ダラス・バイヤーズクラブ / マシュー・マコノヒー
ダラス・バイヤーズクラブ
/ジャン=マルク・ヴァレ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(40 )
解説・ストーリー
「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが体当たりの熱演で絶賛された感動のトゥルー・ストーリー。80年代のアメリカを舞台に、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力した男の戦いの軌跡を描く。共演にジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れるロンは体調を崩し、医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。やがて生きるためにエイズについて猛勉強したロンは、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、同じエイズ患者レイヨンの協力を得て、未承認薬を国内患者に届ける仕組み作りに乗り出すロンだったが…。 JAN:4527907141910
「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが体当たりの熱演で絶賛された感動のトゥルー・ストーリー。80年代のアメリカを舞台に、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力した男の戦いの軌跡を描く。共演にジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れるロンは体調を崩し、医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。やがて生きるためにエイズについて猛勉強したロンは、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、同じエイズ患者レイヨンの協力を得て、未承認薬を国内患者に届ける仕組み作りに乗り出すロンだったが…。 JAN:4527907141910
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「ダラス・バイヤーズクラブ」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが体当たりの熱演で絶賛された感動のトゥルー・ストーリー。80年代のアメリカを舞台に、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力した男の戦いの軌跡を描く。共演にジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れるロンは体調を崩し、医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。やがて生きるためにエイズについて猛勉強したロンは、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、同じエイズ患者レイヨンの協力を得て、未承認薬を国内患者に届ける仕組み作りに乗り出すロンだったが…。 JAN:4527907141910
「ダラス・バイヤーズクラブ」 の作品情報
「ダラス・バイヤーズクラブ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ダラス・バイヤーズクラブの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
117分
日・吹
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
R-15
FFEDR00687
2014年09月02日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
60枚
0人
0人
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】ダラス・バイヤーズクラブ(ブルーレイ)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
117分
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
R-15
FFEBR00687
2014年09月02日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
34枚
0人
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ダラス・バイヤーズクラブの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
117分
日・吹
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
記番:
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R-15
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2014年09月02日
在庫枚数
1位登録者:
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【Blu-ray】ダラス・バイヤーズクラブ(ブルーレイ)の詳細
収録時間:
字幕:
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117分
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ユーザーレビュー:40件
ダラス・バイヤーズクラブ
投稿日:2014/10/08
レビュアー:片山刑事
アメリカのカウボーイがHIVに感染して余命30日と言われるけど、アメリカで認可されてない薬を使用したら余命がどんどん伸びてくんで、世界中から買い集めて他のHIV患者に売っていく話。 ファーストシーンからガリガリのマシュー・マコノヒーさんが凄いことになってます。彼の日常が描かれ、女を抱いて何やら賭けをしていて相手から追いかけまわされたり。病気にかかっているのか意識を失い病院で余命宣告をされる。 そこから本題が始まりアメリカの製薬問題を描いていきます。アメリカでは認められていないけど、他の国では認められている薬を密輸してHIV患者に売っていく。 その儲けで自分の薬を買って、どんどんと余命が伸びていく。 主人公の相棒となるジャレッド・レトさんの存在感も素晴らしくて、これまた美人さんなのが凄いです。 物語のテンポもよくて次から次に主人公の行動を勢いよく見せていく。生きるためにがむしゃらに行動する1人のカウボーイの人生を見せてくれて面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
はい
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恬淡
投稿日:2014/09/20
レビュアー:忙中有閑
不思議な映画を観た、というのが鑑賞後の正直な感想です。エイズに罹り、余命30日と宣告された男ロン(マシュー・マコノヒー)の「実話」だそうで、予告編も諸氏のレビューもとにかく「あの」精悍で汗臭い男マコノヒーが21キロも減量して熱演!と絶賛してるんで、どうせ先日観た「ペーパー・ボーイ」(2012)の「二番煎じ」であっちはマゾで今度はエイズかよ!キワモノ売りはもう結構、って遠慮するつもりだったんですが、何とアカデミー賞も獲ったし(元々私はこの男優、結構評価してたんです。ジョディ・フォスターがまだホントにキレイだった「コンタクト」(1997年)で見かけて、こりゃイイ役者になるゾって期待したんだけど、その後ただのイケメン俳優に「成り下がって」興味を失ってたら、「リンカーン弁護士」(2011)で「ハマり役」を得て再注目。「ペーパー・ボーイ」は作品そのものが「キワモノ」過ぎて評価に値しないんで「次」を楽しみにはしてました)、他に目ぼしい「新作」も見当たらないし、まぁ観てみるか、程度のノリでしたね。 前半、エイズ発覚から「30日」までは「型通り」の展開で退屈しかかってたんだけど、アッサリ「30日」を飛び越えて「3ヶ月」になっちゃったあたりから「この『実話』で作者は一体何を描こうとしてるんだろ?まさか『ただの』エイズ患者の『実録』でこのまま行くんじゃないだろうね?」って心配になって来て、逆に引き込まれました。その後アメリカの「医薬認可制度」の実態や、制度の枠組みの「中で」働く医師たちや「外で」カネ儲けする連中(ロン自身を含む)、患者たち(当然同性愛者を含む「死と向き合う人々」)の姿を淡々と「実話」らしく「アンチ・ドラマティック」に描いて行って結局ロンが「7年」も「永らえて」死んだ、という「事実」を伝えて終わる。「制度の理不尽」を「告発」しているようにも見えるけど、ロン自身はそれを逆手に取って「カネ儲け」してるんだから「告発」にはなり得ないし、その「ビジネス・モデル」は全く「凡庸」で、「リスク」が大きい割に「儲け」が見合わないから「サクセスストーリー」にもなっていない。つまりオハナシ自体そこをテーマにしてるワケでは無い。良心的で健気な女性医師(ジェニファー・ガーナー)や、同じエイズ患者のホモ男(ジャレッド・レト。マコノヒーと同様「激ヤセ」が評価されて助演男優賞受賞)との「交流」にしても、「頑なに」ドラマ性を抑え込んでるように見えるから、一体どこが「賞」に値する「演技」なのか全然分からなかった。でも、「不思議に」面白かったんですね、この作品。 何が面白かったのか考えてみて思い当たったのは、このロンと言う男の「生き方」(と言うより「死に方」)の「面白さ」です。元々酒とタバコと女と博打とロデオが大好きな普通のテキサス男が「たまたま」エイズにかかって余命宣告されて、突然自分の「死」と向き合う羽目になった時、最初は普通に動揺して「自棄(ヤケ)」になりかかるんだけど「持ち直す」。その「持ち直し方」が「ありきたりじゃ無い」どころか大変「変わってる」んですね。「恬淡(てんたん)」という表現が最も(私には)ピッタリ来るんだけど、説明が難しい。「本作でマコノヒーが(演技で)表現したような」と書きかけて気づきました。本作で作者(監督、脚本、役者)が描きたかったのも「それ」だったんだろうな、って。そして「恬淡」という「気分」「生き方」は自分の「死」と正面から向き合った者にしか獲得出来ないんだろうなぁ、って妙に納得しましたね。
このレビューは気に入りましたか?
はい
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これはすごい!!!
最近映画館で並んでまで観ることがなかなかないんだけどこれは並んだ。 Matthew McConaugheyの勢いが止まらない。 これ、すごいわ〜。 暗い話かと思いきや、随所でかなりこわざを効かせて笑わせてくれる。 Matthew McConaughey、、21キロも減量して「今後の健康状態が心配」とこぼしていたとかいないとか。 もともと身体を作り上げていておそらくぜい肉などなかっただろう彼の21キロは大きいよね。 昔チャライ二枚目を演じていたときとは別人のよう。 時代背景的にHIV陽性になるのはゲイ、というイメージが先行したために無防備なSEXをして感染する人が増えたんだよね。 HIV陽性をにわかに信じられないロン。 このあたりの葛藤と、周りの偏見に満ちた反応。 最近はいろんな感染経路があるとわかってきたにもかかわらず、このあたりはまだまだ課題になるところ。 ゲイに市民権が与えられてきたのはごく最近なのでロンも最初、ゲイのみなさんを毛嫌いし Jared Leto演じるレイヨンをも遠ざける。 それがだんだん変わってくるんだよね。 ロンは世界を飛び回りエイズに効く無認可の薬を仕入れる。 それはお金儲けのようなんだけど、そうじゃなくて死にたくないと願う人たちに希望をあたえる。 勉強してすっかりビジネスマンのよう。 調子がいいときはやはり性欲も出てくるらしく同じHIV陽性の女性と事務所のトイレ?でSEXする。 このシーンがなかなかコミカルで笑っちゃった。 医療業界の黒い部分にもメスをいれるようなロンの行動に次第に支持する人たちも増えてくる。 ロンはとってもチャーミング。 最初無茶をしてたころから比べてメキシコで彼を救った医師と出会ってから劇的に健康的になってくる。 この肉体だとか精神状態の推移をMatthew McConaugheyが見事に演じていて拍手したくなるくらい。 Jared Letoも相当がんばってやつれている。 それよりなにより実にかわいい。 この二人のオスカー受賞は頑張って痩せたことにも敬意を表しているのかな? それにしても作品としてもかなり素晴らしい出来ですね。 これも実話をもとにしているんだけど、オスカーは実話じゃないと獲れないのかな〜。 ノミネートされている作品もほぼBased on true storyだよね。もしくはinspired. ロンは適当に生きてるようだけど、「死にたくない」という生への強い執着をもっているのがすごい。 あんなになったら私は諦めて死を受け入れてしまいそうなんだけど、ロンの「生きる」ことへの気力と行動はちょっとガツンときました。 人生一度しかないということにびびってしまい私は何も形成することができないんだよね。 早くしないとできなくなることがあるっていうことに敢えて気づかないふりをするというか。 私は太く短くいきたいと常々思っていますが、生きることに執着して気力を振り絞ってみることも必要だなと感じた作品です。 是非、ご覧ください。
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はい
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実話を基にした映画。深刻な内容ですが、全く暗くないです。
実話を基にした映画です。深刻な内容ですが、 主人公の男性が破天荒な性格なので、全く暗くないです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 < ストーリー > HIVに感染し、余命30日と宣告されたロン♂。 当時は まだ有効な治療方法が確立しておらず、 薬も アメリカでは なかなか手に入りませんでした。 最初は 臨床試験中の薬を横流しして貰っていたのですが、 薬の管理が厳しくなり、貰えなくなってしまいます。 そこでメキシコへ行き、もっと効果が有って、しかも副作用が少ない薬を手に入れます。 『この薬を売れば 儲かりそうだ』と考えたロン、 大量に薬を購入して アメリカに戻ります。 もちろん、アメリカ国内で承認されていない薬を販売すれば、それは犯罪です。 そこで、クラブを作って、そのクラブの会員権を販売、 会員には無料で薬を配るのでした。 当然、製薬会社や病院、警察、 そしてFDA(アメリカ食品医薬品局)からも睨まれるのですが・・・。
このレビューは気に入りましたか?
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蛇の道は蛇
日本では新薬開発がPHASE1-PHASE3までとても時間がかかりまた承認される確率の低いことに驚かされる。米国FDAはそれでも日本よりは新薬承認体制は質量の両面で遥かに充実しているがそれでも この映画にあるように業者との癒着などの問題があり承認はそうスムーズではないらしい。 規制の多いこの分野で「蛇の道は蛇」とばかり裏街道を突っ走りリスクをとっても薬を飲みたい患者に規制の穴を突いて薬を供給し自らも飲むというのがマシューマコノヒー演ずる男だ。 エボラ出血熱では事の緊急性に鑑み未承認の薬の使用も許可されたがこの映画ではメキシコの医師免許を剥奪された医師によるアドバイスにはじまり輸入方法、販売方法も総て裏技だ。 だが結局まともに政府承認薬だけを待ち飲んでいた人より彼自身も長生きできた。端的に言えば藁にもすがりたい人に欲しい薬品を自己責任で供給するシステムだ。 映画に出てくる初老の知的なゲイカップルがパートナーを救うのに必死で取り組みこのシステムと男に強く静かな拍手を送っていたのが心に残った。
このレビューは気に入りましたか?
はい
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ユーザーレビュー
ダラス・バイヤーズクラブ
投稿日
2014/10/08
レビュアー
片山刑事
アメリカのカウボーイがHIVに感染して余命30日と言われるけど、アメリカで認可されてない薬を使用したら余命がどんどん伸びてくんで、世界中から買い集めて他のHIV患者に売っていく話。 ファーストシーンからガリガリのマシュー・マコノヒーさんが凄いことになってます。彼の日常が描かれ、女を抱いて何やら賭けをしていて相手から追いかけまわされたり。病気にかかっているのか意識を失い病院で余命宣告をされる。 そこから本題が始まりアメリカの製薬問題を描いていきます。アメリカでは認められていないけど、他の国では認められている薬を密輸してHIV患者に売っていく。 その儲けで自分の薬を買って、どんどんと余命が伸びていく。 主人公の相棒となるジャレッド・レトさんの存在感も素晴らしくて、これまた美人さんなのが凄いです。 物語のテンポもよくて次から次に主人公の行動を勢いよく見せていく。生きるためにがむしゃらに行動する1人のカウボーイの人生を見せてくれて面白かったです。
恬淡
投稿日
2014/09/20
レビュアー
忙中有閑
不思議な映画を観た、というのが鑑賞後の正直な感想です。エイズに罹り、余命30日と宣告された男ロン(マシュー・マコノヒー)の「実話」だそうで、予告編も諸氏のレビューもとにかく「あの」精悍で汗臭い男マコノヒーが21キロも減量して熱演!と絶賛してるんで、どうせ先日観た「ペーパー・ボーイ」(2012)の「二番煎じ」であっちはマゾで今度はエイズかよ!キワモノ売りはもう結構、って遠慮するつもりだったんですが、何とアカデミー賞も獲ったし(元々私はこの男優、結構評価してたんです。ジョディ・フォスターがまだホントにキレイだった「コンタクト」(1997年)で見かけて、こりゃイイ役者になるゾって期待したんだけど、その後ただのイケメン俳優に「成り下がって」興味を失ってたら、「リンカーン弁護士」(2011)で「ハマり役」を得て再注目。「ペーパー・ボーイ」は作品そのものが「キワモノ」過ぎて評価に値しないんで「次」を楽しみにはしてました)、他に目ぼしい「新作」も見当たらないし、まぁ観てみるか、程度のノリでしたね。 前半、エイズ発覚から「30日」までは「型通り」の展開で退屈しかかってたんだけど、アッサリ「30日」を飛び越えて「3ヶ月」になっちゃったあたりから「この『実話』で作者は一体何を描こうとしてるんだろ?まさか『ただの』エイズ患者の『実録』でこのまま行くんじゃないだろうね?」って心配になって来て、逆に引き込まれました。その後アメリカの「医薬認可制度」の実態や、制度の枠組みの「中で」働く医師たちや「外で」カネ儲けする連中(ロン自身を含む)、患者たち(当然同性愛者を含む「死と向き合う人々」)の姿を淡々と「実話」らしく「アンチ・ドラマティック」に描いて行って結局ロンが「7年」も「永らえて」死んだ、という「事実」を伝えて終わる。「制度の理不尽」を「告発」しているようにも見えるけど、ロン自身はそれを逆手に取って「カネ儲け」してるんだから「告発」にはなり得ないし、その「ビジネス・モデル」は全く「凡庸」で、「リスク」が大きい割に「儲け」が見合わないから「サクセスストーリー」にもなっていない。つまりオハナシ自体そこをテーマにしてるワケでは無い。良心的で健気な女性医師(ジェニファー・ガーナー)や、同じエイズ患者のホモ男(ジャレッド・レト。マコノヒーと同様「激ヤセ」が評価されて助演男優賞受賞)との「交流」にしても、「頑なに」ドラマ性を抑え込んでるように見えるから、一体どこが「賞」に値する「演技」なのか全然分からなかった。でも、「不思議に」面白かったんですね、この作品。 何が面白かったのか考えてみて思い当たったのは、このロンと言う男の「生き方」(と言うより「死に方」)の「面白さ」です。元々酒とタバコと女と博打とロデオが大好きな普通のテキサス男が「たまたま」エイズにかかって余命宣告されて、突然自分の「死」と向き合う羽目になった時、最初は普通に動揺して「自棄(ヤケ)」になりかかるんだけど「持ち直す」。その「持ち直し方」が「ありきたりじゃ無い」どころか大変「変わってる」んですね。「恬淡(てんたん)」という表現が最も(私には)ピッタリ来るんだけど、説明が難しい。「本作でマコノヒーが(演技で)表現したような」と書きかけて気づきました。本作で作者(監督、脚本、役者)が描きたかったのも「それ」だったんだろうな、って。そして「恬淡」という「気分」「生き方」は自分の「死」と正面から向き合った者にしか獲得出来ないんだろうなぁ、って妙に納得しましたね。
これはすごい!!!
投稿日
2014/08/13
レビュアー
KEE
最近映画館で並んでまで観ることがなかなかないんだけどこれは並んだ。 Matthew McConaugheyの勢いが止まらない。 これ、すごいわ〜。 暗い話かと思いきや、随所でかなりこわざを効かせて笑わせてくれる。 Matthew McConaughey、、21キロも減量して「今後の健康状態が心配」とこぼしていたとかいないとか。 もともと身体を作り上げていておそらくぜい肉などなかっただろう彼の21キロは大きいよね。 昔チャライ二枚目を演じていたときとは別人のよう。 時代背景的にHIV陽性になるのはゲイ、というイメージが先行したために無防備なSEXをして感染する人が増えたんだよね。 HIV陽性をにわかに信じられないロン。 このあたりの葛藤と、周りの偏見に満ちた反応。 最近はいろんな感染経路があるとわかってきたにもかかわらず、このあたりはまだまだ課題になるところ。 ゲイに市民権が与えられてきたのはごく最近なのでロンも最初、ゲイのみなさんを毛嫌いし Jared Leto演じるレイヨンをも遠ざける。 それがだんだん変わってくるんだよね。 ロンは世界を飛び回りエイズに効く無認可の薬を仕入れる。 それはお金儲けのようなんだけど、そうじゃなくて死にたくないと願う人たちに希望をあたえる。 勉強してすっかりビジネスマンのよう。 調子がいいときはやはり性欲も出てくるらしく同じHIV陽性の女性と事務所のトイレ?でSEXする。 このシーンがなかなかコミカルで笑っちゃった。 医療業界の黒い部分にもメスをいれるようなロンの行動に次第に支持する人たちも増えてくる。 ロンはとってもチャーミング。 最初無茶をしてたころから比べてメキシコで彼を救った医師と出会ってから劇的に健康的になってくる。 この肉体だとか精神状態の推移をMatthew McConaugheyが見事に演じていて拍手したくなるくらい。 Jared Letoも相当がんばってやつれている。 それよりなにより実にかわいい。 この二人のオスカー受賞は頑張って痩せたことにも敬意を表しているのかな? それにしても作品としてもかなり素晴らしい出来ですね。 これも実話をもとにしているんだけど、オスカーは実話じゃないと獲れないのかな〜。 ノミネートされている作品もほぼBased on true storyだよね。もしくはinspired. ロンは適当に生きてるようだけど、「死にたくない」という生への強い執着をもっているのがすごい。 あんなになったら私は諦めて死を受け入れてしまいそうなんだけど、ロンの「生きる」ことへの気力と行動はちょっとガツンときました。 人生一度しかないということにびびってしまい私は何も形成することができないんだよね。 早くしないとできなくなることがあるっていうことに敢えて気づかないふりをするというか。 私は太く短くいきたいと常々思っていますが、生きることに執着して気力を振り絞ってみることも必要だなと感じた作品です。 是非、ご覧ください。
実話を基にした映画。深刻な内容ですが、全く暗くないです。
投稿日
2022/04/22
レビュアー
ホラーは観ないKEN
実話を基にした映画です。深刻な内容ですが、 主人公の男性が破天荒な性格なので、全く暗くないです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 < ストーリー > HIVに感染し、余命30日と宣告されたロン♂。 当時は まだ有効な治療方法が確立しておらず、 薬も アメリカでは なかなか手に入りませんでした。 最初は 臨床試験中の薬を横流しして貰っていたのですが、 薬の管理が厳しくなり、貰えなくなってしまいます。 そこでメキシコへ行き、もっと効果が有って、しかも副作用が少ない薬を手に入れます。 『この薬を売れば 儲かりそうだ』と考えたロン、 大量に薬を購入して アメリカに戻ります。 もちろん、アメリカ国内で承認されていない薬を販売すれば、それは犯罪です。 そこで、クラブを作って、そのクラブの会員権を販売、 会員には無料で薬を配るのでした。 当然、製薬会社や病院、警察、 そしてFDA(アメリカ食品医薬品局)からも睨まれるのですが・・・。
蛇の道は蛇
投稿日
2015/03/15
レビュアー
casey25
日本では新薬開発がPHASE1-PHASE3までとても時間がかかりまた承認される確率の低いことに驚かされる。米国FDAはそれでも日本よりは新薬承認体制は質量の両面で遥かに充実しているがそれでも この映画にあるように業者との癒着などの問題があり承認はそうスムーズではないらしい。 規制の多いこの分野で「蛇の道は蛇」とばかり裏街道を突っ走りリスクをとっても薬を飲みたい患者に規制の穴を突いて薬を供給し自らも飲むというのがマシューマコノヒー演ずる男だ。 エボラ出血熱では事の緊急性に鑑み未承認の薬の使用も許可されたがこの映画ではメキシコの医師免許を剥奪された医師によるアドバイスにはじまり輸入方法、販売方法も総て裏技だ。 だが結局まともに政府承認薬だけを待ち飲んでいた人より彼自身も長生きできた。端的に言えば藁にもすがりたい人に欲しい薬品を自己責任で供給するシステムだ。 映画に出てくる初老の知的なゲイカップルがパートナーを救うのに必死で取り組みこのシステムと男に強く静かな拍手を送っていたのが心に残った。
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