空母いぶき / 西島秀俊
空母いぶき
/若松節朗
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全体の平均評価点: (5点満点)
(54)
解説・ストーリー
かわぐちかいじの大ヒット・コミックスを西島秀俊、佐々木蔵之介をはじめとする豪華キャストの共演で実写映画化したポリティカル・サスペンス大作。近未来の日本を舞台に、国籍不明の武装集団によって日本の離島を占拠されるという事態が発生する中、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦“いぶき”の乗組員たちが、未曾有の危機に立ち向かっていく姿を壮大なスケールで描き出す。監督は「沈まぬ太陽」の若松節朗。20XX年、12月23日未明。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が他国に占領される事態に。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じる。その旗艦は、自衛隊初の空母という存在から、“専守防衛”を巡って国論を二分する議論の的となっていた“いぶき”だったが…。 JAN:4934569737564
かわぐちかいじの大ヒット・コミックスを西島秀俊、佐々木蔵之介をはじめとする豪華キャストの共演で実写映画化したポリティカル・サスペンス大作。近未来の日本を舞台に、国籍不明の武装集団によって日本の離島を占拠されるという事態が発生する中、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦“いぶき”の乗組員たちが、未曾有の危機に立ち向かっていく姿を壮大なスケールで描き出す。監督は「沈まぬ太陽」の若松節朗。20XX年、12月23日未明。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が他国に占領される事態に。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じる。その旗艦は、自衛隊初の空母という存在から、“専守防衛”を巡って国論を二分する議論の的となっていた“いぶき”だったが…。 JAN:4934569737564
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「空母いぶき」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
かわぐちかいじの大ヒット・コミックスを西島秀俊、佐々木蔵之介をはじめとする豪華キャストの共演で実写映画化したポリティカル・サスペンス大作。近未来の日本を舞台に、国籍不明の武装集団によって日本の離島を占拠されるという事態が発生する中、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦“いぶき”の乗組員たちが、未曾有の危機に立ち向かっていく姿を壮大なスケールで描き出す。監督は「沈まぬ太陽」の若松節朗。20XX年、12月23日未明。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が他国に占領される事態に。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じる。その旗艦は、自衛隊初の空母という存在から、“専守防衛”を巡って国論を二分する議論の的となっていた“いぶき”だったが…。 JAN:4934569737564
「空母いぶき」 の作品情報
「空母いぶき」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
空母いぶきの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch(一部ドルビーデジタルステレオ) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3756 |
2019年12月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
18枚
|
4人
|
4人
|
日:ドルビーデジタル5.1ch(一部ドルビーデジタルステレオ)
【Blu-ray】空母いぶき(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCXR0070 |
2019年12月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
3人
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2人
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空母いぶきの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
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日:ドルビーデジタル5.1ch(一部ドルビーデジタルステレオ) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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BCDR3756 |
2019年12月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
18枚
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4人
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4人
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日:ドルビーデジタル5.1ch(一部ドルビーデジタルステレオ)
【Blu-ray】空母いぶき(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
134分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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BCXR0070 |
2019年12月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
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3人
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2人
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ユーザーレビュー:54件
この結末に腹を立てない者がいるだろうか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
かわぐちかいじさんの人気コミックを若松節朗監督が映画化。
ポリティカル・エンタメだとはわかっているのである。
微妙な出だしだが時は現代という事らしい。
12月23日、波留間群島初島に、国籍不明の武装集団が上陸する事件が発生。
(「東亜連邦」と名乗っているが、「中国」とハッキリ書けばいいのに。笑)
(しかし、笑った私はラストで地団駄踏むのである。)ため息。
ともあれ東亜連邦という存在しない?国は空母も持ってるし、潜水艦も多数、戦闘能力も高いようなのだ。
日本には自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心にイージス艦「あしたか」
護衛船「はつゆき」潜水艦「はやしお」など6艇が控える。
いぶき艦長の西島秀俊、副艦長の佐々木蔵之介、総理大臣佐藤浩市、それぞれの立場で
「先に手を出してはいけない」「このままではやられる」と、悩みまくるのが前半と言える。
(やたらけしかけるのがどこの世界にもいる)
このあたりまでは話の展開が読めないので、本田翼の憂い顔が意味があるのかとか
よりによって小倉久寛が記者かい、とかかすかな怒りを覚えるもガマンする私である。
さて、戦闘機に市原隼人が乗ってから、物語はガゼン面白くなる。
もう一人の戦士、柿沼さんは、不利な中、「機械は替えが効く、人間は替えがない!」と
怒鳴られ、パラシュートで脱出、直後に戦闘機は大破された。ところが・・・!
これが戦争中でなくて、現代の話だというから恐れ入る。
ところどころに、憲法の解釈や「日本は二度と戦争しない」という総理の言葉などが
入って、これは啓蒙映画か?などと思ったりもした。
だが、最後に、東亜連邦の正体が、実は安○○常任理事国○ヶ国と、明かされ、
そりゃあないだろう!!とメチャ腹が立ちました。(人が死んじゃったんすよ!)
やるわけないでしょうよ。なので言わないでおこうと思ったけど言います。
本田翼、いらん!斉藤由貴、いらん!コンビニ店長の中井貴一(なぜ中井さんが?)
ところが、(早くメシ作れと)私の文書ファイルを覗き見してる夫が言った。
だからお前は単純なんだ、ボケッとしてる本田翼はお前のようなムチムチ、じゃなくて無知な大衆の象徴、
中井貴一は、戦後の日本を支えて「平和」の有り難さを心から喜んでいる中高年、
こういう世の中で、端っこ(境界線)で生きるか死ぬかの攻防してるんだ、平和パートも映画の仕掛けなんだよ〜、と。
あ〜、ますます腹たつわ。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
専守防衛と憲法第9条
投稿日:2020/05/25
レビュアー:oyoyo
原作は1巻のみ既読。
架空の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と
平和を守るため奔走する自衛官たちの姿を描く
かわぐちかいじ氏の人気コミックを、西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化。
とはいっても、かなり設定が違う。
原作では敵国は中国だ。
それを架空の国に変更したのは、国際社会に配慮したのか?
観る前はリアリティが薄れると思っていたのだが、
観てみると惹き込まれた。
原作とは全く違う物語だと思って観るべし。
僕は元自衛官なので、憲法第9条や専守防衛については、よく考えた事があるが、
ここまでそれを全面的に取り上げた映画は珍しい。
現場でも政治でも緊張感があり、とても良かった。
専守防衛と第9条については小学高学年くらいの子供にも分かり易くて良いかも。
戦闘の描写も、邦画では健闘した方だと思う。
現代戦をリアルに描写している。
ただ、イージス艦搭載のファランクス近接防御システムの命中率は高いと聞いていたが、
もっと掘り下げてシステムを説明しないと「こんなに当たる訳ないじゃん」と思われそう。
戦闘機に搭載されているチャフとフレアも説明不足。
※チャフとは電波を反射する物体を空中に散布することでレーダー誘導ミサイルを攪乱する装備。
フレアとは高熱のおとりを放出して、熱源を探知して誘導される赤外線誘導ミサイルを誤爆させる装備。
知らない人が見たら、画面で何が起こっているのか分からないだろう。
「亡国のイージス」では重要な役どころだった中井貴一さんが、終始、平和ボケのコンビニ店長だったのは意外。
元自衛官のひいき目にみて90点
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
考えさせられる作品
西島秀俊、佐々木蔵之介主演「空母いぶき」を見ました
共演佐藤浩市、高嶋政宏,玉木宏、本田翼、中井貴一などなどです。
公開前に、首相像を「揶揄した」と佐藤浩市が炎上しましたが、実はその問題のシーンはありません
トイレから出てくるシーンだけで(しかも下痢で入ってたというシーンとはわからなかった、というのも色んな映画でトイレでしゃべるシーンは結構多いんですよ)あとは、「防衛出動」をどのように行使するか、その「防衛出動権」を行使していいのか、という自信なさげな表情から、「戦と言わないでほしい。日本は戦後、一度も戦争をせずに平和を守ってきた。これからも日本は戦争をしない」とキリッとした政治家の表情になっていきます。
下痢のエピソードなくても十分でしたよ(笑)だって彼、やっぱ、うまいですよ。
20xx年、波留間群島の初島に国籍不明の「連邦国家」(中国じゃないよ、笑)が上陸し、占領する
自衛隊の偵察機をうちおとし、乗務員を人質にする。
出動命令が出たのは「空母いぶき」と護衛艦5艦(とゆー数え方であっているのか?)
専守防衛を旨とする自衛隊、「戦闘」から「戦争」に拡大することは避けなければいけない。。。
艦長の秋津は『日本の自衛隊が誇れるのは、戦後、日本国民をだれ一人”戦争”で死なせていないことだ。国民を守るために自衛隊員が犠牲になるのは止む得ない」副長新波は「国民も自衛隊員も一人も死んではいけない」
この2人の下した決断とは。。。
いや〜これは右左関係なく、「自衛隊」を保持している以上、考えさせられる作品です。
この作品、面白いのは「野党」が出てこないんですよ
自衛隊の上部の作戦の中でも、「彼らを人柱にするつもりですか!」(相手が打ってくるまで待ってるとこちらの攻撃が間に合わない、、)というシーンもあるのですが、野党なら「打たれる前に話し合え」というんでしょうか、でもそういう野党が出動に反対するシーンがないんですよ(まあ出てこないから)
ただネットで、空母に記者が乗っていたため、敵艦に爆撃を受け、炎上する護衛艦(しかも死傷者がでてしまった)の映像が流れてしまい、国民も緊迫する、でも平和ボケのシーンもでてくるんですが、これを見たときの野党の反応とかも描けば面白かったかも。
私は右翼じゃありませんが、でも、ほんとに考えないといけない問題ですよね
監修にかわぐちかいじ氏が加わっているので、実は原作と少し変わっているそうですが、
戦闘シーンがコンピューターでハイテクになってて、「ロックオン」とか、相手を叩き潰す戦闘ではなく、甲板を狙って、死者を出さない攻撃とか、どうもここは原作に忠実だそうです
まあ、賛否両論だと思いますが、でも手に汗握る作品でした
ちょいちょい「あ、あの人も出てる!」という感じですが、やっぱ帽子とか装備してると誰かわからん(笑)
原作未読ですから面白かったのかもしれません(まだ連載中らしいです)
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
映画にしたわけがわからない
面白いことは面白い。けど、テンポ悪すぎ。
ジャンルとしては「シンゴジラ」と同系の映画で、日本っていう国がいかに軟弱かをほじくって描いている。総理役の佐藤浩市が腹をこわすシーンこそないものの、中共や韓国に買収された野党やマスコミの批判を怖れる総理は、ミサイル攻撃をしかけてきた敵戦闘機を1機撃墜しただけでオロオロする。記者会見では「我が国は絶対に戦争しません」などと宣言する。
架空の空母いぶきの艦長の西島秀俊だけは戦争もやむなしという姿勢でのぞむが、副官の佐々木蔵之介はしつこく戦争回避を主張し、敵兵を殺すことに抵抗する。これがウザい。テンポが悪くなってるのはこの佐々木のせい。で、敵戦闘機を撃墜すると艦内はお通夜のように沈鬱になる。ミサイル攻撃をかけてきた敵戦闘機なんだから、普通なら撃墜したら「やったー」と大喜びするところだが、そうならない。自衛官たちも野党やマスコミの批判を怖れているのである。
ラストには国連軍が仲裁に入ってくれて戦闘終了となる。やけにあっけないし、ちょっとあり得ない結末。
敵側の死亡者数はおおよそ10人。日本側の死亡者数はたしか3名。
原作のマンガでは敵は中共の人民解放軍だったそうだが、映画では架空の国になっている。ここからして腰が抜けている。20年まえならば中共を仮想敵国として登場させることがはばかられただろうが、尖閣問題が起きて漁船に見せかけた船が海上保安庁に体当たりしたりしてきたり発砲したりした経緯があるのだから、もはや遠慮はいらないはず。トランプが大統領になってからは、中共は仮想敵国ではなくて敵国になっている。なのに、なぜ遠慮するのだろう? どのみちこの映画は中共国内では上映されないだろう。中共からの批判が怖いのなら映画にするのをやめるべきだったと思う。
ちなみに、映画にはレポーター役で本田翼が出演しており、戦闘の様子をちょこっとだけレポートしていた。が、政府を批判するような話は一切ない。実際にこの映画のような状況が発生したら戦闘に至った経緯に日本政府の落ち度があったはずだと大騒ぎするであろう。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
勝ちません しかし 負けません
はじめに
この物語のような現実が
迫ってきていることを感じさせる現在
そんなことが起こらず
フィクションとして永遠に楽しめることを
心から願うばかりです。
日本はもう二度と戦争はしません。
そう宣言して生きてきました。
そうなんだから
どうかほっといてほしい
戦争をしない日本を
そっとしておいてほしい
専守防衛
自衛隊の職務である
日本を守るということと
二度と戦争はしないということの
両立の困難さを感じます。
戦わないのではなく
戦争をしない
全力で戦っても
決して勝たない
そして
絶対に負けない
その過酷さを感じます。
勝つよりも
負けるよりも
全力で「分ける」ことが
どれほど大変なことか
それが自衛隊のプロパガンダだとしても
命がけで日本を
日本人を守る彼らの
その崇高な精神に敬意を表したいです。
マスコミのフライングで
物語は展開していきますが
こういうルール違反は心底好きではない
やったもん勝ちで知る真実は
知ることのない真実より意味があるけど
これは好きじゃないんだよなぁ
戦闘シーンは
戦隊ものとかライダーシリーズよる少し上ぐらいのレベルでしょうか
正直、世界と戦えるレベルではありませんが
やはり潜水艦パートは息詰まる緊迫感があります。
自衛隊や戦闘機、戦艦等にもっと詳しければ
より楽しめるのでしょうかね
もしくは、より粗さが目立つのでしょうか
無駄に出てきてる感満載の中井貴一ですが
貴一ファンとして嬉しい限り
緊迫感に対する息抜きのクッションになってました。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
この結末に腹を立てない者がいるだろうか?
投稿日
2019/12/07
レビュアー
くまげらの森
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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かわぐちかいじさんの人気コミックを若松節朗監督が映画化。
ポリティカル・エンタメだとはわかっているのである。
微妙な出だしだが時は現代という事らしい。
12月23日、波留間群島初島に、国籍不明の武装集団が上陸する事件が発生。
(「東亜連邦」と名乗っているが、「中国」とハッキリ書けばいいのに。笑)
(しかし、笑った私はラストで地団駄踏むのである。)ため息。
ともあれ東亜連邦という存在しない?国は空母も持ってるし、潜水艦も多数、戦闘能力も高いようなのだ。
日本には自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心にイージス艦「あしたか」
護衛船「はつゆき」潜水艦「はやしお」など6艇が控える。
いぶき艦長の西島秀俊、副艦長の佐々木蔵之介、総理大臣佐藤浩市、それぞれの立場で
「先に手を出してはいけない」「このままではやられる」と、悩みまくるのが前半と言える。
(やたらけしかけるのがどこの世界にもいる)
このあたりまでは話の展開が読めないので、本田翼の憂い顔が意味があるのかとか
よりによって小倉久寛が記者かい、とかかすかな怒りを覚えるもガマンする私である。
さて、戦闘機に市原隼人が乗ってから、物語はガゼン面白くなる。
もう一人の戦士、柿沼さんは、不利な中、「機械は替えが効く、人間は替えがない!」と
怒鳴られ、パラシュートで脱出、直後に戦闘機は大破された。ところが・・・!
これが戦争中でなくて、現代の話だというから恐れ入る。
ところどころに、憲法の解釈や「日本は二度と戦争しない」という総理の言葉などが
入って、これは啓蒙映画か?などと思ったりもした。
だが、最後に、東亜連邦の正体が、実は安○○常任理事国○ヶ国と、明かされ、
そりゃあないだろう!!とメチャ腹が立ちました。(人が死んじゃったんすよ!)
やるわけないでしょうよ。なので言わないでおこうと思ったけど言います。
本田翼、いらん!斉藤由貴、いらん!コンビニ店長の中井貴一(なぜ中井さんが?)
ところが、(早くメシ作れと)私の文書ファイルを覗き見してる夫が言った。
だからお前は単純なんだ、ボケッとしてる本田翼はお前のようなムチムチ、じゃなくて無知な大衆の象徴、
中井貴一は、戦後の日本を支えて「平和」の有り難さを心から喜んでいる中高年、
こういう世の中で、端っこ(境界線)で生きるか死ぬかの攻防してるんだ、平和パートも映画の仕掛けなんだよ〜、と。
あ〜、ますます腹たつわ。
専守防衛と憲法第9条
投稿日
2020/05/25
レビュアー
oyoyo
原作は1巻のみ既読。
架空の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と
平和を守るため奔走する自衛官たちの姿を描く
かわぐちかいじ氏の人気コミックを、西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化。
とはいっても、かなり設定が違う。
原作では敵国は中国だ。
それを架空の国に変更したのは、国際社会に配慮したのか?
観る前はリアリティが薄れると思っていたのだが、
観てみると惹き込まれた。
原作とは全く違う物語だと思って観るべし。
僕は元自衛官なので、憲法第9条や専守防衛については、よく考えた事があるが、
ここまでそれを全面的に取り上げた映画は珍しい。
現場でも政治でも緊張感があり、とても良かった。
専守防衛と第9条については小学高学年くらいの子供にも分かり易くて良いかも。
戦闘の描写も、邦画では健闘した方だと思う。
現代戦をリアルに描写している。
ただ、イージス艦搭載のファランクス近接防御システムの命中率は高いと聞いていたが、
もっと掘り下げてシステムを説明しないと「こんなに当たる訳ないじゃん」と思われそう。
戦闘機に搭載されているチャフとフレアも説明不足。
※チャフとは電波を反射する物体を空中に散布することでレーダー誘導ミサイルを攪乱する装備。
フレアとは高熱のおとりを放出して、熱源を探知して誘導される赤外線誘導ミサイルを誤爆させる装備。
知らない人が見たら、画面で何が起こっているのか分からないだろう。
「亡国のイージス」では重要な役どころだった中井貴一さんが、終始、平和ボケのコンビニ店長だったのは意外。
元自衛官のひいき目にみて90点
考えさせられる作品
投稿日
2019/10/15
レビュアー
じゃじゃまる
西島秀俊、佐々木蔵之介主演「空母いぶき」を見ました
共演佐藤浩市、高嶋政宏,玉木宏、本田翼、中井貴一などなどです。
公開前に、首相像を「揶揄した」と佐藤浩市が炎上しましたが、実はその問題のシーンはありません
トイレから出てくるシーンだけで(しかも下痢で入ってたというシーンとはわからなかった、というのも色んな映画でトイレでしゃべるシーンは結構多いんですよ)あとは、「防衛出動」をどのように行使するか、その「防衛出動権」を行使していいのか、という自信なさげな表情から、「戦と言わないでほしい。日本は戦後、一度も戦争をせずに平和を守ってきた。これからも日本は戦争をしない」とキリッとした政治家の表情になっていきます。
下痢のエピソードなくても十分でしたよ(笑)だって彼、やっぱ、うまいですよ。
20xx年、波留間群島の初島に国籍不明の「連邦国家」(中国じゃないよ、笑)が上陸し、占領する
自衛隊の偵察機をうちおとし、乗務員を人質にする。
出動命令が出たのは「空母いぶき」と護衛艦5艦(とゆー数え方であっているのか?)
専守防衛を旨とする自衛隊、「戦闘」から「戦争」に拡大することは避けなければいけない。。。
艦長の秋津は『日本の自衛隊が誇れるのは、戦後、日本国民をだれ一人”戦争”で死なせていないことだ。国民を守るために自衛隊員が犠牲になるのは止む得ない」副長新波は「国民も自衛隊員も一人も死んではいけない」
この2人の下した決断とは。。。
いや〜これは右左関係なく、「自衛隊」を保持している以上、考えさせられる作品です。
この作品、面白いのは「野党」が出てこないんですよ
自衛隊の上部の作戦の中でも、「彼らを人柱にするつもりですか!」(相手が打ってくるまで待ってるとこちらの攻撃が間に合わない、、)というシーンもあるのですが、野党なら「打たれる前に話し合え」というんでしょうか、でもそういう野党が出動に反対するシーンがないんですよ(まあ出てこないから)
ただネットで、空母に記者が乗っていたため、敵艦に爆撃を受け、炎上する護衛艦(しかも死傷者がでてしまった)の映像が流れてしまい、国民も緊迫する、でも平和ボケのシーンもでてくるんですが、これを見たときの野党の反応とかも描けば面白かったかも。
私は右翼じゃありませんが、でも、ほんとに考えないといけない問題ですよね
監修にかわぐちかいじ氏が加わっているので、実は原作と少し変わっているそうですが、
戦闘シーンがコンピューターでハイテクになってて、「ロックオン」とか、相手を叩き潰す戦闘ではなく、甲板を狙って、死者を出さない攻撃とか、どうもここは原作に忠実だそうです
まあ、賛否両論だと思いますが、でも手に汗握る作品でした
ちょいちょい「あ、あの人も出てる!」という感じですが、やっぱ帽子とか装備してると誰かわからん(笑)
原作未読ですから面白かったのかもしれません(まだ連載中らしいです)
映画にしたわけがわからない
投稿日
2021/02/03
レビュアー
勇光
面白いことは面白い。けど、テンポ悪すぎ。
ジャンルとしては「シンゴジラ」と同系の映画で、日本っていう国がいかに軟弱かをほじくって描いている。総理役の佐藤浩市が腹をこわすシーンこそないものの、中共や韓国に買収された野党やマスコミの批判を怖れる総理は、ミサイル攻撃をしかけてきた敵戦闘機を1機撃墜しただけでオロオロする。記者会見では「我が国は絶対に戦争しません」などと宣言する。
架空の空母いぶきの艦長の西島秀俊だけは戦争もやむなしという姿勢でのぞむが、副官の佐々木蔵之介はしつこく戦争回避を主張し、敵兵を殺すことに抵抗する。これがウザい。テンポが悪くなってるのはこの佐々木のせい。で、敵戦闘機を撃墜すると艦内はお通夜のように沈鬱になる。ミサイル攻撃をかけてきた敵戦闘機なんだから、普通なら撃墜したら「やったー」と大喜びするところだが、そうならない。自衛官たちも野党やマスコミの批判を怖れているのである。
ラストには国連軍が仲裁に入ってくれて戦闘終了となる。やけにあっけないし、ちょっとあり得ない結末。
敵側の死亡者数はおおよそ10人。日本側の死亡者数はたしか3名。
原作のマンガでは敵は中共の人民解放軍だったそうだが、映画では架空の国になっている。ここからして腰が抜けている。20年まえならば中共を仮想敵国として登場させることがはばかられただろうが、尖閣問題が起きて漁船に見せかけた船が海上保安庁に体当たりしたりしてきたり発砲したりした経緯があるのだから、もはや遠慮はいらないはず。トランプが大統領になってからは、中共は仮想敵国ではなくて敵国になっている。なのに、なぜ遠慮するのだろう? どのみちこの映画は中共国内では上映されないだろう。中共からの批判が怖いのなら映画にするのをやめるべきだったと思う。
ちなみに、映画にはレポーター役で本田翼が出演しており、戦闘の様子をちょこっとだけレポートしていた。が、政府を批判するような話は一切ない。実際にこの映画のような状況が発生したら戦闘に至った経緯に日本政府の落ち度があったはずだと大騒ぎするであろう。
勝ちません しかし 負けません
投稿日
2021/03/17
レビュアー
ビンス
はじめに
この物語のような現実が
迫ってきていることを感じさせる現在
そんなことが起こらず
フィクションとして永遠に楽しめることを
心から願うばかりです。
日本はもう二度と戦争はしません。
そう宣言して生きてきました。
そうなんだから
どうかほっといてほしい
戦争をしない日本を
そっとしておいてほしい
専守防衛
自衛隊の職務である
日本を守るということと
二度と戦争はしないということの
両立の困難さを感じます。
戦わないのではなく
戦争をしない
全力で戦っても
決して勝たない
そして
絶対に負けない
その過酷さを感じます。
勝つよりも
負けるよりも
全力で「分ける」ことが
どれほど大変なことか
それが自衛隊のプロパガンダだとしても
命がけで日本を
日本人を守る彼らの
その崇高な精神に敬意を表したいです。
マスコミのフライングで
物語は展開していきますが
こういうルール違反は心底好きではない
やったもん勝ちで知る真実は
知ることのない真実より意味があるけど
これは好きじゃないんだよなぁ
戦闘シーンは
戦隊ものとかライダーシリーズよる少し上ぐらいのレベルでしょうか
正直、世界と戦えるレベルではありませんが
やはり潜水艦パートは息詰まる緊迫感があります。
自衛隊や戦闘機、戦艦等にもっと詳しければ
より楽しめるのでしょうかね
もしくは、より粗さが目立つのでしょうか
無駄に出てきてる感満載の中井貴一ですが
貴一ファンとして嬉しい限り
緊迫感に対する息抜きのクッションになってました。
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空母いぶき