リトル・ロマンス

先日、２００８年の映画「最後の初恋」でダイアン・レインを見たので、
彼女のルーツを確認したくなり、
初主演映画である本作品を借りました。

３０年の隔たり。やっぱり大きいですね。
私はこの中間ぐらいの時期のＣＭ「カメリアダイアモンド」が印象的でしたが、
一人の女優さんの変遷を見た気がしました。
初めはこーんなに清純なイメージだったんですね☆
どれも魅力的でした。

それにしても、この映画の紳士的なおじさまが
初めからとても気になっていましたが、
なんと、ローレンス・オリヴィエだったのですね！
小さい頃、白黒映画で彼の「ハムレット」を見ました。
こんなところにも登場していたのですね〜！

今、改めて観直してみると当時はこっちもまだまだ子供だったから、映画の細かい内容までは理解出来てなかった気がするなぁ。。
今回改めて観てみると、すっごく胸キュン♪な作品で、最後の場面ではこの先の2人のことを考えてしまってウルウルしてしまったわ。
それから、劇中でのローレン（ダイアン・レイン）のファッションを見てたら、当時自分たちの学校でも同じ様なファッション（特に白いストッキングのハイソックス）が大流行してたのを思い出したわ。
今思うと何でああいった格好が流行っていたのか思い出せなかったけど、きっとこの映画のせいだったんだろうな。。

しかし、今、改めて観てみてもダイアン・レインは超かわいいな〜。
で、当時の映像を観てみると時折見せる大人びた表情が今現在のダイアン・レインと全然変わってないことに驚いたわ。
って、まあ本人だから当たり前だけど（笑）

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リトル・ロマンス。
なんともかわいらしい題名だ。
甘酸っぱいストロベリーアイスのような初恋？
それとも、ほろ苦いチョレートアイスのようなロマンス？？
どんなラブストーリーが待っているんだろう。

思っていたより安っぽかった。
特に主人公の一人である男の子ダニエルが安っぽいし、ちゃらい。
笑顔が作り笑いっぽい。パッケージでは、彼女より背が高いけど実際は低い。
しかも、少々ちゃらくても心根がいい子ならカワイイんだけど、
老紳士ジュリアスに無礼な態度をとるところとか、
主人公の女の子ローレンにポルノ映画を見せようとするところとか、
思慮に欠けた言動がいただけない。１３歳男子ってこんなもんなんだろうけど
ロマンチックな映画の主人公にしてはイマイチ。光るものがない。
きわめつけにビンゴ！とかかっこつけててダサいし・・・。
可憐なローレンやユーモラスなジュリアスがとても良かっただけにもったいない。
友達二人やローレンパパ（義理）だっていい味だしてたのに。

前半は前述のダニエルのダサさもあってノレナカッたけど、
後半はけっこう面白い。心温まる展開となっている。

最初はくどかったり、無理やりな感じでちょっとうっとおしかったり。
でも終わりが見えてくると、だんだん名残惜しくなる。
結局、ジャイアントコーンのような映画だった。

偶然、若かりし頃ダイアンレインのデビュー作品を見るとこになった。

無名の女優ではあったが、ここでの彼女は絶賛できるインパクトが印象深い。

見所として、ヨーロッパの情緒にアメリカの雰囲気を上手くミックスさせている点でも評価に値する。

現在のダイアンレインからは想像が出来ないほど、少女役を完璧に演じている。

小さな恋のメロディーに匹敵するほど、映画の内容は素晴らしい。

少し荒削りな点はあるが、ダイアンレインとヨーロッパの雰囲気を堪能できる９０点以上の映画です。

さわやかなラブストーリー。「ジェレミー」ではグリニスオコーナーのファンになったが、この映画ではダイアンレインのファンになった。こういう青春映画ではヒロイン役の女優の魅力が一番大切である。男の子は全くの素人からのキャスティングだそうで、顔立ちがおまり好きではないがなかなかの役者。この作品の中には監督のロイヒル自身の作品がいくつも出てくる。「スティング」「勇気ある追跡」「脱出」「ハッスル」などである。映画館の中のレッドフォードの写真を失敬してくる場面など、監督の子供のころの思いでも詰まっているかもしれない。ローレンスオリビエも忘れてはいけない。ひょうひょうと二人を見守る老人を演じている。「伝説を真実に変えるのは、ありふれたものをすばらしいものに変えてしまうということじゃないのかい・・・」てなことを二人に語って聞かせる。
　最後に二人は別れてしまうが、伝説が真実になったならいつの日か二人はまた会えるであろうと信じられる。だからいっときの別れなどどうということもないのだ。なかなか感動的な物語です。