昼顔

昼顔の画像・ジャケット写真
昼顔 / カトリーヌ・ドヌーヴ
全体の平均評価点:
(5点満点)

52

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「昼顔」 の解説・あらすじ・ストーリー

若い外科医の妻セブリーヌは、外見は貞淑な女性だったが、内面には激しい情欲が渦巻いていた。淫らな妄想に駆られたあげく、彼女は、昼間だけの娼婦として欲望に身をまかせるようになる……。

「昼顔」 の作品情報

製作年: 1967年
製作国: フランス
原題: BELLE DE JOUR
受賞記録: 1967年 ヴェネチア国際映画祭 サン・マルコ金獅子賞

「昼顔」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

昼顔の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
100分 日本語 1:ドルビーデジタル/モノラル/フランス語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PIBR1487 2003年01月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
23枚 1人 3人

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ユーザーレビュー:52件

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昼間に咲き誇る「昼顔」という源氏名がお洒落ネタバレ

投稿日:2008/12/01 レビュアー:ミルクチョコ

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一言で言うなら、主婦売春の話です。
上流階級の若奥様の経済的にも恵まれ、絵に描いたような優しい夫、それ以上何を求めるのか?なんて思ってしまいますが、
一人の女性が見せるいかにも貞淑で清楚な外見と、その内面でうずく欲望の二面性を描いているところが、ブニュエルらしく描かれています。

夫を愛する貞淑な妻も、娼館で男達との情事で快楽に酔いしれるのも、どちらもセブリーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)。
幼女の時期の性愛体験から不感症という抑圧された精神的な負い目を持ち、抑圧された願望が夢となって現われるという、夢と現実の混乱映画です。

でも、こんな夢、いつまでも続きません。
とうとうやくざの客マルセルが、セブリーヌの現実の家を探しに来て、唐突に終末を迎えます。
悲劇に向かって突き進んでいたシリアスなドラマが一転。
どこまでが、現実で、どこまでが夢なのか?
この毒気を含んだ笑いのセンスは、ブニュエルのシニカルなセンスなのでしょうか?
それにしても、夫の友人は、セブリーヌの行為を一部始終見ていましたが、見舞いに来て、夫に何を言ったのでしょうね?

オープニングとエンディングの馬車の鈴の音が、印象的です。
言葉に出せない哀しみを代弁しているのでしょうか?

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★★★★★ どこまでも続く夢想ネタバレ

投稿日:2008/04/02 レビュアー:ガラリーナ

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「夜顔」観賞の前に、再見。

改めて見直してブニュエルらしいシュールさを満喫しました。カルトムービーの匂いがプンプンします。セブリーヌが思い描く性的妄想のシーンになぜかくすくす笑いが抑えられない。馬鹿馬鹿しいのを大真面目にやっているショートコントみたいなんだもん。変な公爵の城に招かれて死体の真似をさせられ、雨の中を放り出されるという妄想では、「ウィッカーマン(オリジナル)」を思い出しました。この妄想シーンのおかしさというのは、ドヌーヴのまるで感情を表に出さないお人形のような目のせいもあります。一体、どこを見ているのってくらい、虚ろなの。昼の顔と夜の顔を持つセブリーヌだけど、本当は一日中夢を見ているのではないかしら。ずっと、心ここにあらず。

ドヌーヴの美しさには本当にうっとり。惚れ惚れします。ピン1本でまとめたアップのヘアスタイル。あれは、日本人のストレートな黒髪では、絶対に不可能。ピンを外してはらりと垂れる艶やかな金髪。金髪の美しさはもとより、その髪の豊かさに驚きます。ふわっふわの髪。そして、サンローランの素敵なお洋服。脱いだら陶器みたいに白い肌。やっぱり、ドヌーヴは最高。

セブリーヌが思い描く歪んだ性への欲望を、逆に男目線からの表現と捉える方もいるようです。さて、本当にそうでしょうか?女性の性への願望、それはこのような誰もが閲覧できるレビュー広場で、堂々とお話しするのは憚られます。やはりまだまだ女は社会や世間体と言うものによって性への抑圧を強いられています。ここで、私はセブリーヌに共感すると発言するのは、かなりの勇気が必要ではないでしょうか。

夫とはできない。しかし、行きずりの男には快楽を感じる。それは、自分に罰を与えるという行為に潜む性的快感に根ざしているのかも知れませんし、そもそもマゾヒスティックな資質が彼女にあったのかも知れません。いえ、女というものは、自分を満たしてくれるものに対して根本的に貪欲な生き物と言えるかも知れません。いずれにしろ、感情的な演出やセリフを排して、セブリーヌの本当のところがわからない、という見せ方にしているのが、この作品のすばらしさではないでしょうか。まあ、あの美しいドヌーヴを鞭で打つわ、顔に泥は投げるわ、雨の中に放り出すわで、さぞかしブニュエルは映画内プレイを堪能したんだろうというのは確実に推測できます。

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ドヌーブはもちろん奇麗。悪くないけど、「で、何なの?」って感じ

投稿日:2006/03/23 レビュアー:吟遊旅人

 今から40年近くも前ならば、金持ちの若くて美しい人妻が淫らな欲望に突き動かされて娼婦に身をやつす、なんていう艶かしくもいやらしい物語が衝撃的で(しかもその人妻があの美貌が怖すぎるカトリーヌ・ドヌーヴですからね)、世間をアッと言わせただろうけど、今じゃ、この程度のお話は誰も驚かない。いやあ、時代も変わったもんです。

 なんて思っていると、ブニュエルにいっぱい食わされる。わたしはこういう映画が後の「エマニュエル夫人」シリーズに受け継がれていくおフランスの背徳人妻ものの嚆矢かと思ったが、ラストを見て騙されたことに気づいた。

 ドヌーヴがそれでなくても人形みたいにきれいなお顔の表情をほとんど変えずに鞭で打たれたりあえいだりという場面も出てくるけど、なんかサイボーグみたいでちょっと気持ち悪い。とても現実味があるとは思えない。それもそのはず……

 幻想的な映画。雰囲気はとてもいい。女優達は美しく、100分間を堪能できた。でもやっぱり古い。だからどうなの?って感じは否めない。

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夜は咲かないのか?

投稿日:2005/09/12 レビュアー:裸足のラヴァース

nekoちゃん 言うようにお上品 軽いSMタッチって 日本の若いお嬢様 マダムに今なら受けそうだな まブニュエルは はちゃめちゃなもっとすごいのが沢山あるけどね 「アイズワイドシャット」みたいな じじいの妄想 悪くはないね

それよりここは なんたって金歯で仕込み杖を持ったやくざ
ピエール・クレマンティのかっこよさを 堪能して欲しいな この頃はパゾリーニの「豚小屋」主演など 独特の危ない雰囲気で素晴らしかった 残念ながら6年ほど前に 病死 注目してやってくださいね

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冷えた美しさ

投稿日:2008/03/25 レビュアー:sautet

小説も読みましたが
翻訳のそれは文学でした
映画を観たのは2度目でしょうか
映像のそれはあまりにリアル

その美貌にして
輝きを放つドヌーブの表情は
丹精で清楚でありながらも
残酷なまでに冷淡な微笑を浮かべ
決して涙に暮れず淡々と
自身の本質に向かって歩みを進める
深く 深い 本質的な欲望が手招きするところへ

時々現れる彼女の夢は
夢であって幻想的かというとそうではない
彼女の心の原風景
深層心理が確実に映し出す映像として
生々しくおぞましいほど生そして性を感じる

彼女の持つ本質的に満たされない気持ちは
倫理を越えたところで
不幸と呼べるのかもしれない
欲しいものが手に入らなくて欲しがる我儘とは
違うのかもしれない

彼女が感じられないものが何なのか
彼女が感じたいものは何なのか
人間って冷淡だ
満たされない不安と満ち足りた充足感の境界は何なのか

安いメロドラマになりそうな題材なのに
そんな問いかけのリフレインに
ドヌーブの冷えた美しさが花を添え

観始めて100分後には
ぞくっとするほどの怖さを感じた

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