ＮＹＰＤ１５分署

もう少し明るいクライム・サスペンスかと思ってましたが
陰惨なギャング映画でしたね。

冒頭、いきなりの爆破シーン。
その後もドンパチが止まらず、死者続出・・・

人身売買、売春、贈収賄、ドラッグ、ギャング間の抗争、裏切り、おとり捜査・・・
何でもアリで、チャイナタウンは怖いです。

チャイナタウンの中国人刑事と白人刑事のお話ということで
『ディパーテッド』と雰囲気がかぶっていたりしますが、
私は香港映画の冷徹なアクションものは苦手です。
見て失敗したな、と思いました。
結末が気になるので、最後までは見ましたけどね。

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ハリウッド進出第二作とのことだだ、一作目のリプレイスメント・キラーに比べ演技
重視なのか、脚本重視なのかちょっと大人しくなっちゃった。
得意の二丁拳銃のシーンはなかったんじゃないかな。

相棒はマーク・ウォールバーグ。この組み合わせも非常に微妙（笑）
ついこのあいだ、ザ・シューターをみたばかりだけど、けっこう若いね。
前半はなんか演技が頼りない感じで若いなーって思ってたんだけど、後半では
何気ない仕草や表情まで別人で堂々とした風格。
全て演技だったとはなかなかやりますねー。

脚本としてはよくあるパターンなのかもしれないし、「トレーニング・デイ」に非常に
よく似た感じ。トレーニング・デイと比較するとかなり落ちますが。

エンディングは絶対死んでないなと思ってたら本当に死んでました（笑）
平凡な出来の作品でした。

　映画の冒頭、チョウ・ユンファが登場場面で口ずさんでいるのは『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』の劇中やエンドロールで流れていた曲。この映画の舞台もチャイナタウンなだけに・・・これはやっぱオマージュ？チョウさんのアドリブ？それとも演出？どっちにしても、なんか妙にうれしかったな〜。
　でも、そんなテンションで、しかも単純な銃撃戦とかを期待していて結果的に痛い目にあってしまった。
　・・・重たく、また見応えのある映画でした。
　単純な正義漢ではなく汚職にまみれもがくチョウ・ユンファ。羊の皮をかぶった狼、マーク・ウォルバーグはおいしい役どころ。
　ハリウッド進出後の中では、ある意味一番チョウ・ユンファらしい映画のような気がします。

「男たちの挽歌」でブレイクしたＣ・ユンファが汚職警官を好演している。多民族社会というアメリカの断面を描きながら、警察機構の腐敗を浮かび上がらせた見ごたえある社会派アクションだ
相棒を演じるＭ・ウォールバーグはこのあと「スリー・キングス」「パーフェクト・ストーム」「猿の惑星」と主演級の活躍を続けている。

話の内容がリアルというかいじきたないというか見ていてあまり好きになれませんでした。この映画の後にマーク・ウォールバーグが主演のビックヒットを偶然に見ましたが、こちらの映画のほうがマーク・ウォールバーグのよさが出ていました。この映画を見てからビックヒットを見よう!