ブラザー・サン シスター・ムーン

ブラザー・サン シスター・ムーンの画像・ジャケット写真
ブラザー・サン シスター・ムーン / グラハム・フォークナー
全体の平均評価点:
(5点満点)

38

  • DVD
ジャンル:

「ブラザー・サン シスター・ムーン」 の解説・あらすじ・ストーリー

ロベルト・ロッセリーニやリリアーナ・カヴァーニも映画にした12世紀イタリアはアッシジの聖フランチェスコの若き日を綴る、ゼフィレッリ監督作品。富裕な商人の御曹司として生まれながら、信仰に目覚め何もかも捨てての伝道生活に入っていく青年フランチェスコと、その瑞々しい初恋を描く。

「ブラザー・サン シスター・ムーン」 の作品情報

製作年: 1972年
製作国: イタリア/イギリス
原題: BROTHER SUN, SISTER MOON

「ブラザー・サン シスター・ムーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ブラザー・サン シスター・ムーンの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
121分 英語 日本語 吹き替え用 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PDSV235 2004年11月26日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
26枚 3人 2人

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ユーザーレビュー:38件

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1〜 5件 / 全38件

美しい自然描写がとても素敵でした

投稿日:2004/11/27 レビュアー:オタエドン

かの『ロミオとジュリエット』のゼフィレッリ監督の宗教映画。
恵まれた境遇の若者が、色々な苦悩を経て宗教に目覚める。若き日のフランチェスカを描いています。
監督らしい初々しさ、気品にみちた映像、青春映画とも言えるでしょう。美しい花に囲まれたシーンがありますが、ため息のでる美しさです。その後の苦難の人生との対比も感じられますが・・・
10年ほど前に見たので細部は忘れているので、また見直そう。

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美しいものを見せる背景には、あなたの目をくらまそうと言う企みが

投稿日:2009/10/27 レビュアー:bokensdorf

これの前に偶然だけど「ダウト(2008)」というキリスト教をテーマにした現代劇の映画化作品を観たが、扱っているテーマは同じだなーとつくづく思いました。

そう思う人は少ないと思うが、この映画は表面では信仰に生きた人間を讃える作品という姿をしているけれども、その底辺にあるのは「信仰と言う確信への疑い」なのだと思う。歌を唄って平和を願って物欲の無い生活をすれば世界が変わるのか、というと、そんなことはある訳が無いと私は思う。宗教が今まで人類を救った事がどれだけあるか?むしろ争いの元凶が宗教だというのが歴史の事実だ。

宗教【キリスト教】が身近にある西洋の人々は、昔からキリスト教に対する確信と疑いと迫害のトリオの中に生きている。そういう環境は日本には無いから日本人には分かりにくい。西洋人は宗教とは「確信」して入信するものだと理解しているが、誰もゴッドをプルーフしたものはいないし(ジーザスだってゴッドをプールフしていない)、宗教には常に「疑い」がついているものなのだと思う(私の想像)。

だから「ダウト」では確信に生きている修道士がゴッドへの疑いを自覚するという所がクリスチャンの観客に訴えるのだし、この映画は現実には宗教に疑いを持つ人が絶えないからこそ「確信した人間」を描いて信仰の美しさという幻影を写し出して、キリスト教を讃える必要が背景にあるのだろう、と思った訳です。(ゼッフィレリがそれを意識していた、という訳ではない)良いですか、騙されてはいけません。美しいものを見せる背景には、あなたの目をくらまそうと言う企みがあるのかも知れないということを覚えておいて損はありません。こういう映画を観てキリスト教に入信しようと言う人はまさか日本人にはいないだろうが、あちらの世界にはいたかも知れないと考えると、これは宣伝映画なのです。

そう言いながらも、ポープがフランシスの足にキスしたときは涙出ました。

クララ(ジュディ・バウカー)が奇麗だった。
「タイタンの戦い」を予約してしまった。


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大切な作品・・・・・viva!フランコ

投稿日:2007/04/08 レビュアー:nekoyama

 アッシジの聖人フランチェスコが、彼にとっての真実の神の道に目覚め、歩き出す初期の過程を描いています。
 私も十代で出会い、忘れ得ぬ作品となりました。今、スピリチュアルな感性の方々のバイブル的映画となり、思わぬところで引用されたりしてます。とても美しい映画です。一言で言えば、大切に観てほしいです。
 でも!この作品にまつわる『エピソード』を語らずにはおられません。ゼフィレッリ監督が、日本映画「ビルマの竪琴」(1956年版)に、インスピレーションを得ていること。1960年代のフラーワーチルドレンにフランチェスコを重ねたこと。実現しなかったのですが、映画についてビートルズに打診していた事。更にすごいのは、アル・パチーノがフランチェスコ役のオーディションを受けたこと。実にその頃「ゴッドファーザー」の企画の話が来ていて、フランコは断ってコッポラに。その流れの中、アルのスクリーン・テストのフィルムをコッポラに送って・・。と、彼らの大成功が始まったんですね。うーん。更に、聖クレアの役をイザベラ・ロッセリーニに打診していた事などなど。又、この映画の撮影中、18回も地震に見舞われて、あやうく大惨事にもなりそうな事も・・・。
 相変わらずの衣装や配役の素晴らしさと共に、美しい自然の表情を余さず伝えてくれ、しばし中世に心が旅する様。個人的に、ベルナルド役のリー・ローソンに惹かれます。
 フランコの生きる時代に少しでも重なった私・・・幸せです。

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「降りてきた」もの。ネタバレ

投稿日:2009/08/18 レビュアー:ロキュータス

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正義の戦争だと言われて出征した若者は、戦争の現実に傷ついてふるさとに戻ってきた。
イラク戦争とか、アフガニスタン戦争の話ではありません。
映画は1972年製作。 かと言ってベトナム戦争の話ではありません。
12世紀末、十字軍に参加したイタリアの若者の話です。
裕福な織物商の息子、出征の時には「戦争は美しい」と勇躍して行きました・・・。
「臆病だからではない。 病気で帰ってきたんだ 」と彼の父は、白い目の世間に叫びます。

病床で、布を通して見える顔がすでに印象的。 まるで・・・。
心が傷ついた青年は、鳥、花、蝶と自然の美しさに癒され生き返ります。
では人間の世界は? 父は戦争で儲けていました。 一方使用人たちの暮らしは・・・。
そして教会は? 着飾った聖職者、前列に陣取りこれもきれいな服で着飾った裕福な者たち、貧しき者たちは?

青年の名はフランチェスコ。 彼は信仰の原点に立ち返ろうと、自ら生き方を変え、やがて友人や共感する人々の心を、人生を変えていく。
一方で、それを快く思わない人たちもいて・・・。

高校生の時、ほぼリアルタイムで、観ました。 
ぼくはクリスチャンではなく、また宗教にも疎いので、アッシジの聖人、聖フランチェスコのことは
この映画で初めて知りました。
聖フランチェスコがキリスト教の歴史に大きな変化を与えた有名な実在の人物と、その後知りました。 ( 日本の親鸞とか鎌倉仏教勃興とほぼ同時代であることが興味深い )

でも堅苦しい偉人伝ではなく、宗教映画だが説教臭くもない。
当時のフラワー・チルドレンと呼ばれる人たちのようであり、フォーク・シンガー、ドノバンの歌が流れる、ポップな青春群像で、当時はさわやかな感動を覚えました。

監督は「ロミオとジュリエット」のフランコ・ゼフィレッリ。
脚本にリナ・ウェルトミューラーが参加しています。

(さらに重大なネタばれ)

久しぶりに見ても、初めて観た当時のさわやかな感動はよみがえりましたが、一方で今は冷めた視点も見ているのも事実。
俗物の自分には、尊敬はできても、ああいう生き方は到底できない。
そしてカルトの問題を経験した今では、この” 純粋さ “は危ういな、とも感じました。
この映画、もし今初めて観たら、おそらく全然受け止め方は違うでしょう。
高校生のときに、そして1972年という当時だから、感じられたさわやかな感動だと思います。
やっぱり汚れてしまったんだなー。

ところで、アレック・ギネス演じる教皇の行動は、少し不可解です。
あれは彼の政治的な演技なのか、それとも本心からの言葉なのか。
ぼくは” 何かが降りてきて、教皇に乗り移った “と受け取りました。
教皇は台座の後ろのキリスト像を指差し、その後トランス状態になっています。 
アレック・ギネスは1回しかまばたきしません。

その” 降りてきたもの “こそ、神ではないか。
高校生のときもそう感じましたし、今回もそう思いました。
その意味でこの映画は、まごうことなき宗教映画だと思います。


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古典に青春の息吹が吹き込まれた。ネタバレ

投稿日:2009/08/14 レビュアー:シニソーヤ

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 「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」(マザー・テレサが北京の世界女性会議のときに語った言葉)

 マザー・テレサはこのフランチェスコの人生を聞き、修道女を目指したといわれています。

 この映画のフランチェスコは過保護息子でヒッピー的な素質があるために、ぼくはゼフェレリ監督が60年代のフラワームーブメントなどを重ねて見たのかなあ、などと想像しました。歴史が違っていたらヒッピーコミューンの中から聖者が出たかも知れないということで。それはラスト、法王が貧しい者たちをおさめるための演技だと側近の人間が語る場面を入れていることで感じました。困るんだよなあその法王を、結構怪しい人物も演じてきたアレック・ギネスにふられると。解釈が。(どうとでも取れるように配役したのかも知れないが)

 物事にはすべてアンチテーゼがあり、またそのアンチテーゼの考えを押さえつけることは迫害につながります。

 ぼくの認識ではフランチェスコの登場は、マザー・テレサを生んだことだけでも、十分意味のあることだと思います。

 フランチェスコの映画化には次のような映画があります。

 「神の道化師、フランチェスコ」(ロベルト・ロッセリーニ監督作)
 「剣と十字架」(「カサブランカ」のマイケル・カーチス監督作)
 「フランチェスコ」(リリアナ・カバーニ監督作。ミッキー・ロークがフランチェスコ)

 本作、ファ−ストシーンでフランチェスコが対ペルージャ戦で捕虜になり病気になるあたりが抽象的表現で日本人にはわかりにくいと思います(イタリアではよく知られた話らしい)が、フランシスコを、前作「ロミオとジュリエット」のように迷える若者にして、らい病患者との出会いを、美人のおねーちゃんについて行って、としています。優しい描写ですが、おねーちゃんに惹かれてなのは、あきらかに若い観客層にアピールするためのように思えます。下手な宗教勧誘よりずっと効果があります。

 フランコ・ゼフェレリ監督の古典に青春の息吹を与える作術は、妙な新興宗教より、ずっと素晴らしいことだと思います。

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