ラブ&マーシー 終わらないメロディー

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ラブ&マーシー 終わらないメロディー / ジョン・キューザック
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「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」 の解説・あらすじ・ストーリー

ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの半生を映画化。60年代、バンドの人気は絶頂だったが、新たな音を追求するブライアンと、楽観的なほかのメンバーの間に確執が生じる。J・キューザックとP・ダノが2人1役でブライアンを演じる。※PG12※一般告知解禁日:11月20日

「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」 の作品情報

製作年: 2015年
製作国: アメリカ
原題: Love & Mercy

「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ラブ&マーシー 終わらないメロディーの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
122分 英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 DABR4932 2016年01月29日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
15枚 1人 1人

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ユーザーレビュー:7件

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1〜 5件 / 全7件

天才ソングライターの光と影

投稿日:2016/01/19 レビュアー:ミルクチョコ

「ザ・ビーチ・ボーイズ」の中心メンバーとして数々の名曲を生み出す一方で、音楽制作の過程で精神的に極限まで追い詰められるといった逸話でも知られるブライアン・ウィルソン。彼の栄光と苦悩の半生をブライアン本人公認のもと映画化。

ビーチボーイズの陽気な楽曲の裏には、バンドのリーダー的存在だったブライアン・ウィルソンが誰にも理解されず、精神を病んでいたというのを初めて知りました。
描かれるのは二つの時代のブライアン・ウィルソン。60年代の若き日の天賦の才能の煌めき、その光と闇を体現したポール・ダノ。80年代の傷ついた魂を繊細に表現したジョン・キューザック。
マネージャーであった父親との確執やメンバーとの意見の相違などもあり、プレッシャーに悩まされて次第に薬物に手を出していきます。
ポールダノはこの手の病んでる役が上手いですね。歌が上手いのもびっくりでした。
80年代のブライアンを演じるのは、ジョン・キューザック。あまりにも二人が似ていないので、違和感ありましたが、60年代と80年代の話が行ったり来たりするので、そこは間違わなくて良かったです。
80年代のブライアンの物語は、自動車販売店での出会いから始まります。セールスレディのメリンダは、ブライアンが著名人だと最初は気付かず、かつての大スターも今は見る影もないので気付かなくて当然なのかもしれません。
莫大な資産を手にしたゆえの周りへの人間不信。そしてプレッシャーが純粋な心を壊していく過程が残酷でした。
ペット・サウンズ制作のスタジオ再現が楽しかったです。

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スターの苦悩

投稿日:2016/02/28 レビュアー:パープルローズ

ビーチボーイズの中心的存在だったブライアン・ウィルソンの伝記的映画。

コアなファンというわけではありませんが、
やっぱり「夏といえばビーチボーズ!」だと思うし、かなりの曲を口ずさめてしまう私は、
曲から受けるどこか能天気な印象の裏に、こんな苦労があったんだと驚きながら、楽しめました。

60年代。
パニック発作で飛行機に乗れなくなったブライアンは、
メンバーが日本ツアーに出ている間、スタジオにこもってレコーディングを始める。
こうして作られたのが有名なアルバム「Pet Sounds」なんですが、
ほんとにスタジオに犬を連れてきたり、「馬もいれていい?」と言ってたのには笑いました。
レコーディングの様子がたっぷりみれておもしろかったです。
しかし、名盤を製作する一方、ブライアンは次第に薬に溺れていきます。

80年代。
車のセールスをしているメリンダ(エリザベス・バンクス)は、客として知り合ったブライアンとデートするようになるが、
ブライアンの行動は常に誰かに監視されていて、デートにもお伴が来ることに驚く。
ブライアンは精神科医(ポール・ジアマッティ)にマインドコントールされて、大量の投薬を受けていた。
メリンダはブライアンと精神科医のつながりを断とうと奮闘する。
実は1988年にアメリカの遊園地で歌ってるビーチボーイズを見かけたことがあるんですが、
当時ブライアンがこんなことになってたなんて。

60年代を演じるポール・ダノと、80年代を演じるジョン・キューザックがあまり似てないし、
2つの時代を脈絡なく行き来するのがどうなんかなあとは思いましたが、
私はけっこう楽しめました。

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チャールズ・マンソンの映画をトム・ヒドルストン主演で見たい!ネタバレ

投稿日:2016/02/09 レビュアー:カサブランカ

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ビーチボーイズの天才ブライアン・ウィルソンのバイオグラフィー。
ポール・ダノとジョン・キューザックの2人が60年代と90年代を分担して演じると聞いていたので、大丈夫なのか?と心配していたが、ほとんど気にならなかった。
ポール・ダノとジョン・キューザック2人の安定感のある演技のおかげもあると思うし、2つの時代のブライアンを少しづつ交互に見ながら映画を進めるやり方もうまかった。
映画の途中でいきなりパッとジョン・キューザックに入れ替わっていたら違和感がすごかっただろうけど、はじまりから少しづつ馴染んでいくことができた。
それに若い俳優が老けメイクなどでごまかしながら数十年間分を演じて、結果としてイーストウッドの映画みたいなことになるよりは思い切って別の俳優にしたほうが逆に自然に見えるのかもしれない。

60年代を演じたポール・ダノの、若き日のブライアン・ウィルソン再現率の高さがすごい。
元々似てるのもあるけど、あのたれ目でふ抜けた感じ(笑)とかアゴのだぶついた感じとかそっくり。だんだん太っていく様子を増量して作った見事な出っ腹で演じている。
繊細でいまにも壊れそうな危うい役がやっぱり上手い。

2つの時代のブライアンを交互に見せていく方法は、映画のテンションを維持するうえでも効果的だったと思う。
60年代のブライアンの話は「ペットサウンズ」あたりがピークで、その後はどんどん病んでいって最後は寝たきりになってしまう。
一方90年代は、薬で支配されている最悪の状態から恋人に助けられ、医者と決別して新しい人生をはじめるまでの話なのでだんだん盛り上がっていくし、明確なラストを作りやすい。
右肩下がりと右肩上がりを重ねて語っていくことで、映画がダレないように、興味が維持できるようにうまく作られていると思う。

アーティストの伝記映画はやっぱり音楽にまつわるシーンが興味深いし、単純に名曲が流れるとそれだけでうれしい。
なので前半はどうしても90年代よりも60年代パートが魅力的になる。
ブライアン・ウィルソンが最高のアルバムを作ろうと試行錯誤する過程は見ていてとても楽しかった。
アーティストの伝記映画を作る上での重要なポイントのひとつは、「音楽が生まれる瞬間や過程」を映像にできるかどうかだと思う。(ちょっと誇張や大げさな所があってもいい)
「Ray」の一番好きなシーンは、愛人との激しい言い争いがまだ終わらないうちに「Hit the Road Jack」の原型となる曲をレイ・チャールズが歌い始める場面。
この映画でもちゃんと、まだ未完成だったり断片だけだったりする「あの名曲」がだんだん曲になっていく様子がいろんなバリエーションでたっぷり描かれているので、それだけでもう満足。
特にスタジオでの様子は、手持ちカメラのドキュメンタリー的な雰囲気や、ポール・ダノやスタジオミュージシャンたちの自然なやりとりなどもあって、かなりいいシーンになっていると思う。
「ブライアン・ウィルソンって天才なんですよ!」描写がちょっとしつこく感じる場面もあった。他のミュージシャンに言葉に出してそれを言わせる必要はなかった気がする。

伝記映画がどうしても陥ってしまう問題?というかよくある特徴は、全体を貫くテーマや語りたいことが定まらず、実際にあった興味深い出来事を並べただけのエピソード集になってしまうこと。
一個一個はおもしろいんだけどバラバラで、ラストに向かって一つの方向に積み上げていくことができず、力の無い作品になる場合がある。
60年代パートはそういうエピソード集になってしまっている側面もちょっとあったけど、映画が進むにつれて90年代パートが徐々におもしろくなってきて、しかもこちらの話は明確なゴールにむかって進むように分かりやすいドラマとして作られているのがうまい。
ポール・ジアマッティが最高に憎たらしく演じている医者兼後見人という分かりやすい悪役と、天使のような恋人との間でブライアンの奪い合いが激しくなる後半はスリルもあったし、最後はけっこう感動させられた。
90年代はブライアンがアーティストとして輝くシーンはほとんどないし、体調の悪そうな中年おじさんなんだけど、それでも最後にはブライアンを応援していたし、幸せになってほしいといつのまにか思えていた。
これは60年代と90年代のパートが上手に組み合わされて、映画全体を通してキャラクターとドラマを魅力的に描くことに成功している証拠だと思う。

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ジョン・キューザック

投稿日:2015/12/27 レビュアー:よふかし

最近流行のミュージシャン伝記もの&演奏シーンというタイプの作品かと思ったら全然違った。過去と現在を行きつ戻りつしながら、ドラッグと悪い周囲によって破滅していくザ・ビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンの心象を描いていく。その独特のふわふわとつかみどころがない感覚は、まさに主人公がいる夢のような世界を表現できていると思う。ところが、現代(でいいのか?)のジョン・キューザックが僕にはどうにも受け入れがたかった。彼の背負った様々な映画の記憶が、ふわふわと映画内に侵入してくるのだ。お話もずっとこれは何かのコメディで、どんでん返し化何かが待っているだろうと思っていたら、そのままひどい奴に寄生されたアーティストの悲劇になっていた。つまらないお話だった。45点。

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2パートに分ける必要あったのか?

投稿日:2016/06/11 レビュアー:Yohey

音楽モノの半生ドラマってメンバーとの葛藤が基本でして、まぁ、これもご多分に漏れず・・・そんなに「ザ・ビーチ・ボーイズ」自体に興味がなかったんで、どうかな、と思ったのですが、興味ないものにとっては全然ダメな映画でしたね。いい映画はそんな人でも観たくなるようなやつじゃないとね。

ミュージシャンが自分の音楽性について悩む、なんていうのはよくある話でして、そこらへんはまぁいいんですが、この映画の致命的なところはザ・ビーチ・ボーイズ時代で、独自の世界観で苦悩していくブライアン・ウィルソンをポール・ダノが演じ、シングルプレイヤーとなって壊れてしまったブライアンをジョン・キューザックが演じているんです。でも、これ二人の共通な部分がなくって、全くの別人の話になっている。

さして演技が良くないジョン・キューザックのパートが核心部分はあるんだろうけどもっちゃりしていて面白くなく、また年代的にも20年もたっていないような年月を2人の役者に分ける必要があったのかと思うと、どうもね。ポール・ダノは非常に良かったですよ。彼でそのまんまやれば良かったし、年代を行ったりきたりする必要もなかったんじゃないかな、と思ったなぁ。

ブライアン・ウィルソンをWikiでみたら、それなりに面白い経歴でして、うまいこと描けば面白くできたんじゃなかろうか、と改めて思いました。まぁ、でも興味もつ人は少ないだろうからヒットはせんかな・・・

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