７つの贈り物

期待感０で鑑賞スタート。
それでも、ウィル・スミスの新作（もう古いですか？？）
は、見逃すわけにはいかない！！
そんな思いで、中盤までダラダラと観ておりました。

エンディングを迎えたときには、
すっかりハマッテおりました。

賛否両論あるようですが、私は良作だと思います。
難しく捉えてらっしゃる方もあるようですが、
「自分の罪を償いたい・・・」
ただ、それだけの映画です。
その償い方に感動！！

自分ならどうするか？？
それで良いのか？？

そんな事は考えずに鑑賞してください。
きっと、泣けます。

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贖罪・・・・・・・。

この映画は　賛成反対分かれるだろうな〜・・・・・。


家族・子供や愛する人を殺された被害者側は　加害者を殺してやりたいと思うくらい憎いでしょう。
でも　その加害者が死んだとしても　愛する人が生き返るわけではない・・・。

傷ついた心は　時　が癒してくれると言うが　愛する人を不慮の事故で亡くした心の傷は　時が経っても癒える事はないと思う。


「神は７日間で地球を創った。僕は７秒で人生を砕いた・・・。」（冒頭のそんな感じのセリフ）
ひっかかりとして　心に残るセリフですね。


ベン・トーマス（ウィル）の選択は　被害者への贖罪ではなく　罪に対する贖罪。

ただ　良い人間限定に自分を犠牲にした贈り物を届ける。

良い人間・悪い人間の定義も　彼の杓子定規。

偽善に見えなくも無い・・・・。彼にだって　彼を愛する家族や親友がいるのだから・・・。


でも　この映画は　それだけで終わらない。

最初は　その偽善と思えてしまう行為で終わらせるつもりだったベンが　一人の女性・エミリーに恋をしてしまう。
（何故　エミリーに恋をしたのか　私には分からなかったけど（汗）だって　エミリーって自己中で押し付けがましくて　人の心に　ズカズカ入り込んで　自分ばかりが傷ついた気でいる　悲劇のヒロインに見えません？）

エミリーに恋をしたことで　結果は同じだけど　自分の贖罪よりも　愛する人を助けたいからという　純粋な気持ちに変わっている。

愛する人を助けるためには　自分を犠牲にするしかない・・・。

ずーっと　死の事を毎日考えていたベンが　生きたいと願ったのに　死を選択せざるおえない状況での　彼の心境を思うと　悲しすぎる・・・・・。

そのシーンを冒頭に持ってきた演出には　ちょっとビックリ。
いきなりかよ！と・・・（汗）もちろん　最初は　訳が分からなかったけど　冒頭でいきなりウィルの芝居が　重ッ！と・・・。

ウィルが　ＳＦやＣＧじゃなくても　十分　通用する役者さんだということはよーくわかりましたが。

でも　肉体美を曝け出すシーンはやっぱりあるのね（笑）

モーテルの支配人　気の毒に・・・（笑）

お話が中盤にさしかかるくらいから

あ〜・・・どうなるかわかったぞ

と気づいてしまいました。
おそらく話が最終的にどうなるかというのはあまり重視していなくて、どうして、どのように結末を迎えるのかのほうが伝えたいメッセージになっているのかな・・・と思っています。

ウィルスミスはずっと悲しい顔をしています。それがまた惹き付けられました。

過失であれ、事故を起こしてしまうことの罪悪感の大きさは、警察による処分が終わっても自己の中で一生消えることはないですね
改めて事故の怖さを教えてもらいました。

最後の手段、それから自分がいなくなった後に、人と人を自分を通じて引き合わせたところがオシャレというか、ロマンチックで好きです。

気に入ったシーンがありながらも、両手バナシで主人公に賛成はできないような、考えさせられる映画でした。

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７つの贈り物かぁ。。
ウィル・スミス主演ということもあるし、
どんなに素敵な贈り物なのかしら？
なんて思っていたら、こんなに重いテーマだったとはね！！

ウィル・スミス演じる国税庁調査員のベン・トーマス。
冒頭からいきなり電話オペレータの男性に暴言を吐くなど
ウィル・スミスが普段演じる役柄とはかけ離れていて驚いた。
かと思えば優しい一面もあり、
ベンという男は一体どういう人間なのか？
彼の心のトラウマとなっている過去の出来事が
フラッシュバックされると共に
彼の一連の行動の理由とその目的が徐々に明らかにされるという
ミステリーの要素を含んだ感動ドラマです。

テーマがテーマだけにこの作品を感動大作として
高評価することに私は抵抗を感じます。
謎解きパズルの様な、こういったジャンルの中では
割と奇をてらった作りにも違和感を拭えず…。
私が彼から贈り物を受け取る立場なら全然嬉しくないからです。
どうして自分の為にそこまで…
なんて日々自分を追い詰めてしまいそうで。
彼の苦しみや悲しみ、そして過ちでさえ受け取った側の人間は
彼の分まで一生背負わなければならない気がしてなりません。
それから、贈り物を受け取る資格があるかどうか
調査員（？）という立場を利用して選別する行為も
どこか上から目線で独りよがりな感じがして…
何かはき違えている様な気がしました。
命の重みに違いなど無いはずだから…。

ただ、自分の犯してしまった過ちから立ち直れないでいる
ベンの気持ちも理解出来るし、それが正常で
罪を贖うってそういう事なのではないかと思うのだけど…。
ベンの心はその重みに耐えきれなくなってしまったのかな。

ラストはやっぱり思いとどまるというか、
失敗に終わって欲しかったです。
その方が人間味があると思うし…。
いざとなったら、なかなか簡単には死ねないですよ、人間って。
本能がそうさせるんです。

それにしてもウィル・スミスのシリアスな演技は圧巻の一言。
ベンが父親に連れられた水族館で初めてみたあのクラゲが
綺麗で印象的でした。

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前半は絶対に、
？？？！？？？？？？！？？？。。。
でしょ。誰もが。
でも、頑張って見る価値はあるかと。


公開時、
「この人がしたこと、認められますか？」
ってな話聞いてて、
かなりみたかかった作品で。
で、感想。
そう、感動的に、
最後はいたかもＨＡＰＰＹ！？、
に作ってあります。
だからこそ、皆さん違和感なんでしょうね。
どうだ、感動したか！
って言われてる気がして。

でも違うんです。
まさに、
「この人のやったこと」
について考えれれば、感じれれば、
作品として「あり」なんじゃないの？






以下ネタバレ気味。^_^;




自分はやっぱり「否」。
特に彼女。
自分の愛する人の命を引き換えに生きることはできません。
不慮ならなだしも。
まさに、「十字架を背負って」でしょ。
俺にそんな強さはありません。
そんな思いをさせたくもありません。


でも、結局泣かされた俺。^_^;
『シアワセ』を感じて、
『生きたい』と一瞬思い、
ドクターに会いに行くシーン。
(ToT)辛いです。
ぐっときた場面でした。(TT)