プルートで朝食を

プルートで朝食をの画像・ジャケット写真
プルートで朝食を / キリアン・マーフィー
全体の平均評価点:
(5点満点)

94

  • DVD
ジャンル:

「プルートで朝食を」 の解説・あらすじ・ストーリー

「モナリザ」「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダン監督が、激動のアイルランド現代史を背景に、女の子の心を持つ一人の青年の波乱の人生を軽妙なテンポで綴るコメディ・ドラマ。主演は「バットマン ビギンズ」のキリアン・マーフィ。アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。教会の前に捨てられていた彼は近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示していた彼は、美しい青年へと成長すると、居心地の悪い田舎町を飛び出し、実の母を探してロンドンへと向かうのだったが…。

「プルートで朝食を」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: イギリス
原題: BREAKFAST ON PLUTO

「プルートで朝食を」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

プルートで朝食をの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
127分 日本語 吹き替え用 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PCBG71039 2006年12月22日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
11枚 0人 3人

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ユーザーレビュー:94件

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母を訪ねて・・・

投稿日:2006/12/25 レビュアー:裸足のラヴァース

昨日CSにたまってたうち 「真珠の耳飾の少女」かな ってのを その絵画丸写し的きれいきれい画面が気にいらないので ざーっと早送りしてたら あここにもキリアンがいる 来年はキリアンみんな応援しようよ このプルートもキリアンのスター映画みたいなもの ニール・ジョーダンはちょっと生真面目すぎて 今ひとつ作品に色気が出ないんだけど ここはキリアン様様 素晴らしい映画になってます

殺伐とした悲劇ではなく どこか物哀しさとユーモアが漂うんだけど それはパトリックのくねくねと生きる処世術を 絶妙に演じるキリアンのしなやかな存在感のたまもの この映画に流れるあるエモーショナルな感情は 映画を観ながら感受してゆく体(てい)のもので あまり解説したくないね

性同一性障害なんて原因なんかよくわからないもんだし パトリックは自らを肯定して その彼の静かなヴァイタリティはいつも彼を苦境から救ってくる それでも無意識の自分探しは母を求める旅になるし それは父親探しの旅に結果つながって来るだろう あれなんか文章しりきれとんぼだな これから出かけるのですいません・・・・

今年の洋画は充分ベスト10に入るべき作品がたくさんあるので もれちゃうけど 「プルートで朝食を」は入れてあげたい作品だなあ

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真面目を拒絶するハッピーな傑作ネタバレ

投稿日:2007/01/02 レビュアー:よふかし

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 まとまりのよい小品に見えるけれども、挑発的な傑作だ。
 ここではアイルランド史はただの背景に過ぎず、さらりとしか描かれない。現地の人が見て、検問の英兵が「今日はロンドンデリーで13人死んだ」というのを聞けば、特定の日付が思い浮かぶのかもしれない。
 宗教もまた、さらり。なぜ70年代にもなって北アイルランドでは厳格に男女を別の教育が行われているのか、主人公の女友だちはなぜ「ロンドンで」中絶しようとするのか。理由は特に説明されない。
 主人公は、トランスジェンダーであることについて、(少なくとも表面上は)悩まない。母親が彼を捨てた本当の理由は分からない。父親が長く名乗り出なかった理由も、詳しくは分からない。
 すべては真面目に語りだせば深刻になったり、感動的にしたくなったり、真剣にならざるを得ない事柄、それらに深入りすることをことごとく、映画は避けて通る。IRAの闘争などについて、主人公が「真剣な話はたくさん」と繰り返し言うそのままに、真面目な話を拒絶しようとする。ただ、既に指摘があるように、本作には真面目を否定しながら語り口がいたって真面目という欠点(悪意や猥雑さが足りないのが惜しい)が潜在するのだけれど、それでもかなり挑発的だ。

 この五年というもの、世界の少なからぬ部分は真面目な話で溢れて(溢れざるを得なくて)、息苦しい。映画も『ヴェンデッタ』や『トゥモロー・ワールド』みたいなディストピアものに妙なリアリティ、つまり本当にこんな未来が来るような気がしてしまう時代に僕らは生きている(『ブラジル』の頃は笑ってみていたけれど)。

 そんなときに、この映画で主人公キリアン・マーフィ(素晴らしい!)が繰り返すシンプルな言葉、いつの間にか母親探しという目的などどこかへいってしまう適当さは新鮮だ。言い寄られれば男にくっつくが、女友だちに叱られれば別れてしまう、ふわふわと漂うような生き方。その出自と性向から二重に社会から疎外されていて、状況はかなり悲惨だけれど、かれは楽観的だ。
 いつも漠然とした希望を失わなかったからこそ、彼は最後に赤ん坊という未来を見出すことが出来る。赤ん坊に彼が語りかけるのは、真剣な宗教や政治の話ではなくて、ヘンテコで虚実入り混じった彼の冒険譚である。
 そろそろ希望に溢れた「物語」をするときだね、という感じで80点。

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★★★★★ 硬派と軟派の見事な融合

投稿日:2007/03/12 レビュアー:ガラリーナ

そもそもゲイなどジェンダーに関係する作品というのは、とても内的な作品が多い。「私が、私が」って物語になっちゃうんですね。どんどん自分を見つめていっちゃう、という。個人的にはそういったテーマの映画って好きなんですけど、やっぱそればかりでも面白い作品にはならない。

ところがこの「プルートで朝食を」という作品には「アイルランドの独立問題」という極めて政治的な問題が大きな役割を担っている。政治問題というのは、とても「外的」な要素で、母を探しに行くという「内に向かう」展開と、国と国との対立という「外に向かう」展開が非常にうまく融合されていて、独自の物語性を創り出しています。

ひとりのゲイの青年の母を訪ねる旅は、いろんな人々を巻き込み、自分自身も傷つき、揉まれながら進みます。36章という細かい割り方によるテンポの良さが、時に暗くなってしまうストーリーを軽やかに見せてくれる。主人公の魅力、全体のリズム感、そしてメッセージ力と全てがパーフェクト!ニール・ジョーダンってすごく硬派なイメージがあるんだけど、こういう軽やかな作品もうまいんですねえ。もちろん、言うことはきっちり言ってるところが、またすばらしい。

そして、主人公パトリックを演じるキリアン・マーフィがすごく艶のあるゲイで魅力的なんですよ。次々と身にまとうオシャレファッションがめちゃめちゃ決まっててステキ。でね、やっぱりイギリスの映画は音楽がいい!ブリティッシュロックのシンプルさとメッセージ力ってのは、こういう批判精神が盛り込まれた映画にもの凄くしっくり来る。ロック以外の音楽も入ってますけど、一つひとつのシーンと音楽がぴったり重なる。ホント、イギリスの映画は音楽の使い方がうまいです。

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人生捨てたもんじゃない

投稿日:2013/03/31 レビュアー:ミルクチョコ

母親探しの物語。それがそのまま自分探しの旅になっているところが素敵です。キリアン・マーフィーが、とってもキュートでした。
IRA(アイルランド独立闘争)のテロ活動という重たい時代を背景に宗教問題も織り交ぜながら、バックに流れる音楽と共にさらりとキリアン・マーフィがかわしてしています。

アイルランドの小さな街に生まれたパトリック(マーフィー)は教会の門前に置き去りにされます。後にブレイデン家の養子として育てられたパトリック。しかし彼はノーマルではなかった。。。
自分の居場所を求めて、 愛を求めて、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしているように見えるけれど、それも、自分の足で立って歩いて来た人生なのだと思います。実は暴力と隣り合わせのその世界で、テロ爆発犯人と間違えられたり、どんな困難に出会っても、前向きに、明るく生き抜く彼は凄いです。
ヘビー な人生なのに シリアスになり過ぎず、軽快に漂々と 生きて行く彼。その彼の何だか微妙な明るさ、前向きさに引き込まれました。そして 彼はとっても純粋な気持ちを持っていて、ユーモアと思いやりがあり、 悲劇を喜劇に変える魔法を持っています。その辺が、彼の周りにはおじさん含め集まって来るのかもしれません。

ついに母親を探し当てた時、自分の気持ちを押し付けずに、母親の人生を尊重しつつ自重する分別ある姿がなんともいじらしく、慈しみを感じました。
人の命のはかなさや、自分ではどうすることも出来ない運命に対して、明るく生き抜くパトリックをを描いていて、ジョーダン作品は、暗い映画ばかりかと思いきや、こんなコメディもあり、かなり哀愁を帯びていて、心温まるドラマでした。

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キリアン・マーフィ応援キャンペーン

投稿日:2006/12/26 レビュアー:パープルローズ

ラヴァ様、いいですね、やりましょう、「来年はキリアン・マーフィを応援しよう」キャンペーン。とにかくキリアンがすばらしいです。
ぴぐぽぐさんが今ダニエル・クレイグ特集をされてますが、次はキリアン特集どうでしょうか?余計なことですが、私が入れたはずの「シルヴィア」のレビューは一体どこに消えてしまったんでしょう??古いレビューは消されてるのかな?

この映画、とにかく出だしで心をがっちりつかまれてしまいました。女装のキリアン、思わず「美しい!」と叫んでしまいました。ドラッグクイーンものが好きな方は絶対はまると思います。
始めは細かく章立てされてるのがちょっと気になりましたが、そのうち慣れました。

この映画の中にもアイルランド紛争のことがちょっと出てくるのですが、これはイギリス、アイルランドの映画では避けて通れない話題ですね。
アイルランド紛争を正面から描いた「麦の穂をゆらす風」(同じくキリアンが主役)はあまりに重くて、希望もなく、かなりしんどい映画でした。こっちの方が気楽に見れるし、ほこっとできて好きかもしれません。

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