チェインド

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ず〜っと我慢して最後まで観て損した・・

子供が９年間も猟奇殺人鬼の家にて監禁飼育される話であるが
苦痛や苦悩が描かれていない。全く伝わって来ぬのだ。
どこがホラーだ？笑わせるぜ。
有名監督の娘が監督した映画、それだけでオモロない。

まず「男を監禁」した時点でアウトだ。
成長したら形勢逆転されるぜ？
男のネタならば、せめて変態系に発展させて欲しかったね。

単なる退屈なサスペンス。

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ジェニファー・リンチ監督作品なので、見てみました。
彼女のデビュー作にして代表作の「ボクシングヘレナ」同様、監禁系スリラー。
監禁がお得意なのかしら…

９歳の少年は、母と映画を見に行った帰りに、普通に客として乗ったタクシーの運転手の男に
拉致され、母親を殺され、監禁される。男は連続猟奇殺人犯だったのだ…

抵抗するもねじふせられ、鎖につながれ、食事は男の残り物、殺人の後始末をさせられる日々。
物語は１０年後に。
こんな野中の一軒家だったらありえないことではないのかも。怖い。

男と少年の心理面は、きちんと描かれていましたね。
子ども時代の過酷な体験が、男を犯行に駆り立てる。
絶対許されることではないけど、苦しみは伝わってきました。
少年の方は、逃げるチャンスがなかったわけではないのだけれど、
こういう異常な環境にいたら気力がなくなってしまうのかな…と思いながら見てました。

１０年後の少年を演じていた俳優が、心は幼いまま成長した感じをうまく出していて
ハマリすぎてコワイくらい。リアリティありました。

男は少年に殺人の実行を強要し、緊迫の展開の後、唐突にわかる真実。これにはびっくり。
全く伏線も何もなかったので面くらってしまいましたが、
このオチによってすべてが変わってきますね。

なぜ男は少年を殺さなかったのか、育てようとしたのか。
なぜ少年は逃げなかったのか。単にチェーンにつながれてたからだけではなかったのかもしれない。

でも、あまりにも不自然な設定ですよね。あまり面白くなかったです^^;

Ｄ・リンチ監督の娘ジェニファーの作品。
パパと比べられるだろうが、あそこまでアーティスティックじゃないけど
（部屋の中の雰囲気とかちょっぴりリンチ色なところもあったり）
不思議な余韻の残る、なかなかよくできた話だな、という感想です。

女性ばかりを狙う殺人鬼のタクシードライバーのボブは、
映画館の前で母親と9歳の息子という親子を乗せる。
母親は殺害し、息子は「ラビット」と名づけ従順な下僕になるよう躾ける。
逃げ出そうにも、周りは草原、そこにポツンと建つ一軒家。
鎖で繋がれたウサギ、Chaind　Rabbit　となるわけです。
囚われたラビットはそこで成長し、青年になります。

殺人鬼が主人公って「欲望を抑えられない〜」とか殺害描写とか
そういう話なのかなーって思ったけど、意外だった。
この殺人鬼のラビットに向ける「情」とか、「トラウマ」的なものが。
自分と重ね合わせ、ラビットをどこか同情しているように、息子のように、
自分の価値観を共有してほしいと願うボブの狂気と愛情。

最初はホラーかと思ってたんだけど、鑑賞後は人間ドラマなのかも、と。

Ｊリンチ監督作で、未体験ゾーンの映画たちでの上映作品。

母子が拉致され、母だけ殺されて、
息子ティムのほうは犯人の男ボブに監禁される。

ティム少年はボブの奴隷のような生活を強いられ・・・
というか、脱走しようとしたから鎖でつながれてる（チェインド　その１）。

ボブが父親のような姿を見せたりもするんですよ。
勉強教えてあげたり。
でも、その勉強の内容がね・・・・・

ボブの鬼畜っぷりが発揮されてます。

長期間監禁されていて
抵抗することすら無意味と思うようになったのか
ティムもそれを受け入れるんですな。

もう、ここまでくると
ティムがかわいそすぎてもうね・・・・

自分の目に入る唯一の大人が
あの変態鬼畜男だとは。

ひたすらティムかわいそーと思いながら見てたら
唐突などんでん返し（！？）が待ってます。

あまりに唐突で「え・・・？」って感じですが
私はこのオチも嫌いじゃない。

チェインドってタイトルここにもかかったのかっていう。（チェインド　その２）

まあ、ただ、嫌いじゃないけど、好きじゃない
そんな感じの結末でした。

あと、エンドロールがね・・・・・
これ想像力を掻き立てますよ。

Ｊリンチ作品、「サベイランス」と本作観ましたが
真新しさはさほどなかったですが、
なかなか面白かったです。

母親と映画を見に行った男の子が連続殺人鬼に連れ去られ、
９年間に渡って監禁されるという、とても怖い話しですが、
現実に起こりえそうなストーリー。((((; ﾟДﾟ)))

次々に人が殺されるので、見ている間はかなり気分が悪いです。
しかし、不思議と目が離せません。

それは、この作品がストックホルム症候群を描いているのか、
逆ストックホルム症候群を描いているのか、それとも全く別物なのか、
先の展開が読めないせいだと思います。

ただ、全体的に冗長な気がしました。
内容は薄いので、オチ以前にも二転三転する展開が欲しかったかも。