ヘヴン

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ヘヴン / ケイト・ブランシェット
全体の平均評価点:
(5点満点)

64

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「ヘヴン」 の解説・あらすじ・ストーリー

イタリア・トリノ。英語教師のフィリッパは高層ビルに忍び込み時限爆弾を仕掛けた。彼女の目的は一人の男を殺すこと。彼女の愛する夫を死に至らしめ、大切な教え子たちを不幸へと導いた麻薬密売人。これまで、男を逮捕するよう警察に訴え続けたが相手にされず、自ら行動に出たのだった。犯行後、彼女は抵抗することもなく警察に逮捕される。ここまでは予定通りのはずだった。ところが、尋問中、彼女は男が死を免れ罪なき4人が犠牲になったことを知らされる。ショックで失神するフィリッパ。その時、刑務官のフィリッポが彼女の身体を優しく受け止めた…。

「ヘヴン」 の作品情報

製作年: 2002年
製作国: ドイツ/イギリス/アメリカ/フランス
原題: HEAVEN

「ヘヴン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ヘヴンの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
97分 日本語・英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
AEBR10164 2003年11月14日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
22枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:64件

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1〜 5件 / 全64件

文句無く映像は美しい。

投稿日:2008/07/25 レビュアー:JUCE

 各シーンは映像の隅々まで神経を使い非常に美しい仕上がりになっています。しかし少し気になるのは映画の描きたいことの主軸がシーンごとの美しさに偏ってしまい、肝心の登場人物へのスポットが弱くなってしまっているように感じるところ。確かに美しいシーンの一部として登場人物が光って見える場面も少なくはないのですが、映像のスムースな流れに対し人物の心の流れはかなり強引な感が否めません。
 特典映像を見るとそうした人物の心の転換部分をかなりカットしてしまっているようです。これらのシーンの削除が本当に良かったのかどうかは疑問です。

 スペースカムというのはヘリのに防振装置付きのリモート雲台をつけた撮影装置ですが空中にレールを引いたかのような安定した画を撮る事が出来ます。ちなみに日本では同様のウェスカムという機材が使われています。揺れている空撮はヘリの横のドアを開けてカメラマンが半身を乗り出して撮影するという(勿論落ちないようにベルトはしてます)高所恐怖症には想像したくもないような形で撮影を行っています。
 この独特の空撮を上手く映画に取り入れてます。良く考えるとオープニング、エンディング含め、ヘリコプターにゆかりの深い映画ですね。

 人物の描写が薄いと書きましが、主役のフィリッパ(ケイト・ブランシェット)に関しては演技にも支えられ、過不足無く描けているのですが、問題はもうひとりのフィリップ。こちらはフィリッパに比べると父と弟、そしてフィリッパへの愛という少し複雑な背景がありますのでそのあたりの描きこみと言うか、観客に何らかの示唆が無いと心の動きに真実味が無くなってしまうのですが、ちょっと足りないようで特に父とフィリップのシーンがあまり生きてません。


 見終わった後、「美しくていい映画をみたなぁ」という印象はあるももの、今一歩心の芯に届くものがありませんでした。

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映画史に残る(残ってほしい)ラストシーン

投稿日:2007/02/22 レビュアー:吟遊旅人

 キエシロフスキー遺作三部作のうち、「天国」編をトム・ティクヴァが監督した。「地獄」編たる「美しき運命の傷痕」に続いて、これまたキエシロフスキーの脚本とトスカーナ地方の明るい空が合っていないような気がするのだが、しかし最後の最後に、ああ、こういうことがしたかったわけか、と納得。確かに「天国」なのだ。

 キエシロフスキーの作品には宗教色が濃く漂う。この物語もまた、主人公フィリッパという女性が誤って無実の人間を4人殺してしまうという「原罪」を背負うところから始まる。贖罪はいかにあるのか、ありえるのか。彼女を「更生」させる愛は存在するのか。神が不在の今、人を赦し救うのもまた人でしかない。

 麻薬の密売という裏家業で儲ける大企業の社長を狙った爆弾が、社長本人を殺さず、無関係な人を巻き添えにしてしまう。爆弾を仕掛けたのはフィリッパという正義感の強い女性教師。イタリアで英語を教える英国人だ。ケイト・ブランシェットは淡々と表情をほとんど変えずにフィリッパを演じる。そして、フィリッパを取り調べる憲兵隊(イタリアでは警察ではなく憲兵隊が爆弾事件の捜査をするのか? 知らなかった)の若き通訳官の名がフィリッポ。フィリッポはフィリッパに一目惚れし、偶然にも彼女が自分の弟の教師であることを知ってその人柄を慕うようになる。大胆にもフィリッポは容疑者フィリッパを逃がすことを決意して…

 キエシロフスキーの脚本らしく、物語は静かに進む。犯罪もののサスペンスだし、確かにものすごく緊張感のあるいい演出なのだが、ふつうの犯罪ものにつきもののスリルとは少し違う味わいがある。ほとんどBGMがない静かな静かな場面には、罪なき人を殺してしまった女の悔恨がにじみ、その女への一途な愛を瞳に宿す若者の無言の共犯関係が成立していく。二人の道行きはどんな結末を迎えるのか? あまりにも明るく美しいトスカーナの田園風景に心洗われながら、絶望的な逃避行に走る二人は、愛と復讐に下される神の試練が待つ「天国」へと飛翔する。素晴らしいラストシーンだ。この場面は映画史に残るだろう。

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詩的映像美

投稿日:2007/03/14 レビュアー:カプチーノ

静謐な空間が流れていく。
映画を観ているというよりも、詩を読んでいるのかと思うようなシーンがいくつも出てくる。
カメラの担当者の貢献度が大きい映画です。
ラスト・シーンにも救われますが、反面、罪は、償われたのか?の疑問も残るのが、唯一の欠点。
多くの人に観てもらいたい作品です。
脚本によって、監督がこうも変わるのかと思わされもしました。
特典映像の「雨の影」が素晴らしかった。

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スペースカムのすばらしさ

投稿日:2004/03/01 レビュアー:SKY MESSAGE

内容は至ってシンプルなストーリーだけど、映像がすばらしかったです。特にすごいなぁと思ったのが、スペースカムで撮られた空からの映像です。自分が実際に空を飛んでいるような錯覚を感じます。ぜひ見てください。

最後の終わり方だが、私はあれで良かったと思う。最初の映像の意味と教官にした質問「どのくらい昇れます?」がここで生きてくるといった感じです。

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彼女のあの涙を見て、恋に落ちぬ者などいるのだろうか!

投稿日:2010/01/15 レビュアー:KASPAR

クシシュトフ・キェシロフスキ監督(『デカローグ』、『トリコロール』)の遺稿脚本を、新鋭トム・ティクヴァ監督(『ラン・ローラ・ラン』、『パリ・ジュテーム』)が映画化した珠玉のラブストーリー『ヘヴン』を観ました!

□■□■□■□■□

とにかく、フィリッポが恋に落ちる瞬間のワンシーンがあまりにも素晴らしーんよねー♪

ワンシーンっていうか、"涙するフィピッパがフィリッポの方を見つめる"このワンカットで、もうこの映画は傑作になってるっすよねー(°∀°)b

もし、コノシーンが無かったらこの後の展開はウソっぽくなってたとおもうんやけど、コノシーンがあまりに素晴らしくてリアリティがあるんで、きちんと映画として成立してるんすよー♪

このシーン以外にフィリッポがフィリッパを愛するようなエピソードは無いもんなー・・・それであの行動にリアリティをもたせてしまうこの1カットの凄さ!

正直、ラストの終わり方はそんなに好きや無いんやけど、もうこの1カットにやられてもーたんで、90点以下はつけられへんわ♪

このワンカットで、ケイト・ブランシェットに恋してもーて、ファンになってもーたもん!

□■□■□■□■□

オープニングとラストにこだわる自分が、両方そんなに好きや無いのに90点をつける程の作品っす煤i・д・ノ)ノ

恋に落ちるシーンの生涯No1映画で、2000年以降の恋愛映画No1っす(°∀°)b

ラブストーリーでは1番のオススメなんでぜひ観てみてください!

個人的満足度 90点!!!

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