LOFT ロフト

LOFT ロフトの画像・ジャケット写真
LOFT ロフト / 中谷美紀
全体の平均評価点:
(5点満点)

82

  • DVD
ジャンル:

「LOFT ロフト」 の解説・あらすじ・ストーリー

 「アカルイミライ」「ドッペルゲンガー」の黒沢清監督が、ミイラをモチーフに描くサスペンス・ホラー。スランプ中の女性作家が、新天地で思いがけず1000年前の女性のミイラと遭遇、次第にミイラをめぐる謎に取り憑かれていく恐怖を描く。主演は中谷美紀、共演に豊川悦司。将来を嘱望されている女性作家・春名礼子はスランプに陥り、担当編集者・木島の勧めで、東京郊外の緑に囲まれた洋館に引っ越しをする。やがて彼女は、大学教授の吉岡が向かいの建物にミイラ化した1000年前の女性を極秘に保管していることを知るのだったが…。

「LOFT ロフト」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: 日本
原題: LOFT

「LOFT ロフト」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

LOFT ロフトの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
115分 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
GNBR1428 2007年02月09日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
8枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:82件

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1〜 5件 / 全82件

とりあえず・・・、シュールです。

投稿日:2007/06/14 レビュアー:JUCE

正直に告白します。
訳が分からないです。
頭の中を???マークが飛び交ってます。

黒沢監督の作品ですから通常のホラーとは違うというのは分かりきっていたことなんですが、今回もやはり「バズシ」が入ってます。「ホラー映画の中に恋愛ドラマを入れたら」どうなるかという事らしいですが、やはり本当の目的はそんな単純なところには無いのでしょう。全てがバランスを崩すという方向に作られていることはなんとなく感じ取れます。ということは狙いは「セオリーの破壊」といったところなのでしょうか。
通常映像はカット編集が基本と言われますが、この映画もカット編集に拘っています。しかし普通とは異なった手法です。一般的にはカット編集を行う場合にはいかに繋ぎが自然で観客が違和感を感じずに見る事が出来るかという気配りがされます。その一例がイマジナリーラインを考えた編集、「ポン寄り」「ポン引き」を極力避けたりするのが常なのですが、この映画ではそのあたりを逆手にとってショックある編集がメインになっています。またSE(サウンドエフェクト)のタイミングをずらすという今までの映画では聞いたことが無いこともやっています。この部分は割りと話題になっているようで「文學界」で蓮實重彦氏も指摘されているようです。わたしもアレって思ってその部分は巻き戻しをしてしまいました。
役者達の演技も間違いなくワザと棒読み状態にしています。ちょっと理由は分からないのですが、演技による説明を拝して文学的(文字)的な表現を映像で試すということかなとも思いましたが・・・。

私はこの映画のテーマは「ダブル(2重)」じゃないかと思っています。「ホラー」と「ラブストーリー」、「ミイラ」と「ヒロイン」に魅入られる男、「ミイラ」と「幽霊」の二つの謎やほぼダブル主人公を等価に扱うことなどこの映画の中では“2”という数字が意味を持っているような気がしてなりません。

ここまで確信犯的に外されると、逆にこの映画に引き込まれる感覚が私にはあります。一度黒沢清監督とはお会いしたことがありますが、あの温厚で理知的な紳士がこんなへんてこで理解が難しい作品をつくるというギャップにもちょっと驚かされます。

黒沢清監督のこれまでの世界観をあるていど知っていることを前提にした映画だと思います。普通に見ると面白くないと思いますので黒沢清監督に興味の無い人にはお勧めし難い作品です。

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預かりますって 木乃伊かよ

投稿日:2007/02/10 レビュアー:裸足のラヴァース

洋画が「キングス&クィーン」なら 邦画のナンバ1はわたくしこの「ロフト」ですね いやあそりゃあ失敗作ですよ いいじゃないですか こんな壮大な魅力的な失敗作なら これいまね予約リストの一番に入れてんのよ だってわけわかんないもん 一回観ただけじゃ なのにぶわっちゃんが余計なこと言うし 勝王さんは ささっとレヴューしちゃうんで しょうがないので うろ覚えのまま断片的レヴューを

中谷美紀が意味もなく泥を吐きますね とっさに今は有名な現代美術の人らしい クリスチャン・ボルタンスキーって方がいるのですが この人に「咳をする男」とゆうほんの十数秒の映画がありまして これは包帯をぐるぐる巻きにされた男(ミイラ!)がただ血の咳をしてるだけのシネマ こんなん思い出しましたね 湖畔にすっと佇む中谷美紀はそのまま 成瀬の「乱れ雲」じゃんみたいな「ドッペルゲンガー」以上に分裂しながら なにか色んな映画の断片を感じるんですね 全体は怪奇映画ですしね確かに フラッシュ・フォワードなんて導入も混乱を助長してますね

二棟の建物(物質)とか ジャンル(幽霊と木乃伊)とか ホラーとラブ・ストーリーとか 人物の錯綜 冷静で沈着に運命を受け入れながらの 中谷のあの悲鳴 等 ほとんど分裂病のようなシネマになってますね 面白い これら物語内容とは別に見直したかったのが技術面 つまり2台のデジタル・カメラで撮ってるわけですね これのメーキングみたいなものを見ると 若い女性が小さなデジカメで単に メインのキャメラの横で別視角で撮影してるだけに見えるんですよね こんな誰でも出来る撮影みたいで 誰にも撮れない映画を創造する 黒沢の野心にはやはり敬服いたしますよ
「パプリカ」ってアニメでなんと イマジナリー・ラインを説明しちゃってるシーンがあるんですよね 面白かったです わかりやすく映画原理をみせました のですが「ロフト」の二台のデジカメが作る 視線の差異とゆらぎにおいて この原理を蹂躙してしまいます まあそんな分析はパロちゃんなんかのほうがずっと うまいですから わしは見直してただ確認したいと思っているのです

ひめさんがトヨエツ良かったっておっしゃってますね わしの友人の若いシネフィルのおねえさんも 彼がこんなに魅力的なのは初めて見たと言ってたよ 中谷美紀は素晴らしかったね去年の主演女優賞は「ロフト」で確信したね ラブ・ストーリーはともかく彼女の存在感は 立派な女性映画にしてないでしょうかね とにかく色んな楽しみ方のできる映画ですね 誰にもは薦めないけどね
   

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ホラー?

投稿日:2008/02/29 レビュアー:pokorou

サスペンスホラー・・・
まぁ、サスペンスと言えばサスペンスでしたが、ホラーでは無かったです。怖くなかった。
ミイラも結局なんだったのか?と言う感じで、全体的に暗い。
怖いでは無く、暗いw
映画じゃなくドラマでも良かったのでは?と思った映画でした。

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むかしむかし・・・・ネタバレ

投稿日:2007/10/24 レビュアー:べっち

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神話、というか民間伝承のようなお話ですね・・・・

(なんとかしないようにしようとは思いますが、やっぱりネタバレです)

  実は黒沢作品の楽しみ方がわかってきたのが、「叫」からでごく最近のことだ(余談ですが、「叫」をなぜか「叫び」だと思い込んでいたアチキ、以前のレビューで誤植しております、お詫びとともに訂正します)。もちろん映画の楽しみ方に正解なんてあるのかどうか、それでも以前のアチキはもったいない見方をしていたと思う。
  理解しよう、解釈しようとしていたのだ。別にそれも悪いことじゃないのだけれど、血の巡りの悪い頭をひねったところで出てくる知恵はたいしたことないのだ。自分の限界を知って、むだなあがきはよそう。
  それになにより、黒沢清はなかなか親切な人で、こちらが素直に見ている限り、とてもわかりやすい鍵をわかりやすいところに置いておいてくれる。
  今回でいえば中谷美紀ふんする主人公が嘔吐する真っ黒な泥。

  ああそうか、彼女がミイラなんだ。
  だから巻頭で鏡に映るその顔には生気がまるで無くて、それでもお化粧をしようと(ってか、あれって化粧を落としてるのかな(~_~;)、メイクのことをよく知らん無粋なアチキ)、コットンを顔に当てていたんだな。

  ただそれでも黒沢ビギナーの域を出ないアチキはラストに戸惑いました。なんかさびしいと思いながらも。
  さびしい・・・・ ミイラの彼女・・・・ そっかぁ・・・・
  答えは向こうからゆっくりとやってきました。
  結局彼女はまた水の底に取り残されちゃったんだな。一度は愛を確かめ合った男も結局は水の「外」へと行ってしまい、再び孤独にすごすことになるんだな、もしかしたらもう千年。
  哀しいね、可哀そうだね。

  ああ、もちろん間違った読み方をしているのかもしれません。でも今回はこれでいいと思うのです。きっとこれからも何度もこの映画を観ることでしょうし、そのたびに違った見方をするでしょうし。
  何度も何度もじいちゃんたちが聞かしてくれる昔話や神話のように。


  技術的な面についても書こうと思っていましたが、それはまた別の機会に。ただ恐怖を描く技術はとても洗練されています。恐怖映画ではないのですがね。

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クロサワはリンチをめざすのか?

投稿日:2007/12/19 レビュアー:spider

「ドッペルゲンガー」では「ホラーからの逸脱」を企図し、最新作「叫」でも一筋縄ではいかない「ジャンルの重層構造」を披露してくれた黒沢清監督の2006年の作品…実は個人的にはこれまで見たクロサワ作品の中で一番好きかもしれない。

彼の作品でおなじみの役所広司は、感傷的な描写を排するクロサワ作品の中で、演技に自然に滲み出る人間味が見るものに安心感を与えてた気がするけど、本作の豊川悦司はもともと生活観の感じられない役者だから、クロサワ作品の中の彼は、いよいよ現実感のない機械仕掛けの人間のように見えて仕方がなかった。

しかしその違和感は、中谷美紀をはじめとする登場人物たちの、なぜか棒読みの台詞や、恐怖に遭遇したときの「ギャーッ」「やめてー」という、もろステレオタイプな表情と叫び声、場違いなほど薄っぺらな「恋人同士の会話」など、そこかしこに意図的にちりばめられているように思える。

そして「これはホラーだ」と頭から思い込んでいる観客は、どう考えてもオカシイ場違いなセリフを聞かされても「果たして笑っていいのか」どうか戸惑い、半笑いのまま固まってしまうことになる。そして、視界の隅に黒いシミのように佇む恐怖が繰り返し描かれる場面で、やはり正真正銘のクロサワホラーであることを再認識させられた後、ついに動かざるものが動き始めたときに発せられるトヨエツの驚愕のセリフによって、疑念はついに確信に変わることになる。

ここまできて、すごくリンチ的なテイストを感じたのは私だけでしょうか。不可思議な人物、場違いなセリフ、繰り返し描かれるアイテム、現実と非現実のあいまいな境界線、もっともリンチのエロスはここにはなく、そのかわりにとびきりの「恐怖」があるのですが…。

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