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ジム・ジャームッシュ長編映画第1作。ウィリーはニューヨークに10年住んでいる。ハンガリー出身で本名はベラ・モルナー。ある日彼のもとに、クリーブランドに住むおばさんから、16歳のいとこエヴァがアメリカでの新しい生活を始めるべくブタペストから来るが、自分が急に入院することになってしまった為、10日間ほど預かってほしいという電話がかかってくる……。
製作年: |
1984年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ/西ドイツ |
原題: |
STRANGER THAN PARADISE |
受賞記録: |
1984年 カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール |
監督: |
ジム・ジャームッシュ |
---|---|
製作: |
サラ・ドライヴァー |
製作総指揮: |
オトー・グローケンバーガー |
出演: |
ジョン・ルーリー 、 エスター・バリント 、 リチャード・エドソン 、 セシリア・スターク 、 エスター・バリント |
脚本: |
ジム・ジャームッシュ |
撮影: |
トム・ディチロ 、 トム・ディチッロ |
音楽: |
ジョン・ルーリー |
ジム・ジャームッシュ長編映画第1作。ウィリーはニューヨークに10年住んでいる。ハンガリー出身で本名はベラ・モルナー。ある日彼のもとに、クリーブランドに住むおばさんから、16歳のいとこエヴァがアメリカでの新しい生活を始めるべくブタペストから来るが、自分が急に入院することになってしまった為、10日間ほど預かってほしいという電話がかかってくる……。
製作年: |
1984年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ/西ドイツ |
原題: |
STRANGER THAN PARADISE |
受賞記録: |
1984年 カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール |
監督: |
ジム・ジャームッシュ |
---|---|
製作: |
サラ・ドライヴァー |
製作総指揮: |
オトー・グローケンバーガー |
出演: |
ジョン・ルーリー 、 エスター・バリント 、 リチャード・エドソン 、 セシリア・スターク 、 エスター・バリント |
脚本: |
ジム・ジャームッシュ |
---|---|
撮影: |
トム・ディチロ 、 トム・ディチッロ |
音楽: |
ジョン・ルーリー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
KIBR491 | 2006年11月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 2人 | 0人 |
収録時間:
90分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
KIBR491
レンタル開始日:
2006年11月22日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
KIBR491 | 2006年11月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 2人 | 0人 |
収録時間:
90分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
KIBR491
レンタル開始日:
2006年11月22日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
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映画史の本を読んでみると「ニューヨーク・インディーズ(1980年代後半)」って時代区分があって、その「ニューヨーク・インディーズ」の斬新な作風を世界中の映画ファンに教えてくれたのが、この作品。
きっかけは、1984年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞で、その他にも、全米批評家協会作品賞、2002年にはアメリカ国立フィルム登録作品に指定。
日本でも2年後の春に公開され、当時の若者(私も含む?)たちを中心に人気急上昇で、1986年度キネマ旬報ベストテン第1位の高評価作品。
映画界に一つの新たな時代とスタイルを築いた名作中の名作。
正直、公開当時は今まで観たことのないスタイリッシュな画面に「かっこいい」なんて思っていて、「かっこいい」以外の、どこがどういいとか感じていた記憶がない…。
その後、何度、観たかなぁ。
今も、気が合う映画。映画そのものと言うか、多分、ジム・ジャームッシュのタッチ(作家性)が、合うんだと思う。自分の年齢に合わせた視点で、ありのままを映画にしてくれる監督だから。普通の日常を普通に撮ってる(ように観せるすごい技術)から、変な主人公なのに憎めない、いつでも、映像はリラックス状態で入れて、観ている自分のその時の気持ちで感情移入できる含みがある映像。
私は、疲れてる時や、悲しいことがあった時に観ることが多い。
その時の疲れや悲しみの原因によって、クスクス笑ったり、自分でも何でかわからないけれどボロボロに涙を流してしまうこともある。もちろん、観ながら、そのまま眠ってしまうことも圧倒的に多い。
(こんな映画のいいかげんな主人公たちに感情移入する、自分のマヌケぶりなノスタルジーに「まっいいか」と癒される感じ…)
冒頭だけネタバレ。
新世界。
(ニューヨークのウィリーのアパートへ向かうエバの新世界)
歩道に固定されたカメラ。画面奥から現れるエバ(エスター・バリント)。おもむろに紙袋からカセットレコーダー(ステレオにもなってない古い型)を取り出して、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの「I Put A Spell On You」が、ボワーっと流れてくる。
(↑ココ、何度も観ている私にとって、一発目のツボ、必ずニタッと顔がゆるむ)
で、エバは、また、平行移動するカメラと一緒にニューヨーク裏通りをちんたらちんたらと歩き出す。
シーン毎の青春ノスタルジーの感情移入を全部書きたいくらいの作品…。
この映画を観た若い映画作家志望者は、誰もが思った。
「俺にだって映画が撮れる」
(夢は抱けるが、そんな甘いもんじゃない…)
この作品はモロに小津作品へのオマージュが込められている。
小津安二郎は切り返しショットの天才。なんとも言えない「間(ま)」の対話に、切り返しが「パン!」と入る。その映像は、世界中が認める芸術ショット。
ジャームッシュは小津を尊敬している。だから、その「間」は、小津映画そのものなのに、全く逆(切り返し無し)の撮り方で、小津と同じ「間」を見事に映像化している。
(どちらも、観るたびに、ドップリ落ち着く)
もう1つだけネタバレ。
凍てつくエリー湖へのドライブ。
湖畔、3人のシルエットは、映画史に残る1シーン。
このシーンは絵画です。ムンクの「叫び」です。
(例えが悪いかもしれませんが、有名でわかりやすい絵画だと思うので…)
わずかに鳥瞰かかった不安定な構図に、ボワーと白い風景を見つめる3人。
帽子かぶったり、ダッシュボードに足のせたり、サングラスしたり、タバコすったり、トランプしたり、お金欲しくて少しだけ危ないことしてみたり、妹みたいな子の世話をやいてみたり、ふらっとドライブしたり、ただ、そこに居るだけでいいって関係だったり、それでいて結局、すれ違ってばかりだったり。
どこか、みんなも同じだったてコト…。
私は、死ぬまでに、あと何回『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を観るのでしょう。
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ユーザーレビュー:36件
投稿日
2008/07/03
レビュアー
ひらり※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
映画史の本を読んでみると「ニューヨーク・インディーズ(1980年代後半)」って時代区分があって、その「ニューヨーク・インディーズ」の斬新な作風を世界中の映画ファンに教えてくれたのが、この作品。
きっかけは、1984年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞で、その他にも、全米批評家協会作品賞、2002年にはアメリカ国立フィルム登録作品に指定。
日本でも2年後の春に公開され、当時の若者(私も含む?)たちを中心に人気急上昇で、1986年度キネマ旬報ベストテン第1位の高評価作品。
映画界に一つの新たな時代とスタイルを築いた名作中の名作。
正直、公開当時は今まで観たことのないスタイリッシュな画面に「かっこいい」なんて思っていて、「かっこいい」以外の、どこがどういいとか感じていた記憶がない…。
その後、何度、観たかなぁ。
今も、気が合う映画。映画そのものと言うか、多分、ジム・ジャームッシュのタッチ(作家性)が、合うんだと思う。自分の年齢に合わせた視点で、ありのままを映画にしてくれる監督だから。普通の日常を普通に撮ってる(ように観せるすごい技術)から、変な主人公なのに憎めない、いつでも、映像はリラックス状態で入れて、観ている自分のその時の気持ちで感情移入できる含みがある映像。
私は、疲れてる時や、悲しいことがあった時に観ることが多い。
その時の疲れや悲しみの原因によって、クスクス笑ったり、自分でも何でかわからないけれどボロボロに涙を流してしまうこともある。もちろん、観ながら、そのまま眠ってしまうことも圧倒的に多い。
(こんな映画のいいかげんな主人公たちに感情移入する、自分のマヌケぶりなノスタルジーに「まっいいか」と癒される感じ…)
冒頭だけネタバレ。
新世界。
(ニューヨークのウィリーのアパートへ向かうエバの新世界)
歩道に固定されたカメラ。画面奥から現れるエバ(エスター・バリント)。おもむろに紙袋からカセットレコーダー(ステレオにもなってない古い型)を取り出して、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの「I Put A Spell On You」が、ボワーっと流れてくる。
(↑ココ、何度も観ている私にとって、一発目のツボ、必ずニタッと顔がゆるむ)
で、エバは、また、平行移動するカメラと一緒にニューヨーク裏通りをちんたらちんたらと歩き出す。
シーン毎の青春ノスタルジーの感情移入を全部書きたいくらいの作品…。
この映画を観た若い映画作家志望者は、誰もが思った。
「俺にだって映画が撮れる」
(夢は抱けるが、そんな甘いもんじゃない…)
この作品はモロに小津作品へのオマージュが込められている。
小津安二郎は切り返しショットの天才。なんとも言えない「間(ま)」の対話に、切り返しが「パン!」と入る。その映像は、世界中が認める芸術ショット。
ジャームッシュは小津を尊敬している。だから、その「間」は、小津映画そのものなのに、全く逆(切り返し無し)の撮り方で、小津と同じ「間」を見事に映像化している。
(どちらも、観るたびに、ドップリ落ち着く)
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凍てつくエリー湖へのドライブ。
湖畔、3人のシルエットは、映画史に残る1シーン。
このシーンは絵画です。ムンクの「叫び」です。
(例えが悪いかもしれませんが、有名でわかりやすい絵画だと思うので…)
わずかに鳥瞰かかった不安定な構図に、ボワーと白い風景を見つめる3人。
帽子かぶったり、ダッシュボードに足のせたり、サングラスしたり、タバコすったり、トランプしたり、お金欲しくて少しだけ危ないことしてみたり、妹みたいな子の世話をやいてみたり、ふらっとドライブしたり、ただ、そこに居るだけでいいって関係だったり、それでいて結局、すれ違ってばかりだったり。
どこか、みんなも同じだったてコト…。
私は、死ぬまでに、あと何回『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を観るのでしょう。
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