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ある日突然、一人の少女が時間を超える能力を持ってしまったら…。和子は高校一年生。ある日の放課後、掃除当番の和子は実験室で不審な物音を聞きつける。誰もいない実験室で和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。それから和子の身近に起こった出来事とは―。
ある日突然、一人の少女が時間を超える能力を持ってしまったら…。和子は高校一年生。ある日の放課後、掃除当番の和子は実験室で不審な物音を聞きつける。誰もいない実験室で和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。それから和子の身近に起こった出来事とは―。
製作年: |
1983年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
D*DABR0128PPT | 2007年02月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
23枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
104分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
D*DABR0128PPT
レンタル開始日:
2007年02月22日
在庫枚数
23枚
1位登録者:
1人
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
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104分 | ||
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104分
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いうまでもないがこれはアイドル映画なのだ。アイドル映画を馬鹿にしてはいけない。アイドルがかわいく、もしくはかっこよく映ってさえいれば文句を言われない、作り手としてはなにやってもよいというすばらしいカンバスなのだ(実際はそんな楽じゃないってことは知ってますよ)。
オープニング、未来人の登場のさせ方は見事である。無駄な説明は一切なく微妙な台詞と演出とで、存在していなかった未来人は、突然16年の歴史を持った深町少年として出現する。このさりげなさ、内外を問わずSF映画演出のトップクラスに入る。
公開当時、知代ちゃんが下手なのは仕方ない(アイドルだから)、でも深町君もう少し上手に喋られないのかね、と思っていたのだが、それも大林監督の計算のうちなのであった。深町君は劇中でも「現代人を演じる未来人」なのだから、台詞が下手で当然なのである。
アイドル映画である。知代ちゃんは素材としてもかわいいのだが、この映画の知代ちゃんは本当にかわいい。笑った顔、怒った顔、気を失う表情・・・監督はカメラのこちら側から原田知代をじっと見つめている。そう、大林宣彦はこのとき原田知代に恋をしていたに違いないのだ。
別にスキャンダラスな意味ではない。監督がカメラを覗く視線はつまりアチキの視線であり、監督の胸の高鳴りはアチキの動悸である。これぞまさに究極のアイドル映画。職人芸としての被写体への恋。
そしてこれはラストシーンへ思いもよらぬ形で結実する。そう、成人した和子、演じるのはもちろん原田知代。楚々とした様子、髪型の違いなどでその成長は表現されるが、何よりも一番違うのは彼女を見守る視線である。大人になった和子は確かに大事な人ではあるが、もう恋愛の対象ではない。
だから和子は歩いていくのだ、廊下の向こうへ、ずっとずっと・・・・ っで、ミュージカル ♪時をかける少女 でしょ(^0_0^)、にくいねぇ、この演出! 何重にもなったアイドル映画としての構造を見事にまとめ上げちゃって。たいしたもんでありまする。
<以下姑息な手段>
さて、アニメ版「時をかける少女」にもレビューを書いたのだが、その後改めて観なおし訂正すべき点が出てきてしまった。しかし同じタイトルに二重投稿はできないので、自分のブログに書くに留めていたが、この機会にこちらにもアップしたいと思う。
(以下ブログ記事よりダイジェスト)
「美しくも残酷なラスト」
(前回)観終わってからじんわりじんわりとこの疑問が大きくなった、「なんで未来に帰るのに打ち明けんだ?」
さらに今回確認したのが「未来で待っている」と言い残した千昭の、この残酷さ。千昭が待つ未来が果たしてどれほど悲惨なのか、あるいはすばらしいのかはわからんが、自転車も野球もなく、大地を流れる川も青い空も見ることがない世界・・・それだけの相違は時間的な隔たりか、大規模な「記憶と記録の消失」によってもたらされたに違いない。おそらくはその双方によって。
そう「待つ」千昭にとってはあっという間かもしれないが、「かけていく」真琴にとっては何年もおそらくは何十年もさき、そしてその間には地球的な規模での変化をくぐりぬけなければならないのだ。
確かに少女の成長のドラマとしてみれば、(中略)きっちりと自分の目指す道を見つけしかも、安易に功介に話したりもしない・・・とても気持ちのよいラストとなるはずだし、最初に観たときはアチキもそう感じた。
だが真琴を待ち受ける現実を考えたとき、ラストで彼女が浮かべる表情が美しければ美しいほどに、アチキはつらくなってしまうのだ。
アニメ夜話で岡田斗志夫は「待ち続ける和子おばさんと、自分から迎えにかけていく真琴」という分析をした。確かに映画の中ではそうだ。
ただその後の真琴はどうなのだろう。
もちろんかけ続ける真琴のいる世界線もありうるが、千昭と出会う「時」が来るのを待つ真琴も、和子おばさんとオーバーラップする。
やはりさわやか、美しいと手放しではいられない。
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ユーザーレビュー:76件
投稿日
2007/08/02
レビュアー
べっち※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
いうまでもないがこれはアイドル映画なのだ。アイドル映画を馬鹿にしてはいけない。アイドルがかわいく、もしくはかっこよく映ってさえいれば文句を言われない、作り手としてはなにやってもよいというすばらしいカンバスなのだ(実際はそんな楽じゃないってことは知ってますよ)。
オープニング、未来人の登場のさせ方は見事である。無駄な説明は一切なく微妙な台詞と演出とで、存在していなかった未来人は、突然16年の歴史を持った深町少年として出現する。このさりげなさ、内外を問わずSF映画演出のトップクラスに入る。
公開当時、知代ちゃんが下手なのは仕方ない(アイドルだから)、でも深町君もう少し上手に喋られないのかね、と思っていたのだが、それも大林監督の計算のうちなのであった。深町君は劇中でも「現代人を演じる未来人」なのだから、台詞が下手で当然なのである。
アイドル映画である。知代ちゃんは素材としてもかわいいのだが、この映画の知代ちゃんは本当にかわいい。笑った顔、怒った顔、気を失う表情・・・監督はカメラのこちら側から原田知代をじっと見つめている。そう、大林宣彦はこのとき原田知代に恋をしていたに違いないのだ。
別にスキャンダラスな意味ではない。監督がカメラを覗く視線はつまりアチキの視線であり、監督の胸の高鳴りはアチキの動悸である。これぞまさに究極のアイドル映画。職人芸としての被写体への恋。
そしてこれはラストシーンへ思いもよらぬ形で結実する。そう、成人した和子、演じるのはもちろん原田知代。楚々とした様子、髪型の違いなどでその成長は表現されるが、何よりも一番違うのは彼女を見守る視線である。大人になった和子は確かに大事な人ではあるが、もう恋愛の対象ではない。
だから和子は歩いていくのだ、廊下の向こうへ、ずっとずっと・・・・ っで、ミュージカル ♪時をかける少女 でしょ(^0_0^)、にくいねぇ、この演出! 何重にもなったアイドル映画としての構造を見事にまとめ上げちゃって。たいしたもんでありまする。
<以下姑息な手段>
さて、アニメ版「時をかける少女」にもレビューを書いたのだが、その後改めて観なおし訂正すべき点が出てきてしまった。しかし同じタイトルに二重投稿はできないので、自分のブログに書くに留めていたが、この機会にこちらにもアップしたいと思う。
(以下ブログ記事よりダイジェスト)
「美しくも残酷なラスト」
(前回)観終わってからじんわりじんわりとこの疑問が大きくなった、「なんで未来に帰るのに打ち明けんだ?」
さらに今回確認したのが「未来で待っている」と言い残した千昭の、この残酷さ。千昭が待つ未来が果たしてどれほど悲惨なのか、あるいはすばらしいのかはわからんが、自転車も野球もなく、大地を流れる川も青い空も見ることがない世界・・・それだけの相違は時間的な隔たりか、大規模な「記憶と記録の消失」によってもたらされたに違いない。おそらくはその双方によって。
そう「待つ」千昭にとってはあっという間かもしれないが、「かけていく」真琴にとっては何年もおそらくは何十年もさき、そしてその間には地球的な規模での変化をくぐりぬけなければならないのだ。
確かに少女の成長のドラマとしてみれば、(中略)きっちりと自分の目指す道を見つけしかも、安易に功介に話したりもしない・・・とても気持ちのよいラストとなるはずだし、最初に観たときはアチキもそう感じた。
だが真琴を待ち受ける現実を考えたとき、ラストで彼女が浮かべる表情が美しければ美しいほどに、アチキはつらくなってしまうのだ。
アニメ夜話で岡田斗志夫は「待ち続ける和子おばさんと、自分から迎えにかけていく真琴」という分析をした。確かに映画の中ではそうだ。
ただその後の真琴はどうなのだろう。
もちろんかけ続ける真琴のいる世界線もありうるが、千昭と出会う「時」が来るのを待つ真琴も、和子おばさんとオーバーラップする。
やはりさわやか、美しいと手放しではいられない。
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