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「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」の巨匠・高畑勲監督が、日本最古の物語文学『竹取物語』を、アニメーションの地平を切り開くべく野心的な映像表現を駆使して描き出す長編ファンタジー・アニメーション。声の出演は朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子。竹林にやって来た翁は、光る不思議な竹に気づき、近づくと小さな女の子が現われた。女の子を連れ帰った翁は、媼とともに自分たちの子として大切に育てる。女の子は捨丸ら村の子どもたちと元気に遊び回り、すくすくと成長。翁は娘を立派な女性に育てようと、都に移り住み、教育することに。そして美しく成長した娘は、かぐや姫と名付けられる。やがて姫の美しさを聞きつけ、5人の求婚者が現われるが…。 [ジブリがいっぱいCOLLECTION]
「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」の巨匠・高畑勲監督が、日本最古の物語文学『竹取物語』を、アニメーションの地平を切り開くべく野心的な映像表現を駆使して描き出す長編ファンタジー・アニメーション。声の出演は朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子。竹林にやって来た翁は、光る不思議な竹に気づき、近づくと小さな女の子が現われた。女の子を連れ帰った翁は、媼とともに自分たちの子として大切に育てる。女の子は捨丸ら村の子どもたちと元気に遊び回り、すくすくと成長。翁は娘を立派な女性に育てようと、都に移り住み、教育することに。そして美しく成長した娘は、かぐや姫と名付けられる。やがて姫の美しさを聞きつけ、5人の求婚者が現われるが…。 [ジブリがいっぱいCOLLECTION]
製作年: |
2013年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
受賞記録: |
2014年 LA批評家協会賞 アニメーション賞 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDG8208 | 2014年12月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1,168枚 | 2人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDG8208
レンタル開始日:
2014年12月17日
在庫枚数
1,168枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 2:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語/(ロスレス) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBG8208 | 2014年12月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
500枚 | 2人 | 4人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:リニアPCM/ステレオ/日本語
2:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語/(ロスレス)
レイティング:
記番:
VWBG8208
レンタル開始日:
2014年12月17日
在庫枚数
500枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
4人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDG8208 | 2014年12月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1,168枚 | 2人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
VWDG8208
レンタル開始日:
2014年12月17日
在庫枚数
1,168枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 2:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語/(ロスレス) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBG8208 | 2014年12月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
500枚 | 2人 | 4人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:リニアPCM/ステレオ/日本語
2:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/日本語/(ロスレス)
レイティング:
記番:
VWBG8208
レンタル開始日:
2014年12月17日
在庫枚数
500枚
1位登録者:
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2位登録者:
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高畑勲の最後の作品。完成して公開された作品なので遺作とは言わない。
ウィキによれば制作費51億円で、興行収入が25億円。興行収入ってのは映画館や配給会社の取りぶんを引くと、制作会社には4分の1しか入らないそうだ。ということは、制作費は6億円しか回収できなかったということみたい。ジブリとしては45億円の赤字になる。
が、思ったよりは楽しめた。「平成狸合戦ぽんぽこ」よりはずっといい。ちなみに、平成狸は制作費45億円で、興行収入26億円だそうだから、39億円の赤字。
内容はおとぎ話であるが、人間批判がかなり色濃く塗り込められてある。
竹林で光り輝く姫をみつけた翁は姫をシアワセにしようと必死になるのだが、竹の中から大量の砂金が出てくると、山暮らしをやめて都に豪邸を建てて姫を高貴なセレブの嫁にしようとする。姫が望むのは幼なじみの捨丸と一緒になることだったようだが、翁は人間社会の中で高い地位を得ることこそがシアワセだと思い込んでいる。
で、高貴なセレブの男が5人現れ、姫を嫁に欲しがるのだが、その心情は世にも希な宝物を欲しがるのと同じ気持ちでしかなく、それぞれのあさましさが露見する。
幼なじみの捨丸は天真爛漫な少年に見えていたが、オトナになって再会すると女房子どもがいるにもかかわらず姫の美しさに心を奪われ「一緒に逃げよう」と言う。
ま、男なんてみんなそんなもんよ・・ってな感じで孤高の思想家を気取る高畑のイヤラシさが出ていて、そこんところがちょっと鼻につく。
ならば、姫はどんな男とならシアワセになれたの? ってところについての回答はない。
この世の穢れから離脱して月の世界に行ってしまうからである。
現代女性の感覚ならば、社会的地位なんか高くないほうがいいし、大金持ちでなくてもいいから安定した収入が年に1千万くらいあって、浮気をしないスポーツ万能なイケメン男がいい・・ってなことになり、姫の気持ちがわかったつもりになるだろうが、それは現代社会ならではの話であり、権威とカネがすべての未開社会でそんなことを思う者はいない。
宝物を欲しがる男たちやセレブにあこがれる翁は、あさましいと言えばあさましいのだが、要するに未開社会の未開人なのである。で、そのことを現代社会の感覚で咎め立てするのはフェアじゃない。
ま、しかし、現代社会がそんなに上等なものになったかと言うと、実際にはそうでもない。政治家や富豪たちの価値観はいまだに未開人の感覚だと言えなくもない。ただ、我々は、もっと高貴な感覚を持ってる人間がこの世に存在するような気持ちでいる。広い視野で世界を見渡し、どうすれば人間社会の未来をもうちょっと明るいものにできるかをわかってる人がたくさんいると思っている。高畑勲は自分がそういう広い視野の人間だと思っていたことだろう。
ちなみに、都立大のキャンパスで暴漢に襲われた宮台教授は現代日本人をクズの集団だと断言していた。
日本人は自分に自信がなくて、フェアな勝負で勝ち残れる気がしないために、自分が乗ってる船が泥船で沈みつつあることに目をつぶり、その沈みゆく泥船の中で座席のとりあいばかりしており、獲得したポジションを守るための行動しかせず、船が沈没するのを止める気が全然ない・・・ということだそうだ。で、そういう人間のことをクズと呼んでいた。
高畑勲はそういう意味ではクズだった思う。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
とてつもなくおとぎ話で
とてつもなく現実的で
とてつもなくシュールで
とてつもなく美しくて
とてつもなく切なかった。
月からのお迎えがエレクトリカルパレードみたいで、
ミッキーのポジションに菩薩がいて、
そこだけ、なんかちょっと笑っちゃった。
小学一年生の娘ががかなり気に入ったようで、繰り返し何度も観ています。
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「かぐや姫の物語」は、「ここではないどこか」の人が、自分のいるべき場所を探す物語である。
都の生活に適応できなかった彼女は、地獄のミサワ天皇に抱きしめられたとき、耐えられなくなり、「自分の元いた場所に帰りたい」と願ったことだろう。だがそれは人として育った里ではなく、本来の世界である月だった。
月の世界には悲しみはないはずなのに、地球を見て涙を流す人がいた。記憶を消されているはずなのに、なぜか地球が恋しくてたまらないという設定は、「時をかける少女」で主人公が記憶を消されたはずなのに、深町とすれ違ったとき思わず振り返ってしまうというのとよく似ている。
私は、実在の作家グレイ・アウルの伝記を書いた(http://bluejays.web.fc2.com/grey_owl.htm)。彼もまた育った家に適応できず、虚飾の生活を捨て、自分の本来いるべき場所を探してさまよい、最後に己の全てを捨てて異世界の住人になった。彼は自分らしく生きるため、自分を偽って生きる道を自ら選んだ。それは、自分の意志ではなく運命として、泣きながら自分が生まれた世界に戻って行くかぐや姫の人生とは、似ているようだが正反対であろう。
捨丸はどこかで再登場するだろうと思っていたら、案の定だった。かぐや姫は月に帰る前に、最後の心残りである里に帰り、捨丸との再会を果たす。どこまでも飛んで行く二人は幻想の世界にいるようで、夢オチのようにも見えるが、私は「時をかける少女」と同様に記憶を操作されたと解したい。つまり、二人は実際に再会したのだと。
自然の営みに比べたら、人の一生は一睡の夢のようなものかもしれない。かぐや姫は、地球はそんなにいいところなのかと憧れたため、罰として死も悲しみもある地球に送られた。だが彼女は、この世には死も悲しみもあるからこそ、生も喜びも感じることができるのだと知った。我々の心が欠乏を覚えるのは、そのありがたみを知っているからだ。限りある人生だからこそ、かげかえのないものなのだ。
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ユーザーレビュー:57件
投稿日
2022/12/28
レビュアー
勇光※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
高畑勲の最後の作品。完成して公開された作品なので遺作とは言わない。
ウィキによれば制作費51億円で、興行収入が25億円。興行収入ってのは映画館や配給会社の取りぶんを引くと、制作会社には4分の1しか入らないそうだ。ということは、制作費は6億円しか回収できなかったということみたい。ジブリとしては45億円の赤字になる。
が、思ったよりは楽しめた。「平成狸合戦ぽんぽこ」よりはずっといい。ちなみに、平成狸は制作費45億円で、興行収入26億円だそうだから、39億円の赤字。
内容はおとぎ話であるが、人間批判がかなり色濃く塗り込められてある。
竹林で光り輝く姫をみつけた翁は姫をシアワセにしようと必死になるのだが、竹の中から大量の砂金が出てくると、山暮らしをやめて都に豪邸を建てて姫を高貴なセレブの嫁にしようとする。姫が望むのは幼なじみの捨丸と一緒になることだったようだが、翁は人間社会の中で高い地位を得ることこそがシアワセだと思い込んでいる。
で、高貴なセレブの男が5人現れ、姫を嫁に欲しがるのだが、その心情は世にも希な宝物を欲しがるのと同じ気持ちでしかなく、それぞれのあさましさが露見する。
幼なじみの捨丸は天真爛漫な少年に見えていたが、オトナになって再会すると女房子どもがいるにもかかわらず姫の美しさに心を奪われ「一緒に逃げよう」と言う。
ま、男なんてみんなそんなもんよ・・ってな感じで孤高の思想家を気取る高畑のイヤラシさが出ていて、そこんところがちょっと鼻につく。
ならば、姫はどんな男とならシアワセになれたの? ってところについての回答はない。
この世の穢れから離脱して月の世界に行ってしまうからである。
現代女性の感覚ならば、社会的地位なんか高くないほうがいいし、大金持ちでなくてもいいから安定した収入が年に1千万くらいあって、浮気をしないスポーツ万能なイケメン男がいい・・ってなことになり、姫の気持ちがわかったつもりになるだろうが、それは現代社会ならではの話であり、権威とカネがすべての未開社会でそんなことを思う者はいない。
宝物を欲しがる男たちやセレブにあこがれる翁は、あさましいと言えばあさましいのだが、要するに未開社会の未開人なのである。で、そのことを現代社会の感覚で咎め立てするのはフェアじゃない。
ま、しかし、現代社会がそんなに上等なものになったかと言うと、実際にはそうでもない。政治家や富豪たちの価値観はいまだに未開人の感覚だと言えなくもない。ただ、我々は、もっと高貴な感覚を持ってる人間がこの世に存在するような気持ちでいる。広い視野で世界を見渡し、どうすれば人間社会の未来をもうちょっと明るいものにできるかをわかってる人がたくさんいると思っている。高畑勲は自分がそういう広い視野の人間だと思っていたことだろう。
ちなみに、都立大のキャンパスで暴漢に襲われた宮台教授は現代日本人をクズの集団だと断言していた。
日本人は自分に自信がなくて、フェアな勝負で勝ち残れる気がしないために、自分が乗ってる船が泥船で沈みつつあることに目をつぶり、その沈みゆく泥船の中で座席のとりあいばかりしており、獲得したポジションを守るための行動しかせず、船が沈没するのを止める気が全然ない・・・ということだそうだ。で、そういう人間のことをクズと呼んでいた。
高畑勲はそういう意味ではクズだった思う。
投稿日
2015/06/26
レビュアー
みみあて※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
とてつもなくおとぎ話で
とてつもなく現実的で
とてつもなくシュールで
とてつもなく美しくて
とてつもなく切なかった。
月からのお迎えがエレクトリカルパレードみたいで、
ミッキーのポジションに菩薩がいて、
そこだけ、なんかちょっと笑っちゃった。
小学一年生の娘ががかなり気に入ったようで、繰り返し何度も観ています。
投稿日
2015/03/16
レビュアー
高橋 幸二※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「かぐや姫の物語」は、「ここではないどこか」の人が、自分のいるべき場所を探す物語である。
都の生活に適応できなかった彼女は、地獄のミサワ天皇に抱きしめられたとき、耐えられなくなり、「自分の元いた場所に帰りたい」と願ったことだろう。だがそれは人として育った里ではなく、本来の世界である月だった。
月の世界には悲しみはないはずなのに、地球を見て涙を流す人がいた。記憶を消されているはずなのに、なぜか地球が恋しくてたまらないという設定は、「時をかける少女」で主人公が記憶を消されたはずなのに、深町とすれ違ったとき思わず振り返ってしまうというのとよく似ている。
私は、実在の作家グレイ・アウルの伝記を書いた(http://bluejays.web.fc2.com/grey_owl.htm)。彼もまた育った家に適応できず、虚飾の生活を捨て、自分の本来いるべき場所を探してさまよい、最後に己の全てを捨てて異世界の住人になった。彼は自分らしく生きるため、自分を偽って生きる道を自ら選んだ。それは、自分の意志ではなく運命として、泣きながら自分が生まれた世界に戻って行くかぐや姫の人生とは、似ているようだが正反対であろう。
捨丸はどこかで再登場するだろうと思っていたら、案の定だった。かぐや姫は月に帰る前に、最後の心残りである里に帰り、捨丸との再会を果たす。どこまでも飛んで行く二人は幻想の世界にいるようで、夢オチのようにも見えるが、私は「時をかける少女」と同様に記憶を操作されたと解したい。つまり、二人は実際に再会したのだと。
自然の営みに比べたら、人の一生は一睡の夢のようなものかもしれない。かぐや姫は、地球はそんなにいいところなのかと憧れたため、罰として死も悲しみもある地球に送られた。だが彼女は、この世には死も悲しみもあるからこそ、生も喜びも感じることができるのだと知った。我々の心が欠乏を覚えるのは、そのありがたみを知っているからだ。限りある人生だからこそ、かげかえのないものなのだ。
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かぐや姫の物語