プリズン・フリーク

邦題でとても損してる勿体ない作品だと思います。
アメリカの大人気ドラマシリーズのパロディーじゃございません。念のため。
私はウィル・アーネットが好きで、辿っていくうちに本作に当たりましたが、邦題だけ見て借りようとは思わなかったでしょうね。

本作は「燃えよピンポン」と脚本家がダブってるんですが、あそこまで悪ノリしない、ストーリーで笑かしてくれる正統派のコメディーです。
自分に有罪判決を下した判事に復讐しようとしたが亡くなっていたため、代わりにその息子へ復讐する物語。

判事の息子を陥れて刑務所へ送り込んだ主人公が、自分も刑務所へ逆戻りして友人のふりをしながら陰で数々の罠を仕掛けていきます。
この復讐劇を実行する主人公が憎たらしいんです(笑)
刑務所で身を守る術を教えて息子から信用と友情を得ます。
立場は主人公の方が上で判事の息子は言いなり状態。
面白いのは罠を仕掛けてどんどん窮地に追いこみながら、意外な展開で立場が逆転していく様。
これがめっちゃ面白い♪
どぎついエログロなお下劣ギャグで笑かすんじゃなく、きちんと練り込んだ話の展開で笑かしてくれるのはお見事です。

本当に満足のいく素敵なコメディーでした。
超おすすめです。

こんなに面白いのにレビュー少ないんですね。。。
くだらないんですけど…
テンポ良くて、笑えます。

犯罪人生を子供の頃からまっしぐらに送ってきたジョンは
刑務所から出所するとすぐ自分を刑務所に送った判事を
逆恨んで復讐を計画…
ところが出所３日前に判事は死亡しており、急遽その息子
ネルソンに復讐を仕掛ける。

性格が超ー悪ドラ息子ネルソンを罠に掛け、刑務所に
閉じ込めると自分も刑務所へ。
味方のふりしてルームメイトになり更にネルソンへ執拗に罠を
仕掛けるが、ネルソンはゲイの黒人に愛されるように
なってしまい、またふとしたことで白人側のボスに
持ち上げられてしまう。

ラストはネルソンとジョンの命を掛けた決闘シーンが。
とにかく、
このアメリカ版『塀の中の懲りない面々』コメディ・ドラマ
は面白いです！！

ラストは…
見てのお楽しみ？！

汚れ（？）ジョン役のダックス・シェパードは
最近、あのオーウェンと5月に破局していたケイト・ハドソンの
気になる「新しい男性」？と噂の俳優さん。
これからは公私共に忙しいのでは？？？楽しみですね。

★★★★☆

プリズンブレイクの大ファンである私としましては、このタイトルを見つけたときに「おおっと！！！」と思わず、自分のラッキーさを喜び、「さぁ、どれだけパロッてくれてるかのかと」期待満々で借りましたが、始まるや否や「？？？？」どうも、パロディではありません。原題が「レッツゴープリズン（刑務所へ行こう）」ですので、内容は全然別物でした。原題通りにタイトルつけてればたぶん借りてません。ある意味、詐欺にかかったような、自分のおろかさに情けない！でも、パロディでないので、作品自体は可もなく、不可もなくという感じでした。
　くれぐれも、パロディと勘違いせずに借りてください。

最近、コメディー物を物色中。
ただ、コメディー物といえば、内容もなく、くだらない。特に日本人には理解しがたいアメリカンジョークの連続が定番。
これなら、自国のコメディーを見た方が笑えるか。。。と諦めかけていたところで今作品に出会いました。
レビューは少ないながらも好印象。
これは期待できるかも！と。。。ま、半分期待してませんでしたけどね。
ところがこれがまた日本人の感性に近い。
ブラックジョークでもなく、下ネタでもなく、万国共通の【笑い】がそこにあった。
要するに、嫌がらせのオンパレード。
それも、どれもこれもちっちゃ〜い嫌がらせ　笑
それこそ自己満足的な嫌がらせの数々。それが積もり積もるとツボにはまってくるのだ。
これは気楽に楽しむにはオススメ！
嫌味がないのも爽やかですｗｗｗ

感想･総評：途中までは見ていて気分の悪くなるような感じだったが、見終わってみればそう悪い気持ちでもなかった

対象年齢：高校生以上（暴力場面あり。Ｈ場面は微妙。子供に見せるような内容ではない）

食事中に見られるか：やめた方がよい