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「ゲルマニウムの夜」の大森立嗣監督が、閉塞感を抱えた3人の若者の逃避行を描いた青春ロード・ムービー。出演は松田翔太、高良健吾、安藤サクラ。同じ施設で兄弟のように育ったケンタとジュンは、工事現場でひたすら壁を壊す“はつり”と呼ばれる仕事をしている。低賃金と劣悪な労働条件に加え、職場の先輩・裕也からの理不尽ないじめに苦しめられていた。ある日、2人は街でブスな女の子のカヨちゃんと出会う。以来、ジュンの部屋に転がり込むカヨちゃん。そんな中、ケンタとジュンは日頃の怨みを晴らすべく、裕也の愛車を破壊し、逃亡する。そして、カヨちゃんも連れ3人で、ケンタの兄・カズのいる網走へと旅立つのだが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
131分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBP72133 | 2011年01月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
131分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
PCBP72133
レンタル開始日:
2011年01月19日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
131分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBP72133 | 2011年01月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
131分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
PCBP72133
レンタル開始日:
2011年01月19日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
約35,500
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ロードムービー風ですが、初めから終わりが見えているし青臭くて甘ったるいしで、どちらかと言えば青春映画としてのおもむきが強い作品。養護施設で育った二人の青年ケンタとジュン、ジュンが街で拾った女カヨちゃんも加わった、三人の逃避行の物語。
逃避行の始まりは、どうにもならない閉塞感から。勤務先である解体業者の手荒な師弟関係(それにはある理由が隠されています)に、先の見えない明日に、振り返っても楽しいことなんかなかった過去に、どうやっても変わらないよと嫌気が差さして飛び出してしまう。行きがけの駄賃は憎い先輩の車をボコボコにすること。途中でカヨちゃんを拾い、昔別れたケンタの兄がいる網走刑務所へと向かう三人。
旅の途中で幾度も、ケンタはジュンに質問をします、「どこに向かうのか」と。向かう先は網走だと分かっているのに、ケンタはそこに何もないことを知っていいて、ジュンにその先を訪ねていたのかも。そうかと思えば、「なぜ一緒にいるのか」「オレとおまえは違う」とジュンを煙たがるような発言も繰り返します。これは、俺についてくるんじゃねぇよ、元の世界に戻れよと言っていたのかもしれません。
一方のカヨちゃんは、愛されたいがために男たちの言いなりになる女。ジュンに心ほだされ、旅の途中で放り出されてもジュンのもとに帰ってくるバイタリティあふれた女。一見何も考えてなさそうで、その実本当に考えていない(笑)、頭ではなく愛で行動する女なのでしょう。
三人は旅の途中で様々な人と出会うのですが、その人たちからはほとんど影響は受けない。ケンタとジュンの二人は、旅の出来事で成長するのではなく、出発前に決めていたことの裏打ちしか見つけられず、それまでの二人の決意を固めることしかできない。どこかに、行こうとすることしかできないのでした。
目的地の網走に着き兄に会うケンタ。ケンタは、兄に何を求めたのか、何が見つかると思っていたのか。ケンタの探していたものはそこにはなく、もともと彼が持っていたのに。それは昔、原付バイクでパトカーにぶつかった時に、すでに目にしていたのに。
一方カヨちゃんは、またもジュンに捨てられたのに、それでも追いつこうとする。しかし二人を見失ったカヨちゃんは、歩道の真ん中で立ちすくみ、この世の理不尽を歌うのだった。
青春しています。私はもうおっさんなので、この手の物語は気恥ずかしくてまともに見れません。
ただ言いたいことは、パトカーにぶつかる勢いがあるのだったら、どこかに行かなくてもこの場所で頑張ればよかったのにということ。
もう一つは、腹を撃たれた松田翔太に「なんじゃ、こりゃー」と言ってほしかったということです。★2+
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家族というものに疑問を持ったことがない人はピンと来ないかもしれない。
恵まれない環境に育った若者を
ハンサムな二世俳優が演じるとは、皮肉な。
陶器のようなすべすべお肌の青年2人は美しいけれど、残酷だ。
ときどき子供同士のじゃれあいのようにも見えるが。
(育ちが良いせいか、松田翔太には嫌悪感をそれほど感じない)
「ゲルマニウムの夜」の後味が非常に悪かったので、
清潔とは言い難い埃っぽい闘犬小屋と生肉を持ったオヤジが出てきたときは、
不穏な空気を感じて、身構えてしまった。
良かった・・・小林薫で。
が、終盤の面会シーン、ずーっと気になってた兄役の、
宮崎将の覇気のない表情に、ガツーンとやられ・・・
ジュンに対する懐の深いカヨちゃんに、一瞬希望を感じたものの・・・ああ。
それぞれのエピソードも良い。
耳障りの良いおためごかしをいわないようなとこがいい。
後味は不思議と悪くない。
この監督、すごい人かも。
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ユーザーレビュー:22件
投稿日
2011/04/17
レビュアー
ひろぼう※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ロードムービー風ですが、初めから終わりが見えているし青臭くて甘ったるいしで、どちらかと言えば青春映画としてのおもむきが強い作品。養護施設で育った二人の青年ケンタとジュン、ジュンが街で拾った女カヨちゃんも加わった、三人の逃避行の物語。
逃避行の始まりは、どうにもならない閉塞感から。勤務先である解体業者の手荒な師弟関係(それにはある理由が隠されています)に、先の見えない明日に、振り返っても楽しいことなんかなかった過去に、どうやっても変わらないよと嫌気が差さして飛び出してしまう。行きがけの駄賃は憎い先輩の車をボコボコにすること。途中でカヨちゃんを拾い、昔別れたケンタの兄がいる網走刑務所へと向かう三人。
旅の途中で幾度も、ケンタはジュンに質問をします、「どこに向かうのか」と。向かう先は網走だと分かっているのに、ケンタはそこに何もないことを知っていいて、ジュンにその先を訪ねていたのかも。そうかと思えば、「なぜ一緒にいるのか」「オレとおまえは違う」とジュンを煙たがるような発言も繰り返します。これは、俺についてくるんじゃねぇよ、元の世界に戻れよと言っていたのかもしれません。
一方のカヨちゃんは、愛されたいがために男たちの言いなりになる女。ジュンに心ほだされ、旅の途中で放り出されてもジュンのもとに帰ってくるバイタリティあふれた女。一見何も考えてなさそうで、その実本当に考えていない(笑)、頭ではなく愛で行動する女なのでしょう。
三人は旅の途中で様々な人と出会うのですが、その人たちからはほとんど影響は受けない。ケンタとジュンの二人は、旅の出来事で成長するのではなく、出発前に決めていたことの裏打ちしか見つけられず、それまでの二人の決意を固めることしかできない。どこかに、行こうとすることしかできないのでした。
目的地の網走に着き兄に会うケンタ。ケンタは、兄に何を求めたのか、何が見つかると思っていたのか。ケンタの探していたものはそこにはなく、もともと彼が持っていたのに。それは昔、原付バイクでパトカーにぶつかった時に、すでに目にしていたのに。
一方カヨちゃんは、またもジュンに捨てられたのに、それでも追いつこうとする。しかし二人を見失ったカヨちゃんは、歩道の真ん中で立ちすくみ、この世の理不尽を歌うのだった。
青春しています。私はもうおっさんなので、この手の物語は気恥ずかしくてまともに見れません。
ただ言いたいことは、パトカーにぶつかる勢いがあるのだったら、どこかに行かなくてもこの場所で頑張ればよかったのにということ。
もう一つは、腹を撃たれた松田翔太に「なんじゃ、こりゃー」と言ってほしかったということです。★2+
投稿日
2011/03/02
レビュアー
かえるちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
家族というものに疑問を持ったことがない人はピンと来ないかもしれない。
恵まれない環境に育った若者を
ハンサムな二世俳優が演じるとは、皮肉な。
陶器のようなすべすべお肌の青年2人は美しいけれど、残酷だ。
ときどき子供同士のじゃれあいのようにも見えるが。
(育ちが良いせいか、松田翔太には嫌悪感をそれほど感じない)
「ゲルマニウムの夜」の後味が非常に悪かったので、
清潔とは言い難い埃っぽい闘犬小屋と生肉を持ったオヤジが出てきたときは、
不穏な空気を感じて、身構えてしまった。
良かった・・・小林薫で。
が、終盤の面会シーン、ずーっと気になってた兄役の、
宮崎将の覇気のない表情に、ガツーンとやられ・・・
ジュンに対する懐の深いカヨちゃんに、一瞬希望を感じたものの・・・ああ。
それぞれのエピソードも良い。
耳障りの良いおためごかしをいわないようなとこがいい。
後味は不思議と悪くない。
この監督、すごい人かも。
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ケンタとジュンとカヨちゃんの国