フライト / デンゼル・ワシントン
全体の平均評価点: (5点満点)
(82)
フライト
/ロバート・ゼメキス
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「フライト」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ロバート・ゼメキスが12年ぶりに実写作品の監督を務めたスペクタクルドラマ。制御不能となった飛行機を緊急着陸させたウィトカー機長は、多くの乗客を救ったヒーローとして称えられる。だがある疑惑から、彼は一転して犯罪者として扱われてしまう。
「フライト」 の作品情報
「フライト」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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フライトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
英語/日本語/吹替用日本語 |
オリジナル(英語):5.1chサラウンド 日本語吹替:5.1chサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDSZ135803 |
2013年07月19日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
64枚
|
1人
|
1人
|
オリジナル(英語):5.1chサラウンド
日本語吹替:5.1chサラウンド
【Blu-ray】フライト(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
英語/日本語/吹替用日本語 |
オリジナル(英語):5.1DTS-HD Master Audio 日本語吹替:5.1chサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDBV132441 |
2013年07月19日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
27枚
|
1人
|
0人
|
オリジナル(英語):5.1DTS-HD Master Audio
日本語吹替:5.1chサラウンド
フライトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
英語/日本語/吹替用日本語 |
オリジナル(英語):5.1chサラウンド 日本語吹替:5.1chサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDSZ135803 |
2013年07月19日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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64枚
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1人
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1人
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オリジナル(英語):5.1chサラウンド
日本語吹替:5.1chサラウンド
【Blu-ray】フライト(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
英語/日本語/吹替用日本語 |
オリジナル(英語):5.1DTS-HD Master Audio 日本語吹替:5.1chサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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PDBV132441 |
2013年07月19日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
27枚
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オリジナル(英語):5.1DTS-HD Master Audio
日本語吹替:5.1chサラウンド
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ユーザーレビュー:82件
感動作と思っていたら肩透かし
高度3万フィートから緊急着陸を成功させ、多くの乗客を救い大きな注目を集めるも、ある疑惑によって一瞬にして非難にさらされることになってしまった機長の物語を描き出したドラマ。
予告編では、航空アクション・パニックを連想させ派手さが目立つ物語に思えましたが、それは序盤だけの話。思ったよりも、地味な展開でした。
アル中の男が、事件の渦中で自分を見つめ直していく物語で、心の闇を描く人間ドラマでした。
アルコール依存の堕落したどうしようもない人間が自分としっかりと向き合っていくまでの物語。
ヒーローかと思っていた主人公は実はアルコールと薬物依存症。苦悩の末にお酒に手を出す姿は哀れで、むしろ滑稽ですらあります。
それなのに墜落シーンを強調してアクション性を高めてみたり、「英雄か、犯罪者か?」みたいなずれた煽りしたり、 内容と全くかみ合っていません。むしろ、予告編が悪いような気がします。
勝手にパニック映画を期待していたら、いつのまにか、「失われた終末」などのアル中警告映画と化していました。
どーしようもない堕落した主人公をデンゼルはうまく表現していて、良い意味でムカっときました。主人公への共感度がどんどん下がっていきます。
嫌悪感さえ抱く彼の堕落ぶりは、人間の弱さをこれでもかと見せ、デンセルでないと成立しない映画のように思えます。
ラストのクライマックスである公聴会のシーン。自ら英雄になることも、犯罪者になることもできるはずのシーン。
とんでもない奴だというシーンをこれでもかと見せておいて、最後に着地するシーンが上手すぎます。
善と悪の境界線は曖昧という事なんですかね?ラストがちょっと綺麗事すぎるように思えます。
なので、面白いのか?と聞かれると、う〜む!となってしまいました。
このレビューは気に入りましたか?
29人の会員が気に入ったと投稿しています
十字架なき教会
間違っても アル中が更生する物語ではないと デンゼルはあんまし好きな黒人俳優ではないのだけど ここで断固として反省しないのには拍手!
アル中のなにが悪いってわけだ しっかり悩みを持ち普通にアル中になっているのだ
「ヒアアフター」と同じくクライマックスが最初にあって日常に戻るお話 つまり出所後 正しくデンゼルはアル中に戻るのだ あちゃ
70年代の香り 音楽が酒がドラッグが セックスが煙草が肯定的に描かれる 暴力は置いておいて それらはもうどうしようもなくアメリカの姿であろうよとの姿勢
そしてそれを神が見ておられるのか いやさPC(ポリテカル何とか)がうざく監視するアメリカ社会なのだ ラストに和解する息子がテーブルに置くデジタルレコーダー
こんなんがデンゼルの大嫌いなものなのよねえ
デンゼルは正しき人ではなく せこく自己弁護のためには動き回る 弁護士も友人もみんな法制度の巧妙な抜け道を探して戦う それが常識よなアメリカ訴訟社会
悪が普通に蔓延り 誰もがそれに感染している社会 しかし機内に残された酒瓶二本をめぐるラストの攻防で それでも人としての倫理の最後の一線をデンゼルは守るわけだ
それはハッピーエンドの美談ではなくてアメリカの現在の倫理意識の臨界点をさらしているわけだ
さてこの映画はボクの見た映画館では画質が悪くて確認できなかったが ゼメキスの画面がこんなにぼやけたものであるはずがない デンゼルの黒い肌が茶色い室内に
溶け込む様は 70年代フライシャーの「マンディンゴ」を間違いなく意識しているはずで それは「ジャンゴ」に連動して 引用の縦の映画史ではなくて「マンディンゴ」でつながる
横の映画史であり それは「リンカーン」のいかにもなアメリカのの正義の反動に対する プロテストになっているだろう
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
イカレテイルのはアル中の機長だけか?
デンゼル・ワシントンらしくないロクデナシな役柄だな〜と思いながら見てたんだけど、ラスト、クライマックスのシーン(公聴会)ではやはり魅せてくれましたね。
この人の演技、表情には妙に惹きつけられるところがあって、凡庸な作品でも、彼が出演していれば自然と画面に引き付けられてしまう。この作品も彼が主役でなかったら、“アルコール依存症”を扱った平凡な作品の評価になっただろう。
この作品、外形的にはアルコール依存症を扱っているのだが、その内に「キリスト教信仰の復興(への期待)」を全編に織り込んだのが特色だ。
飛行機が不時着したのがペンテコステ派の教会地だし、副操縦士夫妻は敬虔な信者だった。そして、何と言ってもラストの公聴会。
事故調査委員会のエレン・ブロック(メリッサ・レオ)による巧妙な質問に窮したウィップ(D・ワシントン)は、思わず「神よ、お力を」とつぶやいてしまう。それまで酒に関して嘘をつき続けてきた彼も、神にまではウソをつけなかったのだ。もっとも、神の御業はすでにその前夜から始まっていた。ホテルのスィートで彼は、禁じられていたはずの酒に手を出してしまったのだ。しかしそれは、その後ウィップが改心し復権する機会が与えられるためであった。
実は、かつて私もアルコール依存症になりかけた時期があった。だからウィップや二コールの心裏は少しわかるところがある。
強いストレスや葛藤、憤まんを酒(あるいはクスリ)の力で解消しようとするのだ。傍から見れば愚かなことだが、本人は理屈でそれがわかっていても、なかなかその愚行をやめることができない。そして、どっぷりと浸かったその泥沼から抜け出そうとするとき、たいていは大きな代償を払うことになる。私もそうだった...
酒を飲んで仕事をするなんて許されるはずがない。まして人の命を預かる仕事なら、一生の自由を奪われても仕方のない重罪だろう。
だかこの現代社会には、どこか人に道を誤らせる重苦しい空気に満たされた部分がないだろうか。そうした空気が年々広がっていないだろうか。
酒やクスリへの依存に限らず、行方不明になる、自殺する、“誰でもよかった”型の凶行に走る等々、自身の内なる迷宮から逃れようともがく人々は年々増加しているのだ。
この映画でも、イカレテイルのはウィップだけではない。航空会社やパイロットの組合は自らの保身のために、酒を飲んでフライトに臨んだ機長の罪を隠蔽しようと運動する。
この映画が描くのは、そうした現代社会の歪み、「常識」が常識でなくなってしまう怪しい空気の広がりへの危機感だと思う。
でも救いはある。それがキリスト教であってもなくても、「救い」は必ずあると信じたい。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
人間として制御不能な男の話
この事故の要因は機長である彼が引き起こしたわけではなく、確かに機体の不具合が原因なんだろう。
冷静な判断とパニックにならずに不時着させたその技術は、きっとこの男でなければ出来なかったはずだし、賞賛に値するはず。
しかし、この男、お酒と薬に溺れ、アル中であることは間違いないのに
そうとは自分で認めることが出来ず
フライト前だろうが、フライト中だろうが、お酒がないといられないダメな男。
墜落寸前にパニックにならずに冷静な態度だったのは、薬とお酒が入っていたから感覚が鈍っていたせいとも考えられるけど、
こんな男に命預けているのかと思ったらぞっとする。
飛行機会社の乗務員に対するずさんな管理体制や
それを何とか隠匿しようとするごまかしの姿勢には腹がたつ。
嘘を嘘で重ね、保身をしようとするこの男にいい加減うんざりするのだが
最後には自分の弱さを認めたのでホッとした。
「ひと息ひと息が喜びなんだ」
末期ガンの患者の言葉が印象的。
あのガン患者と出会うシーンが、この映画にどういう繋がりがあるのかよく意味が判らなかったけど、
とても印象に残ったシーンだった。
結論!
人間として制御不能な人が、人命を預かる仕事についちゃダメだろ!。。。って映画でした。
あと、いつもアメをなめているような口元の演技をするデンゼルに、思わず柳葉敏郎か!?とツッコミをいれたくなった(^_^;)
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
60点(微妙)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
結果はどうであれ、良い話じゃないか。
デンゼルが最後に言う「耳を傾ける」事が重要だね。
空中で飛行機が故障し辛うじて野原に緊急着陸したものの6人が死亡し多くが負傷。
多くの人命を救った機長を神業と称賛されていたが、酒気帯び運転の疑惑が持ち上がる。
機長を救うべく組合員や弁護士が頑張るも、当の本人はまた酒浸し・・
歳取ると大体アルコールに走るからアルコール依存が悪いとは思わぬ。
依存にも色んな種類があるけど「適度」に楽しむ事が重要。
自制が利いてその適度に楽しめる業が身に付くまでが大変だけど・・^^
要は、法廷に立つまでのヒマそうな日常生活の話。
有名俳優じゃなかったら見向きもしない映画だったのかも?
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
感動作と思っていたら肩透かし
投稿日
2013/06/25
レビュアー
ミルクチョコ
高度3万フィートから緊急着陸を成功させ、多くの乗客を救い大きな注目を集めるも、ある疑惑によって一瞬にして非難にさらされることになってしまった機長の物語を描き出したドラマ。
予告編では、航空アクション・パニックを連想させ派手さが目立つ物語に思えましたが、それは序盤だけの話。思ったよりも、地味な展開でした。
アル中の男が、事件の渦中で自分を見つめ直していく物語で、心の闇を描く人間ドラマでした。
アルコール依存の堕落したどうしようもない人間が自分としっかりと向き合っていくまでの物語。
ヒーローかと思っていた主人公は実はアルコールと薬物依存症。苦悩の末にお酒に手を出す姿は哀れで、むしろ滑稽ですらあります。
それなのに墜落シーンを強調してアクション性を高めてみたり、「英雄か、犯罪者か?」みたいなずれた煽りしたり、 内容と全くかみ合っていません。むしろ、予告編が悪いような気がします。
勝手にパニック映画を期待していたら、いつのまにか、「失われた終末」などのアル中警告映画と化していました。
どーしようもない堕落した主人公をデンゼルはうまく表現していて、良い意味でムカっときました。主人公への共感度がどんどん下がっていきます。
嫌悪感さえ抱く彼の堕落ぶりは、人間の弱さをこれでもかと見せ、デンセルでないと成立しない映画のように思えます。
ラストのクライマックスである公聴会のシーン。自ら英雄になることも、犯罪者になることもできるはずのシーン。
とんでもない奴だというシーンをこれでもかと見せておいて、最後に着地するシーンが上手すぎます。
善と悪の境界線は曖昧という事なんですかね?ラストがちょっと綺麗事すぎるように思えます。
なので、面白いのか?と聞かれると、う〜む!となってしまいました。
十字架なき教会
投稿日
2013/06/08
レビュアー
裸足のラヴァース
間違っても アル中が更生する物語ではないと デンゼルはあんまし好きな黒人俳優ではないのだけど ここで断固として反省しないのには拍手!
アル中のなにが悪いってわけだ しっかり悩みを持ち普通にアル中になっているのだ
「ヒアアフター」と同じくクライマックスが最初にあって日常に戻るお話 つまり出所後 正しくデンゼルはアル中に戻るのだ あちゃ
70年代の香り 音楽が酒がドラッグが セックスが煙草が肯定的に描かれる 暴力は置いておいて それらはもうどうしようもなくアメリカの姿であろうよとの姿勢
そしてそれを神が見ておられるのか いやさPC(ポリテカル何とか)がうざく監視するアメリカ社会なのだ ラストに和解する息子がテーブルに置くデジタルレコーダー
こんなんがデンゼルの大嫌いなものなのよねえ
デンゼルは正しき人ではなく せこく自己弁護のためには動き回る 弁護士も友人もみんな法制度の巧妙な抜け道を探して戦う それが常識よなアメリカ訴訟社会
悪が普通に蔓延り 誰もがそれに感染している社会 しかし機内に残された酒瓶二本をめぐるラストの攻防で それでも人としての倫理の最後の一線をデンゼルは守るわけだ
それはハッピーエンドの美談ではなくてアメリカの現在の倫理意識の臨界点をさらしているわけだ
さてこの映画はボクの見た映画館では画質が悪くて確認できなかったが ゼメキスの画面がこんなにぼやけたものであるはずがない デンゼルの黒い肌が茶色い室内に
溶け込む様は 70年代フライシャーの「マンディンゴ」を間違いなく意識しているはずで それは「ジャンゴ」に連動して 引用の縦の映画史ではなくて「マンディンゴ」でつながる
横の映画史であり それは「リンカーン」のいかにもなアメリカのの正義の反動に対する プロテストになっているだろう
イカレテイルのはアル中の機長だけか?
投稿日
2013/07/20
レビュアー
哲郎
デンゼル・ワシントンらしくないロクデナシな役柄だな〜と思いながら見てたんだけど、ラスト、クライマックスのシーン(公聴会)ではやはり魅せてくれましたね。
この人の演技、表情には妙に惹きつけられるところがあって、凡庸な作品でも、彼が出演していれば自然と画面に引き付けられてしまう。この作品も彼が主役でなかったら、“アルコール依存症”を扱った平凡な作品の評価になっただろう。
この作品、外形的にはアルコール依存症を扱っているのだが、その内に「キリスト教信仰の復興(への期待)」を全編に織り込んだのが特色だ。
飛行機が不時着したのがペンテコステ派の教会地だし、副操縦士夫妻は敬虔な信者だった。そして、何と言ってもラストの公聴会。
事故調査委員会のエレン・ブロック(メリッサ・レオ)による巧妙な質問に窮したウィップ(D・ワシントン)は、思わず「神よ、お力を」とつぶやいてしまう。それまで酒に関して嘘をつき続けてきた彼も、神にまではウソをつけなかったのだ。もっとも、神の御業はすでにその前夜から始まっていた。ホテルのスィートで彼は、禁じられていたはずの酒に手を出してしまったのだ。しかしそれは、その後ウィップが改心し復権する機会が与えられるためであった。
実は、かつて私もアルコール依存症になりかけた時期があった。だからウィップや二コールの心裏は少しわかるところがある。
強いストレスや葛藤、憤まんを酒(あるいはクスリ)の力で解消しようとするのだ。傍から見れば愚かなことだが、本人は理屈でそれがわかっていても、なかなかその愚行をやめることができない。そして、どっぷりと浸かったその泥沼から抜け出そうとするとき、たいていは大きな代償を払うことになる。私もそうだった...
酒を飲んで仕事をするなんて許されるはずがない。まして人の命を預かる仕事なら、一生の自由を奪われても仕方のない重罪だろう。
だかこの現代社会には、どこか人に道を誤らせる重苦しい空気に満たされた部分がないだろうか。そうした空気が年々広がっていないだろうか。
酒やクスリへの依存に限らず、行方不明になる、自殺する、“誰でもよかった”型の凶行に走る等々、自身の内なる迷宮から逃れようともがく人々は年々増加しているのだ。
この映画でも、イカレテイルのはウィップだけではない。航空会社やパイロットの組合は自らの保身のために、酒を飲んでフライトに臨んだ機長の罪を隠蔽しようと運動する。
この映画が描くのは、そうした現代社会の歪み、「常識」が常識でなくなってしまう怪しい空気の広がりへの危機感だと思う。
でも救いはある。それがキリスト教であってもなくても、「救い」は必ずあると信じたい。
人間として制御不能な男の話
投稿日
2013/08/11
レビュアー
飛べない魔女
この事故の要因は機長である彼が引き起こしたわけではなく、確かに機体の不具合が原因なんだろう。
冷静な判断とパニックにならずに不時着させたその技術は、きっとこの男でなければ出来なかったはずだし、賞賛に値するはず。
しかし、この男、お酒と薬に溺れ、アル中であることは間違いないのに
そうとは自分で認めることが出来ず
フライト前だろうが、フライト中だろうが、お酒がないといられないダメな男。
墜落寸前にパニックにならずに冷静な態度だったのは、薬とお酒が入っていたから感覚が鈍っていたせいとも考えられるけど、
こんな男に命預けているのかと思ったらぞっとする。
飛行機会社の乗務員に対するずさんな管理体制や
それを何とか隠匿しようとするごまかしの姿勢には腹がたつ。
嘘を嘘で重ね、保身をしようとするこの男にいい加減うんざりするのだが
最後には自分の弱さを認めたのでホッとした。
「ひと息ひと息が喜びなんだ」
末期ガンの患者の言葉が印象的。
あのガン患者と出会うシーンが、この映画にどういう繋がりがあるのかよく意味が判らなかったけど、
とても印象に残ったシーンだった。
結論!
人間として制御不能な人が、人命を預かる仕事についちゃダメだろ!。。。って映画でした。
あと、いつもアメをなめているような口元の演技をするデンゼルに、思わず柳葉敏郎か!?とツッコミをいれたくなった(^_^;)
60点(微妙)
投稿日
2013/07/25
レビュアー
ホヨマックス
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
結果はどうであれ、良い話じゃないか。
デンゼルが最後に言う「耳を傾ける」事が重要だね。
空中で飛行機が故障し辛うじて野原に緊急着陸したものの6人が死亡し多くが負傷。
多くの人命を救った機長を神業と称賛されていたが、酒気帯び運転の疑惑が持ち上がる。
機長を救うべく組合員や弁護士が頑張るも、当の本人はまた酒浸し・・
歳取ると大体アルコールに走るからアルコール依存が悪いとは思わぬ。
依存にも色んな種類があるけど「適度」に楽しむ事が重要。
自制が利いてその適度に楽しめる業が身に付くまでが大変だけど・・^^
要は、法廷に立つまでのヒマそうな日常生活の話。
有名俳優じゃなかったら見向きもしない映画だったのかも?
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