サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ

サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライの画像・ジャケット写真
サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ / ルー・プッチ
全体の平均評価点:
(5点満点)

36

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ」 の解説・あらすじ・ストーリー

 漠然とした不安を抱き、17歳になっても親指を吸う癖(サムサッキング)が止められない少年の心の成長を繊細なタッチで綴った思春期ムービー。世界的アーティスト、マイク・ミルズの長編監督デビュー作。オレゴン州の閑静な郊外住宅地に暮らす17歳の少年ジャスティンは親指を吸う癖が治らず悩んでいた。行きつけの歯科医ペリーは、そんなジャスティンに催眠術を施した。おかげで癖は治ったものの、不安を解消する術を失ったジャスティンは次第に自分の行動をコントロールできなくなってしまうのだった。

「サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: アメリカ
原題: THUMBSUCKER
受賞記録: 2005年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(男優賞)

「サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
96分 日本語 英:ドルビーデジタル5.0ch、日:ドルビーデジタル5.0ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 RDD40952 2007年02月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
11枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:36件

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こりゃいくらなんでも。。。。ネタバレ

投稿日:2007/05/14 レビュアー:武蔵野婦人

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17歳の悩める思春期を描いた映画。
サムサッカーってのは、親指をちゅうちゅう吸う癖のこと。17歳になっても親指を吸う癖が直らない主人公ジャスティンの自分探しのプロセスが、淡々と。

で。
最後の落としどころは
「誰だって何かに依存して生きている」(母親の示唆)ってことと
「いいじゃないか、親指吸ったって。何の問題もない癖だ。治す必要も変わる必要もありゃしない。人にできるのは、ただ努力して前に進むだけ。ありのままの自分を受け入れて生きろ」(怪しげな歯科医キアヌ・リーブスのせりふ)

ってことになるんでしょうか。
最後は心地よく親指を吸うジャスティンの映像でFIN。

そこを素直に「そうだよね、そうだよ!」と思える人、青春の逡巡ってこんなものだよね! と共感できる人にとっては、なかなか味のある映画かもしれません。


でも、私はまったくだめでしたわ。
のっけからの親指吸い否定と、行き過ぎの歯科矯正と医療行為を逸脱した危険な催眠療法。
え?
指を吸う癖ってのは、何の問題もない癖でしょ。そんなの心理学的には完全に確立されている分野なわけで。1時間半も冗長な話を見せられたあとに、「親指吸いなんて何も問題ないんだ!」ってこんなこと改めて言われてもねえ。

えっと。さらに言えば。
彼の症状にADHDという診断が入るのもまったく暴力的だし
そこにリタリンなんかが処方されちゃうのも短絡的で
さらにリタリンで天才になるってのもあまりに荒唐無稽。
その他、こうしたデリケートな部分の処理が
あまりにおおざっぱで基礎知識に欠けるあたりが
なんともはや、いくらなんでも。。。。という気分です。

17歳が悩みながら自分の道をみつける、、、はずなんですが
最後に見つけた道の行き先もなんだか非常に短絡的。
主人公の「悩み」を扱いたかったのだと思うのですが、その悩みの中身が、深く捕らえられていない。あれこれ、思いつくままにそれっぽいもんをずずーっと並べてみたよ、って感じ。

いろんなもんが見えすぎてしまう四十路の私には、かなり腹の立つ部分が多い映画でもありました。
こういうデリケートな問題はさ、もうちょっとちゃんとつくろうよ。イメージと雰囲気で伝わるものもあるかもしれないけど、きちんと作ることで伝わるものの中身が、私は大事なのだと思います。

薬物が出てくるのでR12なんですが、非常に曲解を含む内容であるということで、薬物などは関係なしに、私は息子には見せたくないですな。すみません、今回も辛口です。

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誰もが何かに依存して生きている。

投稿日:2007/02/20 レビュアー:おうち大好き

人間とはそんな生き物ではないかしら。
私なら差し詰め、映画と、このサイトかな?
今ではDISCASなしでは生きていけなくなっております。

この映画は深い。哲学的です。
特に思春期の男の子を持ったお母さんにお奨めです。

ルー・ブッチ君、上手いですよ〜。目の演技最高です。成長していくにつれてドンドン変わっていきます。
キアヌ・リーブスはちょっと変な歯科医役でした。

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怪しげな歯医者・・・ネタバレ

投稿日:2009/04/22 レビュアー:ムーミンママ

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の役でキアヌ・リーブスが出ています。
彼がラストに言う’答えのない人生を生き抜く力をつけろ’というのが
この映画の一番のテーマなのでしょうか・・・

指しゃぶりをする17歳の話。
うちの子が小さい頃なかなか指しゃぶりがやめられなかった時
’大人になっても指しゃぶりをしてる人はいないから・・・’って
いうのが私の心の慰めだったけれど、きっと稀にはやめられない人も
いるんでしょうね。
長男の出産は難産で大変だったので、しばらくほとんど寝たきり状態だった私。
当然、授乳なんかできるはずもなくて、うちの子は哺乳瓶で粉ミルクで
大きくなりました。
当時は母乳で育児が大きく見直され始めた頃だったので
気にしないようにはしていましたが、母乳をあげられない
罪悪感やプレッシャーを感じていました。
母乳でないことで指しゃぶりをするのかも・・・と
悩んだことも1度や2度ではありません。
幸い3歳になった頃にはやめられたので悩んでいたことも
忘れていましたが。
14歳になった長男はすっかり大きくなり、今では
私よりはるかに背も大きくなって(体重はまだ負けてないけど!)
立派な?思春期、反抗期の真っ只中です。

そんなことを思い出しながら観ていたので
ラストで爽やかな笑顔で疾走するジャスティンの姿には
とても嬉しい気持ちで観終えることができました。

でもね、途中の展開で不満も残るんですよね。
すでに他のレビュアーさんもご指摘されていますけど
キアヌの怪しい催眠術やらADHDの薬物治療だとかマリファナだとか
依存の対象となるものを並べ立てて、安易に扱っている印象もあります。
ディベートクラブの先生も嫌な感じ。
ものわかりの良さそうな顔をして、子供たちにビールを買い与えたり
子供たちの成長よりもクラブの勝利を考えているような・・・

ま、それもこれも大人になっても、人は答えの出ない問題に悩み
何かに依存しながら生きているんだよってことが言いたかったのかな。
大人たちも悩んでいるんだよ、17歳で悩むのは普通のことなんだよ、ってね。

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みんな試行錯誤して生きている

投稿日:2012/11/22 レビュアー:kazupon

ジャスティンの親指を吸う癖(サムサッキング)って、彼にとっては精神安定剤のようなものなんでしょうね。
だから、歯科医のペリー先生の催眠術で癖は治っても、心の不安はそのままなので、指を吸えないことでパニックになってしまう。
その後のジャスティンの不安定な精神状態はADHDと診断され、薬物治療を施されるのですが、服用後のジャスティンは、人が変わったように頭の回転が速くなり、弁論の才能を発揮します。
しかし、ライバルから薬の力を借りていると言われ、今度は別のもので不安を解消して行こうとするのです。
多かれ少なかれ、誰もがこういう不安定な時期を経験して来たでしょうし、子供の思春期の対応に苦労した人もいるでしょう。
あの一時期というのは、過ぎ去ってしまえば、大抵は「あれは何だったのだろう?」という程度のことだと思うのです。
ジャスティンに限って言えば、家族の一人一人が自分の殻に閉じこもって生活しているように見えました。
ジャスティンの父親は、自分の過去に囚われすぎています。
あの時、ああだったら・・・と、“if”が多すぎです。
何だか、この父親が一番大人に成りきれていない感じ。
だから、「やっと、おまえに慣れてきたのに・・・」という台詞を聞いた時には、慣れて来たというよりは、ジャスティンが父親のレベルに追いついたのだと思いました。
母親は、自分の家族や家庭に向けるべき目を、あえて家庭の外に向けて、家族間の摩擦を避けていたように思いました。
ジャスティンの弟が、一人たくましく背伸びしながら成長しているようでした。
ジャスティンにしてみれば、この弟の台詞は衝撃的だったと思います。
この家族は、もっともっとお互いの気持ちをぶつけ合う方が良かったのです。
「大切なのは 答えのない人生を 生き抜く力だ」というのが結論のようですが、人生って答えがないものでしょうか。
万人に共通の正解はなくても、人それぞれには、それなりの答えが待っているいるような気がします。


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答えのないこの世界ネタバレ

投稿日:2012/09/09 レビュアー:ポッシュ

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 「ビギナーズ」を観ようと思ったときに、同じマイク・ミルズ監督のこちらの作品も予約リストに入れておいたのだけど、バラバラに届きました(泣)。え〜、えらく評判の良かったあっちに比べて、この「サム・サッカー」はわりと不評のようで。私は断然こっちの方が好きなんだけどなぁ。

 17歳になっても指しゃぶりが止められない男の子ジャスティン(ルー・プッチ)。彼はお節介な歯科医キアヌ・リーブスの催眠療法でそのクセは治るものの、不安の解消方法を失ってかえって精神的に不安定になってしまい、そのせいで注意欠陥多動性障害との診断を受ける。そこで処方されたリタリンで今度は精神活動が亢進、弁論部のエースとなって大活躍するも、ライバルから薬物中毒者扱いされたことに傷つき服薬を中止。今度は代用物として麻薬にハマっていく・・・。っと、サクサクあらすじ書いちゃいましたが、こんな具合にかなり荒唐無稽なお話で、しかも内容的にはけっこうヘヴィーなはずなのに、何故か明るい雰囲気でサラサラと流れていく。出だしはちょっとダルいかなぁと思えたけど、中盤からはこのジョン・アーヴィング調の話形にぐいぐいと惹きこまれて、最後まで面白く観ることができた。

 ジャスティンの親にしても、弁論部顧問の先生にしても、トンデモな歯科医にしても、出てくる大人たちが全然しっかりしてなくて全てが不安定っていう世界観は、確かにイラつくかもしれない。主人公は一人でもがいて、あちこち動き回って、最後になんとなくスルッと不安から抜け出す。「なんだよ、それ」って感じではあるのだけど、まぁ、結局この物語の言いたいことってそういうことなんだと思う。人生に答えを求めちゃいけないってこと。どこかに素晴らしい答えがあるなんて勘違いするから、いつまでもそれを求めて彷徨って悩んで苦しんでしまう。「自分探し」っていうのはそういう隘路にはまって抜け出せなくなる事。今ある自分以外にどこにも「本当の自分」なんていない。しょーもないキアヌ(って別にキアヌ・リーブスが悪いんじゃないけどね)が最後に言う「大事なのは答えのない人生を生きる力をつけること」ってセリフに尽きるんでしょうな。このメッセージは悪くないと思う。

 あと、ジャスティンが抗精神薬で飛躍的に頭脳明晰になっちゃう下りに納得いかないって人も多いみたいですが、この主人公ってもともと頭良くてポテンシャルは高そうなんで、決してIQが急激に高くなったとかそういう話ではないと思うのですね。潜在能力を引き出されたって感じじゃないかと。

 そして、私がこの作品で1番いいなと思ったシーンは、ジャスティンの弟が自分の心情を吐露するところ。“問題児”として周囲の関心を一身に集めている兄の陰で、自分のポジションを確立せざるを得なかったこの子が痛々しい。単なる脇役にとどまらないデリケートな人物造形に感じ入った。弟の言葉に虚を衝かれジャスティンも改めて我が身を省みることになるのです。

 惜しむらくは、ジャスティンのお父ちゃんがあまりにもイイとこ無しなんで、乗り越えるべき壁ともなれず確執らしい確執が描けていないところですかね。ま、これも「答えのない」この世界っていう世界観ゆえかな。ガールフレンドの扱いもヒドイけど、これもまた答えのない・・・(以下略)。笑

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