黄昏

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黄昏 / ジェーン・フォンダ
全体の平均評価点:
(5点満点)

34

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「黄昏」 の解説・あらすじ・ストーリー

 老境にさしかかった男とその娘の、親子の交流をあたたかく描いた家族愛のドラマ。ニューイングランドの別荘でバカンスを過ごしている一組の老夫婦のもとに、彼らの娘がやってきた。父親は愛情の示し方がわからず、それが故に、父娘の仲は疎遠になっていた。だが、娘のつれてきた孫を通じて、彼の娘への愛情は形にあらわれていく……。

「黄昏」 の作品情報

製作年: 1981年
製作国: アメリカ
原題: ON GOLDEN POND
受賞記録: 1981年 アカデミー賞 主演男優賞
1981年 ゴールデン・グローブ 作品賞(ドラマ)

「黄昏」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

黄昏の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
109分 日本語 英語 スペイン語 中国語 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
UNRD06020 2006年03月24日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
18枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:34件

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1〜 5件 / 全34件

名作ぞくぞく入荷ですね。

投稿日:2006/03/26 レビュアー:パープルローズ

キャサリン・ヘップバーンの最晩年の作品ですが、彼女はこの役で何と4度目のオスカーを手にしています。今で言う認知症の気配が出始めた気難しい夫を、時に励まし、暖かく見守る、まさにこんな妻でありたいなと思うような老妻を演じています。
また名優ヘンリー・フォンダの遺作でもあります。死の床にあった彼に代わって、娘のジェーンがオスカーを受け取ったのだそうです。疎遠になっていた父と娘が、孫を通してその関係を修復していくこの映画は、実生活でもいろいろな確執のあったらしいこの父と娘の姿の反映なのでしょう。
On Golden Pondという原題に、ニューイングランドの美しい黄昏の景色と、人生の黄昏を迎えた老夫婦のふたつの意味をかけたこの邦題はうまいですね。

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夫婦愛、親子愛ネタバレ

投稿日:2008/02/11 レビュアー:ポッシュ

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 なんともしみじみとした味わいのあるイイ作品です。

 頑固で愛情表現の下手な父親に幼い頃から傷つけられてきた娘は、大人になった今もなお父親を憎んでいる。なんだか、どこにでもありそうな家族の姿です。ヘンリー・フォンダとジェーン・フォンダの親子共演が話題を呼びました。

 この偏屈なじいさんがイイんだよなぁ。「なんでエセルと結婚したの?」と孫に聞かれ、「オートミールの袋2つと交換したんだ」ってニコリともしないで言う。ユーモアのセンスもあるんだね、この人。でも、どこまでも自分が正しいって信じて疑わない種類の人。こういう人、身内にいるとけっこうキツイでしょう。そんな人だから、おなじみの散歩の途中で帰り道が分からなくなってしまった時の恐怖が、観ているこちらにも痛いくらいに伝わってくる。「俺もボケちゃったな」なんて自分を笑える人じゃないもの、すごくすごく切ないシーンです。

 そんな夫をまるごと包みこむように支える妻を演じるキャサリン・ヘプバーンは、最高に素敵なおばあちゃま。ビックリしたのはこの人が着てるバスローブが肩のところが擦り切れそうになってたり、腕のところがちょっと汚れてたりってリアルな生活感。すごいなぁ、この役作り、衣装さんが用意したのかなぁ?ってすっごい気になってたら後半、娘が旅行先から戻ってきた時に母親と再会して「このセーター、私が子供の頃に着てたやつじゃない〜!」なんてシーンがわざわざあったので、やっぱりエセルという女性像の演出だったんだなと納得しました。いやぁ、大女優によくこんなもん着させたもんだとヘンなところで感心する自分。

 娘は、旅行中に預けてた孫と父親がすっかり仲良しなのを見て、また傷つく。なんだろね、もうイイ年なんだから、いい加減あきらめちゃえばいいじゃん、別に暴力ふるわれるとかお金を無心されるとか、迷惑かけられてるわけじゃなし、もういいじゃんっと私なんぞは思ってしまうのだけど、この娘はなんちゅうか執念深い。「あの人はわがままで偏屈で・・・!」っと吐き捨てるように悪口を並べる。そんな娘に対して母親は顔を真っ赤にして怒るのですね。「その偏屈な人は私の夫よ!」で平手打ちバチーン!そうそう、過去と他人は変えられない。トラウマだなんだって昔のこと持ち出してグズグズ言ってても仕方がないのですよ。目覚めのビンタ一発で娘も前向きになっていくのでした。いいシーンです。

 年を重ねたときにこんな人間関係が築けていたら素敵だなぁと、ひねくれた自分でも素直に憧れてしまうくらい魅力的な夫婦像に、終始見惚れた。う〜む、私もこうなりたい、と思ったものの、残念なことに自分はどちらかと言えばじいさんのタイプなのでした。エセルを真似できるとしたら、擦り切れた洋服くらいか。ガッカリだよ。

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ヘンリー・フォンダの偏屈じいさんぶりがいい

投稿日:2006/03/26 レビュアー:吟遊旅人

 老優二人の魅力に尽きます、この映画。特にヘンリー・フォンダ。毒舌ぶりやちょっと呆けているところ、ほんとに演技か? 地でやってるんちゃう? と思うぐらい自然で微笑ましく楽しい。

 実を言うと、父娘の葛藤と和解という肝心のテーマはそれほど胸に迫ってこない。たぶん、ジェーン・フォンダがそれほど魅力的でないのと、彼女のキャラクターの書き込み不足が原因だと思う。

 これといった大きな盛り上がりがあるわけでもないけれど、美しい湖の風景とともに、老い先短い夫婦の愛情をしっとりと味わえる品のある映画。

 アメリカの老人てみんなあんなに金持ちなのか? そんなわけないよね、これはあくまでも恵まれた中産階級のお話です。

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忘れられない作品

投稿日:2007/02/05 レビュアー:飛べない魔女

久しぶりに”ウェディング宣言”でジェーン・フォンダを見て、あー、ぜひこの映画のレビューをしておこう、と思いました。
今は無き、キャサリン・ヘプバーンとヘンリー・フォンダの娘役で出演していました。
実生活でも実の親子であるヘンリーとは実生活でも、幼い頃母親がヘンリーの浮気が原因で自殺をしたことがきっかけで、親子関係がギクシャクしていたとか。本作でもギクシャクした関係の親子を演じていました。
共演することで、関係回復に臨んだらしいですが、撮影中もけっこう緊迫ムードだったとか。。

さて、本編のほうは、年老いた老夫婦の下に、父とあまりいい関係を築けなかった娘が、自分の息子と再婚相手をつれて帰郷してきます。娘は相変わらず父と対立してうまく行かないのですが、息子はやがておじいちゃんを理解するようになり絆を深めて行きます。夫婦愛、親子愛を湖のほとりを舞台にして、黄昏行く美しい映像とともに、情愛豊かに描いてゆきます。
年をとってしまったけど、キャサリンが美しいこと美しいこと。
(首が小刻みに震えていたのは演技なのか?年のせいか?)
当時、私も父親との関係がギクシャクしていただけに、自分と重ね合わせてかなり号泣でした。
私の号泣映画ナンバー3に入る映画ですね。

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父と娘 確執と和解

投稿日:2011/05/10 レビュアー:ロキュータス

(ネタバレあり )
共に映画スターで確執のある父と娘といえば、今ならジョン・ヴォイトとアンジエリーナ・ジョリーですが、ヘンリーとジェーンのフォンダ父娘との間にも長い葛藤の日々があり、この映画制作のいきさつについては、川本三郎・著「アカデミー賞」(中公新書)に詳しい。

それを参考にさせていただくと、ヘンリーはこれほどの名優でありながら、アカデミー賞にノミネートされたのは、これまで『怒りの葡萄』(1939)の一度きり。

映画会社と契約でもめたり、ハリウッドに埋没せずブロードウェイの舞台に立ったりする。
民主党のアドレイ・スティーヴンソンを支持し、マッカーシズムに抵抗するリベラルな政治信条、パスポートも取上げられるほどだとか。
そのためか48年から7年間も映画出演がない。やっと復帰した舞台のあたり役の映画化『ミスタア・ロバーツ』でもジョン・フォードと衝突してしまう。 そうした点がオスカーと縁遠い理由でしょうか。

ジェーンは親の無条件の愛情を感じられず、いい子を演じる少女時代だったという。
父は名優でスターであり、しかもリンカーン大統領や『怒りの葡萄』のジュードなど正義の人を演じていて、「ヘンリー・フォンダの娘」と呼ばれることのプレッシャーは大きかったことでしょう。

12歳の時、うつ病(ヘンリーの女性問題が原因と言われている)を患い一時退院した母が自殺する。
さらに同じ年に再婚。 ジェーンは寄宿学校に入ることとなる。
ジェーンがリー・ストラスバーグに師事しても、メソッド演技を認めず毛嫌いするヘンリーの態度に憤慨して家を出てしまう。 なかば父の存在から逃れるようにジェーンはロジェ・ヴァディムと結婚。

さらに彼と別れてべトナム反戦、フェミニズムに目覚め、女優としてのキャリアを積み、『コールガール』と『帰郷』で2度もアカデミー主演女優賞を獲得。70年代はジェーン・フォンダの時代となります。
弟のピーターも反抗し、後に『イージー・ライダー』を作り、二人は反体制を象徴すると存在となる一方で、ヘンリーは反抗される父親というイメージとなり、60年代後半から役に恵まれず落ち目となります。

1974年、69歳のヘンリーは心臓発作で倒れペースメーカーが必要となり、1979年74歳には前立腺ガンの手術を受け、健康状態が悪化。 歩くのに杖を必要とするほど。
1978年(第6回)アメリカ映画協会生涯功労賞、1980年アカデミー賞名誉賞を受賞するものの、現役の俳優として主演男優賞を父に獲らせるため、父娘共演して和解するために、ジェーンはこの舞台の映画化権を買い、自らの製作会社で企画を実現に動く。

しかし老人2人と子どもがドラマの中心人物で、人生の黄昏を描く地味な内容に、製作資金、保険会社のめどがたたず難航。
制作が動き出すのは、妻役をキャサリン・ヘップバーンが快諾してから。
映画の中でヘンリー・フォンダがかぶっている帽子は、彼女の長年のパートナーだったスペンサー・トレイシーのもの。   彼女は4度目のアカデミー主演女優賞受賞(歴代最多)

映画の中で父と娘の対話。  「友だちになりたい」といった後、ジェーンが腕に触れることはリハーサルになかったので、ヘンリーは感極まって横を向いています。

二人の老優は、冷たい湖水につかる演技をスタントなしで演じています。

映画制作時からメディアに「オスカーへの旅」といわれたが、この作品でヘンリー・フォンダはアカデミー主演男優賞受賞。
入院中のヘンリーに代わって、ジェーンが賞を受け取り届けました。
代理受賞の模様はhttp://www.youtube.com/watch?v=OLnCNBu-2MY でごらんになれます。
5か月後、ヘンリー・フォンダ死去。 死因は心臓障害でした。

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