小さいおうち

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小さいおうち / 松たか子
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「小さいおうち」 の解説・あらすじ・ストーリー

中島京子の第143回直木賞受賞作を「東京家族」の名匠・山田洋次監督が映画化した感動ドラマ。日本が泥沼の戦争へと向かっていく昭和初期の東京を舞台に、赤い三角屋根のモダンで小さな家に女中奉公することになった若い娘タキによって語られる庶民の暮らしぶりと美しい女主人・時子の秘めたる禁断の恋の行方を、リアルな時代風俗描写とともにミステリアスに綴る。出演は時子役に松たか子、女中タキ役に黒木華、現代のタキ役に倍賞千恵子。その他の共演に片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡。大学生の健史は、亡くなった大伯母・布宮タキから彼女が遺した自叙伝を託される。そこには、健史が知らない戦前の人々の暮らしと若かりしタキが女中として働いた家族の小さな秘密が綴られていた――。

「小さいおうち」 の作品情報

製作年: 2013年
製作国: 日本
受賞記録: 2014年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(女優賞)

「小さいおうち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

小さいおうちの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
136分 日本語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DB9775 2014年08月08日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
55枚 10人 6人

【Blu-ray】小さいおうち(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
136分 日本語 1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語
2:DTS/ステレオ/日本語
3:DTS/ステレオ/日本語/(難視聴者用音声ガイダンス)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
SHBR9249 2014年08月08日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
20枚 0人 4人

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封印された想い

投稿日:2014/08/08 レビュアー:ミルクチョコ

山田洋次監督が、中島京子の直木賞受賞小説を映画化。
一人の青年が、当時お手伝いさんだった女性が遺したノートを通じて、東京の山の手の郊外に建つ赤い三角屋根の小さいおうちで起きた恋愛事件を目撃し、60年以上の時を経て、その秘密が紐解かれていく様子を描きます。
田舎から上京したタキ(黒木華)は、奉公先の女主人時子(松たか子)による禁断の恋に気付いて、密かに心を痛めます。
タキが秘めた切ない事実が、晩年の回想で明らかになるミステリアスな語り口が面白いです。
山田監督としては、「不倫」にスポットを当てるのは珍しいと思っていたら、それが段々と戦争に向かっていく時代の空気や、歴史の不透明さに向かい合って再現しているのは、流石です。ちゃんとメッセージ性を感じました。

昭和初期の戦時中は、軍国主義の窮屈な世の中ばかりと思いきや、ブルジョアな人々は、そうでもなかったのが分かります。
モダンな小道や、ステンドガラスや照明が可愛いくて、本当に戦争が悲惨になるまで悲壮感は少なかったです。
当時の人たちは、ハガキで連絡を取ったり、用件は直接伝えるといった人間同士の付き合いが濃厚だったころの空気がちょっと鬱陶しい気もしますが、それだけに、人を大事にするという思いが感じられました。
お手伝いさんとして働いていたタキが憧れ慕っていた奥様の秘密の恋と、タキの大好きな家庭を守るために、彼女が下したある決断が謎解きのようになっていて、面白かったです。でも、その事を打ち明けられなかった苦しみを抱えて生き続けたことの想いはいかばかりであったか?と思います。

ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した黒木華は存在感がありますね。

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原作が好きだっただけに、いろいろがっかり。ネタバレ

投稿日:2014/06/22 レビュアー:パープルローズ

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昭和初期、東京の郊外にある小さな赤い屋根のおうち。
だんなさま(片岡孝太郎)、美しい奥さま(松たか子)、ぼっちゃんの幸せな家庭に起こった恋愛事件が、
女中のタキ(黒木華)の目を通して描かれる。

2010年に直木賞を受賞した中島京子の同名小説の映画化です。
原作が大好きだっただけに、「これでいいのか?」と思うところが多々あったのですが、
原作に思い入れがなければこれはこれとして受け入れられるのでしょうか?
監督や脚本を書いた人の読み込みが浅い気がしてならなかったのですが。

まずいちばんびっくりしたのが、
奥さまは再婚で、ぼっちゃんは連れ子(だんなさまとの血のつながりはない)だということや、
だんなさまと奥さまの間に夫婦生活がない(たぶんだんなさまは性的不能者か同性愛者)という、
この物語の大前提が全く説明されていないこと。
その前提があるのとないのでは、恋愛事件の意味もかなり違う気がするのですが、それでいいのでしょうか?

だんなさまの会社の社長の
「男は何歳になっても、子供は作れるからな。ガハハハ。」
というせりふも、この夫婦にとってはものすごく皮肉なことのはずなんだけど、
これでは観客にはその皮肉がわからないし、社長が単なる下品なおっさんにしか見えない。
(ラサール石井だからいいんだけど。)

ヤフー映画の感想を読んでたら、
「この夫婦はセックスレスだったのかもしれません。」という感想があったけど、
いや、そうなんだってば。ぼっちゃんはこのだんなさまの子じゃないんだってば。と思ってしまいました。

だんなさまと奥さまの関係を曖昧にすることで、観客に解釈をゆだねたと好意的に受け取ることもできるけど、
そこを曖昧にするのなら、奥さまと板倉の関係をもっと曖昧にしてほしかった。
台風の夜に、奥さまが板倉にキスをするシーンでドン引き。
これを入れてしまうと、ふたりの不倫関係は決定的ってことですよね。
帯の模様の反転でタキがふたりの関係を推察するというだけにとどめてほしかった。
板倉が自分の下宿の部屋に、奥さまの手をとって招き入れるシーンや、
「お茶はいりません。」というせりふなんて、もはやコメディでしかない(失笑)。

奥さまの太ももあらわなマッサージシーンとか、奥さまの友人(中島朋子)のせりふとかで、
タキの奥さまに対する気持ちはなんとなく推察できるようにはなってるんだけど、
恋愛事件そのものより、そのあたりのことの方が大事ではないでしょうか。

キャスティングを聞いたときから疑問だった板倉役の吉岡くん。
晩年の板倉を登場させるつもりのキャスティングなのか?と思いきや、
それもなかったので、それならもう少し若くてこぎれいな人にしてほしかったです。

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原作とはちょっと違うけど良作

投稿日:2014/06/15 レビュアー:KEE


その昔、ちょっと良い家庭には普通に女中がいる時代。

赤い屋根の「小さいおうち」に住み込みで女中をしていたタキの視点でお話は語られていく。



小さいおうち、はちっとも小さくはなく、立派なモダンな家である。

明るく美しく優しい奥様、時子を演じるのが松たか子。

先日観た 「夢売るふたり」とはうって変わって正統派美人の役。



実に美しい。

和装も洋装も素敵です。

恋愛事件というのでどんなドロドロな感じかと思いきや、そこはその時代の恋愛事件、なかなかミステリアスでよい感じです。



和装のときの帯の柄の向きが伏線になっていたり、窓ガラス越しに見える階段を上るときのちらっとみえるふくらはぎだったり。

いわゆる想像を掻き立てるような描写がいろいろあり、松たか子の色香が漂うシーンが多々あります。



若い女中のタキを演じるのが黒木華。このひと今大注目しています。

うまい女優さんですよね。

顔が昭和顔というか。

でも美人なので化けるとすごい。

タキちゃんが田舎から上京してきて奉公しているので、素朴でとてもかわいらしい。

しかしどうもどこかやっぱり女性同士ということでいろいろ思うところはあるのでは、という匂いもぷんぷんする。

この映画は若い時のお話を自叙伝として書く平成の時代のタキ(倍賞千恵子)の世界と時間軸がいったりきたりする。
そのあたりの兼ね合いも絶妙で、現代になるとタキの甥の次男 健史(妻夫木聡)とタキとの掛け合いが笑いを誘う。
時代背景的にタキの話には矛盾がある、と諭す健史。
一見、チャラい風な大学生なのに、意外と歴史に明るい健史に私は感心してしまった。



タキが自分のなかにだけ閉じ込めていた小さいおうちの秘密。
それが明らかになるのだが、この秘密にはいろんなひとのいろんな思いがあったのだなあ、とじわじわ感じました。


良作ですよ。役者も適材適所。

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淡々と進む話

投稿日:2014/08/23 レビュアー:じゃじゃまる


山田洋次監督『小さいおうち』を見ました。

主演黒木華、松たか子、出演吉岡秀隆、倍賞智恵子、妻夫木聡です。



昭和11年、東北から女中奉公に来たタキは、モダンな赤い屋根の小さいおうちに奉公します。

戦争が始まろうとしている時勢に、小さいおうちでは、小さい事件がおきていました。

とてもやさしくキレイな時子奥様と、出入りする旦那様の部下の板倉さんの恋愛事件です。

現代のタキが、自叙伝を書きながら、当時の時代と交錯して話は進んでいきます。

キャストは豪華ですが、『東京家族』とまるかぶり。

橋爪功、吉行和子、林家正蔵、中島朋子、夏川結衣と、ほとんど出てます。

私は吉岡くんの、やさしい雰囲気がとても好きですが、年齢に無理があったのが少々残念。

小さいおうちの、普通の生活にも、戦争は降りかかって来るんだというスタンスを貫きながら、淡々と描かれていきます。

当時の人々の戦争への受け止め方がとても興味深く描かれていますよ。

ただ、長い。。少々長い。それでもはしょった部分があったのもわかって、そこを描いてくれたら、タキの真意が何種類にも取れるので、とても面白かったと思うのですが。。

タキの心の重荷も分かったのですが、ラストの、米倉斉加年(あら、こんな字だっけ)の台詞でとても救われました。

音楽がよかったです。久石譲氏でした。

上品な映画でしたよ。



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無念さが漂う

投稿日:2017/02/28 レビュアー:bell

 タキ(倍賞千恵子)の回想の繰り返しは、有りがちな手法で新味に欠けていた。
 平井家の女中としてやって来たタキ(黒木華)は、素朴、忠実そのもので、なのになぜ時子(松たか子)と板倉(吉岡秀隆)の関係を案じなければならないのか不思議だった。
 田舎育ちのタキの純真は、危険な男女関係を黙視できなかったのか。他人の行動は放っておきがちな現代から見れば、タキの行動は余計なお節介焼きに感じられる。
 劇中ではタキと板倉の関係はまったく述べられていないにも関わらず、二人の真の気持ちは暗に察せられる。いうなればタキも板倉もその後、独身の生涯だったことを思えば、それは一途な愛ともいえるのだろうか。
 登場人物はみないじらしい。それぞれの気持ちを内に秘めて、想い出を胸に人生を辿ってしまう人間の幸せとは、いったい何処にあるのだろうか。これを生きざまというのだろうか。現代ならば古風のひと言で括られてしまい、幸せの在りかなど一蹴されそうな人々である。
 現代と昭和前半との隔たりが、そのまま人物像の違和感に映る。有り余る物に囲まれて物語を眺めているだけの、その立場からは、人間の言い知れぬ無念さだけが、どこか余韻に残る映画だった。★★★★

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小さいおうち