男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 【第30作】

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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 【第30作】 / 渥美清
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「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 【第30作】」 の解説・あらすじ・ストーリー

国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第30弾がデジタルリマスター版で復活。大分で知り合った気の弱い青年・三郎が、憧れのOLの蛍子に言い寄れずに悩んでいることを知った寅次郎は、長年の失恋の経験を生かし恋の指南役を買って出るが…。

「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 【第30作】」 の作品情報

製作年: 1982年
製作国: 日本

「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 【第30作】」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

  • 旧作

大分で知り合った気の弱い青年、三郎は動物園の飼育係。やはり同宿したOLの蛍子にひと目惚れだがアタックできない。そこで我等が寅さんの恋愛指南となる。 JAN:4988105940574

収録時間: 字幕: 音声:
106分 日本語 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DA9530 2004年11月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
17枚 0人 0人

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 HDリマスター版 【第30作】

  • 旧作

国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第30弾がデジタルリマスター版で復活。大分で知り合った気の弱い青年・三郎が、憧れのOLの蛍子に言い寄れずに悩んでいることを知った寅次郎は、長年の失恋の経験を生かし恋の指南役を買って出るが…。

収録時間: 字幕: 音声:
106分 日本語 英語 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DB8530 2008年11月27日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
6枚 1人 2人

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第30作ネタバレ

投稿日:2007/12/01 レビュアー:ケチケチ

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サブタイトルの「花も嵐も」は、寅が弁士の口上を真似るシーンもありますし、寅が口ずさむ「旅の夜風」もありで、昭和13年のヒット作「愛染かつら」の引用なんでしょうね。とは言っても、戦前の若い二人に科せられた紆余曲折とは苦難の種類が違うのは当然ですが、「家族」という一面では共通するところがあります。

本作のメインとなるのは、何と言ってもマドンナ・螢子(田中裕子)です。娘として単純に甘えられなくなった家庭での存在でもあり、半ば強引に見合いを進められる家庭の中で、「結婚」が現実の問題として差し迫っています。そんな環境の中での家庭での娘としての顔や、三郎(沢田研二)の告白を聞き揺れ動く女としての顔、さらには寅との間には恋愛感情が無いからこそ無防備に甘え、彼女の現在の年齢を感じさせる色っぽさも演じているんですよね。

螢子の葛藤は、親たちが作り出した家庭という巣から抜けだし、新たな巣を作る事への葛藤だと思います。口うるさい母(馬淵晴子)の描写も、つね(三崎千恵子)が漬け物を漬けるエピソードも、またさくらと博の馴れ初めを聞くエピソードも、家庭の中でのそれぞれの年代の母という存在を切り取ってみせるシチュエーションだと思います。また前半で描写される三郎(沢田研二)の母の葬儀も、巣を無くした三郎が新たな巣を求める動機付けじゃないでしょうかね。

そんな中で寅が演じる役割は、二人を結び付ける恋愛指南ですが、寅にそんな器用な真似が出来るはずもなく、若い二人の間に紆余曲折を生み出すのは寅でもあるんですね。結果的には螢子に三郎の気持ちを伝えたそれだけで、二人は好転していくわけですが。
本作が描く寅の恋愛の仲介は、寅がマドンナと結びつかない理由を明示してもいて、30回記念にふさわしいストーリーを考え出したと言うところでしょうか。螢子に三郎の気持ちを伝えた寅は、急にはしゃぎ出す螢子の本心を見ていませんし、『愛しているとは決して言ってはいけない』と三郎を教育する寅ですが、いつもその言葉が言えないでいるのが寅なんですね。またその言葉が言えない訳は、寅はマドンナという花を決してその場から摘み取ろうとはしないからなんですよね。三郎が螢子を決意させる言葉は、「新しい家庭を築こう」という言葉にそのまま置き換えられると思います。
三郎と螢子が結ばれる明るいシーンは、いつもマドンナと結ばれることのない寅を裏返して表現していますし、寅の立場になれば虚しいシーンなんですよね。

ラストシークエンスでは、いつものとらやのお正月が描かれ、とらやを手伝う螢子が描かれます。そこにはお正月といえども仕事に出かけ、この場にいない三郎が明示されますし、これから螢子が築いていく家庭が待っている様々な困難を暗示もします。しかしそれが螢子が花も嵐も乗り越えて築いていく家庭なんですね。
一方ラストシーンでは、家庭の外に置かれた寅が描写されます。螢子と三郎の新しい家庭を築くことに何某かの手助けをした寅ですが、それが実った後には自分自身の虚しさが込み上げる寅ではなかったと思います。

さて作品の出来は、前作のように寅の恋愛を直接描写する作品に比べると、三郎と螢子に投影する分、非常に印象は弱くなってしまいます。物語の起伏は螢子の感情に頼るところが大きくなりますし、物語の展開を押さえて寅を中心としたコメディー要素を多く含ませるというのが、30回記念としての狙いだったんだと思います。キャストも馬淵晴子・殿山泰司・内田朝雄と豪華な顔ぶれを揃え、寅のいつもの恋愛の顛末を朝丘雪路とのワンシーンで見せるなど、ファンサービスという映画でしょうか。
作品のまとまりはそんなに悪くないと思いますが、三郎(沢田研二)の無性格な、単に気弱な青年という描写や、それ故のベタな墓参りの台詞などは褒められる物じゃないですね。また三郎はコメディー要素を増すためか、螢子の描写に対して漫画的な断片としての性格付けしかされていませんから、クライマックスの観覧車でのシーンも見ている側が気恥ずかしくなるほどです。寅がさくらに放つ最後の捨て台詞も、マンネリをあえて行ったファンサービスでしょうか。
あんまりまじめに評価してもしょうがないという所に狙いがある作品じゃないかと思います。
30点。

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うーん・・・寅さんが恋をしないのは・・・。ネタバレ

投稿日:2006/09/09 レビュアー:ホワイト

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今回は完全に恋のキューピットに徹している。
実生活でも結婚した沢田研二と田中裕子のカップルを見事に?結びつけた。
文学座の頃から天才女優と言われていた田中裕子が、今回に限り、多少演技過多なのは何故なんだろう。鼻につく芝居が随所にある。
やはり「倍賞千恵子」の削いだ演技に対抗してしまったのかもしれない。まだ沢田研二の情けない演技の方が、「臭い演技」を通り過ぎて、すがすがしい。
歴代3位の興行成績(寅さんの中で)を誇る作品だ。
余談だが、田中裕子は、ずーっとジュリーのファンだったと聞く。65点

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オープニングにびっくり!

投稿日:2005/05/15 レビュアー:レビュアー名未設定

「スケコマシのジュリー」に「暗黒街のボス・トラ」が意表をついて出てきたのにビックリ!寅さんの夢の中という設定なんですけどね。
本編も、とっても面白かった。沢田研二さんも、田中裕子さんもとっても若くて可愛いし、寅さんは笑わせてくれるし。
ゴンドラの中のラブシーンは本当にお芝居?なんか良い感じ!

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ジュリーはこの数年後離婚!

投稿日:2013/07/12 レビュアー:涼風マヨネーズ

ジュリーの恋愛物語。実際はこの頃からの不倫だったのか?

ジュリーは破格の慰謝料を支払っての離婚だったのを微かに覚えているが、田中裕子はそこまでいい女だったんだろうか?

ヒット曲を連発していたソロのジュリーも離婚と田中裕子との結婚をきっかけに売れなくなって行った覚えがある。

世間の目はこの二人をよく思わなかったんだね〜。この映画公開当時はなんでもなかったんだけど、結婚した頃の田中裕子は魔性の女呼ばわりされていたような?

寅さんの恋愛がない作品はやはり評価は良くないね!

水戸黄門のようにパターン化されていても観たくなったのは寅さんの恋愛と失恋だからね。

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時代に遅れつつあった寅さん――たぶん 27.0km地点

投稿日:2012/12/22 レビュアー:みなさん

第30作目。フルマラソン42.195キロならば、おおよそ27キロ地点に到達したことになる。
最近、身近にマラソンをする方が増えた。皆、○○マラソンに参加して来ただの、ハーフマラソンで調整しただの、なかなか喧しい。面白いのは、私より年長の方に走る方が多い、ということである。いわく、「道具が必要ないのでお金が掛からない」「健康にいい」とのこと。個人種目なので仲間を募らず気軽に大会に参加できることも大きなポイントだ。
記録を自慢される方もいるが、どちらかと言うと、走ることに楽しみを見いだしているように見受けられる。いろいろ話しを聞いたが、定年後の趣味と侮るなかれ、なかなか奥深い世界だった。
“趣味を見つける”なんてことは、定年のない寅さんには永遠に関係のないことかも知れない。(笑)

さて、本作品は、前作とはガラリと趣を変え、沢田研二さんと田中裕子さんを迎えた明るく穏やかな印象の一本だった。
さくらが御前様からマツタケをいただく。久しぶりに“とらや”に帰って来た寅さんを交えて豪華な夕食。――のはずだったが、案の定、大人気ない寅さんの行為で大喧嘩に発展してしまう。いたたまれない寅さんはまたもや旅の空へ。
大分で馴染みの温泉旅館に身を寄せた寅さんは、そこで親孝行な青年、三郎と出会う。彼は、亡くなった母親の遺骨を抱いて、昔働いていた旅館を訪ねて来たのだ。事情を察した寅さんのひと声で、古い知り合いを呼んで葬儀を行うことになる。……という出だしだった。
マツタケを巡る騒動は、いつものことながら上手い。山田洋次監督の面目躍如たるものがある。渥美清さんの演技も見事だった。これほど役者と監督の息の合った場面は、他の映画ではお目にかかれないだろう。

翌日、その旅館に来ていたOL2人と街中を観光することになった寅さん。しかし、若い女の子に付き合ってヘトヘトの様相。その途上、偶然にも三郎と出会う。彼は、納骨を済ませて来たところだった。彼の車で観光地をまわることになる。旅は盛り上がるが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。別れ際、三郎はOLの一人、螢子に「付き合って下さい」と思いの丈をぶちまける。……という展開。
二枚目だが不器用な男、三郎を沢田研二さんが演じる。プレオープニングのプレイボーイ役との対比が鮮やかだ。
これに呼応するかのように内気なマドンナ螢子を田中裕子さんがつとめる。劇中、女友達に「妙な色気があるでしょ、この娘」と言われるが、まさにそんな感じだった。

三郎は寅さんの恋愛指南を受けて螢子と付き合い始める。しかし、口下手な男と内気な女ではうまく行かない。螢子までもが寅さんに恋愛指南を受けるが……。
物語は、そのままクライマックスを迎える。しかし、そこに寅さんの姿は、ない。2人がうまく行かないのは自分の力不足と、また旅に出ようとする寅さんは、いささか寂しそうだった。明らかに、寅さんは物語の中心ではなかった。それが意図したものか、予期せぬ失敗だったのかは分からない。ひとつだけ確かなことは、寅さんは歳を取った、ということである。かと言って、年輩のマドンナばかりでは集客は望めないし、若いマドンナに熱を上げる寅さんも興醒めだろう。きっと松竹の上層部は苦慮していたに違いない。

60〜70年代のライフスタイルを象徴する存在だった寅さんも80年代に入ると、時代に取り残されつつあった。そこには諦めのムードすら感じ取れる。だからかも知れないが、90年代に入ると山田監督は、寅さんでない映画を発表し始める。教育や家族の問題を扱った作品は、どれも苦しいほどに名作だ。社会に対する山田監督らしい主義主張の現れだと言える。それは、寅さん映画では充分に表現出来なかった鬱憤を晴らすかのように力強かった。寅さんの寂しさは、映画の中に描かれる家族の姿や人と人の繋がりが、現実世界では形骸化しつつあるからだろう。私には、そう思えてならない。

明るく穏やかな印象とは裏腹に、後から考えさせられる一本だった。オススメ!

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