キラー・インサイド・ミー

バタフライキス、アイウオントユー、人昔前に観ましたね。この監督は反社会的嗜好が有るみたい‼１９５０年代の殺伐としたハイウエイはLAコンヒイデンシャルを連想されて女を顔がグシャグシャになる程殴る男ーー暴力がおぞましい。怖いもの見たさで観ました。モウ結構！！！

気にはなってたものの、劇場で観れなかった映画。


オープニングがオシャレでなんだか「ＬＡコンフィデンシャル」を思い出すような
そんなイイ感じの出だしだったんだけど・・・。

マジメな保安官のうちに秘めたもう一つの人格というか、
抑圧された暴力・殺人欲求が爆発しちゃうというやつですな。
クリスチャンベイルの「アメリカンサイコ」的な話かな？なんて思いつつ・・・。

それを踏まえたうえで観てたんですが、
なんだか主人公の保安官ルー（ケイシーアフレック）の
内面がどうも伝わってこないというか、感じ取れないので
葛藤する心情とか考えるまもなくガンガン話が進んでくので
途中からちょっと置いてきぼりになった感がありました。

そうなってきちゃうと、
主人公ルーの言動が今度はなんだか
自己中な奴に見えてきちゃって・・・・（汗

なんでだろうな？
原作読んでたらまた感想違ったんだろうか？？？？
（今更読む気にはならないんだけど）


ジェシカアルバとかケイトハドソンも出てたけど
なんだかな。

ケイトハドソンなんて、見た目が違いすぎて気づかなかったわ・・・・
この人、なんでこんなに出るたびに見た目ガラッとかわるんだろ？
役作りにしては変わりすぎな気がするの私だけ？？？？
むしろプロ根性褒めるべき？？？？

「ＮＩＮＥ」でシネマイタリアーノ♪を
颯爽と歌って踊っていたあのかっこいいケイトとはとても思えません（爆

評価７４点（１００点満点）
１９５０年代、テキサスの田舎町で保安官助手を務めるルー、売春容疑のある女性ジョイスのところへ調査に出かける。口汚く罵った挙句に殴りかかってきたジョイスをベッドに押し倒し彼女の尻を殴りつけるルー、この瞬間彼の性癖に火がついたようだ。ジョイスも反応して二人は毎日逢瀬を重ねる関係となってゆく。この町を牛耳る建設会社の社長チェスターとその息子エルマー、過去にルーの義兄を殺したという噂もある人物。エルマーはジョイスにぞっこん、ジョイスはエルマーから金を巻き上げてルーと町を出る計画をもちかけるのだが、、。
冒頭の流れはよくあるサスペンス作品の筋書なのだが、ここからがちよっと違う。暴走を始めるルー、なんかのきつかけから突如噴出す暴力の衝動、一度火がついてしまうと誰にも止められない。ジョイスを素手で撲殺するルーの目に憎しみや怒りは感じられないし狂気が宿っているわけでもない、きわめて冷静に自分の務めを遂行しているような態度に決して共感できない恐怖を覚えてしまう。エルマーもジョイスとの喧嘩で射殺されたように見せかける。こうして殺人の連鎖が広がってゆく。最初の殺人にしても義兄の復讐と考えられないこともないがあまりにも動機としては薄いし恐喝しに来た流れ者を排除するのに恋人のエイミーまで撲殺することはなかろう。彼の幼い時のトラウマ的な部分でルーがサディスティックな性癖を持つに至ったことは判らないでもないが、彼の心の闇はのぞけない。平凡な毎日の暮らしから逃避したいという潜在的な衝動なんだろうか、それともある種の二重人格のようなものだろうか。演ずるケイシー・アフレックス、「オーシャンズ１３」に出演していたが、一見おとなしそうな青年が突如変貌する様を上手くこなして作品に凄みを与えている。
最近アメリカでよく起こる銃の乱射による無差別殺人の芽がこの頃からあったのかも知れない。
ちよっと気になったのは最初の殺人にしても、ジョニーの自殺事件にしても、いくら当時の捜査がさほど科学的でなかったにしてもルーが拘束もされずに放置されていた不自然さがひっかかってしまう。ましてやエイミー殺しなんてまったく辻褄が合っていないと思うのだが。

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あ〜ぁ。ケイト・ハドソン、ついにやっちゃいましたねぇ。そろそろ危ないと思ってたんですけどねぇ。ま、こっちもそれを確認するためにこの映画観た、というところもありますからねぇ。それにしてもこんな最悪の形でやっちゃうなんてねぇ。なんか原作もあるオハナシなんだそうですけど、ただの「お尻マニア」映画ですから、ケイトもジェシカ・アルバも「お尻」だけでこの役もらったんでしょうねぇ。まぁジェシカはそれでもいいのかもしれませんけど、ケイトはジェシカと比べられたら明らかに「負け」ですからすっごく損してますねぇ。役柄的にも完全にジェシカのほうが得してますからねぇ。タイトルバックではケイトのほうが上になってましたけどギャラはどっちが高かったんでしょうかねぇ。「尻見せ」シーンも「暴行」シーンも、もしかしたらセリフ言うシーンも（どっちもたいしてセリフ無いですけど）ジェシカのほうが長かったんじゃないですかねぇ（何たってジェシカはこのアホ映画最大の「見せ場（の割には非常に安っぽいんですけど）」の炎上、爆発、心中シーンに出演してますから）。メイクもちょっとオバサン顔過ぎてビックリするくらい酷いですねぇ（え？もしかしてメイクで隠しきれないほど既にオバサンになってたの？）。

それにしてもよくこんなアホ映画作りますねぇ。そんなに「お尻」が好きならヘンな「原作」の体裁借りずに徹底的に「お尻」だけの映画作ればいいのに。主人公やったケイシー・アフレックも一生懸命「演技」してるんだけど時折「アホらしくてやってらんね〜」って顔してる（ように見えました）。サイコ（精神異常）でも無く、多重人格でも無く、トラウマを抱えた複雑な性格でも無く、性的変態嗜好者というのでも無い、ただの暴力マニアでスケベなアホ男ですからねぇ。ケイトもこんな形で「引退興行」したんじゃあファンに申し訳出来ないでしょう。もう一花くらい咲かせてほしいもんですねぇ。

ジャケットの絵がなにか深刻で鬼気迫る感じがしたので面白いかなと思ったのだが、観て損した。
自分の女を殺す男・・・よくわからない。最初のジェシカは都合が悪くなったのでやったみたいだったが・・２番目のケイトはなんでや？　うっとうしくなったからか？　動機がよくわからんのだが、そんなに深刻な動機はないようだった。少年のときにも少女をいたぶっていたようだが、義兄にそれをみつかって、その後何があったのだろう・・？　義兄は工事現場で死んだらしいが、これもケイシーが殺したのか？
ひとつわかるのは、このケイシー演じる殺人ヤローは人の死を非常に軽く感じているということ。コップが割れたとか、テレビが点かなくなったとか、そんな程度のことのように感じているらしい。だから女たちはこの男が悪い人間だと思わない。本人に悪いことをしている気がないのだ。

へんな映画だった。