八月の狂詩曲(ラプソディー)

八月の狂詩曲(ラプソディー)の画像・ジャケット写真
八月の狂詩曲(ラプソディー) / 村瀬幸子
全体の平均評価点:
(5点満点)

23

  • DVD
  • TSUTAYA TV
  • 見放題
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「八月の狂詩曲(ラプソディー)」 の解説・あらすじ・ストーリー

黒澤明監督が村田喜代子の原作を基に、かつて原爆を体験した祖母の許を訪れた4人の孫が体験するひと夏の出来事を描き、反核を訴える感動ドラマ。夏休み。長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた。都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも、長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく……。その反核に対するストレートな表現が賛否を呼んだが、ラストのシーンには誰もが胸を打たれることだろう。

「八月の狂詩曲(ラプソディー)」 の作品情報

製作年: 1991年
製作国: 日本

「八月の狂詩曲(ラプソディー)」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

八月の狂詩曲(ラプソディー) 修復デジタルマスター版の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
98分 日本語 1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語/オリジナル
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語/リミックス(録音担当:紅谷愃一)
3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語/音声解説(野上照代、斎藤孝雄、紅谷愃一)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DA9192 2004年04月24日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
21枚 0人 0人

関連作品

ユーザーレビュー:23件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全23件

極めて感動的なラストシーンネタバレ

投稿日:2006/01/06 レビュアー:parole

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

「八月の狂詩曲」は黒澤の「生涯のテーマ」(笑)の一つと言える核の問題、もっと直接的に言えば反核をテーマとしておりその限りにおいては「生きものの記録」や「夢」のいくつかのエピソードと共通のものであると言える。これら核をテーマにした作品は、作品の出来もそのテーマ(主張)も醜悪とすら言い得るほど酷いものであったため、「八月の狂詩曲」に対しても観る前から大きな不安しか感じていなかった。しかし、意外や意外、この作品なかなか悪くないのだ。傑作とまで言うつもりはないが、黒澤作品の中ではかなり上位に位置するものだと思う。黒澤作品の特徴である豪雨の中、主人公である村瀬幸子を始めとする主要人物達が風雨に逆らって失踪するラストシーンは掛け値無しに美しく、もしかしたら黒澤作品の中でも最良のラストシーンとすら言い得るかもしれない。何故これが最良のラストシーンであり、何故作品自体の出来も悪くないと感じたのか? 一言で言うなら、ラストシーンも全体も「訳がわからない」からだろう。
リチャード・ギアと共にハワイに行く決心をしていたところハワイから村瀬の兄が死亡したとの電報が届き、ハワイ行きが中止になると共に物語の核を失ったことにより作品のムードも後日談めいた曖昧なものになっていくのだが、村瀬が何故か突然狂ったようになり、先に述べたように豪雨の中を何処ともしれずに走り出すのだ。あわてふためく子供や孫達の制止の声を振り切り傘をおちょこにしながらそれでも走り続ける村瀬と、叫び声を上げ倒れんばかりによろめきながらそれを追いかける子供や孫達を、カメラはスローモーションを交えた横移動のクロス・カッティングで捉え続ける。何故村瀬は狂ったように走り出したのか、豪雨の中何処に行こうというのか? こんな当たり前の謎に対し、「八月の狂詩曲」は一切の応えもヒントも出さずに、走り行登場人物達を捉え続ける。
中途半端な説明をすることなく画面そのものを提示しているからこそ深い感動が得られるのだと思う。

このレビューは気に入りましたか? はい 14人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

忘れられないラストシーン

投稿日:2019/05/18 レビュアー:kazupon

監督:黒澤明(1991年・98分)
原作:村田喜代子『鍋の中』・・・1987年、第97回芥川賞受賞

黒澤明(1910-1998)自身が脚本を手掛け、「8月の狂詩曲(ラプソディー)」のタイトルで映画化しました。
あらすじについては、イントロを参照してください。
原作の「鍋の中」の作者・村田喜代子さんによると、ご自身の書いた小説とは全くの別ものと感じられたようです。
原作には影も形も現れていない戦争や原爆を何故作品に盛り込んだのか、奇異に思われたそうです。
***   ***   ***   ***   ***
物語はノスタルジックで、鉦(かね)お祖母ちゃんの住む所は、日本の原風景を見るようでした。
祖母と孫たちとの会話も非常に温かい。
反戦・反核がテーマと言われているけれど、それを声高に叫んでいる訳でもありません。
ただ、鉦の「ピカは、終わっとらん。」という言葉は耳に残りました。

鉦の兄・錫二郎(すずじろう)は、移住したハワイで結婚して子供をもうけました。
それが、リチャード・ギアが演じたクラークです。
クラークが長崎にやって来て鉦に謝るシーンがあり、初見では彼は原爆のことを謝罪しているのかと思いました。
しかし、たどたどしいクラークの日本語をよくよく聞いてみると、彼は「オバサンの旦那さんが、原爆で亡くなったことを知らなくてゴメンナサイ。」と言ってるようです。

冒頭からずっと出て来る音の狂ったオルガン。
孫の縦男(吉岡秀隆)が、必ず調律して直してみせると言ったとおり、最後には直っていました。
そのオルガンで奏でるのは、シューベルトの「野ばら」
ラストシーン。
キノコ雲のようなカミナリ雲を見て、長崎市街に向かって走り出す鉦お祖母ちゃん。
やがて暴風雨となり、その中をお祖母ちゃんはお猪口になった傘を高く掲げて走ります。
その後ろを追って走る孫たち。
「野ばら」が合唱で流れています。
何とも奇妙で美しいシーンでした。
印象に残るラストシーンとして、ずっと脳裏から離れることはないだろうと思います。
***   ***   ***   ***   ***
本作のメーキング、及び黒澤監督の話がYou Tubeで観ることが出来ます。

このレビューは気に入りましたか? はい 5人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

教育的映画

投稿日:2009/04/26 レビュアー:じゃじゃまる

黒澤明監督の、こういう反核的映画は初めて見ます。

とてもストレートに表現してます。

リチャードギアがとても若い!(しょうもないとこに注目)

しかしずいぶん田舎でびっくり。
ピカにより傷ついた心をずっと抱えて生きてきた老婆。
兄の死により、心がタイムスリップしてしまった老婆。

きっと、ピカが落ちた時、老婆は夫を心配し、あのように必死で走って行ったんだろうな。。

昔は兄弟が多くて、思い出せないということはあったんですよね。
父も、小さい時に死んだ妹の事、覚えていないといってますから。

言葉では許していても、心の底では消せない傷があるのだと、訴えていたように思います。。

このレビューは気に入りましたか? はい 5人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

黒澤天皇

投稿日:2006/02/05 レビュアー:レビュアー名未設定

黒澤明自身はこの作品を、原爆に対するメッセージととらえられることを嫌った。                     映画の神様10人を挙げろと言われたら・・・・・・・・・・・チャップリン、ジョン・フォード、黒澤明、ヒッチコック、スタンリー・キューブリック、フランク・キャプラ、バスター・キートン、エリア・カザンかな?                爆笑問題の太田光は映画について本当に詳しく、ラジオを聞いていてとても参考になる。太田光は黒澤明とチャップリンは同等のレベルだとラジオで言っていた。2月11日にはスマステイションでジェームス・ディーン特集をやるので楽しみ、そして黒澤明上級編も楽しみです、是非またゲストに太田光を呼んで欲しいです。太田光は「パリの恋人」のオープニングが素晴らしいと言っていた。スマステイションに出ていたときは、黒澤明にとってはスピルバーグもコッポラもジョージ・ルーカスも雑魚なんだと言っていた。 

このレビューは気に入りましたか? はい 5人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

説教くさいのはちょっと。。。

投稿日:2004/12/26 レビュアー:ぢぃあ

ところどころわざとらしくてストーリーはあんまり好きじゃないですが、出てくる「田舎」や「少年少女」が妙に古くさく感じ、このような風景もどんどんなくなりつつあるのかなぁと思いながら見ていました。

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全23件

八月の狂詩曲(ラプソディー)

月額課金で借りる

都度課金で借りる