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サヨナライツカ / 中山美穂

サヨナライツカ /イ・ジェハン

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旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

辻仁成の同名小説を「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化した切ないラブストーリー。主演は12年ぶりのスクリーン復帰となる中山美穂。共演に西島秀俊、石田ゆり子。1975年、バンコク。高級ホテルのスイートルームに暮らし、お金に不自由することなく、欲望のままに奔放に生きる女性、沓子。ある日、バンコクに赴任してきた若きエリートビジネスマンの豊と出会う。結婚を目前に控え、日本に貞淑な婚約者・光子を残してきた豊だったが、謎めいた沓子の魅力に抗えず、2人の愛欲の日々が始まる。やがて、恋愛を遊びのように楽しんできた沓子も、豊への募る想いに戸惑いつつも、それが本当の愛だと気づき始めるのだったが…。

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

韓国

キャスト・スタッフ

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「サヨナライツカ」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

辻仁成の同名小説を「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化した切ないラブストーリー。主演は12年ぶりのスクリーン復帰となる中山美穂。共演に西島秀俊、石田ゆり子。1975年、バンコク。高級ホテルのスイートルームに暮らし、お金に不自由することなく、欲望のままに奔放に生きる女性、沓子。ある日、バンコクに赴任してきた若きエリートビジネスマンの豊と出会う。結婚を目前に控え、日本に貞淑な婚約者・光子を残してきた豊だったが、謎めいた沓子の魅力に抗えず、2人の愛欲の日々が始まる。やがて、恋愛を遊びのように楽しんできた沓子も、豊への募る想いに戸惑いつつも、それが本当の愛だと気づき始めるのだったが…。

「サヨナライツカ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

韓国

「サヨナライツカ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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31〜 35件 / 全161件

サヨナライツカ ネタバレ

投稿日:2015/07/11 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 ヒロインである中山美穂さんの気持ちが、ほとんど描写されないので。いきなり現れて服を脱ぎ始めたのには、驚きました。その後も、特に説明がないので。何で、主人公の男性と関係を持つのかわからないまま進むので。最後まで、2人の悲しさみたいなのは伝わってこなかったです。

 それに、中盤でクライマックスのような盛り上がりの別れがあって。時間が25年後になって、そこからダラダラしている印象で長く感じてしまいました。息子がどうとかどうでもよかったです。

 どこか異世界のようなバンコクの様子を映した映像は、素晴らしくて。不思議な映像に仕上がっていたと思いました。

 ただ、25年後になってからが主人公は今の地位を放り出してまで。バンコクに行っちゃうのとかも。序盤での気持ちの流れがわかりずらいため。何の盛り上がりも感じないままだったのが残念でした。

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愛する、という幸せ ネタバレ

投稿日:2013/02/22 レビュアー:ルカ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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愛したことと、愛されたこと。あなたは死ぬときにどちらを思い出しますか。

という作品中の問いかけがいつまでも残る。


主人公の妻・光子は愛することを思い出すと言い、
愛されること、と答えていた沓子も、死の間際には愛した記憶を胸に死んでいった。

愛することができた人は幸せだと思う。
愛した人に愛されることが一番の幸せだろうけれど、
それが叶わなかったとしても、愛したことのある人は、愛されただけの人よりも幸せだと思う。

登場人物たちはみんな誰かをずっと想い続けていて、
自分も人を思いっきり愛してみたいなと思わせてくれる作品です。


年配になったときのメイクとか、若い(という設定の)沓子には「??」と思うところも多々ありましたが(笑)、
私は好きな作品でした。

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大切なものを失った経験のある人はぜひ。 ネタバレ

投稿日:2012/12/10 レビュアー:すきま

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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過去に何か大切なものを失った経験のある人は共感できる作品だと思う。
それが恋でも、夢でも、そのほかの何かでも。
あの時選ばなかった何か、手に入るかもしれなかった何か、でも今ではもう決して手にすることはできない何かを思うとき、こんな映画が心に深く届く。
確かに、これはちょっとと思う部分はいくらでもある。意味不明な未来の会社?幻想。コントのような老けメイク。25年経っても50歳かそこらのはずの豊の「頭の中には霧がかかって…」という台詞とか(老化早すぎだろ!)とか、「マイペンラーイ!」と叫ぶシーンとか。露出度の高い服を着て男たちを挑発するはずの沓子の身体が細過ぎて(特にあのミニドレスは少女のよう)、全くそそられる感じがしないこととか(色っぽかったのはスカートをたくし上げて露わになった太腿だけ。ちなみに彼女の露出はここまで)。
この際、そういうものは無視して観る。説明不足で気持ちが追いついていかない部分もある。でもそこは、自分の想像力で補って観よう。それに、物語をぶち壊しにするそんなあれこれも、バックに流れるアンニュイな挿入曲とエンドロールの涙を誘う中島美嘉の「ALWAYS」が音楽の力で強引に帳消しにしてくれる。安心しよう。
身体にまとわりつく温度と湿度を持った空気の中で、熱に浮かされたように関係を持ってしまう男と女。『好青年』を演じることに本当は疲れていた豊は、沓子によって初めて気持ちを開放することを知り、2人は恋に落ちていく。愛の言葉を封印し、自分の気持ちを否定し続けていたにも関わらず。しかし結果、2人は別れてしまう。空港で、ついに伝えることのできなかった愛の言葉を、豊は沓子の代わりに光子に、繰り返し囁く。
そして長い年月が流れ、あの時の決断に後悔していた豊は、あの日を取り戻すためにタイに向かう。しかしその手は遂に沓子には届かなかった。
沓子の死に慟哭し、1人車を走らせる豊。沓子の面影が浮かぶ窓辺で、もう二度と彼女に届くことはない愛の言葉を囁き続ける豊。この辺りのシーンでどうしても涙が抑えられなかったのはなぜだろう?きっと、大切なものを失くした悲しみが、自分の心の中の思い出と何かしらオーバーラップするからだ。
視点を変えて光子のほうから見てみよう。彼女は単に「被害者」であるわけではない。豊と沓子この関係を知っていて、それでも結婚することを選んだのだから。しかし彼女もまた、苦悩し続けていた。誰よりも豊の近くにいたのに、彼の気持ちがここにないことを思い知らされる日々は、沓子以上に辛いものだったはずだ。
豊と息子のエピソードは、光子の心情を語る上で欠かせないものだ。
息子から『何の夢もなくただ流されるように生きて年老いてしまった』と評される豊。息子が歌うライブハウスの外で1人佇む豊を、光子が後ろからそっと抱擁する。これは彼女がやっと豊を手放す決断する重要なシーンになっていると思う。
豊が社長を辞しタイに旅立つ日、光子は自作の詩集を差し出す。栞代わりに挟まれた、あの日タイで撮った沓子と光子が並んだ写真。これは当てつけにしたことではもちろんない。私は知っていました、でもあなたを愛することを選んだ、そんな意思表示だったと思う。
『私はきっと愛したことを思い出す』。そんな詩を豊に渡す光子は、自分の人生をきっと悔いてはいない。彼女もまた自分なりに精一杯生きて、それでも得られないものがあっただけだ。
人はスクリーンに自分の思いを投影する。何かを失って後悔した経験のない人、迷いない人生を歩いてきて自分はいつも正しいと思っている人には多分訴求しない作品。

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原作を読んで観ました

投稿日:2012/12/08 レビュアー:ひろ

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凄く微妙な男心と女心 ネタバレ

投稿日:2012/02/17 レビュアー:てんてんまま

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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中山美穂がとにかく綺麗です。次々と代わる衣装のせいかもしれませんが、切ない表情、嬉しい表情、哀しい表情全てが「綺麗」の一言でした。
でも凄くエロい女でしたねぇ。もう最初から目を付けてた男に猛アタックで、あんな風にエロく誘われたら男は敵わないでしょう。例え婚約者が居ても関係ありません。
その後も2人のエロくも切ない関係は続きますが、中山美穂演じる沓子がニューヨークへ起つ時に彼女がギリギリまで背伸びして豊の唇を奪うシーンはホントに見てて切なかったです。
この作品、最後が「えっ?」ってなエンディングなので哀しいし、豊に腹が立ちます。

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31〜 35件 / 全161件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:161件

サヨナライツカ

投稿日

2015/07/11

レビュアー

片山刑事

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 ヒロインである中山美穂さんの気持ちが、ほとんど描写されないので。いきなり現れて服を脱ぎ始めたのには、驚きました。その後も、特に説明がないので。何で、主人公の男性と関係を持つのかわからないまま進むので。最後まで、2人の悲しさみたいなのは伝わってこなかったです。

 それに、中盤でクライマックスのような盛り上がりの別れがあって。時間が25年後になって、そこからダラダラしている印象で長く感じてしまいました。息子がどうとかどうでもよかったです。

 どこか異世界のようなバンコクの様子を映した映像は、素晴らしくて。不思議な映像に仕上がっていたと思いました。

 ただ、25年後になってからが主人公は今の地位を放り出してまで。バンコクに行っちゃうのとかも。序盤での気持ちの流れがわかりずらいため。何の盛り上がりも感じないままだったのが残念でした。

愛する、という幸せ

投稿日

2013/02/22

レビュアー

ルカ

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愛したことと、愛されたこと。あなたは死ぬときにどちらを思い出しますか。

という作品中の問いかけがいつまでも残る。


主人公の妻・光子は愛することを思い出すと言い、
愛されること、と答えていた沓子も、死の間際には愛した記憶を胸に死んでいった。

愛することができた人は幸せだと思う。
愛した人に愛されることが一番の幸せだろうけれど、
それが叶わなかったとしても、愛したことのある人は、愛されただけの人よりも幸せだと思う。

登場人物たちはみんな誰かをずっと想い続けていて、
自分も人を思いっきり愛してみたいなと思わせてくれる作品です。


年配になったときのメイクとか、若い(という設定の)沓子には「??」と思うところも多々ありましたが(笑)、
私は好きな作品でした。

大切なものを失った経験のある人はぜひ。

投稿日

2012/12/10

レビュアー

すきま

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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過去に何か大切なものを失った経験のある人は共感できる作品だと思う。
それが恋でも、夢でも、そのほかの何かでも。
あの時選ばなかった何か、手に入るかもしれなかった何か、でも今ではもう決して手にすることはできない何かを思うとき、こんな映画が心に深く届く。
確かに、これはちょっとと思う部分はいくらでもある。意味不明な未来の会社?幻想。コントのような老けメイク。25年経っても50歳かそこらのはずの豊の「頭の中には霧がかかって…」という台詞とか(老化早すぎだろ!)とか、「マイペンラーイ!」と叫ぶシーンとか。露出度の高い服を着て男たちを挑発するはずの沓子の身体が細過ぎて(特にあのミニドレスは少女のよう)、全くそそられる感じがしないこととか(色っぽかったのはスカートをたくし上げて露わになった太腿だけ。ちなみに彼女の露出はここまで)。
この際、そういうものは無視して観る。説明不足で気持ちが追いついていかない部分もある。でもそこは、自分の想像力で補って観よう。それに、物語をぶち壊しにするそんなあれこれも、バックに流れるアンニュイな挿入曲とエンドロールの涙を誘う中島美嘉の「ALWAYS」が音楽の力で強引に帳消しにしてくれる。安心しよう。
身体にまとわりつく温度と湿度を持った空気の中で、熱に浮かされたように関係を持ってしまう男と女。『好青年』を演じることに本当は疲れていた豊は、沓子によって初めて気持ちを開放することを知り、2人は恋に落ちていく。愛の言葉を封印し、自分の気持ちを否定し続けていたにも関わらず。しかし結果、2人は別れてしまう。空港で、ついに伝えることのできなかった愛の言葉を、豊は沓子の代わりに光子に、繰り返し囁く。
そして長い年月が流れ、あの時の決断に後悔していた豊は、あの日を取り戻すためにタイに向かう。しかしその手は遂に沓子には届かなかった。
沓子の死に慟哭し、1人車を走らせる豊。沓子の面影が浮かぶ窓辺で、もう二度と彼女に届くことはない愛の言葉を囁き続ける豊。この辺りのシーンでどうしても涙が抑えられなかったのはなぜだろう?きっと、大切なものを失くした悲しみが、自分の心の中の思い出と何かしらオーバーラップするからだ。
視点を変えて光子のほうから見てみよう。彼女は単に「被害者」であるわけではない。豊と沓子この関係を知っていて、それでも結婚することを選んだのだから。しかし彼女もまた、苦悩し続けていた。誰よりも豊の近くにいたのに、彼の気持ちがここにないことを思い知らされる日々は、沓子以上に辛いものだったはずだ。
豊と息子のエピソードは、光子の心情を語る上で欠かせないものだ。
息子から『何の夢もなくただ流されるように生きて年老いてしまった』と評される豊。息子が歌うライブハウスの外で1人佇む豊を、光子が後ろからそっと抱擁する。これは彼女がやっと豊を手放す決断する重要なシーンになっていると思う。
豊が社長を辞しタイに旅立つ日、光子は自作の詩集を差し出す。栞代わりに挟まれた、あの日タイで撮った沓子と光子が並んだ写真。これは当てつけにしたことではもちろんない。私は知っていました、でもあなたを愛することを選んだ、そんな意思表示だったと思う。
『私はきっと愛したことを思い出す』。そんな詩を豊に渡す光子は、自分の人生をきっと悔いてはいない。彼女もまた自分なりに精一杯生きて、それでも得られないものがあっただけだ。
人はスクリーンに自分の思いを投影する。何かを失って後悔した経験のない人、迷いない人生を歩いてきて自分はいつも正しいと思っている人には多分訴求しない作品。

原作を読んで観ました

投稿日

2012/12/08

レビュアー

ひろ

凄く微妙な男心と女心

投稿日

2012/02/17

レビュアー

てんてんまま

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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中山美穂がとにかく綺麗です。次々と代わる衣装のせいかもしれませんが、切ない表情、嬉しい表情、哀しい表情全てが「綺麗」の一言でした。
でも凄くエロい女でしたねぇ。もう最初から目を付けてた男に猛アタックで、あんな風にエロく誘われたら男は敵わないでしょう。例え婚約者が居ても関係ありません。
その後も2人のエロくも切ない関係は続きますが、中山美穂演じる沓子がニューヨークへ起つ時に彼女がギリギリまで背伸びして豊の唇を奪うシーンはホントに見てて切なかったです。
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