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伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫るドキュメンタリー。モリコーネ自らが自身の半生を回想。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、紐解かれていく。 JAN:4589921416344
製作年: |
2021年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
Ennio |
監督: |
ジュゼッペ・トルナトーレ |
---|---|
出演: |
エンニオ・モリコーネ 、 クエンティン・タランティーノ 、 クリント・イーストウッド 、 ウォン・カーウァイ 、 オリバー・ストーン 、 ハンス・ジマー 、 ジョン・ウィリアムズ |
ジャンル : HOWTO ドキュメント/その他
伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫るドキュメンタリー。モリコーネ自らが自身の半生を回想。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、紐解かれていく。 JAN:4589921416344
製作年: |
2021年 |
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製作国: |
イタリア |
原題: |
Ennio |
監督: |
ジュゼッペ・トルナトーレ |
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出演: |
エンニオ・モリコーネ 、 クエンティン・タランティーノ 、 クリント・イーストウッド 、 ウォン・カーウァイ 、 オリバー・ストーン 、 ハンス・ジマー 、 ジョン・ウィリアムズ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
157分 | 日 | 伊・英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2634 | 2023年07月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
59枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
157分
字幕:
日
音声:
伊・英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GADR2634
レンタル開始日:
2023年07月05日
在庫枚数
59枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
157分 | 日 | 伊・英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GADR2634 | 2023年07月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
59枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
157分
字幕:
日
音声:
伊・英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GADR2634
レンタル開始日:
2023年07月05日
在庫枚数
59枚
1位登録者:
2人
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エンニオ・モリコーネが晩年組み続けた映画監督ジュゼッペ・トルナトーレからインタビューされて答える形の対談本。ちょっと前にこの二人で映画にしたドキュメント映画「モリコーネ映画が恋した音楽家」の派生型である。この本の前半は彼の生い立ちやクラシック音楽との関わりについてかなりスペースを割いている。父を継いでトランペット奏者となり、国内カンツォーネのアレンジャーとして多くの曲を手掛ける話が続いて、知らない名前ばかり出てくるので、ちんぷん・かんぷんである。只、分るのは彼が映画音楽の世界に乗り込む前にイタリア国内で既に確固たる評価を受けて地盤を築いていたのが分る。中盤になって漸く映画との関わり、セルジオ・レオーネの名前が出てくる。有名な話だがこの二人は同じ小学校の同級生だった。この本によるとモリコーネはレオーネと初めて組む「荒野の用心棒」の前に2本の西部劇を既に手掛けていた。その音楽を聴いてレオーネが彼に声を掛けた。モリコーネ(M)「セルジオが私の家に来ました。この映画(「荒野の用心棒」)をやってみたいかどうか尋ねられ引き受けました。話をしている間、彼を見て気になって仕方なくなります。その顔に見覚えがありましてね。更に唇の動かし方、独特の動きです。完全に確信しました、彼だと。小学校3年の時に一緒だったんです。「あの、ところで君、レオーネだよね。ジャコモ・カリッシーミ通りの学校に通ってた」「うん」と彼。「ボクだよ、エンニオ・モリコーネ。憶えてる?」すると彼が「あー!本当だ!」こうして私達は再会し互いに認識したというわけです」小学校時代は友達ではありませんでしたが、直ぐに打ち解けました。彼はある映画館に連れて行きます。「用心棒」という日本映画を上映していました。彼の説明では「荒野の用心棒」はその映画みたいなものになるということです」しかし、当初Mは映画を降りようとしたそうだ。試写を見てラストの決闘シーンで使われた曲はハワード・ホークス監督「リオ・ブラボー」でディミトリ・ティオムキンが作曲した「皆殺しの歌」だった。レオーネがこの曲を劇中で流したがった。M「わかります? 私のサントラに「皆殺しの歌」を入れるのを認めろというのですよ。私は彼に言いました。「セルジオ、好きにしてくれ。ボクは帰る。これまでだ、映画は降りる。さようなら、元気でな」「映画のクライマックスに既存の曲を使いたいのか?そうなるとボクは添え物の音楽を作るような愚か者になってしまうよ」レオーネはこう言ってきた。「それなら「皆殺しの歌」まがいの曲を書いてくれないか。あの曲は余りにぴったりなんだよ」従う気にもなれなかったMはある策を取る。何年か前にテレビの連続ものを担当した際に作曲したノクターン風の子守唄みたいなものを「皆殺しの歌」風にアレンジして再利用したのだ。M「何年も経ってからセルジオに自分が引っかけた事を話しました。もう私達の友情が鉄の結束となってから話したのです。「セルジオ、あの曲は映画の為の書き下ろしじゃなかったんだ、その何年か前に作曲したもので・・・」」レオーネ「あの曲が既に作られていたもの?それだったら頼みがあるんだ、過去に監督らに拒まれた曲を全部聴かせてくれないか、それで気に入ったものがあったら選び出して使うから。こっちとしては全然気にしてないよ」他にも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の「デボラのテーマ」はフランコ・ゼフィレッリ監督の「エンドレス・ラブ」用に作曲したものなんだそうだ。当初ゼフィレッリはこの曲を気に入ったがM「映写室でフランコが私にこう言うではありませんか。「ここにダイアナ・ロスが歌う曲が入る。作曲者は君じゃない」。私は答えました。「そうすればいい。ボクは降りる。それじゃ」本当にその場を去りました」(良かった。あんな駄作に使われなくて。 ゼフィレッリという監督は「ロミオとジュリエット」「ブラザー・サン・シスター・ムーン」までは良かったがその後の「チャンプ」とこの作品は、どうしようもない出来で自分的には以降も彼は甦る事はなかった。確かチョイ役のトム・クルーズのほぼデビュー作でもあった筈だ) 結局「デボラのテーマ」になった曲をレオーネは手放しで喜んでくれた。M「幸い、この曲はレオーネの映画で生きる事になります。一音たりとも変えていません。ゼフィレッリの為にロサンゼルスで作曲した時のままです」意外だがMは「荒野の用心棒」の音楽はヒットはしたが好きではないと述べている。しかしレオーネはトランペットと口笛に拘り次の「夕陽のガンマン」でも同系で行った。しかし3作目の「続・夕陽のガンマン」でMはコヨーテの鳴き声によるテーマを作り上げてレオーネもこれが気に入った。M自身もこの曲は中々の出来だと述べている。
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ユーザーレビュー:8件
投稿日
2024/01/02
レビュアー
CCR※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
エンニオ・モリコーネが晩年組み続けた映画監督ジュゼッペ・トルナトーレからインタビューされて答える形の対談本。ちょっと前にこの二人で映画にしたドキュメント映画「モリコーネ映画が恋した音楽家」の派生型である。この本の前半は彼の生い立ちやクラシック音楽との関わりについてかなりスペースを割いている。父を継いでトランペット奏者となり、国内カンツォーネのアレンジャーとして多くの曲を手掛ける話が続いて、知らない名前ばかり出てくるので、ちんぷん・かんぷんである。只、分るのは彼が映画音楽の世界に乗り込む前にイタリア国内で既に確固たる評価を受けて地盤を築いていたのが分る。中盤になって漸く映画との関わり、セルジオ・レオーネの名前が出てくる。有名な話だがこの二人は同じ小学校の同級生だった。この本によるとモリコーネはレオーネと初めて組む「荒野の用心棒」の前に2本の西部劇を既に手掛けていた。その音楽を聴いてレオーネが彼に声を掛けた。モリコーネ(M)「セルジオが私の家に来ました。この映画(「荒野の用心棒」)をやってみたいかどうか尋ねられ引き受けました。話をしている間、彼を見て気になって仕方なくなります。その顔に見覚えがありましてね。更に唇の動かし方、独特の動きです。完全に確信しました、彼だと。小学校3年の時に一緒だったんです。「あの、ところで君、レオーネだよね。ジャコモ・カリッシーミ通りの学校に通ってた」「うん」と彼。「ボクだよ、エンニオ・モリコーネ。憶えてる?」すると彼が「あー!本当だ!」こうして私達は再会し互いに認識したというわけです」小学校時代は友達ではありませんでしたが、直ぐに打ち解けました。彼はある映画館に連れて行きます。「用心棒」という日本映画を上映していました。彼の説明では「荒野の用心棒」はその映画みたいなものになるということです」しかし、当初Mは映画を降りようとしたそうだ。試写を見てラストの決闘シーンで使われた曲はハワード・ホークス監督「リオ・ブラボー」でディミトリ・ティオムキンが作曲した「皆殺しの歌」だった。レオーネがこの曲を劇中で流したがった。M「わかります? 私のサントラに「皆殺しの歌」を入れるのを認めろというのですよ。私は彼に言いました。「セルジオ、好きにしてくれ。ボクは帰る。これまでだ、映画は降りる。さようなら、元気でな」「映画のクライマックスに既存の曲を使いたいのか?そうなるとボクは添え物の音楽を作るような愚か者になってしまうよ」レオーネはこう言ってきた。「それなら「皆殺しの歌」まがいの曲を書いてくれないか。あの曲は余りにぴったりなんだよ」従う気にもなれなかったMはある策を取る。何年か前にテレビの連続ものを担当した際に作曲したノクターン風の子守唄みたいなものを「皆殺しの歌」風にアレンジして再利用したのだ。M「何年も経ってからセルジオに自分が引っかけた事を話しました。もう私達の友情が鉄の結束となってから話したのです。「セルジオ、あの曲は映画の為の書き下ろしじゃなかったんだ、その何年か前に作曲したもので・・・」」レオーネ「あの曲が既に作られていたもの?それだったら頼みがあるんだ、過去に監督らに拒まれた曲を全部聴かせてくれないか、それで気に入ったものがあったら選び出して使うから。こっちとしては全然気にしてないよ」他にも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の「デボラのテーマ」はフランコ・ゼフィレッリ監督の「エンドレス・ラブ」用に作曲したものなんだそうだ。当初ゼフィレッリはこの曲を気に入ったがM「映写室でフランコが私にこう言うではありませんか。「ここにダイアナ・ロスが歌う曲が入る。作曲者は君じゃない」。私は答えました。「そうすればいい。ボクは降りる。それじゃ」本当にその場を去りました」(良かった。あんな駄作に使われなくて。 ゼフィレッリという監督は「ロミオとジュリエット」「ブラザー・サン・シスター・ムーン」までは良かったがその後の「チャンプ」とこの作品は、どうしようもない出来で自分的には以降も彼は甦る事はなかった。確かチョイ役のトム・クルーズのほぼデビュー作でもあった筈だ) 結局「デボラのテーマ」になった曲をレオーネは手放しで喜んでくれた。M「幸い、この曲はレオーネの映画で生きる事になります。一音たりとも変えていません。ゼフィレッリの為にロサンゼルスで作曲した時のままです」意外だがMは「荒野の用心棒」の音楽はヒットはしたが好きではないと述べている。しかしレオーネはトランペットと口笛に拘り次の「夕陽のガンマン」でも同系で行った。しかし3作目の「続・夕陽のガンマン」でMはコヨーテの鳴き声によるテーマを作り上げてレオーネもこれが気に入った。M自身もこの曲は中々の出来だと述べている。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家