携帯彼氏

イントロ読んでから観賞したんで、かなりハードル下がってたことも原因なんでしょうが、なかなか楽しめる和ホラーです。

携帯電話がアイテムだとすぐに『着信アリ』を連想するんですが、本作は”恋愛シュミレーション”ゲームで架空の彼氏をダウンロードし、ラブゲージが０％か１００％になると不審な死を迎えてしまうオカルトです。

なんと荒唐無稽なと思いながら観始めたため、序盤は正直早送りしようかと思う位ノレなかったんですが、テンポ良く話が進むに連れ、本格的な和ホラーじゃなく『ゴースト・ニューヨークの幻』的な恋愛を主軸に置いた”ドラマ”寄りのホラーなんだと気付いてからはノレるようになりましたＷ
実際、主人公が過去を思い起こすシーンで「現実には愛してるってなかなか言葉にはしないよね」みたいな台詞を聞いた時、すぐにＤ・ムーアを連想しましたからＷ

最近のホラーにしてはきちんと説明がなされて物語が進むため、置いてけぼりを食らうこともなく、また、なぜ死に至るのか？死んだ恋人は本当に犯罪グループの一員だったのか？等の疑問は全てオチで回収されるため未消化感無くエンディングを迎える事が出来るのも宜しいかと。

携帯小説が原作なんで、内容的にも若い人向けだと思いますが、とうが立ったおっちゃんおばちゃんでも少々はにかみながら観れる作品だと思いますよｗ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

これ、、、ホラーだったんですね。。。

って、ちゃんと、ジャンルにも、ホラーって、
書いてあるし・・・（汗）
間違えて借りました。ごめんなさい。。。m(_ _)m

ま、でも、とりあえず、見ましたが、
ご都合主義に、物語が進行する、
タモリの世にも奇妙な物語レベルのお話で，
２０分程度の話なら、ＯＫだと思いますが、
１時間４０分の映画にする内容ではないですね。

川嶋海荷さんと、朝倉あきさんのファンと、、、
ジャパニーズホラーが好きな人以外は、
見る価値はない感じでしょうか。

演技も、良くも悪くもないという程度でしょうかね。

ただ、最後の落ちは、悪くないとは思いますけど・・・
でも、世にも奇妙な物語レベルですね。。。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

今はやりのケータイ小説の映画化ということで、全然期待せずに見たのですが、これがおもしろい。
めっけものでした。

里美と由香は、友達の死の真相を調べるため、彼女の携帯にダウンロードされた「携帯彼氏」を赤外線通信でうつそうとする。
すでに携帯彼氏のいる由香の携帯には入らず、里美の携帯に・・。
彼女の携帯から彼氏を赤外線通信で盗み取ったアルバイト仲間が死に、ラブゲージがゼロか100で死ぬのではないかと気づく二人。

ここから、どんどん謎を調べていき、過去の事件とつながっていくのですが、テンポがなかなかよくて、とてもおもしろい。

携帯電話で理想の彼氏をダウンロードするという、バーチャル恋愛は実際にありそうなこと。
「リアル鬼ごっこ」でのパラレルワールドほどハチャメチャな設定ではなく、むしろ現実的。
にくい相手に赤外線通信で携帯彼氏を移したり、むかしの同級生に呼び出されて彼氏を押し付けられたり、友達にうつさせてくれと迫られたり・・
「着信アリ　Final」を思い出す部分もあったけど、ホラーというよりもサスペンス。
殺人シーンをあまり直接出さないことで、中高生でもみられる映画になっていると思います。

主演の女の子も自然な感じで、脇をかためる役者さんたちも演技がうまく、引き込まれました。

おすすめです。

ゲームのキャラに殺されると言う出発点は良かったけれど、なぜそうなったかの原因がちょっと・・・。
理由を聞いた時、思わず「何じゃそりゃ」と、苦笑してしまいました。

ジャンルはホラーになってますが、怖さは全くありません。
なので、怖さを求めて見ると、ガックリ来ると思います。
【ホラーテイストのラブストーリー】くらいの気持ちで見るのが、ちょうど良いかと。

なんとなく借りちゃった。

現在、携帯依存症の若者が多いので、こんなうわさも「あり」かな（笑）

昔の「不幸の手紙」
が今は「不幸のメール」「幸せメール」などとなって流れてきます。
だだ・・・映画にするほどの内容じゃなかった。

暇つぶし程度に見て下さい。