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バルトの楽園 / 松平健

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バルトの楽園 /出目昌伸

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「バルトの楽園」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 第一次世界大戦中、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所で日本で初めてベートーベン作曲の『交響曲第九番 歓喜の歌』が演奏されたという実話を基に、ドイツ人捕虜たちと収容所員や地元民たちとの心の交流を描いた感動ドラマ。主演は松平健、共演に「ヒトラー 〜最期の12日間〜」のブルーノ・ガンツ。第一次世界大戦中の1914年、ドイツ兵4700人は捕虜として日本へ送還され、各地の俘虜収容所へと振り分けられた。1917年、劣悪な久留米収容所で2年間を過ごしたドイツ人捕虜たちは、収容所の統合により徳島県鳴門市にある板東俘虜収容所に移送されのだが…。

「バルトの楽園」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

日本

「バルトの楽園」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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1〜 5件 / 全46件

文句はいろいろあるけど、それなりにいい話でした。

投稿日:2006/12/08 レビュアー:パープルローズ

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徳島の誇るべき史実です! ネタバレ

投稿日:2007/08/27 レビュアー:翔華

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「バルトの楽園」「眉山」「阿波DANCE」・・・
去年から今年にかけて、わが徳島県は映画づいている。映画ファンの私としては、うれしい限りである。しかし、実は、私は劇場公開では、どれも観ていない。つい、同時公開の他の興味をひく大作を観てしまうのだ。この場合は、昨年7月ジョニーデップの「カリビアン」を観たように思う。さすが地元で、「バルトの楽園」の列の方が長かった記憶はあるが。
 映画は観なかったが、昨年夏、日帰り旅行に行き、「バルトの楽園」のロケ地の見学ツアーに参加した。太陽がガンガン照りつける日だった。それは、劇場公開最後の日であることを「今日の午後で、映画が終わりだから、この後観に行くんですよ。これで4回めです。」というツアーのガイドの人の言葉から知った。

 1年経って、昨日wowowで「バルトの楽園」を観た。映画を観ていると、ロケ地の宿舎であるバラック(久留米用と板東用があった)やパンの工房や印刷所、酒場など、見学で見て歩いた建物が次々に出てきた。どれも実際よりは大きく広く見えたのは、映画のカメラの効果だろうか。サッカーに興じる運動場も画面の中では広く感じられた。ロケ地は、はっきり言って、もっとしょぼい。
 松江所長は、信念のあるすごい人だと思う。日本のシンドラーと呼ばれる杉浦千畝に負けないくらい、戦争の時代にあって、自分の考えを貫き、勇気のある行動をした人物だと言えるだろう。敗者の痛みを知る彼は、弱い立場にある人にも同じように人権は尊重されるべきであり、希望がもてる生活が保障されるべきであるという考えを通した。戦争という暗い時代に、奇蹟のように存在した、まるで荒野の花畑のような板東俘虜収容所。この話は、実話をもとにしている。この史実が、わが県にあるということを誇りに思う。(「鳴門市ドイツ館」に行くと、展示から詳しい情報が得られる。興味がある人は、ネットでホームページにアクセスするのもよいのでは。)
 板東収容所の周辺の地域の人たちは、当時珍しいはずの外国人を受け入れ、交流した。松江所長等の功績であるが、板東が四国88カ所1番札所霊山寺があるお遍路さんの巡礼の地であることも忘れてはならない。遍路道には、「お接待」の歴史がある。見も知らぬ人でも、お遍路さんには親切に何かをしてあげることが当たり前のことなのである。私が子どものころにも、たくさんのお遍路さんが通ったが、玄関に拝みに来たら、木のマスにお米を入れて(農家だったので)、お遍路さんの前掛けの袋に入れたものである。私は、今でも、スーパーの入り口とかでお遍路さんがお椀を持って立っていると、5百円玉、ないときは2,3百円入れて、「がんばって歩いてください。」と声をかけることにしている。そうすることが気持ちがいいのだ。「お接待」は素敵な風習だと思う。私は、映画の中のそこここで、板東の人たちの優しさの中に「お接待」の心を感じた。
 ベートーベンの第9で盛り上がる中、映画は終わる。楽園は、「がくえん」であり、「らくえん」であった。見終わって、ほわっと温かい気持ちが残った。悲惨な憎しみに満ちた戦争映画は多いが、この映画は違っている。非人間的な戦争の時代にも、人間らしい優しさや思いやりを持って生きた人々がいたということが嬉しかった。観てよかったなと思った。

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この監督の映画は初めて観るが、余計なものを盛り込みすぎだ

投稿日:2009/03/05 レビュアー:bokensdorf

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普通のマツケンはじめてかも。 ネタバレ

投稿日:2007/07/09 レビュアー:のむ

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「暴れん坊」以外の松平健をはじめてみたかも。

実は、仕事で徳島に行ったとき、なぜかバルトの楽園のロケ地にいったことがあったんです。無知識でいったんで、無感動でした。
狭くて、そんなに質のいいものじゃなかった。
そこから気になる映画だったのです。

大筋は
第一次世界大戦後の話、戦勝国日本はドイツ兵を捕虜として日本につれてくる。徳島の収容所所長がマツケン(役名失念)なわけです。マツケンは会津藩士の子として生まれ、明治初期を不遇の環境で育った過去があり、捕虜にたいして非常に寛大な扱い、人として扱うわけ。そして捕虜達が帰国の際、感謝の意味を込めて第九を日本で始めて演奏する話

本編には会津の話はそう詳しくは出てこないのですが
白虎隊、奥さん、子供が自決した話を聞いていたので、日本国内の戦勝国、敗北国のことを思うと、ドイツ人たちへの行いは納得いくような気がします。

どこまで史実にそっているか分からないですが
わが国の歴史を知ることは勉強になります。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

マツケンの後ろ姿はピッチピチ ネタバレ

投稿日:2007/06/29 レビュアー:カポーン

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 知る人ぞ知る、開放された捕虜収容所「板東俘虜収容所」を題材にしたヒューマンドラマ作品。板東俘虜収容所は第一次世界大戦時に、ドイツの極東占領地青島要塞で降伏したドイツ兵の一部を収容したものである。父を会津藩士に持つ収容所所長松江中佐の人道的配慮が様々な逸話を残している。是非とも映画化して欲しかった話であった。
 出演者はマツケンサンバの松平健、阿部寛、と聞いてムムム・・・。両者ともあまりにコメディ路線の印象が強すぎる(笑)。対するドイツ軍総督役にはあのブルーノ・ガンツ。「ヒトラー〜最期の12日間〜」でヒトラー役を演じた名優である。果たしてこの作品はどうなっていくのか、ちょっと期待と不安が入り交じるのであった。

 鑑賞した結果は・・・・感動あり、笑いありで映画としては結構楽しむことが出来た。松平健が扮する松江所長のコミカルな場面には幾度となく笑ったし、顔を隠し民衆に混じって阿波踊りを踊るシーンは、暴れん坊将軍の城抜けそのものである。阿部寛にしても厳つい顔をしながらも、憎めないおかしさが随所に表れていた。また、感動シーンも幾度となくあり、私が一映画で三度以上涙したのは久しぶりである。その感動の主役を担ったのはドイツ人とのハーフ少女役の大後寿々花で、かわいらしい顔立ちに哀愁と奥ゆかしさを見事に演じていた。さすが名子役だけある。

 だが全体評価としては★3.5。それは、コメディ色が強すぎた点で減点なのだ。松平は冒頭から最後までコメディのマツケンにしか見えなかったし、奥方役の高島礼子はあまりにはまり役。二人の夫婦役では完全に架空の物語という印象でしかない。もちろん、コメディタッチが映画に入ることは何ら問題ないが、配役があまりにもコメディ寄りの印象だ。他の収容所長役の板東英二はベタな演技だし、上官役の泉谷しげるは言う言葉すらない。これが外国映画で字幕だったなら何でもなかったろうが、もう少し配役はなんとかならなかったのか。また、ブルーノ・ガンツはほとんど存在感なし。あの名優をこの程度の使い方では失礼かな。
 もう一つの問題は構成。松江所長一家のストーリーと、ドイツ一等水兵の母への手紙が基軸となっている。しかし、別の次元で起こっているコメディと感動の逸話にすっかり打ち消されていて、ストーリー自体にまとまりがなく、スムーズな時間的進行が感じられないのだ。あと、最大の苦言としては、本作のウリでもあった「ベートーベンの第九」の登場があまりに遅いこと。クライマックスでの登場のつもりだろうが、私としてはおまけ的にしか感じられなかった。その第九がおまけで延々と流されるとなると興ざめだ。しかも、ドイツの映像や、現在の交響楽団の映像などは全く不必要ではなかったか。
 また、ブルーノ・ガンツも台本を読んだときに思ったらしいが、日本人を褒めすぎている点。確かに、松江所長の人道的部分が本作の焦点ではあるが、ちょっと良い所どりしすぎの感じ。もちろん、このことは相手のドイツ人にも言えることで、本作全体が良い子ぶりっ子になっているのだ。

 以上の点で、せっかくの名題材を配役と構成で壊してしまった感がある。本作から伝えるべき事はいろいろあると思うが、どうも出目監督の考えていることがわからなかった。「きけ、わだつみの声 (1995)」の監督でもあり、ちょっと本作を作るには力不足だったのではないかな。ドイツ公開を視野に入れて、ドイツに気を遣って表面的な体裁を整えたようにも見える。

 冒頭の青島攻防戦シーンは、日本映画にしては珍しくいい。火薬の発火が赤いのはいただけないが、ほんのちょっとのシーンではあったが、日本映画もやるじゃないかと思わせた。軍装類は時代考証はしっかりしているようだが、衣装が綺麗すぎる。また、松平健は衣装がきつそう(笑)。ピチピチの後ろ姿はちょっと可哀想だ(コミカルだけど)。

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ユーザーレビュー

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文句はいろいろあるけど、それなりにいい話でした。

投稿日

2006/12/08

レビュアー

パープルローズ

徳島の誇るべき史実です!

投稿日

2007/08/27

レビュアー

翔華

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「バルトの楽園」「眉山」「阿波DANCE」・・・
去年から今年にかけて、わが徳島県は映画づいている。映画ファンの私としては、うれしい限りである。しかし、実は、私は劇場公開では、どれも観ていない。つい、同時公開の他の興味をひく大作を観てしまうのだ。この場合は、昨年7月ジョニーデップの「カリビアン」を観たように思う。さすが地元で、「バルトの楽園」の列の方が長かった記憶はあるが。
 映画は観なかったが、昨年夏、日帰り旅行に行き、「バルトの楽園」のロケ地の見学ツアーに参加した。太陽がガンガン照りつける日だった。それは、劇場公開最後の日であることを「今日の午後で、映画が終わりだから、この後観に行くんですよ。これで4回めです。」というツアーのガイドの人の言葉から知った。

 1年経って、昨日wowowで「バルトの楽園」を観た。映画を観ていると、ロケ地の宿舎であるバラック(久留米用と板東用があった)やパンの工房や印刷所、酒場など、見学で見て歩いた建物が次々に出てきた。どれも実際よりは大きく広く見えたのは、映画のカメラの効果だろうか。サッカーに興じる運動場も画面の中では広く感じられた。ロケ地は、はっきり言って、もっとしょぼい。
 松江所長は、信念のあるすごい人だと思う。日本のシンドラーと呼ばれる杉浦千畝に負けないくらい、戦争の時代にあって、自分の考えを貫き、勇気のある行動をした人物だと言えるだろう。敗者の痛みを知る彼は、弱い立場にある人にも同じように人権は尊重されるべきであり、希望がもてる生活が保障されるべきであるという考えを通した。戦争という暗い時代に、奇蹟のように存在した、まるで荒野の花畑のような板東俘虜収容所。この話は、実話をもとにしている。この史実が、わが県にあるということを誇りに思う。(「鳴門市ドイツ館」に行くと、展示から詳しい情報が得られる。興味がある人は、ネットでホームページにアクセスするのもよいのでは。)
 板東収容所の周辺の地域の人たちは、当時珍しいはずの外国人を受け入れ、交流した。松江所長等の功績であるが、板東が四国88カ所1番札所霊山寺があるお遍路さんの巡礼の地であることも忘れてはならない。遍路道には、「お接待」の歴史がある。見も知らぬ人でも、お遍路さんには親切に何かをしてあげることが当たり前のことなのである。私が子どものころにも、たくさんのお遍路さんが通ったが、玄関に拝みに来たら、木のマスにお米を入れて(農家だったので)、お遍路さんの前掛けの袋に入れたものである。私は、今でも、スーパーの入り口とかでお遍路さんがお椀を持って立っていると、5百円玉、ないときは2,3百円入れて、「がんばって歩いてください。」と声をかけることにしている。そうすることが気持ちがいいのだ。「お接待」は素敵な風習だと思う。私は、映画の中のそこここで、板東の人たちの優しさの中に「お接待」の心を感じた。
 ベートーベンの第9で盛り上がる中、映画は終わる。楽園は、「がくえん」であり、「らくえん」であった。見終わって、ほわっと温かい気持ちが残った。悲惨な憎しみに満ちた戦争映画は多いが、この映画は違っている。非人間的な戦争の時代にも、人間らしい優しさや思いやりを持って生きた人々がいたということが嬉しかった。観てよかったなと思った。

この監督の映画は初めて観るが、余計なものを盛り込みすぎだ

投稿日

2009/03/05

レビュアー

bokensdorf

普通のマツケンはじめてかも。

投稿日

2007/07/09

レビュアー

のむ

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「暴れん坊」以外の松平健をはじめてみたかも。

実は、仕事で徳島に行ったとき、なぜかバルトの楽園のロケ地にいったことがあったんです。無知識でいったんで、無感動でした。
狭くて、そんなに質のいいものじゃなかった。
そこから気になる映画だったのです。

大筋は
第一次世界大戦後の話、戦勝国日本はドイツ兵を捕虜として日本につれてくる。徳島の収容所所長がマツケン(役名失念)なわけです。マツケンは会津藩士の子として生まれ、明治初期を不遇の環境で育った過去があり、捕虜にたいして非常に寛大な扱い、人として扱うわけ。そして捕虜達が帰国の際、感謝の意味を込めて第九を日本で始めて演奏する話

本編には会津の話はそう詳しくは出てこないのですが
白虎隊、奥さん、子供が自決した話を聞いていたので、日本国内の戦勝国、敗北国のことを思うと、ドイツ人たちへの行いは納得いくような気がします。

どこまで史実にそっているか分からないですが
わが国の歴史を知ることは勉強になります。

マツケンの後ろ姿はピッチピチ

投稿日

2007/06/29

レビュアー

カポーン

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 知る人ぞ知る、開放された捕虜収容所「板東俘虜収容所」を題材にしたヒューマンドラマ作品。板東俘虜収容所は第一次世界大戦時に、ドイツの極東占領地青島要塞で降伏したドイツ兵の一部を収容したものである。父を会津藩士に持つ収容所所長松江中佐の人道的配慮が様々な逸話を残している。是非とも映画化して欲しかった話であった。
 出演者はマツケンサンバの松平健、阿部寛、と聞いてムムム・・・。両者ともあまりにコメディ路線の印象が強すぎる(笑)。対するドイツ軍総督役にはあのブルーノ・ガンツ。「ヒトラー〜最期の12日間〜」でヒトラー役を演じた名優である。果たしてこの作品はどうなっていくのか、ちょっと期待と不安が入り交じるのであった。

 鑑賞した結果は・・・・感動あり、笑いありで映画としては結構楽しむことが出来た。松平健が扮する松江所長のコミカルな場面には幾度となく笑ったし、顔を隠し民衆に混じって阿波踊りを踊るシーンは、暴れん坊将軍の城抜けそのものである。阿部寛にしても厳つい顔をしながらも、憎めないおかしさが随所に表れていた。また、感動シーンも幾度となくあり、私が一映画で三度以上涙したのは久しぶりである。その感動の主役を担ったのはドイツ人とのハーフ少女役の大後寿々花で、かわいらしい顔立ちに哀愁と奥ゆかしさを見事に演じていた。さすが名子役だけある。

 だが全体評価としては★3.5。それは、コメディ色が強すぎた点で減点なのだ。松平は冒頭から最後までコメディのマツケンにしか見えなかったし、奥方役の高島礼子はあまりにはまり役。二人の夫婦役では完全に架空の物語という印象でしかない。もちろん、コメディタッチが映画に入ることは何ら問題ないが、配役があまりにもコメディ寄りの印象だ。他の収容所長役の板東英二はベタな演技だし、上官役の泉谷しげるは言う言葉すらない。これが外国映画で字幕だったなら何でもなかったろうが、もう少し配役はなんとかならなかったのか。また、ブルーノ・ガンツはほとんど存在感なし。あの名優をこの程度の使い方では失礼かな。
 もう一つの問題は構成。松江所長一家のストーリーと、ドイツ一等水兵の母への手紙が基軸となっている。しかし、別の次元で起こっているコメディと感動の逸話にすっかり打ち消されていて、ストーリー自体にまとまりがなく、スムーズな時間的進行が感じられないのだ。あと、最大の苦言としては、本作のウリでもあった「ベートーベンの第九」の登場があまりに遅いこと。クライマックスでの登場のつもりだろうが、私としてはおまけ的にしか感じられなかった。その第九がおまけで延々と流されるとなると興ざめだ。しかも、ドイツの映像や、現在の交響楽団の映像などは全く不必要ではなかったか。
 また、ブルーノ・ガンツも台本を読んだときに思ったらしいが、日本人を褒めすぎている点。確かに、松江所長の人道的部分が本作の焦点ではあるが、ちょっと良い所どりしすぎの感じ。もちろん、このことは相手のドイツ人にも言えることで、本作全体が良い子ぶりっ子になっているのだ。

 以上の点で、せっかくの名題材を配役と構成で壊してしまった感がある。本作から伝えるべき事はいろいろあると思うが、どうも出目監督の考えていることがわからなかった。「きけ、わだつみの声 (1995)」の監督でもあり、ちょっと本作を作るには力不足だったのではないかな。ドイツ公開を視野に入れて、ドイツに気を遣って表面的な体裁を整えたようにも見える。

 冒頭の青島攻防戦シーンは、日本映画にしては珍しくいい。火薬の発火が赤いのはいただけないが、ほんのちょっとのシーンではあったが、日本映画もやるじゃないかと思わせた。軍装類は時代考証はしっかりしているようだが、衣装が綺麗すぎる。また、松平健は衣装がきつそう(笑)。ピチピチの後ろ姿はちょっと可哀想だ(コミカルだけど)。

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