恋人たちの予感

メグ・ライアン可愛い度…★★★
ビリー・クリスタルの頭頂部の進行度…★★★★
カッツ・デリカテッセンでの珍事度…★★★

古き良き時代の小粋な大人のラブストーリーです。
『男女間の友情は成立するか？』、今となってはもはや目新しさを感じないテーマですが、とりあえず主演の２人が可愛らしいのでいいんでないでしょうか。
カッツ・デリカテッセンでのメグ・ライアンの名（迷？）演技後、オチにつく『彼女と同じモノを頂戴』、これが今では映画史上名台詞の一つに数えられるのだそうで。
メグ・ライアンの名演技とは…観てのお楽しみですね（笑）

男女の間に友情は成立しない。
男は女に魅力を感じるとやりたいと思うもんだ。

主人公がこんなこと言ってるけど、男側から見ると「たしかに。。」と思えなくもなかったり。。。
そして、この主人公がけっこう典型的な男心の持ち主。
気持ちもすぐ表に出しちゃうし、変わり者だけど、実は優しかったり。。
そんな人間味あるからこそ、いろんなところで共感してしまったり…。


そして、いつの間にか友情関係を築いてしまった二人。
お互いに、自分の本当の気持ちに気付いているのに、次の一歩を踏み出せなくて…
友達だからこそ素直になれなくて…
たくさんすれ違って、やっと見つめることが出来た自分の気持ち…
ラストの告白はかなり心に響きます。
男が聞いても惚れ惚れする告白、カッコよすぎです。


大切な人がいまそばにいる方。
大切な人と離ればなれになってしまった方。

どちらの方にも見てほしいです。
きっといい刺激になると思います。



まさに！って感じのラブコメですが、やっぱり王道はいいですね。
外はだんだん寒くなって来ましたけど、心がとっても暖かくなる作品ですよ。

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ハリーとサリーも、ずーと、友達のままでいたら良かったのにと思いました。
知り合いにいるんですよ。
ずーと、「良いお友達のまま」というカップルが。
１０代で知り合って、もう、６０代になってる。
４０年以上も、「良いお友達のまま」なのね。
もちろん、二人とも、シングル。
ハリーとサリーが出会ってすぐ、一緒に車で長旅をしているとき、「男女の間に友情は成立するか」という命題が提示されました。
上記の知り合いが真っ先に頭に浮かんで、画面に向かって、「モチッ！　男女の間に友情は成立するっ！」と叫んじゃいました。
その「良いお友達のまま」のカップルは、いつも良い感じなんですよ。
困ったときはお互いに助け合い、そして、ドロドロ感は全くなし。
結婚しちゃったハリーとサリー、今頃、ドロドロしてるだろうなあ〜

マンハッタンを舞台にしたメグ・ライアン主演のラブコメディが、1989年「恋人たちの予感」、1998年「ユー・ガット・メール」、2002年「ニューヨークの恋人」と、13年の間に3つ作られている。

監督は異なるが、それぞれの時代のニューヨーク最先端の生活感や男女間の話題がよく現れていることが、3つ並べてみるとさらにわかる。

特典映像によると、今でもアメリカでは「私たちはハリー・メット・サリー（原題）タイプの間柄だから」という言い方をするらしい。男女の間に本当の友情は成立するか、恋が芽生えると友情は崩壊するか、そして男女の性に関する本音など、当時は衝撃的だったであろう事柄が、恋人ではない男女という媒体を通してうまく語られる。また、ハリーとサリーがそれぞれ友だち夫婦に恋愛相談の電話をし、それを友だち夫婦は同じベッドの両端にある電話で受け取り、同じ画面で２つの会話が共鳴しあって進むといった小技の効いた場面が随所にあり、洒落た楽しみもある。

「ユー・ガット・メール」の時代、私はちょうどマンハッタンに住んでいたが、その頃出てきた大型書店Barnes & Nobles、カフェStarbucks、インターネットのAOLといった最先端に敏感な人たちの心をくすぐる小道具を使っての恋が小気味よく語られた。

そして2002年には、キャリア・ウーマンという虚像に徹するのはちょっとという独身女性の本音部分を100年以上前のニューヨークとだぶらせて描き出す。

本作「恋人たちの予感」はメグ・ライアンが初々しい若い時代に作られた作品で、本当に可愛らしさが良く出ている。しかし、メグ・ライアンの良さや演技力は2002年の作品のほうがずっと上だ。この作品の良さは、監督の腕と力にメグ・ライアンが乗っている感じ、その後の作品には、メグ・ライアンの成熟と力を感じる。

「落ちぶれた女優の悪あがき」みたいなものは見たくないと「イン・ザ・カット」を避けてきていたのだが、見てみても良いかなという気がしてきた。

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サントラのハリー・コニックＪｒの音楽を含めて大好きな作品です。

…下品で粗野な男性と変なこだわりのある、ちょっと変わった女性。お互い、最悪の第一印象の男女が何度か偶然の再会を経て・友情…そして愛へ変わっていくお話です。
「男と女は友達になれるのか？」答えはわからないけど、アメリカ的ユーモアもいっぱいです。

またＮＹの秋からクリスマスシーズンの景色が美しくおしゃれです。メグ・ライアンは良くトム・ハンクスと組んでのラブコメが多いですが、私はこのビリー・クリスタルとの掛け合いの方が好きです。
メグ・ライアンもとってもキュートですが、全然ハンサムじゃないビリー・クリスタルも段々（それなりに）素敵に見えてきますｗ
音楽はジャズが使われていて、ＮＹの美しい風景にぴったりです。全体にお洒落な映画なのでカップルで見るにはお勧めです。