DEAR WENDY ディア・ウェンディ

DEAR WENDY ディア・ウェンディの画像・ジャケット写真
DEAR WENDY ディア・ウェンディ / ジェイミー・ベル
全体の平均評価点:
(5点満点)

17

  • DVD
ジャンル:

「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」 の解説・あらすじ・ストーリー

 鬼才ラース・フォン・トリアー監督が脚本を手掛け、同じ“ドグマ95”のトマス・ヴィンターベアが監督した社会派青春ドラマ。アメリカの架空の町を舞台に、偶然本物の銃を手にした若者たちが辿る皮肉な運命をリアルなタッチで描く。アメリカの小さな炭鉱町に暮らす青年ディックは、炭鉱で働けず劣等感を抱いていた。そんなある日、たまたま買ったおもちゃの銃が、実は本物だったことを知る。以来、初めて自信を持てるようになった彼は、自分と同じ“負け犬”の若者を集め、銃による平和主義を標榜する“ダンディーズ”を結成するのだったが…。

「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: デンマーク/フランス/ドイツ/イギリス
原題: DEAR WENDY

「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

DEAR WENDY ディア・ウェンディの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
105分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 ZMBY2673R 2006年06月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
8枚 1人 0人

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ユーザーレビュー:17件

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1〜 5件 / 全17件

銃社会への皮肉

投稿日:2006/06/04 レビュアー:パープルローズ

この何ヶ月かずっと「トリアー強化月間敢行!」(トリアー作品を見直す)をめざしていたのですが、paroleさんのDancer in the Darkのレビューを読んで、ますます「見直さなきゃ!」と思ってます。「善も悪もあることを心得よ」って簡単そうで、簡単には理解できない言葉ですね。
トリアーの伝説のTVシリーズ「キングダム」って、discasの検索であがってくる「キングダムホスピタル」とは別のものですよね。

架空のアメリカの炭鉱町。わざとセットらしい雰囲気を残した舞台は、「ドッグヴィル」に感じが似ています。「負け犬」と呼ばれ、劣等感の塊だった少年たちが、銃を手にすることによって精神的に強くなっていく。銃を持ってはいても、自分たちは平和主義者だから人は撃たないと言っていても、結局少年たちが迎える結末は悲惨で、銃社会のアメリカに対するトリアーの皮肉なんでしょうね、これは。

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ラース・フォン・トリアー脚本の作品なんですね

投稿日:2006/06/05 レビュアー:parole

パープルローズさん、コメントいただきまして光栄です。奇遇ですが、実は私も今ラース・フォン・トリアー強化週間の真っ最中なのです。既に絶版となっている『キングダム』のDVDを中古で安価で買うことができたことがきっかけなんですが、いろいろと感じるところがあります。

パープルローズさんがコメント下さった通り、彼の作品の中核はまさに「善も悪もあることを心得よ」なんですよね。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を初めて観た時からそのことは強く感じていましたが、彼自身のこの言葉を聞いて改めて確信しました。そして、彼の作品は、『奇跡の海』も『ドックヴィル』も『イデオッツ』も、皆ほぼ同一の観点と狙いから描かれているのがわかります。ですから、上記の言葉は『ダンサー』のキーワードというよりはトリアー作品のキーワードと言った方がいいかもしれません。

こうした視点を一切無視して「後味」や共感という観点からのみ語られるレビューに嫌気がさしてトリアーを擁護している私ですが、でも実は冷静客観的な観点からは疑問もまた感じています。優れた作品、作家だと感じると同時にあざとさも強く感じてしまうんですよね。今のところ結果として良い作品となっているためそのあざとさも「戦略」などと好意的に受け取ることができますが、一歩間違えばそれは単なるわざとらしさ、小手先の技の終始に陥ってしまうな、と。チャン・イーモウ、ウォン・カーウァイ等同じ轍に填った人は少なからずいますから。

なお、ご指摘の通りトリアーの『キングダム』と『キングダム・ホスピタル』とは別なものです。後者は前者のリメイクに相当する作品らしく、トリアーの原作をもとにスティーヴン・キングが新たに書き下ろした作品のようですね。いつか観てみようとは思っていますが、恐らくは着想や設定だけを持ってきて、アメリカのテレビドラマらしくそつなくまとめた作品に仕上がっていると思われますので、正直言って余り期待していません。恐らくは両方とも観ているオタエドンさんならきちんとした両者の比較ができるのではないでしょうか?

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絶対に人を殺さない銃なんてない

投稿日:2006/12/11 レビュアー:みみ

 皆さんのレビューを読んでいていつも感心するのは、本当に言葉の選び方や表現がお上手だなということ。
 本作についても、パープルローズさんやparoleさんの引用されている「善も悪もあることを心得よ」という言葉にズバリ集約されているような気がしました。

 1人の人間が思想を持つ→その思想を共有する集団が生まれる→ルールができる→ルールから逸脱する人や予期せぬ出来事が発生する→ルールや思想が崩壊する、という、個人から集団への発展における危険性。
 そして、いくら自己防衛や抑止力のための武器だとしても、それはやはり武器であり、武器は攻撃のためにあるのだということ。そういえば、戦争の多くは、侵略目的ではなく自己防衛の気運から発生しているような気がします。
 青臭いユートピア思想に取り憑かれた“若気のいたり”を描いた映画かな?と思いきや、実はかなり奥深いテーマ。それをわかりやすく軽いタッチで魅せているあたり、技ありという気がしました。

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すべてが陳腐に見える、銃社会もこの映画も。それが狙いなのか笑

投稿日:2008/02/14 レビュアー:lalala

素直にこの映画を見ようとすると、怒りの矛先がアメリカと銃を持って平和主義を唱える少年に向いて来ます。

いや、待てよ、それって、この映画のすべてじゃん。

そう、主人公であれ、銃であれ、アメリカの社会であれ、この映画すべてに怒りの矛先が向くんです。それにわざとらしい台詞と大げさな演技、薄い話の展開がより一層の怒りになります。

うまい映画です、やられたなって見終わったあと思いました。

ラースもトマス・ヴィンターベアもいい仕事したなぁって思っているんでしょうかね。

逆にドグマの映画らしい、テーマであり、脚本ですが、カメラワークも演出もドグマとかかけ離れた陳腐なものに(ハイウッドの安い演出に)なってます。それもまた、この映画の良さなんですよ。

嫌いなもののすべてでこの映画を作ったんですよ。
さぞかし現場は楽しかったんだろうなぁ笑

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銃=鎮痛剤

投稿日:2007/10/22 レビュアー:時計じかけのミカン

『平和主義を標榜する“ダンディーズ”・・・』

トリアー的解釈をすれば、米国社会、
或いは米国そのものを指した皮肉なのでしょうね。
この映画が米国で受けが悪かったのも肯けます。

結局、武力というものは、歯が痛い時に飲む鎮痛剤のようなもので、
つまりはモラトリアムで、問題の先送りに過ぎず、
本質的な解決には一切繋がらないという事ですね。

歯医者さんに行って、診療台の上に乗っかること、
即ち、問題の本質に立ち向かう勇気こそが必要で、
そうでなければ、悲劇的な末路を辿るとする暗示が
この映画の要旨なのではないかと感じました。

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