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バンデットQ / ショーン・コネリー

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「バンデットQ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

両親に相手にされない孤独な少年が、自分の部屋で出会った6人の小人に導かれ時空を超えた旅に出かける。シャーウッドの森からタイタニック号まで舞台は目まぐるしく変わり、人物もアガメムノン王(S・コネリー)から巨大な海坊主、悪魔、はては造物主まで登場するファンタジー作品。「未来世紀ブラジル」「バロン」のT・ギリアム製作・監督作品。

「バンデットQ」 の作品情報

作品情報

製作年:

1981年

製作国:

イギリス

原題:

TIME BANDITS

「バンデットQ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ブラックなスパイス溢れるファンタジー

投稿日:2012/06/27 レビュアー:デジコン

VHSが全盛のレンタルビデオ屋でバイトしてた頃、旧作コーナーを整理していて偶然この作品を手にとり、B級ぽいなぁと思いつつ
裏パッケージの解説を見たらショーン・コネリーの名前があってビックリ。
それとビートルズのジョージ・ハリスンが唄っているとのことでスタッフ割引で借りた記憶が蘇りました(笑)。

チープなのかゴージャスなのか分からない衣装やセット、何気にブラックな描写等、決して子供向けではないですね(笑)
この作品をまったく知らない人が初見で見るならちょっと微妙かも知れませんが、昔見た覚えがあり思い入れが残ってる人なら
新しい発見なんかもあって楽しめるかも。

特典映像には現在のテリー・ギリアム監督のインタビューが収録されていますが、この作品がヒットしたお陰で未来世紀ブラジル
の制作費ができた等の裏話が聴けて面白いです。

昔みた映画に再会すると当時の自分の生活背景まで思い出して感慨深いでものですね(笑)

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造形作家監督テリー・ギリアムの原点かな。

投稿日:2022/04/15 レビュアー:ロキュータス

 ( ネタばれあり )
 テリー・ギリアム本人が認めているように「 オズの魔法使 」を思わせるファンタジーなんだけど、シニカルでダークな笑い。  
子どもが大喜びするような作品だけど、いわゆるPTAが眉をひそめるような描写もある。
ストーリーの展開は軽いんだけど、そのビジュアルはオタクが好きなサブカル的軽さはなく、本格的な重さがある造型で、彼の作品はアートですねえ。

ジェームズ・アイヴォリーとともに、アメリカ人なのに作品はとてもイギリス的に感じる。 ( 実際イギリスで撮ってるし、国籍も変えた )

ジョン・クリース演じる「 義賊 」ロビン・フッドに、せっかく盗んできた宝物を巻き上げられるという皮肉はまだわかりやすいが、それが分配されるときに、受け取る貧しい庶民が男女とわずぶん殴られるのが、わけわからないけどおかしい。 (笑)
これがモンティ・パイソン的笑いというやつか。 (笑)

6人の小人症の俳優が出てますけど、本作だけでなく、柱に押しつぶされたフィジットを演じたケニー・ベイカーはC3PO役で有名だし、彼以外の俳優も、SFやファンタジーだけでなくいろんな作品に、数は少ないですけど出てます。
過去に「てなもんや三度笠 」の白木みのるの例はあるものの、現在の日本ではほとんど見ない。
障害者の芸能人も舞台などではいても、映画やテレビドラマで観る機会は、欧米のものと比べるとかなり少ないように思います。

日本公開は『 幻魔大戦 』との二本立てだが、約13分もカットされ「 作品の本質をないがしろにする編集が行われた( allcinema映画データベース→ウィキペディア )そうですが、東宝東和だとすると、らしからぬことで、残念です。

ジョージ・ハリソンがエクゼクティブ・プロデューサー( つまり資金調達 )を務め、どこの映画会社でも企画が通らなかった本作のために所有不動産を担保に入れて資金調達したとのこと。
彼の歌声に、当時のイギリスを感じました。
 
( ykk1976さんの映画会 127回のレビュー )

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時代の古さは否めない

投稿日:2013/02/02 レビュアー:oyoyo

30年前に映画館で観た時は、なんて面白い作品なんだと思いましたが、今観かえしてみると、
カメラアングルや、特撮技術、音楽等古さが目立つ。
まあ、古い作品なので当たり前といえば当たり前なんですが。

初見で観る人にはキツいかもしれません。

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祝!DVD化

投稿日:2012/05/26 レビュアー:さんじのはは

大昔、地方の映画館で「幻魔大戦」と2本立てで観ました。
ものすごい取り合わせだけど、今思うと本当に贅沢。
(当時のパンフレット、まだ持ってます。)

小人のキャラクターがまた良くて、彼らが主役と言ってもいいくらい。
奇想天外なストーリーだけど、わくわくさせられた。
中学生だったけど、ショーン・コネリーのキュートさを知った映画でした。
また観れるなんてラッキー!

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英国面に堕ちた米国人監督(今は英国人だけど)

投稿日:2022/04/16 レビュアー:さっちゃん

 いやぁ、テリー・ギリアムですよ。空飛ぶモンティ・パイソンの生き残りですよ。まぁ、彼の場合、どんな能天気な映画を撮ったとしても、どこかに闇を抱えてたり世界を斜に構えて見てる風が強いんですけど、本作もそういう雰囲気に満ちております。
 随分、久方ぶりに観なおしてみて、やっぱり凄いなと思ったのは、そのアナーキーさですね。観終わってから監督インタビューも見てみたんですけど、これって『未来世紀ブラジル』が資金繰りに行き詰ったときに「よし一発当てて次の映画を撮ろう」ってなノリで作った映画だったんですね。
 まぁ、そういう邪心(?)まみれの映画でも結局、監督の趣味嗜好が出てしまうのは業でしょうね。そう業からは誰も逃れられない。と、最近の前頭葉のしばりが緩くなっての自由連想的なお話の持って行き方。言葉を変えると話が跳んで仕方がないレビューになりそうな懸念があります。
 話を戻してテリー・ギリアムはどう受けを狙ってもテリー・ギリアムでしかないということが結論なのです。
 冒頭で出てくるケヴィン(クレイグ・ワーノック)と両親とのコミュニケーションが絶望的なのは映画会で取り上げた『普通の人々』に似てますね。時代的にも近いけどアメリカとイギリスで同じような状況だったのかな。
 まぁ、そこんところは本作の中心的なテーマではないので、観客としては次々と起こる素っ頓狂な出来事を楽しむだけです。造物主が七日間で世界を造ったせいで宇宙のあちこちに穴ができている。その位置を記した地図を神の下で働いていた小人たちが奪い、その穴(タイムホール)を使って過去へ行きお宝を奪うバンデット(盗賊と訳しているが山賊というのが普通の邦訳だと思うんだけど)を目指す。そこにケヴィン少年も巻き込まれて歴史上の人物と出会うことになる。しかし、そこに人食い鬼だの頭に帆船を乗っけた巨人だのが出てきて、ラストは造物主の地図を狙う魔王にケヴィンと小人たちが対抗するという展開になるのでどっちかというとファンタシーになっております。
 あと、道中で小人とはぐれたケヴィンがアガムメノン王(ショーン・コネリー)と出会い、彼の養子になる件は擬制の父と息子みたいで実の両親とケヴィンとの関係との対比が面白い。ラストでも燃えている家からケヴィンを救出するのがコネリー演じる消防士なのは、男の子が夢見る理想の父親像なのかなと思ったりします。ラストの両親の消失が大人には唐突に見えるけれど男の子には受けが良かったそうですから。
 そういった隠喩とかテーマとかいったものは後から考えたことで、観ている間はナポレオンが背が低いことにコンプレックスを抱いて即決で小人たちを側近に取り立てるところの可笑しさとかシャーウッドの森のロビン・フッドのハチャメチャぶりとか(あのくだりは『空飛ぶモンティ・パイソン』の怪盗ルピナスだったかのエピソードを思い出しました。)、あるいは人食い鬼の船が実は巨人の帽子みたいなものだったことのナンセンスとか強力な魔力を持っていると思った魔王を造物主がいとも簡単に消し炭にしてしまい、後片付けをしながらケヴィンに魔王を造った理由を問われて「自由意志のためだ。」と答えるシリアスに考えるときわめて神学的な答えとかのセンスの良いブラック・ジョークを楽しんでおりました。
 本作を一言でまとめると(まとめられる訳はないんだけど)子供の見る悪夢だと思うのです。悪夢といってもただ恐ろしいだけでなく、どこか甘美なところもある悪夢。ヒエロニムス・ボスの絵画と言ったら分かるかしら。そういうおもちゃ箱をぶちまけて英国流の諧謔味で味付けをしたような面白さがテリー・ギリアム監督の魅力ですね。この映画の成功を受けて撮った『未来世紀ブラジル』ほどのひねくれた展開もなく毒も背中に隠されていて仄かに匂うていどなので比較的、気楽に観られる作品だと思います。

(ykk1976さんの映画会 第127回)

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バンデットQ

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ブラックなスパイス溢れるファンタジー

投稿日

2012/06/27

レビュアー

デジコン

VHSが全盛のレンタルビデオ屋でバイトしてた頃、旧作コーナーを整理していて偶然この作品を手にとり、B級ぽいなぁと思いつつ
裏パッケージの解説を見たらショーン・コネリーの名前があってビックリ。
それとビートルズのジョージ・ハリスンが唄っているとのことでスタッフ割引で借りた記憶が蘇りました(笑)。

チープなのかゴージャスなのか分からない衣装やセット、何気にブラックな描写等、決して子供向けではないですね(笑)
この作品をまったく知らない人が初見で見るならちょっと微妙かも知れませんが、昔見た覚えがあり思い入れが残ってる人なら
新しい発見なんかもあって楽しめるかも。

特典映像には現在のテリー・ギリアム監督のインタビューが収録されていますが、この作品がヒットしたお陰で未来世紀ブラジル
の制作費ができた等の裏話が聴けて面白いです。

昔みた映画に再会すると当時の自分の生活背景まで思い出して感慨深いでものですね(笑)

造形作家監督テリー・ギリアムの原点かな。

投稿日

2022/04/15

レビュアー

ロキュータス

 ( ネタばれあり )
 テリー・ギリアム本人が認めているように「 オズの魔法使 」を思わせるファンタジーなんだけど、シニカルでダークな笑い。  
子どもが大喜びするような作品だけど、いわゆるPTAが眉をひそめるような描写もある。
ストーリーの展開は軽いんだけど、そのビジュアルはオタクが好きなサブカル的軽さはなく、本格的な重さがある造型で、彼の作品はアートですねえ。

ジェームズ・アイヴォリーとともに、アメリカ人なのに作品はとてもイギリス的に感じる。 ( 実際イギリスで撮ってるし、国籍も変えた )

ジョン・クリース演じる「 義賊 」ロビン・フッドに、せっかく盗んできた宝物を巻き上げられるという皮肉はまだわかりやすいが、それが分配されるときに、受け取る貧しい庶民が男女とわずぶん殴られるのが、わけわからないけどおかしい。 (笑)
これがモンティ・パイソン的笑いというやつか。 (笑)

6人の小人症の俳優が出てますけど、本作だけでなく、柱に押しつぶされたフィジットを演じたケニー・ベイカーはC3PO役で有名だし、彼以外の俳優も、SFやファンタジーだけでなくいろんな作品に、数は少ないですけど出てます。
過去に「てなもんや三度笠 」の白木みのるの例はあるものの、現在の日本ではほとんど見ない。
障害者の芸能人も舞台などではいても、映画やテレビドラマで観る機会は、欧米のものと比べるとかなり少ないように思います。

日本公開は『 幻魔大戦 』との二本立てだが、約13分もカットされ「 作品の本質をないがしろにする編集が行われた( allcinema映画データベース→ウィキペディア )そうですが、東宝東和だとすると、らしからぬことで、残念です。

ジョージ・ハリソンがエクゼクティブ・プロデューサー( つまり資金調達 )を務め、どこの映画会社でも企画が通らなかった本作のために所有不動産を担保に入れて資金調達したとのこと。
彼の歌声に、当時のイギリスを感じました。
 
( ykk1976さんの映画会 127回のレビュー )

時代の古さは否めない

投稿日

2013/02/02

レビュアー

oyoyo

30年前に映画館で観た時は、なんて面白い作品なんだと思いましたが、今観かえしてみると、
カメラアングルや、特撮技術、音楽等古さが目立つ。
まあ、古い作品なので当たり前といえば当たり前なんですが。

初見で観る人にはキツいかもしれません。

祝!DVD化

投稿日

2012/05/26

レビュアー

さんじのはは

大昔、地方の映画館で「幻魔大戦」と2本立てで観ました。
ものすごい取り合わせだけど、今思うと本当に贅沢。
(当時のパンフレット、まだ持ってます。)

小人のキャラクターがまた良くて、彼らが主役と言ってもいいくらい。
奇想天外なストーリーだけど、わくわくさせられた。
中学生だったけど、ショーン・コネリーのキュートさを知った映画でした。
また観れるなんてラッキー!

英国面に堕ちた米国人監督(今は英国人だけど)

投稿日

2022/04/16

レビュアー

さっちゃん

 いやぁ、テリー・ギリアムですよ。空飛ぶモンティ・パイソンの生き残りですよ。まぁ、彼の場合、どんな能天気な映画を撮ったとしても、どこかに闇を抱えてたり世界を斜に構えて見てる風が強いんですけど、本作もそういう雰囲気に満ちております。
 随分、久方ぶりに観なおしてみて、やっぱり凄いなと思ったのは、そのアナーキーさですね。観終わってから監督インタビューも見てみたんですけど、これって『未来世紀ブラジル』が資金繰りに行き詰ったときに「よし一発当てて次の映画を撮ろう」ってなノリで作った映画だったんですね。
 まぁ、そういう邪心(?)まみれの映画でも結局、監督の趣味嗜好が出てしまうのは業でしょうね。そう業からは誰も逃れられない。と、最近の前頭葉のしばりが緩くなっての自由連想的なお話の持って行き方。言葉を変えると話が跳んで仕方がないレビューになりそうな懸念があります。
 話を戻してテリー・ギリアムはどう受けを狙ってもテリー・ギリアムでしかないということが結論なのです。
 冒頭で出てくるケヴィン(クレイグ・ワーノック)と両親とのコミュニケーションが絶望的なのは映画会で取り上げた『普通の人々』に似てますね。時代的にも近いけどアメリカとイギリスで同じような状況だったのかな。
 まぁ、そこんところは本作の中心的なテーマではないので、観客としては次々と起こる素っ頓狂な出来事を楽しむだけです。造物主が七日間で世界を造ったせいで宇宙のあちこちに穴ができている。その位置を記した地図を神の下で働いていた小人たちが奪い、その穴(タイムホール)を使って過去へ行きお宝を奪うバンデット(盗賊と訳しているが山賊というのが普通の邦訳だと思うんだけど)を目指す。そこにケヴィン少年も巻き込まれて歴史上の人物と出会うことになる。しかし、そこに人食い鬼だの頭に帆船を乗っけた巨人だのが出てきて、ラストは造物主の地図を狙う魔王にケヴィンと小人たちが対抗するという展開になるのでどっちかというとファンタシーになっております。
 あと、道中で小人とはぐれたケヴィンがアガムメノン王(ショーン・コネリー)と出会い、彼の養子になる件は擬制の父と息子みたいで実の両親とケヴィンとの関係との対比が面白い。ラストでも燃えている家からケヴィンを救出するのがコネリー演じる消防士なのは、男の子が夢見る理想の父親像なのかなと思ったりします。ラストの両親の消失が大人には唐突に見えるけれど男の子には受けが良かったそうですから。
 そういった隠喩とかテーマとかいったものは後から考えたことで、観ている間はナポレオンが背が低いことにコンプレックスを抱いて即決で小人たちを側近に取り立てるところの可笑しさとかシャーウッドの森のロビン・フッドのハチャメチャぶりとか(あのくだりは『空飛ぶモンティ・パイソン』の怪盗ルピナスだったかのエピソードを思い出しました。)、あるいは人食い鬼の船が実は巨人の帽子みたいなものだったことのナンセンスとか強力な魔力を持っていると思った魔王を造物主がいとも簡単に消し炭にしてしまい、後片付けをしながらケヴィンに魔王を造った理由を問われて「自由意志のためだ。」と答えるシリアスに考えるときわめて神学的な答えとかのセンスの良いブラック・ジョークを楽しんでおりました。
 本作を一言でまとめると(まとめられる訳はないんだけど)子供の見る悪夢だと思うのです。悪夢といってもただ恐ろしいだけでなく、どこか甘美なところもある悪夢。ヒエロニムス・ボスの絵画と言ったら分かるかしら。そういうおもちゃ箱をぶちまけて英国流の諧謔味で味付けをしたような面白さがテリー・ギリアム監督の魅力ですね。この映画の成功を受けて撮った『未来世紀ブラジル』ほどのひねくれた展開もなく毒も背中に隠されていて仄かに匂うていどなので比較的、気楽に観られる作品だと思います。

(ykk1976さんの映画会 第127回)

1〜 5件 / 全15件