ゴッドファーザー PART III

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ゴッドファーザー PART III / アル・パチーノ

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「ゴッドファーザー PART III」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

コルレオーネ・ファミリーを描いた壮大なドラマの最終章。ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。自身も病に蝕まれるマイケルは何とか事態の収拾を図ろうとするのだが……。オペラ劇場で迎えるクライマックスと、その後に続く幕切れは<ゴット・ファーザー・サーガ>の締めくくりには相応しい完成度となって充分な感動を与えてくれる。

「ゴッドファーザー PART III」 の作品情報

作品情報

製作年: 1990年
製作国: アメリカ
原題: THE GODFATHER: PART III/MARIO PUZO’S THE

「ゴッドファーザー PART III」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全87件

ソフィア・コッポラは言われているほどひどくない ネタバレ

投稿日:2005/02/13 レビュアー:iuiu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ただどうしても親ばかに見えてしまうので他人は鼻白んでしまうのだろう。当初メアリーの役はウィノナ・ライダーに決まっていたのだからそっちで見たかったという無念の思いも加わる。非難が集中しても仕方ない。コッポラ監督も「ソフィア起用を後悔していない」と言い切るが、その理由に「娘の愛らしい時期を私の作品に残せたから」などと堂々と言ってしまうから、聞くほうは白けるのである。
監督の父もこの作品でアカデミー主題歌賞を逃し、そのショックで授賞式の夜に心臓発作を起こして亡くなった。お気の毒だが、正直言ってそれほど評価されて当然の映画人かと疑問である。
本職の俳優であるタリア・シャイアはともかくとして、例によって母親だの叔母だの孫だの一族総出演。デビュー間もない監督が、お金がないから親戚を出すよりほかになかったというケースと違い、世界に名だたるゴッドファーザーサーガの最終作である。これではやはり、なんと理由付けされても作品の私物化のように見えてしまう。
ソフィアといえばIでは生まれたばかりのマイケルの長男を演じていたのが懐かしいが、それから18年の時を経て今度はメアリー役である。豊かな黒髪とぽってりした唇が独特の雰囲気をかもし出しているし、目を瞠るような美人でないことはむしろリアリティがあってプラスに働いたと思う。
マーロン・ブランドを起用できなかったIIに続いて、今度はロバート・デュバル(トム・ヘイゲン役)を起用できなかった。残念だ。
しかしコッポラ監督のコメンタリーは相変わらず率直で、普通なら隠すような事情もかなり詳らかに明かし、映画の周辺事情も気になるファンとしては嬉しい情報源である。ふざけた内容のないコメンタリーも多い中、ひとり生真面目に緻密に語る姿勢には尊敬も覚える。これであの激しい家族自慢さえなけりゃなーと思うのだが、ゴッドファーザーは家族愛の物語である。奇妙に合っていなくもない。
バチカンのスイスガードの姿がちらりとでも見られたのはうれしい。
マイケルが枢機卿に懺悔するシーンは素晴らしい。
オペラの題材が「カヴァレリア・ルスティカーナ」である点もゴッドファーザーの物語と符号している。ゴッドファーザーではオレンジを死の暗喩として使っているが、同オペラもオレンジの香り漂う作品で、これもまた物語に相応しい。

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「贖罪の機会をお与え下さい。」 ネタバレ

投稿日:2007/07/19 レビュアー:まゆまゆ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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TとUで終わらせておいて良かったんじゃないの?とおっしゃる方が多いようですが、私にはこのVは必要でした。
Uのラストでマイケルの孤独を痛い程見せ付けられたままじゃ、ずっと終われないですもん・・・。

さてVの始まりでは息子アンソニーも娘メアリーも大人になって、義兄トムの姿はマイケルのそばにはなかったのが哀しかった。妹のコニーが寄り添っていて救われましたが・・・。

企業家と化したマイケルからはマフィアのドンとしての威圧感は既に感じられなくなっており、フケてしまって小さな体が余計小さく見えて切なかった・・・。

しかし亡き長兄ソニーの息子ビンセント(アンディ・ガルシア)が存在感ありで登場し、何かが起こると予感させられました。

ジョーイ・ザザの襲撃。ビンセントに命を助けられたマイケルが激して「奴を殺す!」と熱くなる甥を叱る姿が良かった。
「敵を憎むな!判断がにぶる!」

マイケルが糖尿病の発作で「フレド!フレド!」と叫ぶシーンは切ない。やはり実兄を殺させた苦しみからは逃れられないんだな・・・と。

ビンセント、コニーとネリ(だったかな)はジョーイ・ザザに復讐することを決めます。マイケルに相談せず。

ビンセントがザザを殺したのも「祭りの日」でしたが、ビト(初代ドン・コルレオーネ)が最初に人を殺したのも同じ「祭りの日」だったなぁ・・・と思い出して、因縁めいたものを感じる私でした。

マイケルがビンセントに病床から諭します。
(ソニーの息子である)お前のことはいつも気にかけていた、と。
ソニーは自分を愛してくれていた。自分もソニーを愛していた。ただ、ソニーは血の気があった・・・だからお前は彼の二の舞にはなるなと。
涙が出ました。ソニーは本当に家族を愛していたと私も思っていたから。


マイケルの息子アンソニーが(父の仕事は継がず)オペラ歌手としてデヴューするのがきっかけで家族はシチリアへ。
そう、コルレオーネ家の原点の地です。
分かれた妻、ケイと町をまわるマイケル。二人はまだ愛し合っているのがわかります。だから切ない。

旧友のドン・トマシーノが殺されますが、マイケルは自分にはもう復讐の力はないと・・・。そこでビンセントが自分を息子だと思って命令してくれと。

マイケル :「私と同じ道を選ぶと?」
ビンセント:「はい。

マイケル :「私は抵抗した。家族を巻き込むまいと。」
ビンセント:「私は”力”でファミリーを守ります。」

最後にマイケルは「この道を進むからにはメアリーから手を引くこと」を約束させます。

そしてここに「ドン・ビンセント・コルレオーネ」が誕生し、マイケルは引退したのです。


オペラの夜、ビンセントはマイケルを守るべく動きますが、何という結末!
マイケルを狙った銃弾がメアリーに・・・。
ビンセントはマイケルを救えなかったばかりか”愛する娘を自分のせいで亡くした苦しみ”をマイケルに与える結果となってしまったのです・・・。


(多分)シチリアで、娘メアリーと踊る自分、シチリアで身をひそめている時に結婚した妻と踊る自分、最後まで苦しめたけれど最愛の妻ケイと踊る自分、を思い出しながら生涯を終えるマイケル。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ドン・トマシーノの亡骸の隣でマイケルが心を打ち明けるシーンがなんとも言えなかった。
「贖罪の機会をお与え下さい。」
「少しずつ自分の夢に近づいているのを見て欲しかった。」

でも最後までマイケルの夢が何なのか、語られることはありませんでした。

この後、ビンセントのコルレオーネ・ファミリーはどうなったのか・・・。
それこそ続きは必要ないと思います。

マイケル・コルレオーネの人生を全て見届けて、この物語は終わりでいいんです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

兄弟として最後までマイケルの傍にいてくれたコニー。タリア・シャイアと言う女優さん、コッポラ監督の妹だったんですね。
そしてマイケルの娘メアリーのソフィア・コッポラは監督の娘とか。

この作品もファミリーに支えられていた、ってことでしょうかね。

私の中で、このシリーズは忘れられない作品になりました。

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ソフィア・コッポラは監督業だけに専念してね

投稿日:2004/09/25 レビュアー:しゃれこうべ

正直言って、この3作目はあまり心に残らなかった。
これまでの2作では、マフィアのファミリーのあり方や葛藤、抗争がすごくリアルに感じたのだけれど、
この3作目は、そのへんのサスペンス映画とあまり変わらないような気がしてしまいました。
今までの2作の壮大さが、この作品で失われてしまう…と言ってしまうと言い過ぎかもしれませんが、なんとも俗っぽい気がしてしまったのでした…。

アンディ・ガルシアはもうちょっとインテリな感じの人物を演じて欲しかったから、ちょっとミスキャストだと思ったし、
ソフィア・コッポラ演じるマイケルの娘も、なんだか…。
この2人がミスキャストなのが、私にとっては残念でした。
結末もなんとも悲しいもので、それは『ゴッド・ファーザー』らしいと言えばそうなのですが…。

ところで、この『ゴッド・ファーザー』の謎なのですが、
3作目ではトム・ヘイゲンが全く出てこなくなっていて、どうなったのかも語られません。
前2作でかなり重要な役割だったのに、その扱いはないんじゃないの? と思ってしまいました。私だけ?

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三部作の完結編、最終章です

投稿日:2004/09/21 レビュアー:オタエドン

話は、Uから20年後、1979年から始まります。ドン・マイケルを演じるアル・パチーノと、甥のビンセントを演じるアンディ・ガルシアの新旧スターの競演。ドンの娘役で女優役は??のソフィア・コッポラなど前評判の高い作品でした。巨大になったファミリーの中でのドン自身の孤独感や老い、病、そして一番愛する者を失った、深い悲しみ、喪失感など大河ロマンの終焉に相応しく、盛りだくさんになっていました。ラスト近い、オペラ劇場での暗殺者との対決シーンは、なかなか見ごたえのあるシーンとなっていましたが、正直ソフィア・コッポラに感情移入できなかった分、作品のインパクトが弱くなった感じでした。T、Uに比べると、物足りなさの残る作品になっていると感じました。とても残念です。それでも一見の価値、大いにあり、でしょうね。

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なんで、ソフィア・コッポラやねん!!

投稿日:2006/11/02 レビュアー:ぶわつ

 2作目から何と16年ぶりに作られた『PARTV』。
 コッポラ監督が『地獄の黙示録』で背負った借金返済のためにやむなく撮ったらしい本作は、同時期に公開された『グッドフェローズ』で助演男優賞のオスカーを獲得したジョー・ペシが出ていたらもっと面白くなっていたのに、とか言われたりして評価的には散々でした。
 形だけは、アカデミー賞の作品賞と監督賞のノミネートに挙がりはしましたが、受賞できるはずもなく(この年の受賞作は『ダンス・ウィズ・ウルブス』)、16年ぶりに老境のマイケルを演じたアル・パチーノに至ってはノミネートすらされず・・・。無理矢理作った結果といえば仕方ないのでしょうが、偉大なる前2作からのこの凋落ぶりを見ると、やはり作られるべきものではなかったのかもしれません。
 けれど、世間一般の評価に反して、個人的にはけっこう好きな一作ではあるのです。その大きな理由はアンディ・ガルシア!当時『アンタッチャブル』『ブラック・レイン』と印象的な映画に立て続けに出演し、オレの中で赤丸急上昇中だった彼が演じたのは、マイケルの兄、ソニーの息子、だからマイケルからすると甥っ子にあたるビンセント・マンシーニ(当初、デ・ニーロも候補に挙がっていたがさすがに年齢的に無理やろとなったらしい。そりゃそうやろ)。本作の中ではやはり彼の存在が突出していたように思うし、そんなアンディ・ガルシアを観ているのが嬉しかったわけです(アンディ・ガルシアに部屋に連れ込まれる女性記者がまだ無名時代のブリジット・フォンダだというのは言うまでもなく皆さんご存じですよね)。
 また、当時アル・パチーノのことは特別なんとも思っていなかったのですが、その後時を経て大好きな俳優の一人となった今、観返してみると、老境になり糖尿病を患い、心の中ではずっと次兄のフレドを殺してしまった(正確には部下に命じて)ことを後悔し続ける姿に見入ってしまいました。そして、オペラの後の悲劇の場面で見せる慟哭から、カヴァレリア・ルスカチーナの間奏曲が静かに流れる寂しいラストにかけての彼の姿に、ただただ胸が詰まりました。
 

 ところで・・・本作の中でたったひとつ、どうしても今だ納得できずにいるのが、マイケルの娘メアリーを演じるはずだったウィノナ・ライダーの降板・・・というより、その代役がなんでソフィア・コッポラやねん!!ってこと。
 ノニーの降板が本当に体調不良が原因だったのか、当時の恋人ジョニー・デップと離れるのが嫌だったからなのか、そんなことは今更どっちでもいいけど、彼女の代わりがソフィア・コッポラだってのが今も受け入れられない。
 久しぶりに観直した今回も、ソフィアの姿を脳内でノニーに変換するのに必死でした。まあ、慣れない演技を頑張っていたのは十分認めるけど、案の定、ラジー賞の餌食ですもんね。しかも助演女優賞&新人賞のダブル役満。しゃあないあ、ホンマ・・・と、ちょっと悪口言い過ぎたので、今度彼女の監督作観てヨイショすることにします。

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ゴッドファーザー PART III

ユーザーレビュー

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ソフィア・コッポラは言われているほどひどくない

投稿日

2005/02/13

レビュアー

iuiu

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ただどうしても親ばかに見えてしまうので他人は鼻白んでしまうのだろう。当初メアリーの役はウィノナ・ライダーに決まっていたのだからそっちで見たかったという無念の思いも加わる。非難が集中しても仕方ない。コッポラ監督も「ソフィア起用を後悔していない」と言い切るが、その理由に「娘の愛らしい時期を私の作品に残せたから」などと堂々と言ってしまうから、聞くほうは白けるのである。
監督の父もこの作品でアカデミー主題歌賞を逃し、そのショックで授賞式の夜に心臓発作を起こして亡くなった。お気の毒だが、正直言ってそれほど評価されて当然の映画人かと疑問である。
本職の俳優であるタリア・シャイアはともかくとして、例によって母親だの叔母だの孫だの一族総出演。デビュー間もない監督が、お金がないから親戚を出すよりほかになかったというケースと違い、世界に名だたるゴッドファーザーサーガの最終作である。これではやはり、なんと理由付けされても作品の私物化のように見えてしまう。
ソフィアといえばIでは生まれたばかりのマイケルの長男を演じていたのが懐かしいが、それから18年の時を経て今度はメアリー役である。豊かな黒髪とぽってりした唇が独特の雰囲気をかもし出しているし、目を瞠るような美人でないことはむしろリアリティがあってプラスに働いたと思う。
マーロン・ブランドを起用できなかったIIに続いて、今度はロバート・デュバル(トム・ヘイゲン役)を起用できなかった。残念だ。
しかしコッポラ監督のコメンタリーは相変わらず率直で、普通なら隠すような事情もかなり詳らかに明かし、映画の周辺事情も気になるファンとしては嬉しい情報源である。ふざけた内容のないコメンタリーも多い中、ひとり生真面目に緻密に語る姿勢には尊敬も覚える。これであの激しい家族自慢さえなけりゃなーと思うのだが、ゴッドファーザーは家族愛の物語である。奇妙に合っていなくもない。
バチカンのスイスガードの姿がちらりとでも見られたのはうれしい。
マイケルが枢機卿に懺悔するシーンは素晴らしい。
オペラの題材が「カヴァレリア・ルスティカーナ」である点もゴッドファーザーの物語と符号している。ゴッドファーザーではオレンジを死の暗喩として使っているが、同オペラもオレンジの香り漂う作品で、これもまた物語に相応しい。

「贖罪の機会をお与え下さい。」

投稿日

2007/07/19

レビュアー

まゆまゆ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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TとUで終わらせておいて良かったんじゃないの?とおっしゃる方が多いようですが、私にはこのVは必要でした。
Uのラストでマイケルの孤独を痛い程見せ付けられたままじゃ、ずっと終われないですもん・・・。

さてVの始まりでは息子アンソニーも娘メアリーも大人になって、義兄トムの姿はマイケルのそばにはなかったのが哀しかった。妹のコニーが寄り添っていて救われましたが・・・。

企業家と化したマイケルからはマフィアのドンとしての威圧感は既に感じられなくなっており、フケてしまって小さな体が余計小さく見えて切なかった・・・。

しかし亡き長兄ソニーの息子ビンセント(アンディ・ガルシア)が存在感ありで登場し、何かが起こると予感させられました。

ジョーイ・ザザの襲撃。ビンセントに命を助けられたマイケルが激して「奴を殺す!」と熱くなる甥を叱る姿が良かった。
「敵を憎むな!判断がにぶる!」

マイケルが糖尿病の発作で「フレド!フレド!」と叫ぶシーンは切ない。やはり実兄を殺させた苦しみからは逃れられないんだな・・・と。

ビンセント、コニーとネリ(だったかな)はジョーイ・ザザに復讐することを決めます。マイケルに相談せず。

ビンセントがザザを殺したのも「祭りの日」でしたが、ビト(初代ドン・コルレオーネ)が最初に人を殺したのも同じ「祭りの日」だったなぁ・・・と思い出して、因縁めいたものを感じる私でした。

マイケルがビンセントに病床から諭します。
(ソニーの息子である)お前のことはいつも気にかけていた、と。
ソニーは自分を愛してくれていた。自分もソニーを愛していた。ただ、ソニーは血の気があった・・・だからお前は彼の二の舞にはなるなと。
涙が出ました。ソニーは本当に家族を愛していたと私も思っていたから。


マイケルの息子アンソニーが(父の仕事は継がず)オペラ歌手としてデヴューするのがきっかけで家族はシチリアへ。
そう、コルレオーネ家の原点の地です。
分かれた妻、ケイと町をまわるマイケル。二人はまだ愛し合っているのがわかります。だから切ない。

旧友のドン・トマシーノが殺されますが、マイケルは自分にはもう復讐の力はないと・・・。そこでビンセントが自分を息子だと思って命令してくれと。

マイケル :「私と同じ道を選ぶと?」
ビンセント:「はい。

マイケル :「私は抵抗した。家族を巻き込むまいと。」
ビンセント:「私は”力”でファミリーを守ります。」

最後にマイケルは「この道を進むからにはメアリーから手を引くこと」を約束させます。

そしてここに「ドン・ビンセント・コルレオーネ」が誕生し、マイケルは引退したのです。


オペラの夜、ビンセントはマイケルを守るべく動きますが、何という結末!
マイケルを狙った銃弾がメアリーに・・・。
ビンセントはマイケルを救えなかったばかりか”愛する娘を自分のせいで亡くした苦しみ”をマイケルに与える結果となってしまったのです・・・。


(多分)シチリアで、娘メアリーと踊る自分、シチリアで身をひそめている時に結婚した妻と踊る自分、最後まで苦しめたけれど最愛の妻ケイと踊る自分、を思い出しながら生涯を終えるマイケル。

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ドン・トマシーノの亡骸の隣でマイケルが心を打ち明けるシーンがなんとも言えなかった。
「贖罪の機会をお与え下さい。」
「少しずつ自分の夢に近づいているのを見て欲しかった。」

でも最後までマイケルの夢が何なのか、語られることはありませんでした。

この後、ビンセントのコルレオーネ・ファミリーはどうなったのか・・・。
それこそ続きは必要ないと思います。

マイケル・コルレオーネの人生を全て見届けて、この物語は終わりでいいんです。

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兄弟として最後までマイケルの傍にいてくれたコニー。タリア・シャイアと言う女優さん、コッポラ監督の妹だったんですね。
そしてマイケルの娘メアリーのソフィア・コッポラは監督の娘とか。

この作品もファミリーに支えられていた、ってことでしょうかね。

私の中で、このシリーズは忘れられない作品になりました。

ソフィア・コッポラは監督業だけに専念してね

投稿日

2004/09/25

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しゃれこうべ

正直言って、この3作目はあまり心に残らなかった。
これまでの2作では、マフィアのファミリーのあり方や葛藤、抗争がすごくリアルに感じたのだけれど、
この3作目は、そのへんのサスペンス映画とあまり変わらないような気がしてしまいました。
今までの2作の壮大さが、この作品で失われてしまう…と言ってしまうと言い過ぎかもしれませんが、なんとも俗っぽい気がしてしまったのでした…。

アンディ・ガルシアはもうちょっとインテリな感じの人物を演じて欲しかったから、ちょっとミスキャストだと思ったし、
ソフィア・コッポラ演じるマイケルの娘も、なんだか…。
この2人がミスキャストなのが、私にとっては残念でした。
結末もなんとも悲しいもので、それは『ゴッド・ファーザー』らしいと言えばそうなのですが…。

ところで、この『ゴッド・ファーザー』の謎なのですが、
3作目ではトム・ヘイゲンが全く出てこなくなっていて、どうなったのかも語られません。
前2作でかなり重要な役割だったのに、その扱いはないんじゃないの? と思ってしまいました。私だけ?

三部作の完結編、最終章です

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2004/09/21

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オタエドン

話は、Uから20年後、1979年から始まります。ドン・マイケルを演じるアル・パチーノと、甥のビンセントを演じるアンディ・ガルシアの新旧スターの競演。ドンの娘役で女優役は??のソフィア・コッポラなど前評判の高い作品でした。巨大になったファミリーの中でのドン自身の孤独感や老い、病、そして一番愛する者を失った、深い悲しみ、喪失感など大河ロマンの終焉に相応しく、盛りだくさんになっていました。ラスト近い、オペラ劇場での暗殺者との対決シーンは、なかなか見ごたえのあるシーンとなっていましたが、正直ソフィア・コッポラに感情移入できなかった分、作品のインパクトが弱くなった感じでした。T、Uに比べると、物足りなさの残る作品になっていると感じました。とても残念です。それでも一見の価値、大いにあり、でしょうね。

なんで、ソフィア・コッポラやねん!!

投稿日

2006/11/02

レビュアー

ぶわつ

 2作目から何と16年ぶりに作られた『PARTV』。
 コッポラ監督が『地獄の黙示録』で背負った借金返済のためにやむなく撮ったらしい本作は、同時期に公開された『グッドフェローズ』で助演男優賞のオスカーを獲得したジョー・ペシが出ていたらもっと面白くなっていたのに、とか言われたりして評価的には散々でした。
 形だけは、アカデミー賞の作品賞と監督賞のノミネートに挙がりはしましたが、受賞できるはずもなく(この年の受賞作は『ダンス・ウィズ・ウルブス』)、16年ぶりに老境のマイケルを演じたアル・パチーノに至ってはノミネートすらされず・・・。無理矢理作った結果といえば仕方ないのでしょうが、偉大なる前2作からのこの凋落ぶりを見ると、やはり作られるべきものではなかったのかもしれません。
 けれど、世間一般の評価に反して、個人的にはけっこう好きな一作ではあるのです。その大きな理由はアンディ・ガルシア!当時『アンタッチャブル』『ブラック・レイン』と印象的な映画に立て続けに出演し、オレの中で赤丸急上昇中だった彼が演じたのは、マイケルの兄、ソニーの息子、だからマイケルからすると甥っ子にあたるビンセント・マンシーニ(当初、デ・ニーロも候補に挙がっていたがさすがに年齢的に無理やろとなったらしい。そりゃそうやろ)。本作の中ではやはり彼の存在が突出していたように思うし、そんなアンディ・ガルシアを観ているのが嬉しかったわけです(アンディ・ガルシアに部屋に連れ込まれる女性記者がまだ無名時代のブリジット・フォンダだというのは言うまでもなく皆さんご存じですよね)。
 また、当時アル・パチーノのことは特別なんとも思っていなかったのですが、その後時を経て大好きな俳優の一人となった今、観返してみると、老境になり糖尿病を患い、心の中ではずっと次兄のフレドを殺してしまった(正確には部下に命じて)ことを後悔し続ける姿に見入ってしまいました。そして、オペラの後の悲劇の場面で見せる慟哭から、カヴァレリア・ルスカチーナの間奏曲が静かに流れる寂しいラストにかけての彼の姿に、ただただ胸が詰まりました。
 

 ところで・・・本作の中でたったひとつ、どうしても今だ納得できずにいるのが、マイケルの娘メアリーを演じるはずだったウィノナ・ライダーの降板・・・というより、その代役がなんでソフィア・コッポラやねん!!ってこと。
 ノニーの降板が本当に体調不良が原因だったのか、当時の恋人ジョニー・デップと離れるのが嫌だったからなのか、そんなことは今更どっちでもいいけど、彼女の代わりがソフィア・コッポラだってのが今も受け入れられない。
 久しぶりに観直した今回も、ソフィアの姿を脳内でノニーに変換するのに必死でした。まあ、慣れない演技を頑張っていたのは十分認めるけど、案の定、ラジー賞の餌食ですもんね。しかも助演女優賞&新人賞のダブル役満。しゃあないあ、ホンマ・・・と、ちょっと悪口言い過ぎたので、今度彼女の監督作観てヨイショすることにします。

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