ドラゴンゲート　空飛ぶ剣と幻の秘宝

ツイ・ハーク監督作品を観るのは
「ダブルチーム」以来なので
かれこれ２０年以上ぶり。
純粋な香港作品となると
「ワンスアポン〜」以来です。
「ワンスアポン〜」を観た時も
やりすぎてるなぁ〜と感じたものでしたが
今回の作品は
ハッキリ言ってどうかしてます。
どうかしてるレベルのワイヤーアクションです。
宇宙か！と
宇宙なのか！と
イエス！
くーちゃん出てきて「宇宙〜〜〜〜〜！！！」
鍵盤バーン！ですよ
重力を一切無視した無重力空間のようなアクション
繰り広げられるセンスのない攻防
加えられるセンスのないCG
無重力空間に透けて見える
「引っ張りスト」たちの狂乱の宴
そう、この映画は
「引っ張りスト」の映画です。
ワイヤーを引いて演者を持ち上げる
そんな「引っ張りスト」たちの狂乱の宴です。
重力を操る力技集団が頑張りすぎて
とんでもないアクションが生み出されました。
それだけでもヤバいのに
この作品はストーリーも演出もどうかしてるときたもんだ
脈絡のない展開
唐突なシーンの数珠つなぎ
設定詰め込みマックスで闇鍋状態
なんのシーンからのつながりなのかも不明だし
全てが突然
これが理路整然とつながっていると判断されたんだから
ツイ・ハークはラリった状態で作ってたのでしょう。
そうとしか考えられません。
キャラクターがなんのために登場し
何をしようとするのか
それがその場の思いつき感ハンパなく
全然しっくりとこない
終始「一体何を見せられているんだ？」と
クエスチョンが浮かんだままの鑑賞でした。
新年早々叩き出された０点映画です。
一言でいえば「ダサい」です。

主演の男優女優とも魅力的な俳優でストーリーもそこそこ退屈せずに鑑賞できる。
広大な砂漠での撮影はセットとCGなのかな？
よう分からんが中々の出来で見ていて違和感は無く素直に楽しめた。
唯、ワイヤーアクションとCGとの組み合わせが度を超えた部分が有り残忍さも相まって少し興味を削がれる。
ただ刺青の頭のお姉ちゃんは中々の魅力的な女優さんで私は大いに気に入りました。
中国娯楽映画として十分楽しめた。

のっけからワイヤーアクションの出づっぱり！　ありえない動きで興味をそがれることこの上なし。わずか30分足らずで見るのやめました。
面白くないのものでも、がんばって最後まで見るようにはしてるんだけど、今回だけはつまらなすぎてあきらめました。
ジェット・リーのアクションが楽しみだっただけに非常に残念です。

ありだと思います。
正直、この手の作品は頭を使って観ても楽しまないと思いますし。

内容はともかく、とにかく、アクションとCGが派手なので観ていてスカッとします。
ハリウッド作品と違って無理にワイヤーを隠すようなことはしませんし、スタント任せのシーンもあります。
そこのところ、中国っぽくてよいです。

やっぱ、ジェット・リーは格好いいね〜♪
アクションしているときが一番だね。

勧善懲悪と一筋縄ではいかないところは話をややこしくしますが、最後はまぁまぁ〜まとまっていたのでよしとしましょう。

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　圧政の役人を退治してやろうという義賊のジェット・リー。冒頭の悪い宦官をやっつけるための紹介のアクションからてんこもりで最初から満腹でした。ザコキャラである最初の悪人も丸太を素手でバコーン!　殴って弾き飛ばすという。宦官ですよ。どんだけ怪力なんだ。
　皇帝の子を身ごもって逃げる女性と彼女を助けることになる女剣士。そこに60年に1度砂嵐の中に現れるお宝を狙う怪しい面々が集まり、役人たちもそこの宿屋にやってきて……。

　登場人物の紹介でイチイチ喧嘩になってグイングイン飛び回って戦うのでとんでもないことになってました。それぞれが使う武器も種類がたくさんあって、いろんな組み合わせでヴィジュアルとして面白くて漫画のようなアクションの数々。

　けれどもアクションは素晴らしいのに、話は詰め込みすぎだし。登場人物たちの関係が完成するのが物語の中盤くらいと展開がだいぶ遅いです。その分アクションシーンがあるので、余計話が進まない印象。
　しかも皇帝の子どもを身ごもったというくだりは一切消えてしまい、お宝を巡る争奪戦になるという。前半の流れは一体何だったんだという。途中から龍門という宿屋を舞台になってしまう。
　
　中盤から竜巻なんかも出てきてどんどんスペクタクルになっていくという。ジェット・リーも剣で死にかけてたのに、普通に最後笑顔だし。
　無茶苦茶で破天荒ですが香港映画らしい爽快で勢いのある映画でこれぞ香港娯楽映画で楽しい作品でした。