ＴＡＪＯＭＡＲＵ

しんどい・・・
しんどいわ・・・・・
最後まで観るのキッツイわ・・・・
面白くないつまらない
アカン、アカンとてもアカン
茶番、茶番とても茶番
どーしたらこんなにつまらなくなる？
ま、こーしたらなんだろうけど・・・・・
兎に角話がつまらん
展開がダルい・・・
物語が風邪ひいてる
熱出てる・・・・
そんな熱出てる状態の物語の中で動くキャラクターは
高熱のために我を失っているんだろう・・・
ボーっとしてるんだろう・・・
きっと何やってるのかわからなくなっているんだろう・・・
滑稽のテリトリーの中でしか動き回れてない。
しかしここから生み出される笑いは
頭に「失」をつけたものばかりで
失笑失笑の嵐で
その雨風で寒くなって風邪こじれるという・・・・・
ウィルスが諸手を上げて喜ぶ循環が出来上がっていました。
全ての役者が、役が滑稽でした。
直視できないほどでした・・・・
痛々しかったです。
カッコ良くキメようとしたのか
ここだ！ってな感じで流れる洋楽も
切ないほどに似合ってなくて
目を伏せ、耳を塞ぎたい。
穴があったら入りたい感じでした。

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そもそも多襄丸とは何ぞや？という疑問からこの作品を観たくなった。なんでも文豪、芥川龍之介の短編小説「藪の中」に登場する盗賊が多襄丸らしい。僕はこの小説を読んだことがないのでわからないが聞いたところによると原作とは全く違った内容になっているらしい。多襄丸という人物を使ったオリジナル作品と言っても過言ではないかもしれない。主演は今をときめく小栗旬。僕はこの作品を観るまで小栗旬という俳優の実力を軽く見ていた。しかし、この作品を観てその考えを改めざるを得なくなった。彼の周りの人々は口をそろえて「素晴らしい俳優だ」と彼のことを賞賛する。僕にはそれが信じられないというか確証がなかったのだ。しかしその確証がこの作品で得られた。「あぁ〜これが小栗旬という俳優の実力なのか」とそう思い知らされた。ただのイケメン俳優とは訳が違ったようだ。

最初の頃は特にいつもの演技で何とも思わなかったが、多襄丸（小栗旬）が桜丸（田中圭）に捕まり、所司代（本田博太郎）に詮議を受けるシーン、将軍（萩原健一）が登場し不条理な裁定を下されたシーン、そして自分の知らない阿古姫（柴本幸）の真実を全て理解したシーンで僕の彼への考えが１８０度変わった。アクションシーンは「クローズ」なんかでアクロバティックなことをこなしていたはず（僕はまだクローズシリーズを見ていないので推測に過ぎないが）なので特に驚きはしなかったが、さすがにイケメンだけあって殺陣がとても栄えていた。阿古姫の真実を全て知った後の多襄丸の絞り出すような雄叫びは最高だった。予告編でも採用されているシーンだが、あの叫びは非常に難しい演技のはずだ。僕はあれだけの苦悩や色々な感情のこもった叫びを、絞り出すような叫びを聞いたことがない。これは小栗旬という俳優の実力に他ならない。あの叫びが今でも耳に残っているほど強烈な印象を僕に与えた。そしてクライマックスの桜丸との因縁の対決シーンは凄かった。正直に素直にそう感じた。桜丸演じる田中圭と多襄丸を演じる小栗旬の完全な一騎打ちである。あのシーンは多襄丸と桜丸の戦いであると同時に小栗と田中の正真正銘の一騎打ちだと僕の目に映った。お互いに演技で負けられないという強烈なライバル意識がそのまま映像に出ていた。迫力はもちろん、気迫、闘志、全てに於いて高レベルのシーンだったと思う。ここまでのシーンは物語の最初の頃には全く考えもつかなかったので正直驚きを隠せなかった。ある意味衝撃だった。このシーンを見るだけでも価値がある。正直物語の最初の頃はペースが緩慢でつまらなかったが、数々の策略によって転がる石のごとく落ちていく多襄丸と阿古姫を見るにつけ引き込まれていった。

小栗旬だけではない。多襄丸に感情移入させた功績は敵である桜丸を演じた田中圭のものである。彼の演技がなくてはこれだけ多襄丸に感情移入することは不可能だったであろう。最近のイケメン俳優もなかなか侮れないものである。イケメンではないが道兼を演じたやべきょうすけもなかなか良かった。彼の演技は悪役でも憎めないところにある。何処か暖かさ・熱さを感じてしまうのだ。ヒロインである阿古姫を演じた柴本幸は相変わらず気の強い女を演じさせたらうまい。でも彼女の本当の実力は未知数だと思う。そして変わらぬ存在感を醸し出していたのは先代多襄丸を演じていた松方弘樹である。やっぱりベテランの存在感は圧倒的だ。小栗旬、柴本幸の両名を持ってしても松方弘樹の存在感にはかなわなかった。登場シーンはそれほど長くはないがキッチリと自分の持つ存在感を見せつけていたのには好感が持てた。

目立たないけども印象に残った俳優がいる。道兼一味の猿を演じた綾野剛と鷹を演じた須賀貴臣がそれである。いずれも仮面ライダー出身とはちょっと驚いたが最近のイケメン俳優のほとんどは仮面ライダーに出ているという事実はちょっとすごい（＾＾；）。横道にそれたが、綾野のは一瞬、瑛太に似ていると思った・・というか瑛太なのかと思ったのだが、瑛太がこの作品に出演しているという情報を持っていなかったので別人だと思ったのだが、彼の女形のような美しさにちょっと見とれてしまった。演技を判断するだけの登場回数はなかったが又別の作品で演技を見てみたいと思った。一方、須賀は朝ドラ「ゲゲゲの女房」にも出演していたのでそのイケメンぶりや演技はある程度知っているのが、これまた登場回数が少なくて残念だった。

作品全体にテンポが悪いのは気になったが、内容は可もなく不可もなしと言ったところだろうか？どんどん落ちていく主人公についつい感情移入してしまう作品である。とにかく小栗旬と田中圭の演技は見応え十分だった。

全く期待していなかったのが良かったのか、意外と楽しめました。
設定も練られているし、荒唐無稽ではなかったし。
時代劇には“時代劇らしさ”(勧善懲悪、単純、程々の現実性)がないとね。
田中圭＝(野心旺盛な)美青年という構図もなかなか良かったです。

他のレビューを見ていると賛否両論なので、好みによって左右される作品なのでしょうかね？

私は結構面白かったです。
純愛・・・いいなぁ・・・なんて、遠い日を思い出したりなんかして・・・
途中まではなかなかストーリーが掴みきれませんでしたが、いろんな思いがあって、いろんな感情が入り混じって、面白みが増してきたので、後半はあっという間でした。

小栗旬も格好いい！

映像、音声ともに満足した作品だ！

やっぱり松形弘樹は最高だね格好良すぎる！
どうして、時代劇になるとあんなに格好良くなるんだろ！
バラエティーの時と全く別人だ（笑

そして、松形の殺陣のシーンは必見だね！
さすがベテラン重みがあり凄みもなおかつお茶目に!!!!!
100人切りの殺陣をノンストップでやれる人だけあるね〜。

若い人との殺陣の迫力が違いすぎる！

殺陣と言えば特典シーンで殺陣は何度も長回しして撮影
しているから迫力が違うと言っていたが…あれだけカット割り
した編集していたらあんまり意味が無いような…。
長回ししているならば顔やバストショットのばかりでは無く
もっと引いた絵やフカンの絵を入れてくれれば良いのに。

せっかくの長まわしが死んでいる気がする。

だが、役者全てがいい味を出していた。

もう少し松形弘樹のチャンバラを見たかった。