パーソン・オブ・インタレスト　＜ファースト・シーズン＞

賛否両論のようですが、
私的には、久しぶりにおもしろい。テレビドラマシリーズのジャンルでは「２４」を星５つとして、４を越える評価で。
あの原始時代へ行くドラマもおもしろかったが尻切れ、「V」というのも見なくなった。途中で終わるようなことにはならないで欲しい。たぶんこれはないだろう。
予想としては、シーズン２では、フィンチとリースを監視しきた政府または何かの組織が登場するのではないか。
マシンが、二人を出しても、二人は切り抜けるだろうが。

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vol10.

定期的にマシンにあがってくる社会保障番号がある。フィンチの経験上、それは家族が加害者であることが多い。今回もそのケース。そこから、リースの過去、フィンチとリースの意外な接点が浮かび上がる。

リースには以前、ジェシカという最愛の女性がいたというエピソードは何度も出てきた。
お互いにひかれあいながらも、リースは自分の仕事がCIAで、長く家をあけ家族を幸せにできないという思い込みがあって、ジェシカから身をひき、共通の知人であるピーターと結婚することを
黙ってみていた。

その後のジェシカは、あまり描かれていなかった。
今回、ジェシカの顛末が明らかになる。

俺と結婚すると幸せになれないから違う男と結婚したほうがいい。

よく聞く話だ。
わたしの友人にも同じケースがあった。
ふたりとも、すごく大切に思う間柄でやはり結婚の話が持ち上がった。
だけど、リースと同じような理由で彼の方は結婚できないと踏みとどまった。
彼女はその後、別の人と結婚したけど、彼は未だに独身でいる。

それって、ほんとにしあわせなんだろうか？
わたしはいつも思う。
そういうのって、男のエゴというか、勝手じゃないかって。
かっこつけてんじゃないよって思う。
２番目に好きな男と結婚して、幸せになれるだろうか？

リースのケース。
リースはジェシカを忘れられないでいた。
でも、自分にはジェシカを幸せにする自身がないから、結婚する資格はない、そう決めつけていた。

ふたを開くと、ピーターはいえをあけたりはしない夫だったけど、
ジェシカを束縛し、暴力をふるうこともあった。

ただならぬジェシカからの電話をとり、彼女の元へと駆けつける。
待っていたのは、絶望だった。

その時、リースは悟った。
自分はあの時、間違っていたと。

でも、人生にもしも、はないのだ。
もしもあの時・・。

気づいた時には彼女はもう手の届かないところへいっている。

フィンチのやさしさは、届いただろうか。

兄を殺され復讐を誓うダレン。
そんな少年に手を貸すリース。
おいおい、良いのか？そんな事して^^;
でもまぁ、放っておいたら無謀な事をして怪我しそうだしね。
これはリースなりの優しさという事でしょうか。
それに、リースが教えているのは復讐のやり方ではない。敵を知る方法。そして生き抜く術。
兄を亡くし、これからは１人で生きて行かなくてはならないダレンに対するリースの思いやりが伝わってくる話でした。

今度はファスコを使ってフィンチを探るリース。
どんだけ正体を暴きたいんだ？
それにしても、徐々にファスコが良い警官になっている^^;




今回のゲスト。
第１４話【弟】
ウィルコックスは【アルファ】のビル・ハーケン。
カーティスは【デトロイト１−８−７】のデイモン・ワシントン。
バーガスは【イベント】のカルロス・ゲラー。
バーンは【サード・ウォッチ】のジョン・サリバン。

第１０話では、４人のナンバーが同時に表示される。
リース１人で４人は無理でしょ^^;
案の定、問題発生。
とうとうカーターに素性がバレてしまいます。
悪徳警官のファスコならまだしも、法に忠実なカーターが味方になれるのだろうか？
たとえ、味方になっても色々と面倒くさそうだなぁ。。。





今回のゲスト。
第１０話【汚れた金】
スノーは【クリミナル・マインド　特命捜査班レッドセル】のジョナサン・シムズ。
ウェンディは【ホワイト・カラー　シーズン５〜】のレベッカ。
バナーマンは【ダメージ　シーズン４】のトーマス・ロウリー。
エバンスは【サード・ウォッチ】のフィールド。
第１１話【管理人】
トラスクは【デクスター】のエンジェル･バティスタ。

オススメです！