緋牡丹博徒

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緋牡丹博徒 / 富司純子
全体の平均評価点:
(5点満点)

10

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ジャンル:

「緋牡丹博徒」 の解説・あらすじ・ストーリー

一時代を築いた藤純子主演による“緋牡丹博徒”シリーズ第1作。九州の博徒矢野組のひとり娘・竜子は、闇討ちで殺された父の仇を求めて、全国津々浦々の賭場を流れ歩き“緋牡丹のお竜”の異名をとる。仇を探しあて一匹狼のヤクザ片桐の助けで仇を討つ。

「緋牡丹博徒」 の作品情報

製作年: 1968年
製作国: 日本

「緋牡丹博徒」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

緋牡丹博徒の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
98分 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DRTD02083 2004年02月10日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
18枚 1人 1人

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ユーザーレビュー:10件

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矢野龍子登場そこばどきんしゃい

投稿日:2004/11/10 レビュアー:裸足のラヴァース

68年 山下耕作は7本も撮っていて その中には傑作「総長賭博」があり また極道シリーズも始めていて どうなっちゃてんだろう 恐ろしい
そしてこの「緋牡丹博徒」だ 見直してみて やあこれはやっぱ傑作だ

第一作目が持つ未完成な感じであるとか 初々しさのようなものより なにか冴え冴えとする 詩情が立ち上がっていて 新しい
ものを見るように感動した 一瞬のカットの移動などあざやか
美しい画面の再現はDVDの威力だなあ
意外にしっかりした脚本で(鈴木則文)ラストの男同士のしがらみに 殺伐とした雰囲気をシフトして 藤純子をさりげなく
守っている風情もよい

「たそがれセ伊部絵」のわざとらしさにうんざりした 後なので心洗われたな たそがれに感動する諸君は この真の傑作にどう
反応するだろうな

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お竜さん!

投稿日:2004/03/25 レビュアー:ホントニ!?

富司純子(ふじ・すみこ)主演(この当時は藤純子(ふじ・じゅんこ))。言わずと知れたお竜さん。
今いる女優で、この役をこなし、勝る人はまずいないでしょう。
美しく、しっとりとして、しかも親分!
こんな親分なら、何処だってついて行きますよ。ほんと。
(娘さんの寺島しのぶも何かと話題ですが、私は母ちゃんのほうが全然いいです。)

♪ むすめ〜 ざかり〜を〜
 ウー… 主題歌で、ご本人のヘタクソで味のある声が耳から離れません。ご注意を。

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お竜さ〜ん!

投稿日:2007/02/03 レビュアー:かふう

緋牡丹お竜シリーズ第1作目。
主演は言わずと知れた藤純子さん。
どう見ても清純派のこの方を仁侠映画の主演にと考えた人はすごいと思う。
上品で粋なんだけど渡世人、というギャップが堪らんとです。
仁義の切り方も、立ち回りも、切れ味鋭い中にも清らかな色気があり、本当にゾクゾクするほどカッコいい。
こんな人が親分だったら男でなくとも子分に志願してしまいそう。
個人的には、お竜さんの必殺技「簪投げ」をいつか真似してみたいと密かに思ってしまった。

そして相手役の高倉健さんが、これまたカッコ良すぎて悶絶ものである。
物静かでぶっきらぼう風、表情で語らず目で語るところは健さんならではのキャラクターである。
立ち回りの豪快さとのギャップが堪らなく素敵なのだ。
角刈りがよく似合っていて、着流しの後姿が卒倒するほど色っぽい。
ここぞという時必ず彼がお竜の助太刀に現れるところが、古き良き時代のお決まりのパターンで、分かっちゃいるけどハラハラドキドキさせられてしまう。

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つぼみのお竜、旅のはじまり

投稿日:2008/01/29 レビュアー:kobarou

 本作は緋牡丹博徒第一作。まずこの場を借りて、第八作すなわち最終話の前回レビューの訂正をさせてもらいます。監督斉藤武市をのちにテレビで活躍うんぬんと知ったかぶりをしてしまいましたが、かれは日活で『渡り鳥』シリーズなどをみごとにものにしてきた大監督でした。わたしの日活は清純の任侠映画でつきており、まったくの不毛地帯。ちゃんと調べてから書けばよいだけの話ですが、それ以上に神代辰巳が助監督としてつきしたがったお方でもあるとしれば、この無知は恥しらずというべき事態です。山下耕作の名などださずとも、画面に虚心してむかったことをかけばよかったのだ。『仁義通します』はそれだけの傑作です。つぎに山下耕作監督によるシリーズ第四作『鉄火場列伝』をぜひとも論じたいがための拙速、失策でございました。
 というわけで、『鉄火場列伝』にゆくまえに、同じく山下耕作監督作品、記念すべき『緋牡丹博徒』第一作についてふれておきます。まるでこの本論じたいが閑話休題めいた書きだしですが、わたしにとってはそう。じつのところ各レビュアさんの絶賛評をしんじられないおもいでよんだのです。

 これから「緋牡丹博徒」の魅力を知ろう、堪能しようというおもいで、第一作からみる方々が緋牡丹博徒を、そしてお竜の魅力をこれで知ったつもりで終わってはとんでもない不幸であるとおもう。本作は、お竜がいまだお竜になっていない、お竜未満の映画なのです。
 山下耕作はダイナミックで格調たかい画面に、むせかるような詩情、美意識をながしこむ、ときに叩きこむ。その代表が『関の弥太ッぺ』という股旅映画。一方、その詩情をぐっとがまんしところに『博奕打ち 総長賭博』。ともにかれの傑作としられています。
 さて本作は前者の美意識をまさに全面にした映画といえます。緋牡丹の花がなんども、これでもかと挿入されます。またその赤をひいた抽象的な背景もでてくる。物語的には、お竜がおたかに助けられる場面で緋牡丹の花がみごとに活躍するわけですが、ほかの場面ではどうでしょうか。わたしにはまるで、お竜という花にまだ緋が、魅力がたりないことを補足するかのようにみえるのです。
 画面がそうみえてしまうのは、お竜がまだ「女」だからです。お竜はまだ女であることを捨てていない、あきらめていない。物語でいえば、お竜は高倉健への恋慕をかくしはしない。高倉健にたやすく、あんたは女だといわれてしまう。ラストもそうです。なによりこの映画では、藤純子の表情の演技がのちのお竜をしるものからすればなんとも大仰です。藤純子が闊達にさまざまなキャラクターをえんじた『日本女侠伝』と差はない。哀しむ、泣く、怒る、どれも表情ぜんたいで、さらにいえば身ぶりもふまえて表現されている。恋することも、どうようです。可憐な少女時代が回想されていますが、このお竜にさほど乖離はない。
 のちに、お竜の表情はみごとな抑制をえます。そこでの微細な瞳や口もとの、ほんのわずかなうごきが、悲喜こもごもをみごとにえんじることになるのです。そういう繊細さが、お竜の表情にまだやどっていない。これは相手役、高倉健の一本気な顔貌、演技によるともいえます。かれが強すぎる。そしてお竜は弱い。立ちまわりもそうです。
 お竜がお竜になるのは、女でなくなったときです。恋の道ではなく、任侠道で死ぬと肚をかためたときです。いつ死んでもよい。この矜持ができたとき、お竜という緋牡丹がみごとに咲く。女であることをすてたとき、ぎゃくにみごとな美しさをえる。もう咲きほこる緋牡丹を彼女のよこにおく必要はない。過度に飾った画面はいらない。彼女のたたずまい、表情それじたいが確固たる美となる。
 本作はお竜の敵討ちですが、その物語的始末にもこの問題はみえます。ネタバレになるのでおおくはいいません。高倉健の言いぐさもよくわかる。だが、お竜がどう一線をこえるかが、渡世人としての試練であるはずです。
 お竜は第二作『一宿一飯』で鶴田浩二と出会うことになります。目のしたや頬がややゆるんだその顔貌に、悲喜こもごもを完璧にふうじた鶴田と対峙したとき、お竜の表情はようやく花ひらくことになります。鶴田を鏡に表情の抑制をえる。だがここでも女をすてた哀しみがにおいたちます。その魅力は格別なのですが、やはりまだ甘いというべきでしょう。お竜が開花するのは第三作『花札勝負』です。ふたたび高倉健と対決しますが、もう弱い女ではない。女をすてたことでえた断固たる美に輝いていおり、みごとに高倉健の一徹な顔貌と対峙しえている。むろんこれは加藤泰のノーメイク演出にもよるのです。
 本作を美しいということはたやすい。だがしんじつのお竜の美は、この装飾をはいだときに開花するのです。

 
 

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戦うヒロイン、色っぽく、優しく、強く。

投稿日:2005/02/28 レビュアー:ご飯

藤純子のお竜さん。最高だね。女博徒は他にもあるが、藤純子には敵わない。日本女性らしい柔らかくしっとりとした雰囲気に博徒としての芯の通ったたくましさを感じさせる藤純子は仁侠映画の女神だね。他の仁侠映画では虐げられている日本女性を演じることが多いのだが、この作品にはその弱々しさが微塵もない。まったくカッコいい。また、お竜さんが好きなのにそんな事を彼女に告げず、ことあるごとに助けにくる若山富三郎も好演。お竜さんの助けになっている事に嬉々としている子供っぽさ。これもいいのである。
 それとは別に東映は何故DVDにオーディオ・コメンタリーを盛り込まないのか。このシリーズ全作、藤純子のコメントが欲しいよなあ。こういうサービスのなさはなんとかして欲しいものだ。

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