描かないと、
物語の要諦が緩むんですよ。
リンゴ農園では農園主が用意した粗末な宿舎に移動労働者たちが住み込んで収穫する。
景気悪化を理由に農園主は賃金引下げをするが、労働者たちは2ドルが1ドルになってもゼロよりはマシと
要求を飲まざるを得ない。渓谷一帯は資本家が牛耳っているので、他所へ行っても同じこと。
そういう場所に共産党員が入り込んで労働者たちを団結させストライキに入る。
農園主はストライカー達を追い出すので、主人公らは別の農園主を味方につけて私有地を借りてキャンプを張る。
農園主は他所から代わりの労働者たちを集めてくるが、ストライカー達はそれを阻止する。
資本家側はキャンプ地の衛生状態を問題にして、保健所みたいな機関を介入させて解散させようと
するのが常套手段。
そうさせられない為に、医者をキャンプ地に常駐させて衛生管理と労働者の健康管理をさせるのだ。
農園の宿舎の方がよっぽど不衛生でひどい住環境なのに、そこはスルーで、ストライカー達のキャンプ地には
文句をつけてくるというのが資本家連中のやり方、という訳です。

映画ではそういう構造をハッキリ描かないで、農園の宿舎なんか結構キレイなんだもん。拍子抜けです。
緑のキャンプ地もピクニックみたいで悲壮感がない。真っ白なテントが立ち並んで、そこそこ快適そうに見える。
そこへきてジムが女にうつつを抜かしたり、そこにマックも絡んで三角関係になったり、ああああ、あんた達!
そんな事やってる場合じゃないでしょうが!っとオバサンはイライラ。

もろもろの脚色が、この物語の持つ力強さ、人間の尊厳に対する敬意などを削いでしまったなぁと
非常に勿体なく思うのでした。
リベラル派のエド・ハリスが、嬉々として過激な党員を怪演しているのは観てて楽しかったのですが(笑)。

女性を活躍させようとした脚色は、もしかしてポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)によるものなんでしょうかねー。
であるなら、リベラルな態度は大事かもしれないけど、芸術的には正しくないんじゃないかしらねと、
複雑な気持ちになってしまいました・・・。

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どれだけ「戦い」の真実を描いているか「疑わしき」不誠実な映画

投稿日:2017/08/05 レビュアー:KA

アメリカだけでなく世界的に不況の時代だったから「不当な賃金」にたいする戦い
は数多く有ったとは思う。
その騒動の小競り合いの中で暴力が暴発する事はあって死者が出る事も有っただろう、しかしその為に
雇用者側が公然と殺人や放火を行っていたり、逆に労働者側も殺人を行っていたり
等の全くの無法状態だったとは思えない。
映画だから多少の誇張はつきものだが、徒手空拳の何の戦略も組織化もしない、
やり手女イーディスの行動もマックの死に方も変だし、ただ単に映画の展開を
盛り上げるだけの為に思える。
どれだけ「戦い」の真実を描いているか「疑わしき」不誠実な映画と思う。

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