東京家族

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東京家族 / 橋爪功
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(5点満点)

36

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「東京家族」 の解説・あらすじ・ストーリー

「男はつらいよ」シリーズ、「おとうと」の山田洋次監督が小津安二郎監督の傑作「東京物語」をモチーフに、現代の東京に生きるある家族の姿を厳しくも温かな眼差しで見つめた感動ドラマ。出演は橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優。2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために東京へやって来る。郊外で開業医を営む長男・幸一の家では、長女の滋子、次男の昌次も集まり、家族全員が久々に揃って和やかなひとときが流れる。しかし内心では、子どもたちは日々の生活に追われ、長居する両親を厄介者と感じてしまう。そんな中、とみこは将来を心配していた昌次から恋人の紀子を紹介され、上機嫌になるのだが…。

「東京家族」 の作品情報

製作年: 2012年
製作国: 日本

「東京家族」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督: 山田洋次
製作: 秋元一孝
製作総指揮: 迫本淳一
出演: 橋爪功吉行和子西村雅彦夏川結衣中嶋朋子妻夫木聡蒼井優小林稔侍風吹ジュン

東京家族の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
146分 日本語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/(日本語音声ガイド)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DB9674 2013年07月06日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
31枚 2人 2人

【Blu-ray】東京家族(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
146分 日本語 1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語
2:DTS/ステレオ/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/(日本語音声ガイド)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
SHBR9161 2013年07月06日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
13枚 0人 1人

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平成の東京物語

投稿日:2013/06/12 レビュアー:ミルクチョコ

小津安二郎監督の代表作「東京物語」を現代の設定に置き換えた家族ドラマ。ローアングルなどの小津演出を踏襲しつつ、普遍的な家族の日常風景が映し出されていました。
びっくりしたのはオープニングのローアングルからの見慣れた廊下と階段。
「東京物語」は田舎から出てきた老夫婦を世話してくれたのが実の娘、息子ではなく、血の繋がっていない次男の嫁の紀子(原節子)だった、という皮肉。この点、小津作品には、家族というものはいずれ崩壊して行くものだという冷徹な眼差しで見つめています。
その傑作を、山田洋次監督が、小津監督へのオマージュを随所に散りばめながら再構築しています。平成の世の中でも同じような雰囲気は作りあげることが出来るのですね。

小津作品と大きく異なるのは、小津作品では戦死していた次男を本作では存命させて、息子(妻夫木聡)の先行きを案じる父親(橋爪巧)と息子との間に確執が生まれ、息子の気立ての優しい恋人(蒼井優)を両親が気に入った事から、両者が和解して行、というエピソードが、山田監督らしい丁寧な描写で心を和ませてくれます。
ラストで、周吉が家族ではなく、近所の助け合いと福祉を頼りにすると宣言するところが、ある意味日本の家族がはどこへ向かおうとしているのかという問いを投げかけているのではないかと思います。
若い二人に希望を託すような終わり方は、山田監督らしい優しさを感じました。
小津作品がどこか諦念とやるせなさを感じさせるのに比べて、山田作品は温かいです。その時代、時代の家族を描き続ける山田監督は全体に優しさと温かみを感じさせてくれた、平成の東京物語でした。
映画を観ながら頭に思い浮かぶのは自分の親や家族や事で、この作品と思い浮かぶ人を無意識に結びつけているのでしょうね。だから、つい思いやりを忘れてしまった自分を反省するのでした。

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ツボにはまって号泣だった母と私

投稿日:2013/05/08 レビュアー:飛べない魔女

小津安二郎監督の「東京物語」のリメイクです。
リメイクですが、さすがに時代が違うので
設定や場所も変えて、広島のシーンは尾道から大崎上島町に変わっています。
「東京物語」では戦死した末息子の妻(超美しい原節子)という設定でしたが、
本作では妻夫木聡が不肖の末息子、その恋人に蒼井優ちゃんというシナリオです。
せっかく上京しても、それぞれ忙しくて何かと気ぜわしく、
ゆっくりと過ごすことも出来ない子供たちに戸惑う母(吉行和子)との心の交流は蒼井優ちゃんが引き受けます。
優ちゃんの透明感のある優しい演技には、相変わらずほんわかとさせされます。
頑固一徹だけどどこか不器用なお父さんに橋爪功、
長女のチャキチャキ美容師に中島朋子と優しいけどまさに髪結いの亭主のようなその夫に林家正蔵 、
長男で型物が背広を着ているような風情の開業医に西村雅彦とその妻・夏川結は今時珍しいくらい従順な妻。
両親の上京に良かれと思って高級リゾートホテルを予約したりする彼らだけど、
せっかく上京しても、忙しさを理由に子供たちにかまってもらえない老夫婦の寂しさは、今も昔も変わらずです。

「お父さん、もう帰りましょうか」

場違いな風景に、たまりかねて、そうつぶやくお母さんです。

日程を早めて帰ろうとした矢先におこる悲劇に、涙なしには観れませんでした。
「東京物語」に引けをとらないほどの哀愁が漂っていたお父さんの背中に、
おもわず無き父親の姿を重ね合わせてしまったのか、映画館で最後まで号泣だった母と私でした。

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小さいおうち

投稿日:2013/07/19 レビュアー:パープルローズ

小津安二郎監督の「東京物語」の現代版。

長男家族が住んでいる家の廊下や、ホテルに滞在した朝老夫婦が散歩する海岸の風景。
さらに細かなせりふや、吉行和子演じる妻が立ち上がるときに忘れ物をするといった些細なことまで、「東京物語」を踏襲しています。
一方で、東日本大震災に触れるなど、現代的な味付けもちゃんとされています。

笠智衆がいつも笑顔を浮かべたかわいらしいお爺さんだったのに対して、橋爪功は仏頂面であまり笑わない頑固な偏屈爺さん。
それが終盤、次男の恋人、紀子に礼を言うシーンではすっかり好々爺になっていました。

この蒼井優演じる次男の恋人が、「東京物語」の原節子にあたる登場人物。原節子と比べるのは気の毒とはいえ、ちょっとインパクト不足の印象。
ひそかに託されたお金のことは、黙ったままでいいのかちょっと気になりました。

オリジナルになかった妻(おばあちゃん)が亡くなるシーンが挿入されていたせいもあり、観客の涙を誘ったことでしょう。

さて、山田監督の次回作「小さいおうち」を楽しみにしているのですが(中島京子さんの原作ファンとしてはちょっと心配な気持ちもありますが)、
蒼井優が絵本の「ちいさいおうち」を手にしているシーンがあるという情報を耳にしまして、
それを確認するのが鑑賞のいちばんの目的でしたが、ありました、ありました。勤め先の書店で、客に手渡した絵本がそれでした。
「小さいおうち」には妻夫木くんも出演ですね!!

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リメイクと言うよりは オマージュでしょう

投稿日:2018/07/26 レビュアー:kazupon

先日、数年ぶりに観た小津安二郎監督『東京物語』に続き、山田洋次監督の『東京家族』を観ました。
本作のエンドロール最後で「小津安二郎監督に捧げます」とありました。
この東京家族の舞台は、2012年の東京。
前年に東日本を襲った大震災関連の話題も盛り込まれていました。
戦後間もない1953年に公開された東京物語とは 時代も背景も大きく違うのですが、ひとの機微はそうは変わっていないのかも知れません。

瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)と、とみこ(吉行和子)の夫婦は、東京在住の子供たちに会うため上京します。
長男の幸一(西村雅彦)は、郊外で開業している小児科医。
妻・文子(夏川結衣)と二人の男の子がいます。
長女の滋子(中嶋朋子)は美容院を経営。夫の庫造(林家正蔵)は、所謂、髪結いの亭主?
二男の昌次(妻夫木聡)は独身。舞台美術のアシスタントが仕事です。
昌次の恋人・紀子(蒼井優)は、本屋の店員です。

上京した夫婦は、まず長男の家に迎えられます。
滋子や昌次も集まって、すき焼きでの“おもてなし”
病院が休みの日曜日。長男の幸一が両親を東京見物に連れて行く予定でした。
しかし、急患のため幸一は往診に呼ばれ、見物は中止になりました。
後日、両親をはとバスで東京見物に連れて行ったのは二男の昌次でした。
昼食のため入ったウナギ屋で、父・周吉と昌次は、昌次の仕事を巡り喧嘩になります。
次に、長女の滋子の家が老夫婦の宿です。
長女の滋子は美容室が忙しく、ゆっくり両親に付き合う暇がありません。
滋子の提案で、両親は横浜の高級ホテルに泊まることになりました。
   
老いた両親が東京へやって来たのは、東京見物でも贅沢なホテルに泊まるためでもないはずです。
子供たちや孫の顔を見て、その暮らしぶりが分かれば、きっと、それだけで満足だったと思います。
結局、母のとみこは、長男の家で倒れ病院に搬送されるも、そのまま帰らぬ人となってしまいます。
せめてもの慰めは、とみこが昌次の家に泊まった時、紀子を恋人として紹介されたことでした。
とみこは倒れる前に、「昌次の所でいいことがあったよ。」と夫の周吉に嬉しそうに報告していました。
とみこの葬儀が滞りなく済んで、最後まで残って世話をしてくれた紀子に、周吉は礼を言うのでした。
とみこが言っていた“いいこと”が紀子のことだと分かったこと、ずっと女々しいと思っていた昌次は、実は母譲りの優しい子だと分かったこと。
この時、紀子は(東京物語の原節子と同じように)自分は善い人間ではないと告白し泣くのですが、周吉は「あんたは正直な人だ」と言います。

東京で暮らす子供たちと田舎で暮らす両親との心の距離や、老いた夫婦が感じた淋しさなど、小津監督と山田監督の描き方は、似ているようだけれど、どこか違うのは感じ取れました。
昭和の家族を描いた「東京物語」よりも平成の「東京家族」の方がまだ温かい感じがしました。
それは、東京物語の女性たちのよそよそしい東京弁にも感じましたし、蒼井優演じる紀子が、すんなりと昌次の家族に迎え入れられる様子にも感じました。
どちらの作品においても、長女の志げ(杉村春子)と滋子(中嶋朋子)が、一番の悪役を引き受けることになって気の毒でした。(笑)

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そうだ、親孝行しよう。

投稿日:2013/06/20 レビュアー:みみあて

ある日、ふとお母さんの手を見て、驚いた。

ごつごつで、ひどく荒れていて、わたしの知らない手をしてた。

子どもの頃、お母さんの手がだいすきだった。

縦長の爪、すらりと伸びた指、すべすべでふっくらした、やさしい手。

大人になったらお母さんみたいな手になれるかな??って憧れてた。

わたしの知らないうちに、こんな手になってた。

家族を守り続けてきた母の手は、ぶさいくな手になっていた。

あ。

って、込み上げた。

おかあさん・・・・・

って、思った。



そんな気持ちをまた蘇らせる、そんな映画でした。



わたし、こういう類いの映画を観たのは、実は初めてのことで。
たまたまどうしても時間が空いてしまって、仕方なく暇つぶしにと映画館で観たんです。
シルバー夫婦たちに囲まれて戸惑いながらの鑑賞でした。
しっかりきました。
響きました。

わたしもそうゆう世代になったんだな。
って、つくづく感じた。
とっくにそうゆう世代なんだけどね。




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