WXIII 機動警察パトレイバー / 綿引勝彦
WXIII 機動警察パトレイバー
/高山文彦
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全体の平均評価点: (5点満点)
(42)
解説・ストーリー
東京湾沿岸ではレイバーを狙う謎の破壊活動が続いていた。事件を追う城南署の刑事、久住と秦はその捜査に難航していた。そんな中、秦は生物医学研究所の研究員・岬冴子と偶然に出会い、彼女の不思議な魅力に惹かれていった。ある日、捜査中の久住と秦は湾岸に浮かぶ備蓄基地で次々と人間を食い殺す“怪物”に遭遇する。二人はこの“怪物”が、彼らの追うレイバー連続襲撃事件の犯人と疑いを強める。しかし、残された“怪物”の肉片からは驚くべき事実が判明する。さらに、二人の捜査の周辺で怪しく動く冴子の影が浮かび上がってくる……。
東京湾沿岸ではレイバーを狙う謎の破壊活動が続いていた。事件を追う城南署の刑事、久住と秦はその捜査に難航していた。そんな中、秦は生物医学研究所の研究員・岬冴子と偶然に出会い、彼女の不思議な魅力に惹かれていった。ある日、捜査中の久住と秦は湾岸に浮かぶ備蓄基地で次々と人間を食い殺す“怪物”に遭遇する。二人はこの“怪物”が、彼らの追うレイバー連続襲撃事件の犯人と疑いを強める。しかし、残された“怪物”の肉片からは驚くべき事実が判明する。さらに、二人の捜査の周辺で怪しく動く冴子の影が浮かび上がってくる……。
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「WXIII 機動警察パトレイバー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
東京湾沿岸ではレイバーを狙う謎の破壊活動が続いていた。事件を追う城南署の刑事、久住と秦はその捜査に難航していた。そんな中、秦は生物医学研究所の研究員・岬冴子と偶然に出会い、彼女の不思議な魅力に惹かれていった。ある日、捜査中の久住と秦は湾岸に浮かぶ備蓄基地で次々と人間を食い殺す“怪物”に遭遇する。二人はこの“怪物”が、彼らの追うレイバー連続襲撃事件の犯人と疑いを強める。しかし、残された“怪物”の肉片からは驚くべき事実が判明する。さらに、二人の捜査の周辺で怪しく動く冴子の影が浮かび上がってくる……。
「WXIII 機動警察パトレイバー」 の作品情報
「WXIII 機動警察パトレイバー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「WXIII 機動警察パトレイバー」 のシリーズ作品
WXIII 機動警察パトレイバーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR0015 |
2003年05月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
1人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】WXIII 機動警察パトレイバー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
英語 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語 2:リニアPCM/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCXR0004*B |
2008年07月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
|
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
2:リニアPCM/サラウンド/日本語
WXIII 機動警察パトレイバーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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BCDR0015 |
2003年05月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
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1人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】WXIII 機動警察パトレイバー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
英語 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語 2:リニアPCM/サラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCXR0004*B |
2008年07月25日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:42件
わたしはこれほど悲しい怪獣映画を知らない
投稿日:2006/09/28
レビュアー:吟遊旅人
あなたは愛しい人のすべてを愛せるだろうか。歌のセリフに「指先までも愛している」とかいうのがあったと思うが、爪の先まで、髪の毛の一本まで愛することができるだろうか。あるいは、愛した人の痕跡ですら、愛せるだろうか。
これは、哀しい愛の物語だ。愛する者を喪った女の絶望的な孤独と悲しみが生んだ、愛の奇跡と愛の醜さと愛のエゴイズムを描いた作品だ。パトレイバーなんて関係ない。それは話のついでに登場するだけ。パトレイバーというロボット型機械と怪物との戦いを描いた怪獣アニメには違いないが、怪獣映画につきものの華やかさや明るさがない。タッチは乾いていて、その上画面の動きは躍動的で素晴らしく、実写で観るよりも遙かにリアルで迫力があり、細部に演出の手が行き届いた配慮があり、女性科学者の悲しみが胸に迫る佳作だ。
夫を事故で喪い、幼い娘を癌で喪った女性が、孤独に耐えてすがりついた愛の妄想は、醜い怪物を育てた。愛とはこのように醜いものなのかも知れない。たとえその愛が無償の母の愛だとしても、愛の真実とはかくも醜いものなのかもしれない。
喪失感が色濃く漂う一人の部屋。女は冷たい箱のような部屋で、亡くした子どもの想い出だけにひたって生きる。愛した者の痕跡さえあれば、どんな姿であろうとも、たとえ廃棄物でも、彼女は<それ>を愛し破滅へと堕ちていった。若い男の新しい愛も彼女を引き留めることはできない。
そして、愛の亡霊である怪物は、美しいピアノの調べに誘い出されて邪悪なその姿を現す。愛される側も無垢な存在ではいられない、この不条理。
レイバーの装甲が剥がれ落ちた時にハラリと見えた怪物の生身の姿には、思わず息を飲んだ。「かわいそう過ぎる」と。
母の愛は権力の陰謀に消費された。いや、権力のほうこそ、母の愛に翻弄されたと言える。そのどちらもの犠牲になったのが、愛される側の「廃棄物13号」。
話のおもしろさは第二作の方が勝るだろう。でも、わたしはこっちの方が好き。こんなに哀しい怪獣映画は初めて観た。ウルトラマンの「ジャミラ」に匹敵する悲しさだ。一人でしみじみ観てください。
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
さらに他人に勧めにくい……
ご存じ機動警察パトレイバーの、映画化3作目。
といっても、パトレイバーはほとんど出てきません。
ストーリー上も、いてもいなくても……といった程度の存在。
シリーズの持っていたキャラクターやストーリーを活かすのではなく、
その「世界観」こそを引き継ごうとした作品じゃないかと思うんですが、
ロケハンにあまりに熱心すぎて取り組んだためか、
東京がさっぱり未来都市に見えません。
あ、1999年設定だから既に過去なのか(笑)
丁寧な画像と、
丁寧なキャラ描写(ただし本編では脇も脇だった刑事について)
丁寧な物語。
ストーリーも、脚本が漫画家の「とり・みき」なんですが、
よく健闘してるとは思います。
2の時からそういう傾向はありましたけど、
いよいよ他人に勧めにくい作風になってしまいました。
面白くなくて勧められないならともかく、
面白いんだけど人を選ぶ作品です。
前知識もかなり必要。
うーん、こういう作品はどう評価すればいいんだろう。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
原作の1エピソードの映画化
まあまあ面白かったです。
実は原作を先に読んだことがあるので、すでに終了してかなり時間の経った原作の1つのエピソードを、なぜわざわざ映画化する意義があるのか、今ひとつ疑問でした。すでに多くの人がストーリーを知っているわけですからね。
どうせなら、パトレイバーの世界観をもっと広げてオリジナルに仕上げた方がもっと面白かったように思います。
それと、劇場版の前2作の雰囲気を悪い意味で引き継いでしまった感があり残念ですね。興行的失敗を避けるため、前2作の雰囲気を踏襲し、原作から話を持ってきて保守的な作りに走って失敗してしまったという感じ。
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クリエイターのセンスが光る超変化球
投稿日:2008/05/18
レビュアー:ひぐらし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
「焼き魚趣向のロボットアニメ」として始まったパトレイバーシリーズは、「レイバー」というロボットだけが非現実的で、それ以外の設定は極力現実の世界観そのままにしたことにより、それこそステレオタイプのロボットアニメらしいストーリーはもちろん、キャラクターを使って、悲劇あり喜劇あり、ラブコメあり旅情もの等など、ジャンルを問わずに各クリエイター達が「作りたい立ち位置」で作品を組み上げられた、そんなメディアミックス作品。
さて本作は原作で人気も高かった「廃棄物13号」編のアニメ化。正統派の怪獣ものであり、メアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」に通じる、禁忌の怪物創造を巡るマッドサイエンティストのモンスターホラーというジャンルの物語は、もともと映像化に向いたエピソードでした。
諸般の事情で制作が大幅に遅れ、既にパトレイバー作品の熱気が冷め終わった2002年に公開されましたが、これまた見事なまでの丁寧な仕事ぶり。
しかも原作とは違う、普通の警察署の刑事たちを主人公として行動させつつ、原作どおりに特車二課も別行動で活動しているのをチラチラと見せる。
ザッピングというやつでしょうか。
原作とは基本的に同じストーリーをやっているのに、こうやって別アングルから作品を撮ってみると、全く違う印象の作品に見えるから不思議。
メインキャラクターであり、怪物を生み出した科学者岬冴子の描写が強烈。愛する家族を事故や病魔で失った彼女、表向きは気丈にも凛とした科学者であり大学講師としての体裁を整えていますが、家には壁一面に引き伸ばした亡き娘の写真、そしてまるで死んだ魚の目のような表情で、生前の娘のビデオを見つめる。
プラスあればマイナスあり。人間なんてそんなタフではない。壮絶な孤独が、娘を殺した癌細胞を使って、恐るべき化け物を培養し、その姿に「娘」を見出す冴子は、まさに人造人間を作り出した狂気の科学者という設定ながら、一概に「狂ってる」と裁けない哀れさで一杯。
セリフや説明要素が多くないところもいいですね。キャラクターの表情や仕草が心情を雄弁に語る。これをアニメーションで構築したスタッフは流石。
パトレイバーシリーズとしてはかなり異端のエピソードを、さらに変化球的に作り上げた映画であるため、相当に評価の割れる作品でしょう。ステレオタイプなロボットアニメが見たい人はかなりガッカリするでしょうし、逆にマニアックな変化球を楽しみたい方には意外な掘り出し物として楽しめるでしょう。
そういった、クリエイターが自在にいじりつつも、決して作品世界が破たんしない柔軟さをもつ、機動警察パトレイバーという作品の奥深さは、発表から20余年経った今でも、決して色は褪せていないのですね。
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こんな映画を作っていたんですねぇ〜
原作の途中から話に追いつかなくなって、後ろ髪を引かれながらも今更と置きざりにしたままだったんですが…
鉄腕バーディーを機に、パトレイバーを見直すことにしたんですが…
これはパトレイバーの活躍がほとんどないんですね。
謎の怪物と、その真相を追う刑事さんの物語のようです。
他のレビュアーのお話によれば原作にエピソードがあるようですが、さすがにそこまで追いかける気にはなれませんね。
おまけに怪物が『エイリアン』のデザインに似ているし!(笑)
ごめんなさい。これは評価できません!
怪物物のアニメ映画を作りたかっただけかな?
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ユーザーレビュー
わたしはこれほど悲しい怪獣映画を知らない
投稿日
2006/09/28
レビュアー
吟遊旅人
あなたは愛しい人のすべてを愛せるだろうか。歌のセリフに「指先までも愛している」とかいうのがあったと思うが、爪の先まで、髪の毛の一本まで愛することができるだろうか。あるいは、愛した人の痕跡ですら、愛せるだろうか。
これは、哀しい愛の物語だ。愛する者を喪った女の絶望的な孤独と悲しみが生んだ、愛の奇跡と愛の醜さと愛のエゴイズムを描いた作品だ。パトレイバーなんて関係ない。それは話のついでに登場するだけ。パトレイバーというロボット型機械と怪物との戦いを描いた怪獣アニメには違いないが、怪獣映画につきものの華やかさや明るさがない。タッチは乾いていて、その上画面の動きは躍動的で素晴らしく、実写で観るよりも遙かにリアルで迫力があり、細部に演出の手が行き届いた配慮があり、女性科学者の悲しみが胸に迫る佳作だ。
夫を事故で喪い、幼い娘を癌で喪った女性が、孤独に耐えてすがりついた愛の妄想は、醜い怪物を育てた。愛とはこのように醜いものなのかも知れない。たとえその愛が無償の母の愛だとしても、愛の真実とはかくも醜いものなのかもしれない。
喪失感が色濃く漂う一人の部屋。女は冷たい箱のような部屋で、亡くした子どもの想い出だけにひたって生きる。愛した者の痕跡さえあれば、どんな姿であろうとも、たとえ廃棄物でも、彼女は<それ>を愛し破滅へと堕ちていった。若い男の新しい愛も彼女を引き留めることはできない。
そして、愛の亡霊である怪物は、美しいピアノの調べに誘い出されて邪悪なその姿を現す。愛される側も無垢な存在ではいられない、この不条理。
レイバーの装甲が剥がれ落ちた時にハラリと見えた怪物の生身の姿には、思わず息を飲んだ。「かわいそう過ぎる」と。
母の愛は権力の陰謀に消費された。いや、権力のほうこそ、母の愛に翻弄されたと言える。そのどちらもの犠牲になったのが、愛される側の「廃棄物13号」。
話のおもしろさは第二作の方が勝るだろう。でも、わたしはこっちの方が好き。こんなに哀しい怪獣映画は初めて観た。ウルトラマンの「ジャミラ」に匹敵する悲しさだ。一人でしみじみ観てください。
さらに他人に勧めにくい……
投稿日
2009/10/03
レビュアー
(み)
ご存じ機動警察パトレイバーの、映画化3作目。
といっても、パトレイバーはほとんど出てきません。
ストーリー上も、いてもいなくても……といった程度の存在。
シリーズの持っていたキャラクターやストーリーを活かすのではなく、
その「世界観」こそを引き継ごうとした作品じゃないかと思うんですが、
ロケハンにあまりに熱心すぎて取り組んだためか、
東京がさっぱり未来都市に見えません。
あ、1999年設定だから既に過去なのか(笑)
丁寧な画像と、
丁寧なキャラ描写(ただし本編では脇も脇だった刑事について)
丁寧な物語。
ストーリーも、脚本が漫画家の「とり・みき」なんですが、
よく健闘してるとは思います。
2の時からそういう傾向はありましたけど、
いよいよ他人に勧めにくい作風になってしまいました。
面白くなくて勧められないならともかく、
面白いんだけど人を選ぶ作品です。
前知識もかなり必要。
うーん、こういう作品はどう評価すればいいんだろう。
原作の1エピソードの映画化
投稿日
2007/01/22
レビュアー
ハット
まあまあ面白かったです。
実は原作を先に読んだことがあるので、すでに終了してかなり時間の経った原作の1つのエピソードを、なぜわざわざ映画化する意義があるのか、今ひとつ疑問でした。すでに多くの人がストーリーを知っているわけですからね。
どうせなら、パトレイバーの世界観をもっと広げてオリジナルに仕上げた方がもっと面白かったように思います。
それと、劇場版の前2作の雰囲気を悪い意味で引き継いでしまった感があり残念ですね。興行的失敗を避けるため、前2作の雰囲気を踏襲し、原作から話を持ってきて保守的な作りに走って失敗してしまったという感じ。
クリエイターのセンスが光る超変化球
投稿日
2008/05/18
レビュアー
ひぐらし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
「焼き魚趣向のロボットアニメ」として始まったパトレイバーシリーズは、「レイバー」というロボットだけが非現実的で、それ以外の設定は極力現実の世界観そのままにしたことにより、それこそステレオタイプのロボットアニメらしいストーリーはもちろん、キャラクターを使って、悲劇あり喜劇あり、ラブコメあり旅情もの等など、ジャンルを問わずに各クリエイター達が「作りたい立ち位置」で作品を組み上げられた、そんなメディアミックス作品。
さて本作は原作で人気も高かった「廃棄物13号」編のアニメ化。正統派の怪獣ものであり、メアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」に通じる、禁忌の怪物創造を巡るマッドサイエンティストのモンスターホラーというジャンルの物語は、もともと映像化に向いたエピソードでした。
諸般の事情で制作が大幅に遅れ、既にパトレイバー作品の熱気が冷め終わった2002年に公開されましたが、これまた見事なまでの丁寧な仕事ぶり。
しかも原作とは違う、普通の警察署の刑事たちを主人公として行動させつつ、原作どおりに特車二課も別行動で活動しているのをチラチラと見せる。
ザッピングというやつでしょうか。
原作とは基本的に同じストーリーをやっているのに、こうやって別アングルから作品を撮ってみると、全く違う印象の作品に見えるから不思議。
メインキャラクターであり、怪物を生み出した科学者岬冴子の描写が強烈。愛する家族を事故や病魔で失った彼女、表向きは気丈にも凛とした科学者であり大学講師としての体裁を整えていますが、家には壁一面に引き伸ばした亡き娘の写真、そしてまるで死んだ魚の目のような表情で、生前の娘のビデオを見つめる。
プラスあればマイナスあり。人間なんてそんなタフではない。壮絶な孤独が、娘を殺した癌細胞を使って、恐るべき化け物を培養し、その姿に「娘」を見出す冴子は、まさに人造人間を作り出した狂気の科学者という設定ながら、一概に「狂ってる」と裁けない哀れさで一杯。
セリフや説明要素が多くないところもいいですね。キャラクターの表情や仕草が心情を雄弁に語る。これをアニメーションで構築したスタッフは流石。
パトレイバーシリーズとしてはかなり異端のエピソードを、さらに変化球的に作り上げた映画であるため、相当に評価の割れる作品でしょう。ステレオタイプなロボットアニメが見たい人はかなりガッカリするでしょうし、逆にマニアックな変化球を楽しみたい方には意外な掘り出し物として楽しめるでしょう。
そういった、クリエイターが自在にいじりつつも、決して作品世界が破たんしない柔軟さをもつ、機動警察パトレイバーという作品の奥深さは、発表から20余年経った今でも、決して色は褪せていないのですね。
こんな映画を作っていたんですねぇ〜
投稿日
2009/06/28
レビュアー
春爛漫
原作の途中から話に追いつかなくなって、後ろ髪を引かれながらも今更と置きざりにしたままだったんですが…
鉄腕バーディーを機に、パトレイバーを見直すことにしたんですが…
これはパトレイバーの活躍がほとんどないんですね。
謎の怪物と、その真相を追う刑事さんの物語のようです。
他のレビュアーのお話によれば原作にエピソードがあるようですが、さすがにそこまで追いかける気にはなれませんね。
おまけに怪物が『エイリアン』のデザインに似ているし!(笑)
ごめんなさい。これは評価できません!
怪物物のアニメ映画を作りたかっただけかな?
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