ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

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ハウエルズ家の主がなくなり、
喪主を務めることになった長男ダニエル。
ニューヨークで暮らす弟のロバートに
従妹のマーサ、友人ハワードら
しばらくぶりの親族や友人・知人に
今回の葬儀で顔を合わせることになります。
ダニエルは作家として成功した弟ロバートに
一方的にコンプレックスを抱いていて、
今回弔辞を読むことになっているのに
周囲からは当然言葉のプロである
弟が担当するものだと思われ超不機嫌^^;
ただでさえ多忙を極める一日だというのに
妻のジェーンからは引越し先の敷金を振り込む様にせっつかれ
てんてこ舞いのダニエルです。

一方、従妹のマーサは結婚を考えている恋人サイモンと、
友人のハワードはマーサ目当て？の友人ジャスティンを同伴しての登場。
マーサは厳格な父親に彼を認めさせようと必死な模様ですが、
バカ弟・トロイのせいでトンデモナイ事態が発生してしまいます^m^
それから父親の友人らしい？小柄な男性が
なにやら意味ありげな存在で要注意人物です。

それにしても、、
ドイツもコイツも故人を偲ぶそぶりをちっともみせず、
頭にあるのは自分のことばかり。。
あぁ、人なんてそんなものなのかな〜。
死んでしまった人はすでに過去の人、
になってしまうのかな？
何だか侘びしいわね。。
ダニエルが弔辞を読み上げる前に「生前より友人が増えたようだ」
なんてボソッとつぶやくシーンがあったのですが、
人間の本質的な醜い部分を軽く皮肉っている様にも感じました。

そういえば葬儀を題材にした作品って
邦画にも『お葬式』だとか『寝ずの番』、
そして『おくりびと』がありましたね。
それらのアメリカ版って感じでしょうか。

登場人物が沢山いる中でも強烈な存在感を放っていたのが
マーサの恋人サイモンとアルフィ伯父さんの２人！
サイモンのぶっとび様とアルフィ伯父さんの偏屈っぷりが
それはもぅ…参りましたて感じで^^;

ちょっとどころかかなりおかしくあり得ない、
しかもオゲレツなストーリー展開でしたが、、
最後にはちゃっかりとハートフルな
家族愛へと纏め上げています。
下世話なお話に抵抗がない方でしたら
結構お勧めできる作品だと思いますょ♪

棺桶アニメーションのオープニングが
何とも可愛らしくてお気に入りです☆

オープニングも好き。
エンディングも好き。
舞台は1カ所なのに、全然飽きない。

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ほんと、タイトル通り、＜おかしなお葬式＞だった。
（「ちょっと」じゃないよね（笑））

故人を悼むどころか、
あっちこっちで何か起こってて……
とっても騒がしくて、忙しそうな、お葬式。

コメディコメディしてない所が、イイ感じ♪
自然な笑いをさそう映画でした♪♪


＊＊＊＊＊＊＊以下ネタバレ＊＊＊＊＊＊＊


ラストも好きです。
弔辞でマジメに物語を締めたかと思えば、
しっかり、オチもあるという……（笑）
ナイスな後味♪

ハウエルズ家の葬儀でのちょっと変わったお葬式ですが、最初の場面からちょっと変わってます。
葬式のプロである葬儀屋がお遺体を間違えて届けてくる場面から始まる。そしてやっと亡き父の遺体が運ばれ葬儀がはじまるのですが…

立派な父親になんと愛人が居たことが発覚。しかも男…そんな事を公にしたくない長男は次男と相談する。
マジかよ…と弟。嘘だろうと信じない。でも、証拠の写真がある。それを見た弟はマジキモイと眼をそらす。しかもその愛人はお金を要求していいる。
だが、兄弟はお互いに葬儀代もなくてもめていると言うのに。では、どうやって愛人の男を黙らせるか…。
その一方、鎮静剤と思って飲ませた薬がなんと〇〇だった。それを飲んだ男性はハイになり、幻覚を見ては騒ぐ。バレたら捕まるので言えないもどかしさ。

この映画はただ面白いだけの映画ではない。色々な問題を提示しています。それもいくつかあります。そして最後は…
コメディ映画だけある終わり方です。是非、楽しい一時をこの映画と共に楽しんで下さい。お薦めです。

夫が借りてきたので、予備知識ゼロで鑑賞。

始まり方がいい感じ。好きな映画かも。。。と観ていたら、笑いたいけど、ここでワハハとは笑ってはいけないよね　という展開になり、それでもやっぱりあちこち可笑しくて。

結局、かなり笑ってしまいました！

お葬式ネタで笑いたくないと思っていたけど、でも、この映画では笑ってもよし　です。

主人公も、その弟も、みんな善い人で、一生懸命。
不思議なことに、観終わってちょっとホンワカいい気持ちになりました。