美男<イケメン>ですね　デラックス版

　ホン姉妹の脚本が絶好調。
十八番の妄想シーン、気がきいたセリフ、ロマンチックなシーンが満載！！
加えて、カリスマぶりを発揮する「チャン・グンソク」の甘い歌声と、不器用な愛情表現に、母親世代の私はノックダウンされてしまいました！
　ヒロインのミニョがなんと（！）「シスターだった」という設定が、普通の女の子離れした「天然記念物的なウブさ」をカバー。嫌味なく演ずる「パク・シネ」ちゃんがもう最高に可愛いです。
2番手の男、ジェルミとシヌが、これまたいい味を出していて、ワクワクはらはらできますよ。

　脇役では、マネージャー役の「キム・イングォン」が最高に上手い。また、ちょっとオトボケの二枚目社長「チョン・チャン」は元アイドル。最後までトロいのが可笑しいですよ。

　男装をした女の子がイケメンに囲まれて、恋に目覚めて、という近頃よくある設定のドラマの中でも、イチオシ。
折り紙つき、オススメです！！！

すごく面白かった。ぜひドラマの続編を作ってもらいたいです。

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他のレビューアーさんがたっぷり書いて頂いてるので何も書く事はないのですがついに私も観始めましたよ！
私も同じく『花ざかりの君たちへ』が頭によぎりました。

チャン・グンソクさんのカリスマバリバリのテギョン。
彼はホントに独特の雰囲気をもっていますね。
シネさん演じるミナムによって冷静沈着で完璧、超潔癖症な彼が翻弄されてアタフタとさせられるのが何と面白い事でしょう〜
なぜかほっておけず、助け舟を出しても彼が命の危険にさらされたり、予想を上回るミナムの行動には大爆笑でした！


メンバーきっての穏やかさが魅力のシヌがいち早く女の子だと気付きながら、その思いを伝えられなくてじれったいのですが、優しく接する彼にはどうしてそんなに控えめなのと背中を押してあげたいぐらいだし！

１番ボディタッチが多かったはずのジェルミに至っては超鈍感なため、男だと思い込んで慌てふためいて焦る彼にはホントに笑わせられました。
この彼がツボで何をしても可笑しくて仕方ない状態に陥ってます。
他のメンバーの俳優デビューを羨ましく思ってたホンギ君ですがなかなかやるじゃない！という感じです。

３人のキャラが良くて、さらにそれを上回るミニョの天然さ。
シスター見習いである彼女だからこその純真な所がまたまたいいのです。
笑って、泣いて、また笑ってとこんな楽しいドラマ、先がどんどん観たいけど、早く観終ってしまうのがもったいないわ〜

バンド自体、とても完成度が高くてその点でも物語を盛り上げてくれるし、時折見られるパロディ、特にＡ．Ｎ．ＪＥＬＬのメンバーが女装して弾けてるお楽しみシーンは受けますね。
私は今、６話視聴でテギョンがミナムのために。。。という当たり。
一緒に観てた、まだ小学生の韓ドラ通の娘が手元にある４巻を先に観てしまうほどの嵌りっぷりです。

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　テギョンに向かってコ・ミナムがブタ鼻をするのは、好きな気持ちを抑えるためだと知ったテギョン。
　彼女が居る教会へと向かうテギョン！！そして、コ・ミナムに言う一言はグッと来ます！『俺を好きになってもいいよ！』テギョンらしい一言でコ・ミナムも嬉しくなります。
　少しいやかなりずれているコ・ミナムは、ファンとして好きになって良いと思ってしまうミナムにテギョンも首を傾けますが。。

　２人の気持ちが分かり、嬉しいと思っていた矢先に前からＡ．Ｎ．ＪＥＬＬの探りを入れていた記者にミナムの女の子の格好した写真を見られてしまい、慌てるシンウたち。
　シンウの彼女は、コ・ミナムの双子の妹ミニョだと嘘をつくが。。

　ファンクラブの入会をネットでするミナムにテギョンはミナムを試すようにテストを仕掛けるがその２人のやりとりがオカシイです。
　なかなかテギョンに対しての評価が低い事でテギョンはヤキモキ。最後にどれだけ自分を好きかと出した質問に『１００点』とミナムが答えたのをガッツポーズで喜ぶテギョンに胸がキュンとしちゃいます！

　嘘の交際の為にシンウと釜山へ両親に挨拶に行くというミナムにテギョンは、心配して空港まで行きますが。

　もうここでも良いシーンが！！キーワードは、『チョアへ！！』
２人のラブラブぶりが見れてこっちまでにやけてしまいますよ。

ドラマの話とは関係ないのですが…面白いエピソード
　※『ファンフィク（ファンのフィクション小説）』男性アイドルグループを好きなファン達が勝手に妄想してグループ同士でＢＬ（ボーイズラブ）を描く小説をそう呼ぶそうです！！

　トンバンでも勝手に誰々とカップルや三角関係を作り上げて盛り上げていますが、ここでもＡ．Ｎ．ＪＥＬＬの３人の恋愛関係を描いているのは興味深いです！！

　綺麗な男だとそういう想像もしちゃんですね！！
　

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ほとんど選り好みをしない私がリタイアした数少ないドラマの一つ「宮S」のパク・シネssiがヒロインというドラマですし，いかにもそれらしいタイトルですので，これもアジョッシ向きではないのかなと思いながら視聴しました。ところが，今回は予想を全く裏切る展開で年甲斐もなく結構楽しませていただきました。
男装をしながらイケメンたちに囲まれるというお話しは「コーヒープリンス…」で使われたネタなのですが，そこは，「洪吉童」を手掛けたホン姉妹の手にかかれば全く別物の新鮮味溢れるドラマとなっています。

主要キャスト“A.N. JELL”のイケメンたちは，「ベートーベンウイルス」に続いての音楽物で溌剌とした演技を見せてくれたチャン・グンソクssi（ファン・テギョン役），自らもバンド活動をしていて，ドラマ初出演という初々しい演技で日本のアジュンマたちを魅了しそうなジョン・ヨンファssi（カン・シヌ役），同じくK-POPの世界で活動するヴォーカリストで日本でもステージに立ったことがあるイ・ホンギssi（ジェルミ役）です。

予想に反したドラマ展開をネタバレしますと，男装したミニョ（パク・シネssi）がA.N.JELLに潜入するのですが，そのバレ方がポイントになるのかなと思ったら，あっさりテギョンにバレてしまって，それで追い出されるのかと思ったら，母を捜すという展開となって居座ることになり，テギョンだけが男装の秘密を握るのかと思ったらシヌにもバレてしまって，でもこの二人がミニョの正体を知っているということは，当然視聴者側もミニョを女性として見るわけで，ミニョ＝男性という図式に不自然さを感じさせなくしてくれました。この辺りが「コーヒープリンス…」と違って，上手い展開だったと思います。
また，シヌがミニョに好意を寄せ，秘密を知ったことを打ち明けるのかと思ったら，かなり後まで黙ってて，そのことで四人のバランスや距離が絶妙に演出されていたと思います。
大体においてこの手のドラマの設定は，マスコミに正体がばれて，ファンが大騒ぎして，ウソついていたことを謝って，ラヴストーリーに発展してハッピーエンドとなるというのが，私の予想ラインでしたので，細かいところまで視聴者心理を読んだ演出に上手いなあと感心しながら視聴させていただきました。

おまけ：これはどこかで聞いた話で余談ですが，男女の間に友情は存在しないのだそうです。ドラマでは，ジェルミが友情と愛情の狭間で心を悩ませていますが，あれは表面上そのように見せているだけで，深層の部分ではミニョを愛してしまったということです。