コクリコ坂から

コクリコ坂からの画像・ジャケット写真
コクリコ坂から / 長澤まさみ
全体の平均評価点:
(5点満点)

93

  • DVD
  • Blu-ray
ジャンル:

「コクリコ坂から」 の解説・あらすじ・ストーリー

1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを、「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督で映画化した長編アニメーション。1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方をノスタルジックに綴る。1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。ここに暮らす16歳の少女、松崎海は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、反対メンバーの一人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。

「コクリコ坂から」 の作品情報

製作年: 2011年
製作国: 日本

「コクリコ坂から」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

[ジブリがいっぱいCOLLECTION] コクリコ坂からの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
91分 日 英 2://日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
VWDG8154 2012年06月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
502枚 13人 10人

【Blu-ray】[ジブリがいっぱいCOLLECTION] コクリコ坂から(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
91分 日本語・英語 1:リニアPCM/ステレオ/日本語
2:DTS-HD Master Audio/5.0chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
VWBG1323 2012年06月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
261枚 4人 3人

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ユーザーレビュー:93件

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1〜 5件 / 全93件

残念無念

投稿日:2012/05/15 レビュアー:勇光

去年の8月に宮崎親子の葛藤をドキュメントにしたテレビ番組を観た。
老いた天才とその息子が一生懸命生きている姿にはそれなりの重みがあった。
が、その親子でつくった新作は大したものではないみたい。歌で言うなら、まず声が悪く、リズム感もない、って感じだ。公園の設計をしていた息子がなんでアニメの監督をしてるのかよくわからないが、何十年もアニメの演出をやってきていまだに無名のままでいる有能な監督たちに申し訳ない気がした。
あの息子に宮崎駿の跡継ぎは無理。
宮崎監督は、息子が「ゲド戦記」を監督するのに猛反対したようだが、それは当然だ。それをやらせた鈴木プロデューサーが何を考えていたのかわからないが、ジブリを他人に渡したくなかったということなのではないかと思う。もしかすると、天才性というのが遺伝するものだと思っていたのかもしれないが、そうだとしたら愚かなことである。史上、親子二代で天才だった例は、ほとんどない。仕込めば覚える「芸」のようなものならば親から子へと受け継がれていって、だんだんと深みを増すってこともあるようだが、脳の奥から出てくるヒラメキの類はそうはいかない。
が、しかし、経緯がなんであれ、息子はすでに映画監督になってしまっている。そうなれば、その父としては、あわれな息子を放ってはおけない。それで、父がシナリオを書き、息子が監督するということになったらしいが、父から出たアイデアを息子が映像化してみたら、どこにアイデアがあったのかもわからないほど無惨な画像になっていた。

ここのレビューはまだ少ないので、「ぴあ映画生活」というサイトのレビューをいくつか読んでみた。
だいたい、そう悪い評価ではなく、中には「凄く感動して涙がとまらなかった」というようなレビューがあったが、「まったくつまらなかった。何を言いたいのかわからない」というような評価もある。
それらの評価の内容を総括して出てくる結論は、次のようなものである。

時代背景に関するノスタルジックな要素、つまり、宮崎駿とジブリのスタッフが担当した部分には心を動かされるが、ストーリー展開やキャラクターの描き方などから伝わってくるもの、つまり、宮崎五郎が担当した部分には感動がない、

ということのようだ。
「前回の『ゲド戦記』よりは、かなりイイ」「五郎も成長した」という話があちこちに見られるが、これは、つまり、今回は宮崎駿が脚本を書いて、いろんなアイデアを注入しているから、ということなのではないかと思う。

ジブリはあの息子がつぶすのかもしれない。

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監督と脚本家の思惑の齟齬が、そのまま投影されてしまった作品。

投稿日:2012/06/27 レビュアー:ぴよさん


(ネタバレ&ワルクチあります)

 ジブリアニメは、ドラマが単純であればあるほど楽しい、という傾向があると思う。
物語が複雑になるのに反比例して、躍動感は落ちていく。設定や構成要素はシンプルな
方がいい。主人公の衝動が単純なほど、思い入れのしやすい話になる。例えば「お姫様
を救いたい」でも「森を守りたい」でも「友達を助けたい」でもいい。シンプルで、強い衝動
こそが推進力となる。その衝動を阻害するものを対立軸に据えれば、物語は自然と
動き出すものだ。

 「漫画版」ナウシカを読めば分るが、宮崎駿の脳内宇宙は、えげつないほどに煩雑だ。
あの年齢のオタクの知識というものは、実に多岐に渡っている。放っておけばあらゆる要素
を思いついて、そのいちいちを描きたくなるだろう。だが、実際に2時間の映画作品を作る
には、職人的な取捨選択能力を発揮させなければならない。(だから彼は、ほとんど原作
とは別物とも言える「映画版」ナウシカを成立させることが出来た)
 例えるなら、最初に複雑な要素の大樹をイメージし、それを大胆に剪定、摘果して、
アニメーションとしての面白さを前面に押し出した樹に仕立てる、という作業だ。

 が、後継者たる吾朗氏は全く「逆」のタイプだ。まず、手持ちのコマが決定的に乏しい。
彼はオタクじゃなく、普通の人だからだ。これをこそ表現したいという、病的とも言える衝動
を持たないままに、フォーマットと、スタッフだけが与えられてしまっている。
 貧弱な樹に無理やり接ぎ木をして、見かけ上、立派に見せようとするが、あまりに幹が
弱いので支えきれない。だったら派手な動きを足そう、意表をつく音楽を使おうと、さらに
意味の無い手入れを重ねてしまう。
 叫びたくなるほどに「これを見せたい!」という太い幹が無ければ、いい花も実も付きようが
無いのだ。 

 ジブリの技術力をもってすれば、イヤでも高水準の画が作り出せる。昭和30年代の横浜
や、異世界としてのカルチェ・ラタンの背景美術は、大変な労作だ。 たしかに凄いけれど
これほどの舞台を作りだしながら、なぜかそれに比例するほどの熱が感じられない。吾朗氏は
『ゲド』で、その描写のあまりの雑さ、乱暴さを批判された。だったら今度は、驚くくらい緻密な
描写をしてやろうと発奮したのかもしれない。海の所作の表現なども、クドいほどに丁寧だが
そこに取捨選択能力が働いているようには見えない。他に丁寧に表現すべき場面があった
のではなかろうか。

 物語も、熱い学生運動「のようなもの」を描いてはいるが、その行動はといえば、ガリ版刷って
アジって、大掃除をするくらい。あれだけの文化部の巣窟、小宇宙を表現しながら、そこにいる
住人がそれぞれの能力を発揮するでもなく、ただ行儀よく収まっているだけだ。なぜかといえば
当の吾朗氏が こういう場を実感していないからだと思う。ピンときてないのだ、たぶん。どっぷり
浸かったであろう駿氏との、齟齬が露呈してしまっている。
 結局、その場所を守るのも学生達の能動的な行動でなく、たまたまヒロインが有力者に気に
入られたから、というなさけなさ。
 考えて見ればこの映画は、駿氏が『ホルス』『コナン』以来封印してきた「組合活動」に触れた
という意味で、また現実の戦争(特攻隊・朝鮮戦争)にも言及したという意味で、ドキリとさせら
れる作品だ。あんなに作品中で、「組合」や「現実の戦争」に触れないようにしてきた人が。


 もう一つのドラマの核は、海と俊の出生の秘密だが、あまりに使い古された設定だし、わざわざ
複雑な種明かしをするほどのドラマ的効果があるとも思えない。 原作は未読だが、かなりの
改変をしていると聞く。 駿氏はこの脚本で、どのような作品をイメージしていたのだろう。
どうにもポイントが定まらない脚色に思えてならない。
 その点に於いて、吾郎氏ばかりを責めるのは、少しアンフェアなのかもしれない。


 ちょっとは良いところも書かないと(笑)と思ったけれど、吾朗氏ならではのオリジナルな表現も
見当たらず、ぎくしゃくした演出も相変わらず。 あの、世にも無残な『ゲド戦記』と比べるならば
格段に体裁は良くなり、仕事も丁寧になった……くらいしか褒められないか。 


 ジブリ作品という期待値の高さで、ちょっと厳しすぎたかもしれない。 御免してね。






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真っ直ぐ前を見て

投稿日:2012/05/03 レビュアー:さっちゃん

 どうも黒猫さんと『にゃる子さん』ネタで盛り上がっていたら、とうとう『コクリコ坂から』が近日リリースとのこと。まことに嬉しい。
 最初は、あの『ゲド戦記』の宮崎吾朗監督ということで一抹の不安はあったのですが、丁寧な演出で1963年の横浜を再現してくれていたので驚くとともに感激しました。本当に懐かしいとしか言えません。ちょうど、物語の年には私は5歳、保育園に通っていた頃です。
 主人公の海が朝、食事の支度をするためにガスコンロに火をつけて羽釜をかける。マッチを擦る手つきから、昔、母が同じようにしてご飯を炊いていたのを思い出しました。
 今ではむき出しの土の道路は身の周りには見られなくなりましたが、あの頃はむしろ、本当の街中にでも出ないと、そこいらに普通に見られたものです。もちろん、雨が降るとぬかるんで、ゴム長がなければ、とても歩けなかったものです。
 それでも、さすが横浜と言うか、何となく風俗や食材などもハイカラな気がしました。そういえば前に映画会で取り上げた『秋刀魚の味』でも主人公の息子夫婦が住んでいるのが確か横浜で、惣菜でハンバーグかなんかが出てきて「おお、ハイカラ」と思いましたっけ。
 あまり懐かしがっていても年寄りの懐古趣味としかとられませんので、映画の見所とまいりましょう。本作の成功の鍵は物語のメインに二つの柱を持ってきたことではないかと思います。まず、一つは主人公、松崎海(長澤まさみ)と風間俊(岡田准一)の恋愛。もう一つは彼らの通う高校にある文化部室の建物「カルチェラタン」の取り壊しを巡り、それを止めさせようとする生徒たちの行動。その二つが絡み合い、海と俊の出生の秘密をも含めて等身大でありながら波乱に満ちた展開が観客を惹きつけたのではないでしょうか。
 その彼らの出生の秘密を巡って10年ほど前の朝鮮戦争という時代性も物語に影を落とし、全体に爽やかながら陰影に富んだ物語になっています。時代性と言えば登場人物たちの眼差しの真っ直ぐさも印象に残りました。これは単に昔はよかったという懐古趣味ではなく、何かを変えようと思ったら一途に行動するしかないという肯定的なメッセージとして私は捉えました。
 それにしても、今回も俳優さんが勢ぞろいで声を充てていましたが、あまり本人のイメージが浮かんでこなかったので安心しました。一時期のテレビの洋画劇場で話題性を当て込んだ歌手やらアイドルやらを起用して、元の俳優さんのイメージをぶち壊したり、あまりにも特徴のあり過ぎる俳優さんに声を充てさせて、その俳優さんの顔が浮かんでどうしようもなかった経験があるので、ジブリには今後も慎重な起用をお願いしたいと思います。

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何を伝えたかったのか?

投稿日:2012/06/24 レビュアー:四十肩六郎

ジプリ作品の食事のシーンが好きで料理、食べ方など見てると旨そう!!!!って感じます。
今作は冒頭でのハムエッグも迫力はないですが、時代設定らしくノスタルジックで子供の頃を思い出しましたw

さて内容は?単にリア充爆発しろ!!!!としか思えなかったw
本業の声優を使わず、ネームヴァリューのある芸能人を起用するぐらいなら、作品の内容で勝負してほしいです。
昔懐かしい日本を表現する前に昔の自分達の作品を見直してみてはっていいたい。


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やっぱり世界のジブリはクオリティ高いと思う

投稿日:2012/07/28 レビュアー:みなみ

ブルーレイで見ましたが、冒頭のピアノの深みのある音色と映像の美しさに魅了されました。さすがです。

物語の骨子は、登場人物の男の子のセリフにあったように、安物のメロドラマみたいに陳腐かもしれないし
甘いし、単純かもしれない。でも見せ方のクオリティは高いと思う。

ヒロインが初めて「カルチェラタン」に入ったシーン、なんというすばらしさ!
ワクワクする楽しさが伝わってきて、この建物を守りたいという生徒たちの気持ちに心底納得できる。
思えば、「千と千尋の神隠し」でも、「かりぐらしのアリエッティ」でも
メイン舞台に最初に踏み込むときの映像には、圧倒されたっけ。

古き良き時代のことを懐かしむだけじゃ意味がないけれど、やはり次の世代には伝えていきたい。
みんな、子供でも自分の役割をしっかり意識して、人とのかかわりの中で生きてきたことを。
それがしっかり描かれているという意味でも、いい作品でした。

場面が変わるときの切れ方が不自然だった箇所があったのは気になったけど…。

ところで「父と子の300日戦争」という、この映画を作った時の宮崎親子のドキュメンタリーDVDのCMが入ってました
「DVD?特典映像におさめてよ〜」と思ったけれど、NHKの番組だったんですね。
ちらっと見た映像では、お父さんが吾郎監督に厳しい言葉を浴びせてた…。
また「朝起きて布団をきちんとしまうだけでも全然違う」「妹が横に寝てるのに、あげませんよ!」と言い合っていたけれど
作品では父の意見が通ってた。ほんとに吾郎監督作品と言えるのか??
ちょっと見たい気もしますね。わざわざレンタルってほどじゃないけど…TV放送で見たかった。

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