ファニーゲームU.S.A.

ファニーゲームU.S.A.の画像・ジャケット写真
ファニーゲームU.S.A. / ナオミ・ワッツ
全体の平均評価点:
(5点満点)

143

  • DVD
ジャンル:

「ファニーゲームU.S.A.」 の解説・あらすじ・ストーリー

平和な家族を突然襲う不条理な暴力を挑発的に描いた鬼才ミヒャエル・ハネケ監督による衝撃の問題作を、主演にナオミ・ワッツを据えて監督自らがハリウッドでリメイク。共演は「海の上のピアニスト」のティム・ロス。ファーバー一家は、夫ジョージと妻アン、そして一人息子の3人家族。穏やかな夏の日、彼らは家族水入らずでバカンスを過ごすため、湖の別荘へとやって来た。さっそくアンが夕食の準備に取り掛かったところ、気の良さそうな青年が玄関先に現われる。隣の者だという彼は、卵を分けて欲しいと丁重な態度で申し出る。アンはためらいもなくドアを開け、青年に卵を分け与えようとするが…。

「ファニーゲームU.S.A.」 の作品情報

製作年: 2007年
製作国: アメリカ/イギリス/フランス/オーストリア/ドイツ
原題: FUNNY GAMES U.S./FUNNY GAMES

「ファニーゲームU.S.A.」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ファニーゲームU.S.A.の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
111分 日本語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 ASBX4389 2009年06月26日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
28枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:143件

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1〜 5件 / 全143件

このゲームにあなたも参加しますか?

投稿日:2009/07/05 レビュアー:JUCE

 この作品を観に劇場へ出かける。DVDを手に取る。
 それは「ゲームへの参加の意思あり」ということでよろしいでしょうか?
 
 大丈夫ですか?降りるなら今のうちですよ。



 傍観者でいることを許さない映画です。この映画を見始めた時点であなたも参加者です。「途中で降りる?」そんな無体な。それはルール違反でしょう。

 セルフリメイクの本作、他の方も書いている通りほぼオリジナルと同様です。ただ流石セルフリメイクということで、その底意地の悪さは徹底され、分かりやすくブラッシュアップされています。その最たるものはナオミ・ワッツの存在でしょう。この美人女優の下着姿さえも全く魅力的に写さない。観客に対するサービスは全く無しです。

 この映画は不快さが前面に立って生理的な嫌悪感で嫌われるのも分かりますが、冷静に考えると凄い作品です。暴力の直接的なシーンは全くありません。それでもこれだけ世の中に強烈なバイオレンスなシーンが氾濫しているのに、そのどれにも負けずに不快で凄惨さを感じてしまう。このことだけ取り上げてもハネケ監督の人間への観察力の鋭さを感じます。
 人に暴力を振るうことは、これほど不快なものなのです。そういう意味ではこの映画は暴力を半ば正当化するような作品とは違いとても良心的とさえ言えないでしょうか? 暴力を容認する映画は健全でこの作品は酷い作品?このあたり観客への痛烈な皮肉です。
 そしてこの作品がハリウッドでリメイクされたということ、これが一番の皮肉であり画期的なことでしょう。

 なんだかんだと言ってもやはり凄いというしか無い作品です。

 娯楽作品とは言えませんし、映画に憩いを求めている方は決してこのゲームに参加しないで下さい。その結末は映画を責めるか、自分を責めるかしかありません。

 もちろんこの映画が凄いといった私への苦情も受け付けませんので、あしからず。

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避暑地の出来事ネタバレ

投稿日:2009/07/11 レビュアー:裸足のラヴァース

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うーん やっぱし面白かった 巻き戻しならぬ早送りしないで見たものね ハネケうまいですね 内容に関してはひろぼうさんが見事にレヴューされてますね この作品のスキャンダラスな外部に関しては ガラちゃんが注意を促しています そうねこれがアメリカ人にどう受容されるのかには興味が湧きますね

不気味なマイケル・ピットは「ラストデイズ」以上に素晴らしくて 天使のような悪魔ぶり 天使だけに白が基調で 流血の赤のイメージでなく 球形の白い卵から流れる黄身の柔な印象が より残酷に感じさせていますね マイケル・ピットのスター映画ですね まるで「避暑地の出来事」のトロイ・ドナヒューが立っているみたいなんですね ちょっとどきっとしますよ

それはつまり この映画は「悪夢探偵2」のように スターの顔のシネマなんですね オリジナルは内容の不快さと洗練された演出のみが記憶にあって 顔の印象がないんですね ハネケはハリウッド・リメークは あほくさとか思っただろうが 演出の過程でハリウッド・スターの顔に興味が移ってきたのではないでしょうか ナオミ・ワッツとかミズキャストではとボクは思ったのですが 見事に五人がバランスよく演技し この映画をハリウッド映画としてよみがえらせています リメークで仕上げとして顔を刻印しましたね

初期の暗く厳しい三部作などから 現在の華々しい評価の作品のちょうど転換点にあたる作品 デヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」に位置する作品です ゲームをしたがるんだね途中でW 遊びと洗練が際立つ一回こっきりの作品としてのユニークな位置が この映画の魅力でしょう 人は悪魔に魅入られるように映画に恐々と近づいていくことになるんでしょう

 

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ムカつく映画

投稿日:2009/10/20 レビュアー:ホヨマックス

少年2人は頭がおかしいヤツら

実在したらバットでメッタ打ちしたくなるようなウザいヤツら

見る価値なし(直美和津さんの下着姿はグ〜)

胸くそ悪い映画

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セルフリメイクは、ハリウッド映画への挑戦状?ネタバレ

投稿日:2009/07/10 レビュアー:ミルクチョコ

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1997年に発表し、あまりにショッキングな物語が賛否を呼んだ問題作をハリウッドでセルフリメイク。
そのセルフリメイクされた真意はいかに?

バカンスで、湖畔の別荘にやって来た一家。
平和な家庭が、卵4個を借りに来た全身真っ白で、おまけに白手袋まではめた青年たち二人によって、一家は、地獄へのゲームの開始を告げられます。

言葉は丁寧で、時折カメラ目線で、プレーヤーから、観客に語りかけます。そして、都合の悪い時は、急に慌てて、リモコンの巻き戻しをして、元に戻すという。これは、あくまでもゲームなのだよと、ゲーム感覚を後押ししているかのようです。

そして、息子を人質にアン(ナオミ・ワッツ)に服を脱ぐように迫るのですが、そのシーンにおいてもカメラはアンの裸を一切写しません。
直接的な惨殺シーンは画面に映さず、殺された後とTVに血が飛び散った跡だけが描写されます。
その辺をこだわる監督は、ハリウッド映画に対する皮肉なのかもしれません。
暴力シーンを否定することで、暴力をエンターテイメントとして消費してしまう事にに対しても疑問を投げかけ、裸と血を期待するような観客への挑発なのかもしれません。

何より、青年2人は「不条理な厄災」として描かれていて、映画は意味不明の不条理によって脅かされ、苦しむ家族の視点で描かれています。
監督は、そんな良識の通用しない不条理の恐怖を描こうとしていると思うのです。
むしろ、この不快感をあおり続けるストーリーは、暴力の残酷さを浮き彫りにして見えてしまいました。

そして、ところどころに見られる虚構の描写。
監督自身、そのままの形ではあまりにキツいという自覚があったのでしょうか?「これは実は映画でしかなく、虚構の世界なんだよ」ということを観客に伝えようとしているかに思えます。
何れにせよ虚構の描写によって、この救いのない物語は僅かに、ほんの僅かなのですが、救われているように、思えるのでした。

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「絶望」の映像化ネタバレ

投稿日:2009/07/18 レビュアー:港のマリー

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 開始後1時間10分ごろの長椅子にうずくまった夫ジョージを捉えた長回しが凄い。画面がフリーズしたのかと錯覚したほど、身動きがとれず息子を目の前で惨殺された父親の姿を、少し離れた正面から延々と映し出す。ただならぬ緊張感に加えて私がひときわ強く感じたのは画面を覆い尽くす「絶望」。助けを呼んでも誰も答えない夜の道のシーンも怖い。映像と言えばオープニングの空撮から既に不吉で不穏だ。
 暴力を見据えたと言われるこの映画、理不尽な暴力にさらされ絶望の淵に突き落とされた人間の姿、その痛み、苦しみをも迫真的に伝えている。私はそちらの方に感じ入った。

 最初に思い浮かんだのがイラクでイスラム過激派に拉致されむごたらしく処刑された日本人青年のこと。彼の恐怖と絶望は如何ばかりであったか。一家惨殺事件の母親が抵抗の跡を示す傷をたくさん残していたという記事も痛ましい。この方々が息絶えるまでにどれほどの絶望感に味わったか、誰も救ってくれないという思いがどんなものであるか、ナオミ・ワッツの熱演が教えてくれた。
 それだけでも私にとって意義のあった映画。映像によって人間の心理を描くハネケの力量はやはり凄いと思う。現実の世界では犠牲者たちを救うヒーローは現れない。絶望の果てにあっけなく命を絶たれてしまうのだ。そのあたりを容赦なく映すから反感を買うのだろうか。でも目を開けて犠牲者の苦しみをしっかり見ろとうながすハネケに抵抗することはできなかった。

 不気味な若者二人は、生きている人間というより人間の底なしの邪悪さの象徴であろうし、他人の生死を決める力を持つ圧倒的な「権力」の擬人化かもしれない。邪悪さと権力は暴力というかたちで現象する。再三登場する卵、割れてしまう卵が印象的だった。村上春樹のスピーチではないけれど、暴力にさらされればひとたまりもなく壊れてしまうか弱い人間そのもの。本来不快なものである暴力の正体を知らしめ、それを娯楽として提供する一部の映画を強烈に批判する本作、不快だと一蹴されることこそハネケの本望かもしれない。ハネケを批判したかったら不快感の表明ではなく、別の道を探すべきだろう。

 私の試み、と言ってもすでに97年版のレビューでよふかしさんが述べておられることを踏襲させて頂くだけのようだが、
@フィクションの脆弱さ
A目に余るあざとさ
ぐらいか。理不尽な暴力に平和な日常がいつでも覆されるのが現実だからといって、それをそのまま映画にして突きつけるだけではあまりに救いがない。希望をこそイマジネーションの力で輝かせるべきではないのか。実はこの映画にも小さな光が瞬いている。一家の一人息子が最後まで無垢であったこと。死なせてしまっては元も子もないが少年は暴力に手を染めなかった。
 観客をゲームに参加させる趣向は少々あざとい。この点については私は乗れなかった。犠牲者の痛みにはある程度感応できても、この二人とともに全能感と加虐の喜びに浸れと言われても難しい。
 それとも自らの内に潜む嗜虐性を認識できなければ、この映画を真に理解できたことにはならないのだろうか。ハネケはどこまでも人が悪い。

 
 

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