カンナさん大成功です！

お金かかるんだろうなぁ〜
と現実的なこと考えてしまいました（^^;)

太っている時のカンナさん見たら、グウィネス・パルトロウの「愛しのローズマリー」を思い出しちゃいました。
内容は全然違いますけど、なんというか....
着ぐるみっぽいところが....

まぁ、内容は、綺麗になって、片思いの人に告白をして、HAPPYになる！ってお話ですが....

私なんかもう、手遅れですけど、いつまでも綺麗でいたい！という気持ちは大事かな、と思わせてくれました。

でも、ほんとに綺麗な人が、太った役をやっても説得力が薄いけど、実際に痩せて綺麗になった人を見ると感動しますよね〜

今度は山田優ちゃんがカンナさん役でやるそうですね。
太った優ちゃんどんなでしょうね？こちらも楽しみ！

ともすれば、最初と最後とで物語の内容も雰囲気も大きく変わってしまう『韓国映画』で、これだけの傑作コメディーを、私は久々に眼にしました。
大声で笑えて、またラストのコンサートシーンでは泣けてしまいます。
『白鳥麗子でございます!』の人気漫画家・鈴木由美子原作の映画化ですが、相当に脚色されていて、私は原作を超えていると思いました！
すっごい、面白かったです！！！


物語は―
身長169センチ、体重95キロの超おデブさんの主人公・カンナは、声だけは美しい歌手。歌手と言っても、アミという売れっ子歌手の裏方で、吹き替えをしているゴーストシンガー。
決して表には出てはいけない、そんなカンナは、プロデューサーのサンジュンに恋をしていましたが、ある日、「俺がカンナを好きだとでも思うのか！？どれだけ才能があっても、所詮は不細工なデブ女」というアミを前にしたサンジュンの本音を聞き、カンナは自殺を思い立ちます。
しかし、その自殺も失敗に終わり、カンナはついに美容整形で痩せようと決心し、48キロの痩躯、そして信じられない美女に生まれ変わり、再び歌手としての道を歩み始めることになるのですが・・・。

誰もが痩身で美しくなりたいと日々願っているのが女性だと思います。
痩せられれば、ショーウィンドーの中のあの服が着られるだろうし、たとえ今は着ることはできなくとも、着た時の自分を想像して、痩せようと決心する・・・。痩せたら、今まで振り向いてもくれなかった男性が、もしかしたら自分を見詰めてくれるのではないだろうかとも思ってしまう・・・。
でも男性の多くは、そんな美容整形美女を“化け物”みたいに嫌うのが現実。
「手術の時に味わった以上に、辛い痛み（失恋）があるなんて思わなかった・・・」
男性が綺麗な人を望むから、女性は手術する。そんな男性に対するカンナの心からの叫び声が、耳に残って離れませんでした。
この映画は、整形美容大国の韓国だからこそ大ヒットした訳ではなく、そんな世界中の女性の本音が幾重にも込められていたからこそ、多くの人々が共感できたんだと思います。

４時間もかけたという主演女優『キム・アジュン』の特殊メイクは、ハリウッドで活躍している特殊メイクアーティストを呼んで作ったという割には、決して巧いとは言えませんでしたが、キム・アジュンの吹き替えなしの肉声と歌声が、物語を盛り上げ、一気に感動のクライマックスまで観ることができました。

男性から眺めると、単純でありふれた映画かも知れませんが、女性の本音を、笑いと涙で伝えたという意味では、私は五つ星★★★★★を差し上げたいと思います。

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人気歌手のゴーストシンガーをしているカンナは、イケメンで優しいプロデューサーのサンジュンに
密かに想いを寄せているのだが、彼の「ブスでデブのカンナは利用しろ」という本心を知り、
深く傷付いた彼女は、死ぬ覚悟の一大決心をして全身整形を試みる。

あたしも好きだった人を見返したくて、12kgのダイエットしたことあるから、
カンナの気持ちはよぉ〜くわかるなぁ。
サンジュンのあの言葉はかなり酷いし、人間性疑っちゃうんだけど・・・
それでもカンナはサンジュンを諦められず、彼の元に戻ろうとする。
綺麗になった外見でも、逆に整形だってことで彼に嫌われてしまうんぢゃないかっていう
不安に繋がり、いつまでたっても自信が持てずにコンプレックスを抱えたまま。
家も、愛犬も、友達も、父親さえも捨てて、生まれ変わったカンナの心境に、
最後はあたし泣いてしまいました。うぅぅぅ〜号泣。

整形美人になったカンナが、ショーウィンドウに飾られた憧れの素敵な服に身を包み、
人通りの多い街を闊歩する姿とか、行く先々での男性の“美人に弱い”反応が、
コメディタッチで笑わせてくれる。美人はこうも優遇されているのか〜って感じねｗｗ

これ、きっと最後がハッピーエンド王道ぢゃないからいいんぢゃないかなと。
サンジュンの本音を聞いてしまった観客としては、ちょっと許せない感情が残るので、
そこで、カンナと立場が逆転しちゃう展開が、まぁ許してあげるかって気になる。

カンナ役のキム・アジュンの170cm48kgというスタイルの良さ、あんな大変身できたら最高よね！！
しかも、抜群の歌唱力。この映画でブレイクしたみたいだし、今後いろんなとこで活躍しそう。
チュ・ジンモも乙女は憧れてしまうであろう王子様的存在感で良かった。

スゴイ。
169ｃｍ、95ｋｇのお肉の下には、こんなにスレンダーでピュアな女の子が隠れていたんですね。
韓国の女優さんには美人が多いですが、整形した、しないに関わらず、日本の女優さんとはどこか違いますね。
カンナ役のキム・アジュンが本当にナチュラル美人で、笑った顔がとても可愛かったです。
韓国では、就活に際しても躊躇い無くプチ整形などしてしまう様ですが、結局、見た目が重要だということですよね。
美しい容姿にも、異性や同性からのチヤホヤにも憧れはあるけれど、自分の美しさが「ニセモノ」だということは、本人が一番よく判っているワケで・・・
全身美容整形という思い切ったやり方で、ジェニーに変身してサンジュンの前に現れたカンナですが、真実を告白しようと思う気持ちはあるものの、元の姿を思い出したら、また冷たくされるのではないかと不安になったりします。
整形で美しさを手に入れたと軽蔑されるのでは？とも思ったでしょう、きっと。
ジェニー＝カンナだとバレないためには、親友にも実の父親にさえもジェニーで押し通そうとして、親友をがっかりさせてしまいます。
すべてがバレてしまった後のカンナの後悔と嘆き様は、観ていてついつい涙を誘われてしまいました。
見かけはブサイクでも心はブサイクではなかったカンナさん。
以前にカンナの優しさに心を打たれたジャージャー麺の彼は、真実を知っても「だいじょうぶ、大丈夫」と応援してくれました。
カンナが客席に向かって告白と謝罪をしたラストのシーンは、私一人で観ていたので遠慮なく涙を流すことができました。
サンジュン役のチュ・ジンモも爽やかな二枚目さんで素敵でした。
でも、サンジュンという人が、どうもよく分りません。
本当にカンナやジェニーの容姿や美声、歌唱力を商品としか考えていなかったのでしょうか。
それにしては、裏で歌っていた頃のカンナの歌には心があるなどと言ったりして、ちょっと捉えどころがありません。

カンナが絶唱する『マリア』に大感動しました。
あの歌声は、キム・アジュンが吹き替えなしで実際に歌っているそうですね。
あの『マリア』を聞けただけでも大満足です。

笑いあり涙ありで楽しめる映画ですね♪

韓国のLIVE会場の興奮も良く出ていてＧＯＯＤ！

韓国語・日本語吹き替えと続けて観たけど、違和感なく観れた。

一気に観終わっちゃう感じ。