この世の外へ クラブ進駐軍

この世の外へ クラブ進駐軍の画像・ジャケット写真
この世の外へ クラブ進駐軍 / 萩原聖人
全体の平均評価点:
(5点満点)

38

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ジャンル:

「この世の外へ クラブ進駐軍」 の解説・あらすじ・ストーリー

1947年、太平洋戦争の敗戦から復興途上の東京。ある駅には、米軍基地のクラブでショーのバンドマンとして一稼ぎしようと、それぞれ楽器を抱えた若者たちが集まっていた。そんな中、軍楽隊出身のテナーサックス奏者、広岡は、同じ軍楽隊の先輩ベーシストのジョーさんこと平山、ブラスバンドあがりのピアニスト大野、ウェスタンバンドのトランペッター浅川、ドラマー志願の池島とジャズで通じ合い、“ラッキーストライカーズ”という名のバンドを結成。彼らはやがて、米軍の慰安施設“EMクラブ”で演奏するようになるのだが…。

「この世の外へ クラブ進駐軍」 の作品情報

製作年: 2003年
製作国: 日本

「この世の外へ クラブ進駐軍」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

この世の外へ クラブ進駐軍の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
183分 日本語 1:ドルビーデジタル/4.0chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DA9358 2004年06月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
20枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:38件

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齟齬とねじれ

投稿日:2005/02/22 レビュアー:裸足のラヴァース

萩原君と哀川は糖尿病をちょっと 心配したふっくら顔はこの映画にゃまずいだろ 子供らから大人まで元気で妙に体格のいいのばかり
この映画には しっくりはまらない齟齬感がずっと付いて回る
ラッセルの死を追悼することになってしまう 演奏会のクライマックス この世の外へ とゆう曲のつまらなさ萩原君の下手な歌
凡庸なカットバック異様な盛り上がらなさ 阪本の演出で最低のシークエンスではないか
これは現場がしっくりいってないのだと思う 誰も実体験のない戦争物でしかも ジャズが重要なテーマ 演技設計も出来ぬまましっかりしたセットの中で個々が ばらばらのプレイをしてるのだ
そして阪本は音楽センスはないのだろうか いくらなんでもエンドロールのジョージ川口やペギー葉山のほうが スゥイングしまくってるのは いかにもまずいだろう

敗戦から朝鮮戦争それを奇貨としての目覚しい復興 このねじれた日本の戦後を描くのが GIとのジャズを通した友情物語の中に あいまいに終わってしまう
それでも 戦争と歴史を娯楽映画の中で 追求するテーマとし始めた 無謀な試みの阪本を 俺は信頼しているし今後も支持は変らない

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この血と汗と涙のしみこんだバチ(笑)を見てくださいよ〜ネタバレ

投稿日:2008/04/05 レビュアー:こんちゃん

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 ノーマークで期待せずに観たからでしょうか、わりと楽しめました。
 監督が阪本順治ですから、
「もうちょっと、なんとかできたんじゃない?」
と思ったのですが、それは阪本順治と言う監督だから、私の中でハードルが上がってしまったという事でしょうか。
 まあ、戦後のヤミ市で米を盗んで殴られたりしていたラヴァ様から見れば(ウソです)、全くもって物足りないのでしょうが・・・。
 ラヴァ様がおっしゃるように、エンドロールの演奏の方が、スイングしまくってるって言うのは、困ったもんですけどね・・。

 戦後、出兵先から引き上げてきた人間の闇と言うか苦悩を担当するのが、萩原聖人。まあ、彼は自然体というか、極端に役を作り込まないので、そのまんまと言えばそのまんまです。
 最初に「ダニーボーイ」を演奏したときに、そのあまりにもへたくそな歌に寒気を覚え、
「わざと?」
と思ったのですが、その後の歌でもヘタクソでした。ただ、最初の「ダニーボーイ」よりも、ラッセルと気持ちが通じ合った後の「Out of this world」や「ダニーボーイ」は確実に違うものでした。ヘタクソの中にもソウルを感じられて、ジャズでありながらブルースなのかなと思いましたね。それにしてもヘタクソですけど(笑)寄せ集めのバンドという設定ですから、別にうまくなくても良いとは思うんですけど、MITCHとのギャップが大きすぎますよね。
 ラッセルのステージに健太郎が割り込んでジャムってしまった時の演奏には(まあ、吹き替えでしょうけど)ちょっと感じるものがあって、ジ〜ンとしました。「Out of this world」でもちょっとね(もうちょっと、センシティブな曲を作れればよかったのにねえ・・・)
 バイタリティというかおちゃらけキャラをオダギリジョーが演じています。
「今は、喧嘩よりもジャズだろ?ヒロポンよりジャズだろ?GHQよりジャズだろ?羽黒山よりジャズだろ?イングリット・バーグマンよりジャズだろ?」
「今の俺達、ラッキーでストライクじぇねえか?ハッピーでピースじゃねえか?ワンダフルでビューティフルじゃねえか?エンタツでアチャコじゃねえか?いいことずくしで、何もめてんだよ、お前ら!」
等々、なかなか味のあるキャラを演じていますよね。そんなおちゃらけた彼が、唯一言葉を荒げて、
「こっちは、まだ戦争終わってねえんだよ!」
と前田亜紀に詰め寄るところに、長崎に残した被爆した母と妹に対する思いがあるのですが、それを深くは描かずに、さらりと流します。他の監督なら、ここんところや大野と弟のエピソードを膨らませて、お涙頂戴に仕立て上げるのでしょうが、そうしないのは阪本順治だなあと思います。この人は、描かないことによって観客に何かを提示するという作り方がうまいです。

 私が物心ついた頃、ジャズバンドを組んでいた父は、横須賀のOfficers Club(将校クラブ。オヤジはオフサスクラブと言ってました)で演奏していました。(ラッキー・ストライカーズが演奏していたのはEMクラブ・下士官クラブで、「ランク付けが上がれば、将校クラブだ」と言ってましたよね)たまに連れて行かれたのですが、米軍将校はとても優しくて、アイスクリームを出してくれたりしました。
「サンキュー、ベリマッチ」
と言う私に、
「オー、ベリキュート」
なんて言ってくれたものです。当時、高卒の初任給が2万円くらいだった頃に、父は5人編成のバンドで月40万もらっていたそうですから、まあいい稼ぎだったのでしょうね。なんせ、米兵は音楽好きなんです。本作でも描かれていますけど、祖国を離れて、いつ戦地で死ぬかも知れないと言う身の上を癒すためには必要不可欠だったのでしょう。
 戦闘シーンは、少ししかありませんが、これは戦争映画と考えても良いんじゃないかと思います。戦争に負けた国の惨状と、戦勝国だと言っても、人を殺す行為に躊躇したり、殺したことがトラウマになったりと、国と国との戦いであっても、現実に殺し合うのは人間対人間なのだと言うことをさりげなく描いていると思います。
 戦争でない場所で出会えたら、喧嘩をしたりいがみ合ったりしながらも、心が通じ合うことだってあり得ないことではないのです。クリント・イーストウッドの硫黄島二部作を観て、
「どうして、こういう戦争映画を日本人が作らないんだ?作れないんだ?」
と感じたのですが、まだまだ完成型にはほど遠いとしても、これは、敗戦による挫折と二度の原爆投下を経験した日本が作れる戦争映画の一つの形なんじゃないかと思います。
 手抜きをせずに丁寧に作っているなあと言う印象で、「亡国のイージス」よりは、良くできていると思いますね。大杉漣、哀川翔なんかが脇で好演して、アクセントになってます。
「こ〜んな怪しい日系人、いるわけねえだろうが!」
には笑ったなあ・・・。

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テーマがうまく消化していないネタバレ

投稿日:2004/12/03 レビュアー:スターダスト

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戦後の混乱期、何をしてでも食べていかねばならないという
力強い意志。ジャズメン達の成長を通して描く群像劇かと
思って見ていたが、あの反戦の幕切れで考えてしまう。
テーマがうまく消化していないと思う。

一番の不満は戦争で弟を亡くし日本人に妄執的な敵愾心を
持つラッセル(S・ウィガム)が健太郎(萩原聖人)と友情を
育むエピソードが足りないところ。
これでは感情の流れに一貫性がなくなってしまう。

敗戦から復興途上の街を見事に作り上げた原田満生の
美術は素晴らしい。

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戦争って本当に嫌ですねネタバレ

投稿日:2012/08/14 レビュアー:しづちゃん

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第2次世界大戦後の日本が舞台。敗戦してアメリカに占領された日本人。アメリカを敵として反発する人もいれば、アメリカを受け入れてる人もいる。
そんな中、音楽を愛する若者が軍楽隊の仲間と「ラッキーストライカーズ」を結成する。

進駐軍内の「EMクラグ」での演奏活動。太鼓もドラムも分からない若者が2本の棒を持ち、ドラムの叩ける人で応募しトラックに乗って進駐軍に行くが、なんとちょっと太鼓をたたいた経験があるだけ。ステックとバチの違いも分からない。それがオダギリジョーが演じています。とても若く、本当に素敵です^_^

その進駐軍には弟を日本軍に殺されたラッセルと言う軍人さんが居ます。この人、そんなに背は高くないのですが…私好みの、いい男です(微笑)そんなアメリカ兵と「ラッキーストライカーズ」のリーダーとは同じサックス奏者と言うことで対立するが…後には一番の友となる。

敗戦した日本のその当時や、進駐軍の様子や人々の生活を織り込みながら、音楽を中心に展開するドラマです。ラッセルが作曲した「Out of This World」が演奏された時には泣けましたね。音楽って人種に関係なく心を開いてくれる素敵な道具だと思う。

2本の棒を折ろうとしたオダギリジョーに先輩は『この棒は箸にもなるし…』と言う名セリフがあります。その続きを忘れてしまったのですが、結構心に響くセリフがあります。あれほど日本人を憎んでいたラッセルが日本語を覚えるシーンもジ〜ンときましたね。お時間ありましたら、是非観て欲しい映画です。

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進駐軍

投稿日:2011/08/14 レビュアー:ギャンブラー

阪本順治監督2作目の鑑賞。
1作目の“王手”が期待した以上に良かったので、この作品をチョイス。

第二次世界大戦敗戦直後に進駐軍が日本に上陸。
そこで日本のミュージッシャン達はアメリカ兵の慰安のために、クラブで音楽を演奏した時代がありました。
日本の有名なミュージッシャンもかなりそこでの経験のある人が多いです。

戦争の事を知らない、萩原聖人、オダギリ・ジョー等若手の俳優が熱演してますね。

戦争はどちらが悪いかという事より、喧嘩両成敗という言葉が合ってると思います。
人が、国がある以上恐らく永遠になくならいと思います。別に悲観的になって言ってるわけではありません。
どちらも、傷跡は残ります。

この作品は、勿論負けた日本は大変な苦労を強いられ夢も希望もない時代になりますが、
勝者のアメリカ兵だって苦しんでいる人がいるという事を“阪本監督”見事に描いて感動的な
作品に仕上げていると思います。戦争をこういう描き方で表現出来る阪本監督は好きです。

本作品は進駐軍のクラブで演奏する日本の若者とアメリカ兵の心の葛藤、
最終的には一人のアメリカ兵との友情みたいなものが生まれ、勝者も敗者もない、涙なくしては観れない
感動的な作品となっています。

非常に難しい題材を阪本監督は上手く仕上げていると思います。


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