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バージニア ウルフなんかこわくない

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バージニア ウルフなんかこわくない / エリザベス・テイラー

全体の平均評価点:(5点満点)

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映画賞受賞作品

旧作

ジャンル :

「バージニア ウルフなんかこわくない」 の解説・あらすじ・ストーリー

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映画賞受賞作品

旧作

解説・ストーリー

ニューイングランドの大学内に建てられた住宅。そこに住む教授夫妻ジョージとマーサのもとに、若い夫婦がやってくる。マーサが青年をベッドに誘おうとしても、ジョージは文句を言わない。すでに二人の間には、愛のかけらもなかったのだ。そして唯一の絆である、彼らの息子のことが語られたとき……。壊れかけた夫婦の、狂気に彩られた関係を描く。

「バージニア ウルフなんかこわくない」 の作品情報

作品情報

製作年:

1966年

製作国:

アメリカ

原題:

WHO’S AFRAID OF VIRGINIA WOOLF?

受賞記録:

1966年 アカデミー賞 主演女優賞
1966年 NY批評家協会賞 女優賞

「バージニア ウルフなんかこわくない」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ゴースト・ドッグ

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さらばベルリンの灯

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1〜 5件 / 全24件

すげーーーー

投稿日:2007/03/14 レビュアー:武蔵野婦人

壊れかけた夫婦、という意味で同時期に見たロッセリーニの「イタリア旅行」があるのですが、それに比べてこちらの二人の、まあなんとすざましい壊れっぷり。

あたしねえ、好きなんですわ。
こういうねじれて静かに壊れている人を描いた話って。

もちろん、原作の力というのもあると思いますが、これは主演の二人の演技力によるところがかなり大だと思います。
エリザベス・テーラーは、あまり好きな部類の女優さんではなかったのですが、ここまで腹をくくった体当たり演技となると、もう恐れ入りました、と素直に頭を垂れたいと思います。

夫婦も家族も
密室の中で独自のストーリーの足かせにはまって
逃れるに逃れられない不毛な消耗をしてしまうことって
往々にしてあるわけで。

私は、それを「ダンスを踊るみたい」とよく思っています。

ほんとはね、この結婚もこの家族も、必死で維持することが幸せなんかじゃないとどこかで気づいている。
自分らしく、自由にしあわせになれるはず、と思う。

でも、足かせがなくなってしまったら、自分はほんとに自分でいられるんだろうか? 一人になる恐怖を抱え、自分の不幸は相手のせいだと思うことで、日常をどうにか乗り越えようとするわけで。つまりは、自己確認のために相手との衝突を日常的に生じさせる習慣ができてしまうわけですよねえ。

するとね、「ねえねえ、踊ろうよ、ほら、いつものダンスを」とつい、相手を誘ってしまう。誘われたほうは、「やだ! あんなことしたくないもん」と思うのに、手を差し出されたらいつものくせで、立ち上がって踊りだしてしまう。

踊りながら二人とも後悔するのに、踊りだしたらもう止まらないーー!!


そんなダンスをずーーーーーと踊り続けてる二人のお話でした、これ。


このダンス、ハタを巻き込みます。周りはあわててとめようとしたり、一緒にダンスを踊らされる羽目になるけれど、最後には二人の世界に戻っていってしまい、ハタは置き去りに。

ダンスを踊る夫婦や家族には近づかないに限るね。
とにかく、こわいこわーい映画でした。

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美の怪身舞う愛憎台詞劇

投稿日:2012/08/31 レビュアー:まみもぉ

二組の夫婦。
そこに現れない息子。
口論。飲酒。喫煙。口喧嘩。
舞台劇(台詞劇)。
似たような設定の作品を先だって観た…『おとなのけんか』。←”CARNAGE”(虐殺、殺戮)と、
すごい原題だったのですが、この作品はその原題のような大人の喧嘩、
犬どころか鼠も食わないだろう健気な結末の夫婦喧嘩でした。

1966年の作品。
戦後、米国が強さと大きさを増す中、ケネディ大統領が暗殺され、ベトナム戦争へ…の60年代。
今は耳慣れていますが、台詞の内容がかなりストレートにエグイ…。
上映されたということは大丈夫だったんでしょうが、大丈夫でない観客、多かったのではといらぬ心配をしてしまうほど凄まじかったです。
それに、エリザベス・テーラーって、確か”美の化身”なんじゃ…なかった? 
こういう役だからこういう形相、容姿に整えられたのでしょうが、
それにしても凄過ぎ、恐過ぎ、何もかも過ぎ。
相手役のリチャード・バートンとは不倫関係となり互いの相手と離婚して、ふたりは結婚。
で、離婚して再結婚、で再離婚と言う華やかな成り行き、顛末はふたりの映画をほとんど観ていない私でも知るほど有名。
この作品の当時はまだ夫婦だったと思うのですが、
そういうスキャンダルを知って観ていたのでよけいな迫力が増したのかもしれません。

「今、何時だろ?」部屋の時計見てもしょうがないんですが、何度も見てしまいました。
一晩のお話しなのですが、このまま夜が明けないような、夜明けがこないんじゃないかと思えました。
台詞や役者だけでなく舞台なら見ずにすむアップ、してほしくないところを必ずしてくれて、
見るんだ!と顔面に押し付けてくるカメラも凄かった。。

疲れました。 
心身ともに、酸欠状態になりました。

噛めば噛むほど味が出すぎて、飲み込むためにまた噛み続けなければならない、咀嚼力が必要な作品。 
顎の弱い優しい大人向けではないと思いました。



このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

夜明けが来てよかった

投稿日:2005/08/04 レビュアー:横浜のタマ

2組のカップルの会話がスリリングなのでエンディングまでスクリーンに引きずり込まれるような感覚がします。マイク・ニコルズ初監督作品にしては見事な演出力でした。それに応えたかテイラーの迫力演技はオスカー受賞当然でした。バートンもさすがのシェークスピア役者で、貫禄あります。パートナーとの生活が長い方ほどラストシーンに感慨を覚えるのでは?

このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

パーティーズ・オーバー

投稿日:2011/05/29 レビュアー:ひろぼう

有名な戯曲が元ネタなのでセリフの応酬には迫力があります。
そのセリフの8割がたは相手を罵る言葉で、よくぞここまで言えるものだと
感心するやら呆れるやら。
多くの辻褄が合わないセリフは物語の進行と共に明らかにされますが、
暗に匂わせて鑑賞者の想像に任せるエピソードも少なからずあり、
これは有名な戯曲ゆえに皆が知っていることとして省いたのか、
それとも些細な枝葉にこだわるべきではなく夫婦の危機に注視しろと
言っているのか、やや判断がつかず悩むところではありますが、
いずれにしろ夫婦の毒舌合戦には迫力があったのはまちがいありません。

妻の父親は大学長。深夜に帰宅し寝床に潜り込もうとした万年助教授の
夫にゲストの来訪を不意に告げる妻。しかも、それには父の意があるのだと、
脅迫めいた口調で迫るのだった。
夫婦喧嘩はこうして始まるが、ゲストの若い夫婦は、海千山千の二人にとっては
格好の餌食、普段の憂さ晴らしのように扱われてしまうのだった。
ホストの妻は高圧的な言動で、相手を見下し、威嚇し、自らの掌に収めようとする。
対する夫は嘘かまことか相手を翻弄する話術で、煙に巻き獲物の懐に飛び込み
ぐさりと急所を突く。夫婦の晩餐は腐肉をついばむコンドルの饗宴のようで、
ゲストの若い夫婦は手玉に取られ精神的に追い詰められていく。
しかしホストの妻が漏らした言葉、二人の息子のことで、この夫婦独自のルール、
暗黙の了解というものが破られ、攻撃の矛先は二人自身に向かうのだった。

激しく叱責し合う二人。でもそこにはルールがあったのでしょう。超えてはならぬ
一線が存在したのでしょう。
劇中のセリフで「弱い者は狂気に逃げる」とあり、そこに逃げてしまいそうになる
妻を引き戻そうとした夫が、狂気に付き合っていたのではと思えました。
それも意図的ではない無意識な、必然が求める行動で、長い夫婦の関係が築いた、
自然な治癒力なのではと思いました。
相手が求めるものや欲すること、それに自然に応えるうちに、狂気じみた二人の
饗宴は毎夜繰り返されることになったのでしょう。それは酒の度が進み、
二人がなめた辛苦を知らぬ若い夫婦が訪れた時にピークを超え、ルールを破る
ことになったのでしょう。

夜明けまで続けられた饗宴は、朝日と共に幕を閉じる。
言いたいことを言いやりたい放題の二組の夫婦は、かなりの疲労を感じつつも、
それぞれに気付きを得て眠りにつく。
パーティーは終わった。
今日は安息日。ゆっくりと休もう。
明日からまた過激な闘いが待っている。永遠に続く、それを承知の二人の闘いが。
★3+

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心の深淵にふれる

投稿日:2008/03/07 レビュアー:bell

 オープニングから静かな音楽が流れ、夜道を歩く仲の良さそうな夫婦を、カメラがじっと追っている。
 と家に着いたとたん、二人の大ゲンカが始まる。全編ほとんど、他人の夫婦の痴話ゲンカに付き合わされているようで、観ている側も逃げ出したくなる。この映画を最後まで観るには、ある意味で根性が必要なのだ。
 だが、最後まで観終えると、夫婦の心の深淵に触れたようで、二人をそっとしておきたくなる。今までのケンカも、ぜんぶ許してしまえるくらい、優しい気持ちにさせられるから、不思議だ。夫婦っていうのは、こうやってお互いの傷を支え合い、かばい合って、長続きしてゆくものなんだなと、独身の私は、妙に納得したのでした。
 思わぬところで、良い映画に巡り会えて、ちょっと得した気分です。どうぞ、ケンカに巻き込まれて、この映画を最後まで観て下さい。

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バージニア ウルフなんかこわくない

ユーザーレビュー

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すげーーーー

投稿日

2007/03/14

レビュアー

武蔵野婦人

壊れかけた夫婦、という意味で同時期に見たロッセリーニの「イタリア旅行」があるのですが、それに比べてこちらの二人の、まあなんとすざましい壊れっぷり。

あたしねえ、好きなんですわ。
こういうねじれて静かに壊れている人を描いた話って。

もちろん、原作の力というのもあると思いますが、これは主演の二人の演技力によるところがかなり大だと思います。
エリザベス・テーラーは、あまり好きな部類の女優さんではなかったのですが、ここまで腹をくくった体当たり演技となると、もう恐れ入りました、と素直に頭を垂れたいと思います。

夫婦も家族も
密室の中で独自のストーリーの足かせにはまって
逃れるに逃れられない不毛な消耗をしてしまうことって
往々にしてあるわけで。

私は、それを「ダンスを踊るみたい」とよく思っています。

ほんとはね、この結婚もこの家族も、必死で維持することが幸せなんかじゃないとどこかで気づいている。
自分らしく、自由にしあわせになれるはず、と思う。

でも、足かせがなくなってしまったら、自分はほんとに自分でいられるんだろうか? 一人になる恐怖を抱え、自分の不幸は相手のせいだと思うことで、日常をどうにか乗り越えようとするわけで。つまりは、自己確認のために相手との衝突を日常的に生じさせる習慣ができてしまうわけですよねえ。

するとね、「ねえねえ、踊ろうよ、ほら、いつものダンスを」とつい、相手を誘ってしまう。誘われたほうは、「やだ! あんなことしたくないもん」と思うのに、手を差し出されたらいつものくせで、立ち上がって踊りだしてしまう。

踊りながら二人とも後悔するのに、踊りだしたらもう止まらないーー!!


そんなダンスをずーーーーーと踊り続けてる二人のお話でした、これ。


このダンス、ハタを巻き込みます。周りはあわててとめようとしたり、一緒にダンスを踊らされる羽目になるけれど、最後には二人の世界に戻っていってしまい、ハタは置き去りに。

ダンスを踊る夫婦や家族には近づかないに限るね。
とにかく、こわいこわーい映画でした。

美の怪身舞う愛憎台詞劇

投稿日

2012/08/31

レビュアー

まみもぉ

二組の夫婦。
そこに現れない息子。
口論。飲酒。喫煙。口喧嘩。
舞台劇(台詞劇)。
似たような設定の作品を先だって観た…『おとなのけんか』。←”CARNAGE”(虐殺、殺戮)と、
すごい原題だったのですが、この作品はその原題のような大人の喧嘩、
犬どころか鼠も食わないだろう健気な結末の夫婦喧嘩でした。

1966年の作品。
戦後、米国が強さと大きさを増す中、ケネディ大統領が暗殺され、ベトナム戦争へ…の60年代。
今は耳慣れていますが、台詞の内容がかなりストレートにエグイ…。
上映されたということは大丈夫だったんでしょうが、大丈夫でない観客、多かったのではといらぬ心配をしてしまうほど凄まじかったです。
それに、エリザベス・テーラーって、確か”美の化身”なんじゃ…なかった? 
こういう役だからこういう形相、容姿に整えられたのでしょうが、
それにしても凄過ぎ、恐過ぎ、何もかも過ぎ。
相手役のリチャード・バートンとは不倫関係となり互いの相手と離婚して、ふたりは結婚。
で、離婚して再結婚、で再離婚と言う華やかな成り行き、顛末はふたりの映画をほとんど観ていない私でも知るほど有名。
この作品の当時はまだ夫婦だったと思うのですが、
そういうスキャンダルを知って観ていたのでよけいな迫力が増したのかもしれません。

「今、何時だろ?」部屋の時計見てもしょうがないんですが、何度も見てしまいました。
一晩のお話しなのですが、このまま夜が明けないような、夜明けがこないんじゃないかと思えました。
台詞や役者だけでなく舞台なら見ずにすむアップ、してほしくないところを必ずしてくれて、
見るんだ!と顔面に押し付けてくるカメラも凄かった。。

疲れました。 
心身ともに、酸欠状態になりました。

噛めば噛むほど味が出すぎて、飲み込むためにまた噛み続けなければならない、咀嚼力が必要な作品。 
顎の弱い優しい大人向けではないと思いました。



夜明けが来てよかった

投稿日

2005/08/04

レビュアー

横浜のタマ

2組のカップルの会話がスリリングなのでエンディングまでスクリーンに引きずり込まれるような感覚がします。マイク・ニコルズ初監督作品にしては見事な演出力でした。それに応えたかテイラーの迫力演技はオスカー受賞当然でした。バートンもさすがのシェークスピア役者で、貫禄あります。パートナーとの生活が長い方ほどラストシーンに感慨を覚えるのでは?

パーティーズ・オーバー

投稿日

2011/05/29

レビュアー

ひろぼう

有名な戯曲が元ネタなのでセリフの応酬には迫力があります。
そのセリフの8割がたは相手を罵る言葉で、よくぞここまで言えるものだと
感心するやら呆れるやら。
多くの辻褄が合わないセリフは物語の進行と共に明らかにされますが、
暗に匂わせて鑑賞者の想像に任せるエピソードも少なからずあり、
これは有名な戯曲ゆえに皆が知っていることとして省いたのか、
それとも些細な枝葉にこだわるべきではなく夫婦の危機に注視しろと
言っているのか、やや判断がつかず悩むところではありますが、
いずれにしろ夫婦の毒舌合戦には迫力があったのはまちがいありません。

妻の父親は大学長。深夜に帰宅し寝床に潜り込もうとした万年助教授の
夫にゲストの来訪を不意に告げる妻。しかも、それには父の意があるのだと、
脅迫めいた口調で迫るのだった。
夫婦喧嘩はこうして始まるが、ゲストの若い夫婦は、海千山千の二人にとっては
格好の餌食、普段の憂さ晴らしのように扱われてしまうのだった。
ホストの妻は高圧的な言動で、相手を見下し、威嚇し、自らの掌に収めようとする。
対する夫は嘘かまことか相手を翻弄する話術で、煙に巻き獲物の懐に飛び込み
ぐさりと急所を突く。夫婦の晩餐は腐肉をついばむコンドルの饗宴のようで、
ゲストの若い夫婦は手玉に取られ精神的に追い詰められていく。
しかしホストの妻が漏らした言葉、二人の息子のことで、この夫婦独自のルール、
暗黙の了解というものが破られ、攻撃の矛先は二人自身に向かうのだった。

激しく叱責し合う二人。でもそこにはルールがあったのでしょう。超えてはならぬ
一線が存在したのでしょう。
劇中のセリフで「弱い者は狂気に逃げる」とあり、そこに逃げてしまいそうになる
妻を引き戻そうとした夫が、狂気に付き合っていたのではと思えました。
それも意図的ではない無意識な、必然が求める行動で、長い夫婦の関係が築いた、
自然な治癒力なのではと思いました。
相手が求めるものや欲すること、それに自然に応えるうちに、狂気じみた二人の
饗宴は毎夜繰り返されることになったのでしょう。それは酒の度が進み、
二人がなめた辛苦を知らぬ若い夫婦が訪れた時にピークを超え、ルールを破る
ことになったのでしょう。

夜明けまで続けられた饗宴は、朝日と共に幕を閉じる。
言いたいことを言いやりたい放題の二組の夫婦は、かなりの疲労を感じつつも、
それぞれに気付きを得て眠りにつく。
パーティーは終わった。
今日は安息日。ゆっくりと休もう。
明日からまた過激な闘いが待っている。永遠に続く、それを承知の二人の闘いが。
★3+

心の深淵にふれる

投稿日

2008/03/07

レビュアー

bell

 オープニングから静かな音楽が流れ、夜道を歩く仲の良さそうな夫婦を、カメラがじっと追っている。
 と家に着いたとたん、二人の大ゲンカが始まる。全編ほとんど、他人の夫婦の痴話ゲンカに付き合わされているようで、観ている側も逃げ出したくなる。この映画を最後まで観るには、ある意味で根性が必要なのだ。
 だが、最後まで観終えると、夫婦の心の深淵に触れたようで、二人をそっとしておきたくなる。今までのケンカも、ぜんぶ許してしまえるくらい、優しい気持ちにさせられるから、不思議だ。夫婦っていうのは、こうやってお互いの傷を支え合い、かばい合って、長続きしてゆくものなんだなと、独身の私は、妙に納得したのでした。
 思わぬところで、良い映画に巡り会えて、ちょっと得した気分です。どうぞ、ケンカに巻き込まれて、この映画を最後まで観て下さい。

1〜 5件 / 全24件