ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コードの画像・ジャケット写真

ダ・ヴィンチ・コード / トム・ハンクス
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。

全体の平均評価点:(5点満点)

498

全体の平均評価点:

予告編を観る

DVD

TSUTAYA TV

見放題

動画ポイント利用可

シリーズ

ジャンル :

「ダ・ヴィンチ・コード」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

TSUTAYA TV

見放題

動画ポイント利用可

シリーズ

解説・ストーリー

パリのルーヴル美術館で、館長のジャック・ソニエールの他殺体が発見された。瀕死の中、ソニエール自らレオナルド・ダ・ヴィンチによる「ウィトルウィウス的人体図」を真似した形を作り上げ、謎の暗号と共に死体となっていた。その夜ソニエールと約束をしていた、大学の教授ロバート・ラングドンが現場に呼ばれる。表面上はラングドンの専門知識を駆使し捜査に協力という形だったが、本当は第一容疑者として疑われていたのだった。後からやってきた暗号解読官でソニエールの孫娘ソフィー・ヌヴーは、暗号の意味とラングドンが無実である事に気付き…。 JAN:4547462034007

「ダ・ヴィンチ・コード」 の作品情報

作品情報

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
原題: THE DA VINCI CODE

「ダ・ヴィンチ・コード」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

トイ・ストーリー 2

オペレーション

ザ・ヒットマン 運命の凶弾

シンデレラマン

ユーザーレビュー:498件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全498件

原作の映像的総括ムービー

投稿日:2007/07/05 レビュアー:JUCE

原作がヒットした大きな理由には「知的探究心を刺激するエンターテインメント」という部分があると思います。この分野では定期的にベストセラーが生まれています。グラハム・ハンコックの『神々の指紋』、さらに少し前ではレスリー・ワトキンズの『第3の選択』あたりがその範疇でしょうか。日本でも義経=チンギス・ハーン説、光秀=天海僧正、イエス・キリストの墓は日本にあるなど歴史的なミステリーは沢山存在し、多分に漏れず私もその手の話が大好きです。勿論『ダ・ヴィンチ・コード』の原作も楽しく読みました。

映画の方へ目を向けるとちょっと中途半端だったかなという印象を受けました。やはり原作のビッグヒットを受け、原作にかなり引きずられた作品でしょう。原作の持つ魅力を失わないようにと配慮した為に原作の映像的総括ムービーになっているようです。原作を補完する資料としては一級品でしょう。流石に大金をつぎ込んだ作品だけあって、役者も舞台も立派です。しかし原作をの抜きにして単体の一作品として見た場合にはどうでしょう。駄作とは言いませんが、素晴らしい一級品と呼ぶのは憚られます。あまりに総括的過ぎて、原作が売れた要因である「知的探究心の刺激」という部分が薄かったのが、原作を読んだ人がこの映画を見た場合に感じる不満でしょう。
ストーリーの深さや表層的な心理描写で原作に対抗しても、それに勝るものが出来るはずもありません。やはりもう少し映像的な原作のデフォルメが必要だったのではないでしょうか。

あと前半で脱落する人が多いようなのですが、その原因はストーリー展開の速さばかりが原因では無いと思います。理由は舞台が暗いという部分にもあります。役者以外の情報のほとんどを闇で覆ってしまっている為に観客は好むと好まざるに関わらず、意識を役者の演技に集中せざるを得ないのです。これはかなりの集中力が必要とされます。いかな良い役者を揃えたと言っても、かなりの忍耐は必要でしょう。

ヒットを狙った話題作という、いかにも商業的な色彩の強い作品です。劇中に暗号仕込んでDVDで解読するというDVD展開まで当初から綿密な計算が折込済みの作品なので、純粋に映画を楽しみたい人から反発を受ける映画なのも頷けます。私も見えておいて言うのはなんですが、「とりあえず話題作だから観ておくか」という分には問題ないレベルの映画です。お勧め映画とは言えません。

このレビューは気に入りましたか? 34人の会員が気に入ったと投稿しています

あまりにも未完成な話題作 ネタバレ

投稿日:2006/09/27 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

私は本作の鑑賞に備え原作本を読破、DA VINCIについても予習して映画館に向かった、その感想は・・・タイトル通りだった。原作は「Jesusの末裔の存在の真偽」を縦糸に「宗教裁判などの史実」を横糸に絡めた架空のミステリーだ、本の冒頭に「小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は全て事実に基づいた」と記されてる、私は読む前から矢追純一のUFO特番を思い出した・・・氏の特番は結構面白かった、それは謎を提示し解読すると新たな謎が現れ、と展開の妙で見せてくれた。しかし本作は原作のアウトラインは丁寧にトレースしてるが、肝心の謎解きについて余りにも演出が性急過ぎる。これは本来長文の原作の映画化の根本的問題を解決しないまま製作したからだ。本作はやはり前篇と後篇に分けて、じっくり描いて欲しかったと率直に思う。謎解きを観客に味わう暇も与えず次の展開へ進むので、もう一つの原作の魅力である2人のEUを駆け巡る逃亡劇がより一層慌しく思え、見てる側は前半で疲れてくる。折角Louvreの風景や名画を鑑賞する隙すら与えられず、まるでアクション映画の様な展開では観客に「話が違う」と思われても仕方ない。キリスト教徒の陰謀説や秘密結社(日本の神戸に実在)など相当の予習を重ねて観た私ですら、かなり乗り遅れ気味だった事を考えると何故これだけヒットしたのか?まあソニーの一世一代の大宣伝が効いたとしか思えない。Vaticanも過敏に反応し過ぎた事も一因か。出ている役者がイメージに合わないとか言う以前の問題で失敗した事は素材が極めて映画向きなだけにとても残念な作品に成り下がったなと思う。もう一つ本作が失敗した理由は監督の人選だ、もっと嘘はそれっぽく演出してくれないと見る側は楽しめない。本作の前章のスピンオフ企画が有るそうだが、気づくのが遅すぎたと言うしかない。

吹替版も見たが此方の方が楽しめた、その点はDVD向きと思う。理解するには予習は必須の映画ですのでご注意を。

このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています

あなたは作品の映像に隠されたロンとダンの暗号を解けるか? ネタバレ

投稿日:2007/01/01 レビュアー:RUSH

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する



以下に記すレビューには作品の内容、エクステンデッド版の内容、原作小説の内容、監督らが作品に隠した暗号に関する内容を含む部分が存在します。まだ小説や映画を見ていない方はこのレビューを読まないで下さい。きっと後悔することでしょう。それでもかまわない方はお読みください。


世間に物議を醸し出し、巷には解説本やドキュメンタリーDVDが氾濫し一大ブームとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」を原作とする作品。僕は初めこの作品には全く興味がなかった。何故ならダ・ヴィンチの絵画に隠されている暗号に関しては今までにもブームになったことがあったからだ。それだけなら僕はこの作品を見ようとも思わなかっただろうし、原作をも読もうとしなかっただろう。原作を読もうと思ったのはキリスト教のタブーが書かれていると知ったからだ。「キリスト教のタブー?一体なんだそれは?」これが直接の理由だった。結局はイエスがマグダラのマリアとの間に子をもうけていたというタブーを作者であるダン・ブラウン氏が真実であると小説の冒頭で断言したことがキリスト教徒など各方面から批判され一大センセーションとなったのだが、この事は昔から言われてきたことらしいが、僕にとっては驚きに値した。そしてイエスの継承者の存在とそれを守る為の秘密結社であるシオン修道会を始めて知った時、原作を読まずにはいられなくなったのだ。

原作を読んでいる途中で映画化されるという話を聞いた。その時僕は嫌な感じがした。何故なら有名な小説の映画化は高い評価を得られないというイメージがあったからだ。しかし、主役であるラングドン教授をトム・ハンクスが演じると聞いて少しは希望が持てた。彼はどんな役でもこなせる優秀な性格俳優だからだ。しかも、僕は小説を読んでいた時、トム・ハンクスを想像しながら読んでいたのでとても驚いた記憶がある。ソフィーもそうで僕はオドレイ・トトゥを想像しながら読んでいたのだ、フランス人女優の中で一番好きな女優というだけで(笑)。その他のキャスティングも最高の一言。全てが僕のイメージ通りなのだ。こんな作品は滅多にない。

作品に関してだが設定は小説と違うところが多々あるものの、原作の雰囲気やイメージは壊されていなかったといっていいだろう。本来であれば「天使と悪魔」に続き、ラングドン教授が巻き込まれる2度目の事件であるはずのこの作品であるが、映画では初めて巻き込まれるという設定になっていたり、教授の登場がホテルの一室ではなく講演会であったり、ジャン・レノ演じるファーシュ警部が敬虔なキリスト教徒ではなくオプス・デイの一員であったり、クリプテックスが二重構造ではなく一重構造になっていたりと色々細かな設定変更がされているがストーリーに大きな影響を与えてはいない。映画的に非常にコンパクトにまとめられており、脚本の優秀さが伺える。フランスのシラク大統領のバックアップを受け、ルーブル美術館でのロケに成功し、監督を始めとするスタッフや役者たちはあちこちの絵画に見とれてしまい、仕事に集中することが困難だったらしい(笑)。しかし、この作品の原作に不満を持つ教会はロケを許さなかった。サン・シュルピス教会やウエストミンスター教会などがそうである。その困難をセットや作りの似た別の教会を使って見事完成させている。

また、ロン・ハワード監督はダン・ブラウン氏と共同でこの作品の映像の中に幾つかの暗号を隠している。それを見つけ出し解読するのもこの作品の楽しみ方の一つだろう。セル版DVDの特典映像の中で解説されている。「教授の講演会後のサイン会で著書の表紙が映る。その表紙にはボッティチェルリの“ヴィーナスの誕生”が描かれているのはボッティチェルリがシオン修道会の一員であったことを意味する」などの暗号、象徴、ヒントなどが幾つか隠されている。そのシーンでは監督の奥さんも出演しているのだが・・(笑)。

この作品で満足を得られなかった方はもし可能であればエクステンデッド版(未公開映像25分追加版)を見て欲しい。こちらの方がより原作に忠実でわかり易くなっている。岩窟の聖母でソニエールが隠したアイテムを発見した後の警備員とのやりとり、シラスが父親殺しで逮捕され収監された後脱獄するエピソード、シャトー・ヴィレットからラングドンらが脱出した後の捜査で隠し部屋が発見されるシーン等が追加されており説得力が増している。最後の方でカットして正解だというシーンもあるができればエクステンデッド版も是非見て欲しいものだ。

黒幕“導師”の正体と聖杯の行方そしてイエスの継承者の謎がこの作品の3本柱。原作と少し違ったクライマックスまであなたはこれらの謎を解くことができるだろうか?

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

他の人がどう感じたかではなく、自分の感性にどう響いたか?

投稿日:2006/11/06 レビュアー:オタエドン

あまりに評判になり過ぎ、正直、2年前の初版本を読んだ一人として、絶対に映画は観ないぞ!と、思っていたのですが・・・話題作には弱いので、やっぱり借りてしまった。トム・ハンクスの苦虫顔が頂けない。本を読んでイメージしていたラングドンとはあまりに違い過ぎていたので。違和感にさいなまれつつ、パリ、ルーブルの雰囲気、原作のエッセンスを取り込み、以外な程、ひきつけてくれました。ま〜〜原作とは別物として、サスペンス・ミステリーを楽しめれば、是もまた良いのかな?と。脇役のP・ベタニーの迫真なる演技他、脇で盛り上がった作品にも感じられました。
本を読んだイメージが、こうして映像になる難しさ、違和感も、「最後の晩餐」に隠された謎解きのシーンは、さすが映像になると説得力が増すな〜〜と感嘆した次第。結末や、人物関係が原作とは違っていますが、大胆なる仮説も、現実のキリスト教の反感云々も、全部ひっくるめて、楽しめた私でした。自分でも驚いていますが。製作時に、プレッシャーで悩んだであろうR・ハワード監督の本を読んでいない観客に見せる作品、との姿勢が、良くも悪くもヒットに繋がったのでは?と、感じました。映画のお陰で、更に本も売れ、原作者ダン・ブラウンは笑いが止まらない???と、皮肉も一言。どうぞ、一人一人、それぞれの感性でお楽しみ下さい。もう一度見直しても良いかな?と、思ってます。

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

小説と比較してはいけない。

投稿日:2006/10/06 レビュアー:MonPetit

小説はめちゃくちゃ面白かったです。
で、映画もそれなりに面白かったですよ。

よく原作のある作品は映画をみて面白くなかった、
原作の方がよかったということになりがちです。
大抵の場合、原作が面白いってことになります。

でも、映画は映画なんです。
原作と比べてどうこう考えると折角の映画が台無し。
小説は何度でも読み返せるし、活字でしか入ってこないので
イメージは自分の中でふくらんでいきます。
でも、映画は違う。
時間的な制約もあれば、映像という人間が一番感じやすい
視覚や聴覚に直接的に入ってきます。
根本的に違うんです。

ダ・ヴィンチ・コードも映画とわりきって見るべき。
そしたら面白い映画ですよ。かなり。
ただ、日本人の苦手な宗教がかたんでますので原作を
読んでから観たほうが理解しやすいかなと。

「天使と悪魔」も映画化されるみたいですが、
ダ・ヴィンチ・コードが熟成してきっと更に面白い映画に
なることでしょう。

映画館で観た人も多いと思いますけど、観てない人には
絶対、一見の価値あり!の作品です。
映画館で観た人ももう一度みると更に面白いと思います。

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全498件

ダ・ヴィンチ・コード

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:498件

原作の映像的総括ムービー

投稿日

2007/07/05

レビュアー

JUCE

原作がヒットした大きな理由には「知的探究心を刺激するエンターテインメント」という部分があると思います。この分野では定期的にベストセラーが生まれています。グラハム・ハンコックの『神々の指紋』、さらに少し前ではレスリー・ワトキンズの『第3の選択』あたりがその範疇でしょうか。日本でも義経=チンギス・ハーン説、光秀=天海僧正、イエス・キリストの墓は日本にあるなど歴史的なミステリーは沢山存在し、多分に漏れず私もその手の話が大好きです。勿論『ダ・ヴィンチ・コード』の原作も楽しく読みました。

映画の方へ目を向けるとちょっと中途半端だったかなという印象を受けました。やはり原作のビッグヒットを受け、原作にかなり引きずられた作品でしょう。原作の持つ魅力を失わないようにと配慮した為に原作の映像的総括ムービーになっているようです。原作を補完する資料としては一級品でしょう。流石に大金をつぎ込んだ作品だけあって、役者も舞台も立派です。しかし原作をの抜きにして単体の一作品として見た場合にはどうでしょう。駄作とは言いませんが、素晴らしい一級品と呼ぶのは憚られます。あまりに総括的過ぎて、原作が売れた要因である「知的探究心の刺激」という部分が薄かったのが、原作を読んだ人がこの映画を見た場合に感じる不満でしょう。
ストーリーの深さや表層的な心理描写で原作に対抗しても、それに勝るものが出来るはずもありません。やはりもう少し映像的な原作のデフォルメが必要だったのではないでしょうか。

あと前半で脱落する人が多いようなのですが、その原因はストーリー展開の速さばかりが原因では無いと思います。理由は舞台が暗いという部分にもあります。役者以外の情報のほとんどを闇で覆ってしまっている為に観客は好むと好まざるに関わらず、意識を役者の演技に集中せざるを得ないのです。これはかなりの集中力が必要とされます。いかな良い役者を揃えたと言っても、かなりの忍耐は必要でしょう。

ヒットを狙った話題作という、いかにも商業的な色彩の強い作品です。劇中に暗号仕込んでDVDで解読するというDVD展開まで当初から綿密な計算が折込済みの作品なので、純粋に映画を楽しみたい人から反発を受ける映画なのも頷けます。私も見えておいて言うのはなんですが、「とりあえず話題作だから観ておくか」という分には問題ないレベルの映画です。お勧め映画とは言えません。

あまりにも未完成な話題作

投稿日

2006/09/27

レビュアー

masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

私は本作の鑑賞に備え原作本を読破、DA VINCIについても予習して映画館に向かった、その感想は・・・タイトル通りだった。原作は「Jesusの末裔の存在の真偽」を縦糸に「宗教裁判などの史実」を横糸に絡めた架空のミステリーだ、本の冒頭に「小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は全て事実に基づいた」と記されてる、私は読む前から矢追純一のUFO特番を思い出した・・・氏の特番は結構面白かった、それは謎を提示し解読すると新たな謎が現れ、と展開の妙で見せてくれた。しかし本作は原作のアウトラインは丁寧にトレースしてるが、肝心の謎解きについて余りにも演出が性急過ぎる。これは本来長文の原作の映画化の根本的問題を解決しないまま製作したからだ。本作はやはり前篇と後篇に分けて、じっくり描いて欲しかったと率直に思う。謎解きを観客に味わう暇も与えず次の展開へ進むので、もう一つの原作の魅力である2人のEUを駆け巡る逃亡劇がより一層慌しく思え、見てる側は前半で疲れてくる。折角Louvreの風景や名画を鑑賞する隙すら与えられず、まるでアクション映画の様な展開では観客に「話が違う」と思われても仕方ない。キリスト教徒の陰謀説や秘密結社(日本の神戸に実在)など相当の予習を重ねて観た私ですら、かなり乗り遅れ気味だった事を考えると何故これだけヒットしたのか?まあソニーの一世一代の大宣伝が効いたとしか思えない。Vaticanも過敏に反応し過ぎた事も一因か。出ている役者がイメージに合わないとか言う以前の問題で失敗した事は素材が極めて映画向きなだけにとても残念な作品に成り下がったなと思う。もう一つ本作が失敗した理由は監督の人選だ、もっと嘘はそれっぽく演出してくれないと見る側は楽しめない。本作の前章のスピンオフ企画が有るそうだが、気づくのが遅すぎたと言うしかない。

吹替版も見たが此方の方が楽しめた、その点はDVD向きと思う。理解するには予習は必須の映画ですのでご注意を。

あなたは作品の映像に隠されたロンとダンの暗号を解けるか?

投稿日

2007/01/01

レビュアー

RUSH

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する



以下に記すレビューには作品の内容、エクステンデッド版の内容、原作小説の内容、監督らが作品に隠した暗号に関する内容を含む部分が存在します。まだ小説や映画を見ていない方はこのレビューを読まないで下さい。きっと後悔することでしょう。それでもかまわない方はお読みください。


世間に物議を醸し出し、巷には解説本やドキュメンタリーDVDが氾濫し一大ブームとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」を原作とする作品。僕は初めこの作品には全く興味がなかった。何故ならダ・ヴィンチの絵画に隠されている暗号に関しては今までにもブームになったことがあったからだ。それだけなら僕はこの作品を見ようとも思わなかっただろうし、原作をも読もうとしなかっただろう。原作を読もうと思ったのはキリスト教のタブーが書かれていると知ったからだ。「キリスト教のタブー?一体なんだそれは?」これが直接の理由だった。結局はイエスがマグダラのマリアとの間に子をもうけていたというタブーを作者であるダン・ブラウン氏が真実であると小説の冒頭で断言したことがキリスト教徒など各方面から批判され一大センセーションとなったのだが、この事は昔から言われてきたことらしいが、僕にとっては驚きに値した。そしてイエスの継承者の存在とそれを守る為の秘密結社であるシオン修道会を始めて知った時、原作を読まずにはいられなくなったのだ。

原作を読んでいる途中で映画化されるという話を聞いた。その時僕は嫌な感じがした。何故なら有名な小説の映画化は高い評価を得られないというイメージがあったからだ。しかし、主役であるラングドン教授をトム・ハンクスが演じると聞いて少しは希望が持てた。彼はどんな役でもこなせる優秀な性格俳優だからだ。しかも、僕は小説を読んでいた時、トム・ハンクスを想像しながら読んでいたのでとても驚いた記憶がある。ソフィーもそうで僕はオドレイ・トトゥを想像しながら読んでいたのだ、フランス人女優の中で一番好きな女優というだけで(笑)。その他のキャスティングも最高の一言。全てが僕のイメージ通りなのだ。こんな作品は滅多にない。

作品に関してだが設定は小説と違うところが多々あるものの、原作の雰囲気やイメージは壊されていなかったといっていいだろう。本来であれば「天使と悪魔」に続き、ラングドン教授が巻き込まれる2度目の事件であるはずのこの作品であるが、映画では初めて巻き込まれるという設定になっていたり、教授の登場がホテルの一室ではなく講演会であったり、ジャン・レノ演じるファーシュ警部が敬虔なキリスト教徒ではなくオプス・デイの一員であったり、クリプテックスが二重構造ではなく一重構造になっていたりと色々細かな設定変更がされているがストーリーに大きな影響を与えてはいない。映画的に非常にコンパクトにまとめられており、脚本の優秀さが伺える。フランスのシラク大統領のバックアップを受け、ルーブル美術館でのロケに成功し、監督を始めとするスタッフや役者たちはあちこちの絵画に見とれてしまい、仕事に集中することが困難だったらしい(笑)。しかし、この作品の原作に不満を持つ教会はロケを許さなかった。サン・シュルピス教会やウエストミンスター教会などがそうである。その困難をセットや作りの似た別の教会を使って見事完成させている。

また、ロン・ハワード監督はダン・ブラウン氏と共同でこの作品の映像の中に幾つかの暗号を隠している。それを見つけ出し解読するのもこの作品の楽しみ方の一つだろう。セル版DVDの特典映像の中で解説されている。「教授の講演会後のサイン会で著書の表紙が映る。その表紙にはボッティチェルリの“ヴィーナスの誕生”が描かれているのはボッティチェルリがシオン修道会の一員であったことを意味する」などの暗号、象徴、ヒントなどが幾つか隠されている。そのシーンでは監督の奥さんも出演しているのだが・・(笑)。

この作品で満足を得られなかった方はもし可能であればエクステンデッド版(未公開映像25分追加版)を見て欲しい。こちらの方がより原作に忠実でわかり易くなっている。岩窟の聖母でソニエールが隠したアイテムを発見した後の警備員とのやりとり、シラスが父親殺しで逮捕され収監された後脱獄するエピソード、シャトー・ヴィレットからラングドンらが脱出した後の捜査で隠し部屋が発見されるシーン等が追加されており説得力が増している。最後の方でカットして正解だというシーンもあるができればエクステンデッド版も是非見て欲しいものだ。

黒幕“導師”の正体と聖杯の行方そしてイエスの継承者の謎がこの作品の3本柱。原作と少し違ったクライマックスまであなたはこれらの謎を解くことができるだろうか?

他の人がどう感じたかではなく、自分の感性にどう響いたか?

投稿日

2006/11/06

レビュアー

オタエドン

あまりに評判になり過ぎ、正直、2年前の初版本を読んだ一人として、絶対に映画は観ないぞ!と、思っていたのですが・・・話題作には弱いので、やっぱり借りてしまった。トム・ハンクスの苦虫顔が頂けない。本を読んでイメージしていたラングドンとはあまりに違い過ぎていたので。違和感にさいなまれつつ、パリ、ルーブルの雰囲気、原作のエッセンスを取り込み、以外な程、ひきつけてくれました。ま〜〜原作とは別物として、サスペンス・ミステリーを楽しめれば、是もまた良いのかな?と。脇役のP・ベタニーの迫真なる演技他、脇で盛り上がった作品にも感じられました。
本を読んだイメージが、こうして映像になる難しさ、違和感も、「最後の晩餐」に隠された謎解きのシーンは、さすが映像になると説得力が増すな〜〜と感嘆した次第。結末や、人物関係が原作とは違っていますが、大胆なる仮説も、現実のキリスト教の反感云々も、全部ひっくるめて、楽しめた私でした。自分でも驚いていますが。製作時に、プレッシャーで悩んだであろうR・ハワード監督の本を読んでいない観客に見せる作品、との姿勢が、良くも悪くもヒットに繋がったのでは?と、感じました。映画のお陰で、更に本も売れ、原作者ダン・ブラウンは笑いが止まらない???と、皮肉も一言。どうぞ、一人一人、それぞれの感性でお楽しみ下さい。もう一度見直しても良いかな?と、思ってます。

小説と比較してはいけない。

投稿日

2006/10/06

レビュアー

MonPetit

小説はめちゃくちゃ面白かったです。
で、映画もそれなりに面白かったですよ。

よく原作のある作品は映画をみて面白くなかった、
原作の方がよかったということになりがちです。
大抵の場合、原作が面白いってことになります。

でも、映画は映画なんです。
原作と比べてどうこう考えると折角の映画が台無し。
小説は何度でも読み返せるし、活字でしか入ってこないので
イメージは自分の中でふくらんでいきます。
でも、映画は違う。
時間的な制約もあれば、映像という人間が一番感じやすい
視覚や聴覚に直接的に入ってきます。
根本的に違うんです。

ダ・ヴィンチ・コードも映画とわりきって見るべき。
そしたら面白い映画ですよ。かなり。
ただ、日本人の苦手な宗教がかたんでますので原作を
読んでから観たほうが理解しやすいかなと。

「天使と悪魔」も映画化されるみたいですが、
ダ・ヴィンチ・コードが熟成してきっと更に面白い映画に
なることでしょう。

映画館で観た人も多いと思いますけど、観てない人には
絶対、一見の価値あり!の作品です。
映画館で観た人ももう一度みると更に面白いと思います。

1〜 5件 / 全498件

同シリーズ作品を借りる