ボヘミアン・ラプソディ

本作は、どれだけ大画面で、ホームシアターのスピーカ構築をしていても、家で観てるようでは、面白さ3分の1程度。
ちゃんとIMAXシアターで観れば、何度でも観たくなるライブ感覚、腹に響くサウンドが味わえた映画！！
単なるヒューマンドラマが評価された訳ではないので、この手の映画はちゃんと映画館に足を運んでナンボ。

ブルーレイで観ると、そりゃあ『前評判ほどでは…』ってコメントになるわ…。

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　クイーンは学生のころ聴いていたけど、ファンという訳ではなく、それでも「ボヘミアン・ラプソディ」は今までにない転調とドラマ性で、まるでクラシック音楽のような荘厳さを感じていた。初めて聴いたときは、なんだこれは！と思ったものだ。しかし約６分という長さが足かせになっていたことなど、グループの紆余曲折は、裏話として興味深かった。
　フレディ役のラミ・マレックは私の抱くクイーンの本物イメージよりも、やや小ぶりという印象で、実際はこういう感じだったのかと、これまたクイーンの印象が本作によって変わってしまった。フレディが出っ歯だったことは知らなかったな。私にとってみれば、クイーンに詳しくないからこそ、クイーンが魅力的に感じられたのだけどね。
　しかし本作に挿入されている曲を改めて聴くと、ロックでありながら、その詞は孤独や悲壮感をうたったものが多いと感じた。フレディは孤独だからこそ、ゲイにもヘテロにもなり得た。という私感を書こうと思ったが、それはメアリーと結婚できたのではという残念な思いがあり、それはゲイを知らない私の感傷であって、エイズで亡くなってしまったのが残念だという、発想から辿ったものである。生きていれば、まだ名曲が生まれたのにという思いがよぎる。★★★★　

　どうしてあそこまで騒がれたのかわからない。
　全く微塵も興味がないのもあるんだろうけどさ。

　いい話だとは思うよ。
　それだけだよね。

　往年の名曲が聴けるのはいいけどさ。

フレディはそこまで出っ歯じゃねぇ(≧◇≦)！

長年のクィーン・ファンほど、この映画が許せないって思ってる人が多いってこと、わかります。歴史改ざんが過ぎる。
最初にソロ・アルバム出したのはロジャー、次はブライアン。それにフレディのソロは決して失敗作ではない！
そして一番の嘘、フレディはライヴエイド時にはエイズになってない！

途中、怒りすら湧いてきましたよ"(-""-)"
ライヴエイドでの一番の感動のポイントは、サンシティ問題やパンク・ニューウェーブの台頭によって死にかけていたクィーンが、一発勝負の大舞台で最高のパフォーマンスを見せ、華麗なる復活を果たした点、なんですよ！
（自分も当時、生中継観てましたよ眠い目こすって。日本での番組の司会は故・逸見政孝さん。自分のお目当ては第一に再結成のザ・フー、そしてU2、ツェッペリン。クィーンは正直三番手四番手ぐらい。けれど、終わってみたらクィーンが全てをかっさらってしまってた。ほぼ、全世界の観衆がそう感じてたはずです）


けれどけれど、最後の怒涛のライヴ・シーン観てたら、そんな細かいこと、どうでもいいやん、感動するやんこれ、て思ってしまったのも事実で....
今でも実際のライヴエイドでのクィーンの映像はYoutubeなどで観れるけど、それとはまた違った感動を得られたんですよね。
なんでなんでしょうね、自分でもわからんのですけど....
単なる模倣、再現ではなかったから。


まぁとにかく、この映画のヒットによってこれまでクィーンよく知らなかった人達が、クィーンに興味持ってくれることは無条件に嬉しいことですし。この作品全てを否定する気はありません。
フレディの私生活部分については知らないことも多かったし、生涯の友、メアリーとのエピソードは感動的でしたしね。

最後に一クィーン・ファンとして言っときたいのは、フレディはもちろん凄いアーティストだけれど、クィーンは決して彼のワンマン・バンドではなかったということ。ブライアン、ロジャー、ジョン、全員凄い。
（ちなみに一番似てたのはジョン、次にブライアン.... ロジャーは欠片も似てません( ｀ー´)ノ！）

たまにクイーンが聴きたくなります。
通な人には敬遠されてたような記憶がありますが、この映画をみてやっぱりいいなと思いました。
確か亡くなった後に日本で行ったクイーンのコンサートは、低音担当のフレディと高音担当のフレディがいたような気がしました。
やはりフレディ・マーキュリーの歌は特別な気がします。