秋津温泉

秋津温泉の画像・ジャケット写真
秋津温泉 / 岡田茉莉子
全体の平均評価点:
(5点満点)

11

  • DVD
ジャンル:

「秋津温泉」 の解説・あらすじ・ストーリー

藤原審爾の原作を『ろくでなし』の吉田喜重が監督と脚本を手掛けて映画化した青春ロマンス。昭和20年の夏。岡山県のある温泉場の娘・新子は周作という男を偶然自殺から救う。以来、ふたりの間には複雑な関係が生まれる。

「秋津温泉」 の作品情報

製作年: 1962年
製作国: 日本

「秋津温泉」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

秋津温泉の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
112分 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DA9903 2006年02月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
9枚 0人 0人

関連作品

ユーザーレビュー:11件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全11件

水面ネタバレ

投稿日:2008/10/19 レビュアー:ひきむすび

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

岡田茉莉子という人はとても華のあるひとだ。

スラリと伸びた四肢
くるくる変わるその表情に釘付けになる

世間知らずの生意気娘はやがて
先行きの知れぬ旅荘の女将へ
そして捨て置かれた女へと
彼女はどんどん変貌する

彼女の佇まいは既に映画だと思える

それにしても水面の美しいこと
底知れぬ淵 せせらぎ 急流と
話がゆれる度に 水面が揺れる
この水面に支えられた映画とも思える


素晴らしい部分がたくさんあります。
見所もたくさんあります。
けれど私はお腹いっぱい。
あのメロディが流れる度に「またか・・・」と
げんなりしてしまいました。ごめんなさい。

このレビューは気に入りましたか? はい 7人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

そうだ、秋津に行こう

投稿日:2008/10/01 レビュアー:TETSUYA

運命的な青春の出会いを果たした十七歳の男女の、その後の十七年を、素晴らしすぎるロケーションで綴った、吉田の決定的な代表作。
その出会いが鮮烈為るが故に、墜ちていく男と女。一番大切な存在のはずなのにすれ違う二人。汚れてみたところで、燻り続ける青春の燃えかす。青春に囚われ、青春から逃れ、また繰り返す青春。それをつまり、ロマンスと云うのかもしれない。そしてロマンスの結末はいつもほろ苦い。青春の終わりの季節のように。このほろ苦さは、成瀬の「浮雲」以来だ。
それにしても圧倒的なのは、やはり絵画のような美しい四季の映像と岡田茉莉子だ。まるで桑田佳祐のような若き長門裕之に物足りなさを感じても、十分に堪能できる傑作である。心がほろ苦くなったら、奇跡のように美しい架空の街、秋津にまた帰ろう。

このレビューは気に入りましたか? はい 6人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

岡田茉莉子さんが美しい

投稿日:2008/02/08 レビュアー:ミッチー

まずタイトルバック。
「岡田茉莉子 映画出演百本記念作品」
続いて企画「岡田茉莉子」である。

この映画が公開されたとき岡田茉莉子は29歳。
20代の女優が映画の企画をするとは驚きだ。

これは、岡田茉莉子さんを美しく撮るためにつくった映画だと思う。
カメラアングル、構図、照明、すべてが凝っているのだ。
吉田喜重監督の奮闘ぶりがうかがわれる。
好きな女優を主演にして映画を撮れるのだから幸せな人だ。

そしてもう一つが自然の美しさ。
四季折々の風景が美しい。
特に春の桜と冬の雪のシーンは絶景である。

共演者は、ダメ男をやらせたら右に出る者がないと思われる長門裕之。
作家志望だが芽が出ず、義兄の成功をねたんで「俺はあんな通俗小説は書かん!」とほざくが、この男は、結局何も書けないだろう。

ダメ男と勝ち気な女の組み合わせは、あの名作「浮雲」と一緒だ。
最後に女が死んで男が泣くところまで同じである。

邦画ではだらしない男がもてる映画が多いが、現実はどうなんだろう。

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

岡田茉莉子の魅力ネタバレ

投稿日:2006/04/25 レビュアー:siosion

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

岡田茉莉子さんは「人間の証明」のブルジョア女社長のイメージが強かったけど、この作品では「母の再婚で田舎旅館の跡取り娘になった」という役どころ。17歳、21歳、34歳と演じ分けています。とくに、娘時代のハツラツとした姿が魅力的。

「なんで、こんなダメダメ男を?」と思ってしまいがちですが、新子さんは「自殺志願の文学青年・周作」への不毛な愛によって、戦争が生み出した不本意な運命の中に、生きる活力を得たのでしょう。

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

岡田茉莉子はきれいで、よく演じているのだけど・・・

投稿日:2015/07/22 レビュアー:ロキュータス

( ネタばれあり)
岡田茉莉子がきれい。 特に冒頭の若い娘時代の無垢な輝きはすばらしいし、中年になって堕ちていくのも演じ分けていて演技力を見せる。 ( この年の毎日映画コンクールの女優主演賞) ひなびた秋津温泉の風情も良い。 成島東一郎のキャメラによる映像も、吉田喜重の演出も、端正な映画に仕上げている。

でも、うらはらに途中から僕にはこの男女のドラマを、心打つものがなくて退屈でつまらないと感じてしまいました。
岡田茉莉子出演100本目、企画と衣裳( 出演者の着物姿のたたずまいは美しい。 そしてのちに夫となる吉田喜重を監督にして、彼女のため、彼女がやりたい役をやったことが裏目にでたのかもしれない。

まずまちがいなく岡田茉莉子が撮りたかったのは、彼女自身も出演した『 浮雲 』のような作品だったのでしょう。 僕もそう思って比べてしまったのが、余計に点を辛くしているのかもしれませんが。

なじっても腐れ縁と自嘲してもどうしようもなく求めあい、離れられない女と男( 高峰秀子、森雅之 )の『 浮雲 』と違って、本作の女と男は、片方が押せば引くという、ただただ自己完結、独りよがりの一方的な思いのすれちがい。  カラダの結びつきに熱がなくて、何か頭でっかちな、口先だけの絡みのかみ合わなさが観ていてじれったく、うそっぽく感じてしまいました。

運命の男、周作として想定されたのは芥川比呂志。 むそれなら森雅之に通じるものがあり、男の色気を感じるのですが、病気で降板し長門裕之になって、まったく違うキャラになってしまいました。
長門裕之は強がっていても弱さをさらけ出し母性本能をくすぐるような、たとえば『 夫婦善哉 』の柳吉や桂春団治、『 豚と軍艦 』の欣太のようなキャラであって、造形も津川雅彦と違い二枚目ではない。
対応するのは母親のような世話焼き女房、年上の女。 実際本作で結婚するのもそういう女性。

一方、新子はお嬢様、待つ女で、岡田茉莉子は華のある美人女優で、男が機嫌を取って尽くそうとする女王様タイプのキャラ。
結果、どちらも尽くされ、かまってくれるのを待つ受け身のタイプなので、ただだらしのない男とめんどうくさい女のカップルになってしまった。 そこが『 浮雲 』の男女との致命的な違いですね。

役者の演技のうまい下手じゃなく、相性が悪かったということでしょう。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全11件

秋津温泉

月額課金で借りる

都度課金で借りる