レ・ミゼラブル / ヒュー・ジャックマン
レ・ミゼラブル
/トム・フーパー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(127)
解説・ストーリー
世界的大ヒット・ミュージカルを豪華キャストで映画化したミュージカル超大作。出演はジャン・バルジャン役にヒュー・ジャックマン、その宿敵ジャベール警部にラッセル・クロウ、そのほかアマンダ・セイフライド、アン・ハサウェイ。監督は「英国王のスピーチ」のトム・フーパー。19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、改心する。過去を捨て、ついには市長にまで上り詰めるが、ジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。そんな中、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。 JAN:4988102157777
世界的大ヒット・ミュージカルを豪華キャストで映画化したミュージカル超大作。出演はジャン・バルジャン役にヒュー・ジャックマン、その宿敵ジャベール警部にラッセル・クロウ、そのほかアマンダ・セイフライド、アン・ハサウェイ。監督は「英国王のスピーチ」のトム・フーパー。19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、改心する。過去を捨て、ついには市長にまで上り詰めるが、ジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。そんな中、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。 JAN:4988102157777
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「レ・ミゼラブル」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
世界的大ヒット・ミュージカルを豪華キャストで映画化したミュージカル超大作。出演はジャン・バルジャン役にヒュー・ジャックマン、その宿敵ジャベール警部にラッセル・クロウ、そのほかアマンダ・セイフライド、アン・ハサウェイ。監督は「英国王のスピーチ」のトム・フーパー。19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、改心する。過去を捨て、ついには市長にまで上り詰めるが、ジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。そんな中、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。 JAN:4988102157777
「レ・ミゼラブル」 の作品情報
「レ・ミゼラブル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
レ・ミゼラブルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
158分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR3109 |
2013年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
165枚
|
9人
|
4人
|
【Blu-ray】レ・ミゼラブル(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
158分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1124 |
2013年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
73枚
|
4人
|
2人
|
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
レ・ミゼラブルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
158分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNBR3109 |
2013年06月21日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
165枚
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9人
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4人
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【Blu-ray】レ・ミゼラブル(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
158分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNXR1124 |
2013年06月21日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
73枚
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2人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語
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ユーザーレビュー:127件
舞台向きで、映画化は難しいミュージカルと思いました。
( ネタばれあり)
ヒュー・ジャックマンが映画スターとして国際的にブレイクしたのは、『 Xメン 』だと思いますが、それ以前のオーストラリアやイギリスでのキャリアも、また有名になってからブロードウェイ主演でトニー賞を受賞をしたことからいっても、元々ミュージカル俳優なのですね。
ですから2009年に第81回アカデミー賞の司会を務めた際に、ミュージカル・パフォーマンスをしてさすがと思いましたが、演じていた彼が客席のアン・ハサウェイのところに行って掛け合いが始まった時、彼女が歌って踊れるとは知られてなかったので、ちょっとしたサプライズでした。
アン・ハサウェイは、後から登壇したシャーリー・マクレーンにも「才能があるから、続けなさい」と褒められ、また2年後にアカデミー賞の司会を務め( 一生懸命務めましたが、残念ながら好評は得られず )、今回のキャスティングと彼女の助演女優賞はおおむね想定どおりでした。 ハリウッド業界やミュージカル・ファンの期待と支持が大きかったのですね。
「 レ・ミゼラブル 」は読んで感動しましたし、映像化された作品もいくつか観てきています。
また、このミュージカルも日本人キャストによる舞台を観て感動し、その公演のCD(2枚組)も持っているほどですから、僕もかなり期待して観に行きました。
しかし残念ながら映画には没入できず、後半の2時間はいささか醒めて苦痛でした。
舞台向きで、映画化は難しいミュージカルと思いました。
原作はとても長い作品であり、同時にひとつひとつの場面、たとえば「銀食器にまつわるエピソード」」「コゼットを迎えに行く場」などが濃密で劇的なので、そのドラマを全部ていねいに描写していたらこの何倍も時間がかかります。
それを歌にしてイメージの連なりに変えているので、舞台では場面転換などの省略は観客のイマジネーションが補足・カバーするので問題ないのですね。
ところが映画では舞台装置や背景、俳優の身振りなどがリアルなものにならざるを得ず、そうした視覚化が観客のイマジネーションの余地を奪ってしまいます。
たとえばあくどさや猥雑さなど歌詞で表現されているものを、しぐさや行為まで絡めるとくどくて品のないものになってしまいます。
一つ一つの場面が中途半端な省略となり、展開がぶつ切りで、ストーリーを追ったダイジェストのような印象になってしまいました。
歌と芝居が分けられたミュージカルなら工夫のしようがあったでしょう。
たとえば『 サウンド・オブ・ミュージック 』などは、実に時間と空間の描写が実に映画的でスケール感がありつつ。ドラマティックでした。
演技が主のミュージカルなら歌の部分だけ吹替えでも行けましたが、これは歌が主、オペラに近いミュージカルなので、歌と芝居が1+1が2では不充分。
1+1が3になるような表現力、言うなれば演技力のある歌唱力が求められます。
その意味で、ラッセル・クロウ、サーシャ・コーエン、ヘレナ・ボナム・カーターら演技力がある俳優が務めているにも関わらず、充分にその力が出ているとは感じませんでした。
でも彼らも含め、キャストはがんばっていたと思います。
トム・フーバーの演出はストレート・プレイでは手堅いかもしれませんが、ミュージカルの演出に必要な、華 とか つや とか流麗さに欠けているように思います。
ミュージック・ビデオやCM畑を経験している監督にすべきだったのでは。
いや、これは舞台用に全編歌で構成されたミュージカルなので、映画用に加工が難しい作品だったのだというのが正解なのでしょう。
このミュージカルのすばらしさ、むしろ凄さというべきものは、「 レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート 」のほうが伝わります。
DISCASでもレンタルされていますので、この映画がよかったという方にも、いまひとつと思われた方にも、そちらを一度ごらんになることを強く強くおススメいたします。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
私、ミュージカルを観るセンスがないみたい
冒頭、大船を引き揚げるスケールの大きなシーンに圧倒されました。
ジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンも警官ジャベールを演じるラッセル・クロウもさすがの存在感でスクリーンに登場してきました。
子供の頃に読んだ「ああ、無情」のストーリーはうろ覚えだけど、自分の罪を赦してくれた司教に生まれ変わることを誓い、人としての正しい道を追求しながら、バルジャンはこれから苦難の道を歩むんだなあと画面を見つめました。
心を入れ替え、名前も変えて、マドレーヌ市長と呼ばれるまでに成功したジャン・バルジャンでしたが、執拗にバルジャンを追い続けるジャベールと出遭ってしまいます。
彼らに加え、アン・ハサウェイ演じるファンテーヌや、その娘コゼット(アマンダ・セイフライド)、コゼットを預けた宿屋のテナルディエ夫妻(サシャ・バロン・コーエン、ヘレナ・ボナム=カーター)、夫妻の娘エポニーヌ(サマンサ・バークス)、後にコゼットと恋に落ちるマリウス(エディ・レッドメイン)など多彩な登場人物が豪華です。
どんな感動が待っているのだろう?と期待が膨らみました。
しかし、歌うばかりで普通の台詞がなく、惹きつけられはするけれど息を継ぐ間がないというか、158分という尺を一気に観るのは無理でした。
飽きるとか、つまらない訳ではなく、ちょっと疲れました。
世間の皆さんが絶賛するほどの感動を覚えることができず、自分にはミュージカルを観るセンスがないのでは?と思ってしまいます。
皆さんが口々に感動や感想を述べ合っているのを見ると、その仲間に入ることができなくて、ちょっと損している気分です。
とは言え、「夢やぶれて」や「オン・マイ・オウン」などの名曲が聴け、印象に残るシーンもたくさんあり、中でも好きなシーンは、マリウスをコゼットの元に連れて行ったエポニーヌが切ない恋心を歌うシーンは胸を打たれました。
バルジャンが傷ついたマリウスを担いで下水道を逃げるシーンや、先回りして待っていたジャベールがバルジャンをやり過ごし「俺とやつと法と、どれが正しいのか」と自問自答、苦悩しながら身を投げるシーンも印象に残りました。
良い機会なので、1998年版(リーアム・ニーソン)や2000年版(ジェラール・ドバルデュー)のレ・ミゼラブルと見比べてみたいと思います。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
そこにあるのは真実の愛
あまりにも有名なジャン・バルジャンの物語。
親切にしてくれた司教から銀の食器を盗んだのに、司教はそれを責めることなく
それどこらかこれも持っていきなさいと銀の燭台まで差し出し
そのことにより自分のやった行いを戒め、深く後悔し、全うな人間になろうと誓うジャン・バルジャンの行は
息子の小学校の教科書にも載っていたほどの有名な場面。
何度も映画化されたレ・ミゼラブル。
今度はミュージカルで映画化。
それもセリフまでが歌だと聞いて、ちょっと不安が走りました。
どうなんだろ?
スローテンポにイラつかないだろうか?
素直に感動出来るんだろうか?
いえいえ、大丈夫です。
始まって5分で
そんな不安は一挙にどこへやら。
俳優たちの心からの歌声と演技に
心がずっと震えっぱなしでしたから。
なんでミュージカルにしちゃったの?と好き嫌いの評価は分かれるところでしょうが
私には迫力満点で、ラストの余韻たら、それはものすごいものがありました。
そして終始そこにあるのは、生まれ変わったジャン・バルジャンの究極の真実の愛。
無心になって堪能出来る作品ではないでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
どのへん女子は好きなんですか
投稿日:2013/05/04
レビュアー:よふかし
前田敦子が雑誌「Switch」の企画上映会で『雨に唄えば』を選んだ時には驚いた。『雨に唄えば』は僕の生涯ベストテンに入る作品なので、そのチョイスに驚かされたのだ。
卒業してからたくさん映画を観にいているという話は業界の人からも聞いていたのだが……ところが、「映画秘宝」の松江哲明監督との対談では、この『レ・ミゼラブル』を激賞しているんです。
4回も観て「女子はこの映画大好きです!」とか言っていて、松江監督は「僕は苦手なんです」。へんな話ですが、安心しました。前田敦子が『レ・ミゼラブル』好きってのは、まあなるほど。
僕は松江監督ほど「苦手」とは言い切らないですし、退屈も思ったよりしませんでしたが、この映画どこがそんなに受けたのか分かりません。そもそもダンスがないから僕の好きなミュージカルじゃないし。
主要なキャストにはそれぞれ見せ場のソロが用意されていて、それがほとんどバストアップかクロースアップで歌うところをじっくり見せてくれます。
つまり歌と顔、なんですね。映し出されているのは。それでいいのか? と僕などは思ってしまいます。
髪を切ったアン・ハサウェイの苦悩の歌なんかがいいんでしょうか? 悲しんでいる人が悲しそうな顔をして悲しいよという歌を歌うのが? 分かり安いのはそうでしょうが……。
ほんとに本人がその場で歌っているというのが喧伝されましたが、それは舞台なら当たり前の方式なわけですしね。
ヒュー・ジャックマンは歌も芝居もなんとなく微妙な感じがしたし、ラッセル・クロウの終りのほうの熱唱になると、歌に少しも心が動かされず、なんじゃいなーという感じがしてしまいました。
スペクタクルなセットや無理やりの感動系演出のおかげで退屈はしないのですが……。アマンダ・セイフリッドは途中からひとり何も知らないお嬢さん扱いになっちゃって、損な役回りでした。
それにしても女子がどのへんがこの映画が好きなのか、分かりません。
残酷な運命、思うようにならない人生、でもこの世にはいい人もいてどこかで私を見守ってくれる、ハッピーエンド……というあたり?
歌に乗せて、とにかくストレートな激情らしきものをぶつけてくれるところ?
映画としては普通の出来ですが、もっといいミュージカルはあるのでこれをきっかけに観てほしいですね。50点。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
歌える「スター」を揃えて往年の名作を仕上げたことに意義がある♪
ヒュー、アマンダ、アンの来日イベントに行ってきたときに
ヒューが、まだ無名の頃この役を断られた過去があると話してた。
そのプロデューサーが本作でもかかわってる。
そういうのもあって思いいれも強かったとか。
長年のレ・ミゼラブルのファンにはどう映るかわからないけど
私はコレ、かなり感動しました。
キャストも最高にイイ。
ヒューも舞台出身の俳優でミュージカル経験あり
ラセルは自身のバンドでボーカルを務めてる(CDも出してる)
アマンダはマンマミーアで歌唱を披露済み
アンハサウェイも舞台経験アリ(母も舞台で同じ役をやっていたそうでこちらも思いいれ強いらしい)
歌えて、しかも、スターをそろえるのって大変じゃない!?
って思ったけど、うまいことこのメンバーが揃いましたね。
映画にありがちな吹替えなし、後付なし、
演技しながら熱唱しただけあって、
感動もひとしお。
舞台には舞台の良さがあるけど
映画には映画のよさがあると思う。
それはやっぱり、画的なスケールの大きさ。
あれは、映画ならでは。
私は歌だけで見せるミュージカルはちょっと苦手なんだけど
ストーリーがしっかりしてるのは好き。
本作しかり、「オペラ座の怪人」しかり。
それぞれのキャラクターが良く、
山あり谷ありの物語なので
歌度外視しても楽しめるから。
本作でもどのキャラクターも
悲しい場面があり、
どこをとっても泣けそうなんだけど、
私はやはり
アンハサウェイの独唱でまず涙腺崩壊。
そして、ラッセル演じるジャヴェールが善悪と自己否定で悩み投身自殺するところでまた涙。
民衆の歌で鳥肌がたち、
ジャンバルジャンの最期は
まるで「ぼくは、もう疲れたよ、パトラッシュ・・・・」を思い出し滝涙・・・・。
劇場ではハンカチが手放せなかった。
ブルーレイで再鑑賞しても、同じところで泣けた・・・
ブロードウェイを含む世界各地でロングラン上演されているのも納得の物語。
ヒュージャックマンはこの役作りで痩せすぎて奥様に気づかれないことがあったとか(笑
成長したコゼット役にアマンダを起用した理由に「一番美しくて歌える」と言ってた監督に
アンハサウェイが「何ですって!?(半怒)」ってツッコンでたのも笑えました。
たしかに、このアマンダ、美しい。
そう言わしめるだけのことはありますね〜。
実物を観て予想を上回る可愛さ美しさに度肝抜かれたし。
ラッセルクロウのクマさんみたいな見た目が
最初は気になっちゃったんだけど
観終わった頃にはそれさえもツボってしまいました。
これだけのスター共演で完成させたことは
本作に馴染みのない客層に観るキッカケを与えたという意味でもよかったのではないかと思うのです。
そりゃ、各所でミュージカルが本職の演者で上演してるので
それと比べてどうこう考えるとイロイロ思うところはあるでしょうけど・・・。
とにかく、私は気に入った1本。
ミュージカル映画としては
「オペラ座の怪人(Gバトラー版)」とともに
手元に置いておきたい1本でした♪
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
舞台向きで、映画化は難しいミュージカルと思いました。
投稿日
2013/05/26
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり)
ヒュー・ジャックマンが映画スターとして国際的にブレイクしたのは、『 Xメン 』だと思いますが、それ以前のオーストラリアやイギリスでのキャリアも、また有名になってからブロードウェイ主演でトニー賞を受賞をしたことからいっても、元々ミュージカル俳優なのですね。
ですから2009年に第81回アカデミー賞の司会を務めた際に、ミュージカル・パフォーマンスをしてさすがと思いましたが、演じていた彼が客席のアン・ハサウェイのところに行って掛け合いが始まった時、彼女が歌って踊れるとは知られてなかったので、ちょっとしたサプライズでした。
アン・ハサウェイは、後から登壇したシャーリー・マクレーンにも「才能があるから、続けなさい」と褒められ、また2年後にアカデミー賞の司会を務め( 一生懸命務めましたが、残念ながら好評は得られず )、今回のキャスティングと彼女の助演女優賞はおおむね想定どおりでした。 ハリウッド業界やミュージカル・ファンの期待と支持が大きかったのですね。
「 レ・ミゼラブル 」は読んで感動しましたし、映像化された作品もいくつか観てきています。
また、このミュージカルも日本人キャストによる舞台を観て感動し、その公演のCD(2枚組)も持っているほどですから、僕もかなり期待して観に行きました。
しかし残念ながら映画には没入できず、後半の2時間はいささか醒めて苦痛でした。
舞台向きで、映画化は難しいミュージカルと思いました。
原作はとても長い作品であり、同時にひとつひとつの場面、たとえば「銀食器にまつわるエピソード」」「コゼットを迎えに行く場」などが濃密で劇的なので、そのドラマを全部ていねいに描写していたらこの何倍も時間がかかります。
それを歌にしてイメージの連なりに変えているので、舞台では場面転換などの省略は観客のイマジネーションが補足・カバーするので問題ないのですね。
ところが映画では舞台装置や背景、俳優の身振りなどがリアルなものにならざるを得ず、そうした視覚化が観客のイマジネーションの余地を奪ってしまいます。
たとえばあくどさや猥雑さなど歌詞で表現されているものを、しぐさや行為まで絡めるとくどくて品のないものになってしまいます。
一つ一つの場面が中途半端な省略となり、展開がぶつ切りで、ストーリーを追ったダイジェストのような印象になってしまいました。
歌と芝居が分けられたミュージカルなら工夫のしようがあったでしょう。
たとえば『 サウンド・オブ・ミュージック 』などは、実に時間と空間の描写が実に映画的でスケール感がありつつ。ドラマティックでした。
演技が主のミュージカルなら歌の部分だけ吹替えでも行けましたが、これは歌が主、オペラに近いミュージカルなので、歌と芝居が1+1が2では不充分。
1+1が3になるような表現力、言うなれば演技力のある歌唱力が求められます。
その意味で、ラッセル・クロウ、サーシャ・コーエン、ヘレナ・ボナム・カーターら演技力がある俳優が務めているにも関わらず、充分にその力が出ているとは感じませんでした。
でも彼らも含め、キャストはがんばっていたと思います。
トム・フーバーの演出はストレート・プレイでは手堅いかもしれませんが、ミュージカルの演出に必要な、華 とか つや とか流麗さに欠けているように思います。
ミュージック・ビデオやCM畑を経験している監督にすべきだったのでは。
いや、これは舞台用に全編歌で構成されたミュージカルなので、映画用に加工が難しい作品だったのだというのが正解なのでしょう。
このミュージカルのすばらしさ、むしろ凄さというべきものは、「 レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート 」のほうが伝わります。
DISCASでもレンタルされていますので、この映画がよかったという方にも、いまひとつと思われた方にも、そちらを一度ごらんになることを強く強くおススメいたします。
私、ミュージカルを観るセンスがないみたい
投稿日
2013/08/10
レビュアー
kazupon
冒頭、大船を引き揚げるスケールの大きなシーンに圧倒されました。
ジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンも警官ジャベールを演じるラッセル・クロウもさすがの存在感でスクリーンに登場してきました。
子供の頃に読んだ「ああ、無情」のストーリーはうろ覚えだけど、自分の罪を赦してくれた司教に生まれ変わることを誓い、人としての正しい道を追求しながら、バルジャンはこれから苦難の道を歩むんだなあと画面を見つめました。
心を入れ替え、名前も変えて、マドレーヌ市長と呼ばれるまでに成功したジャン・バルジャンでしたが、執拗にバルジャンを追い続けるジャベールと出遭ってしまいます。
彼らに加え、アン・ハサウェイ演じるファンテーヌや、その娘コゼット(アマンダ・セイフライド)、コゼットを預けた宿屋のテナルディエ夫妻(サシャ・バロン・コーエン、ヘレナ・ボナム=カーター)、夫妻の娘エポニーヌ(サマンサ・バークス)、後にコゼットと恋に落ちるマリウス(エディ・レッドメイン)など多彩な登場人物が豪華です。
どんな感動が待っているのだろう?と期待が膨らみました。
しかし、歌うばかりで普通の台詞がなく、惹きつけられはするけれど息を継ぐ間がないというか、158分という尺を一気に観るのは無理でした。
飽きるとか、つまらない訳ではなく、ちょっと疲れました。
世間の皆さんが絶賛するほどの感動を覚えることができず、自分にはミュージカルを観るセンスがないのでは?と思ってしまいます。
皆さんが口々に感動や感想を述べ合っているのを見ると、その仲間に入ることができなくて、ちょっと損している気分です。
とは言え、「夢やぶれて」や「オン・マイ・オウン」などの名曲が聴け、印象に残るシーンもたくさんあり、中でも好きなシーンは、マリウスをコゼットの元に連れて行ったエポニーヌが切ない恋心を歌うシーンは胸を打たれました。
バルジャンが傷ついたマリウスを担いで下水道を逃げるシーンや、先回りして待っていたジャベールがバルジャンをやり過ごし「俺とやつと法と、どれが正しいのか」と自問自答、苦悩しながら身を投げるシーンも印象に残りました。
良い機会なので、1998年版(リーアム・ニーソン)や2000年版(ジェラール・ドバルデュー)のレ・ミゼラブルと見比べてみたいと思います。
そこにあるのは真実の愛
投稿日
2013/06/23
レビュアー
飛べない魔女
あまりにも有名なジャン・バルジャンの物語。
親切にしてくれた司教から銀の食器を盗んだのに、司教はそれを責めることなく
それどこらかこれも持っていきなさいと銀の燭台まで差し出し
そのことにより自分のやった行いを戒め、深く後悔し、全うな人間になろうと誓うジャン・バルジャンの行は
息子の小学校の教科書にも載っていたほどの有名な場面。
何度も映画化されたレ・ミゼラブル。
今度はミュージカルで映画化。
それもセリフまでが歌だと聞いて、ちょっと不安が走りました。
どうなんだろ?
スローテンポにイラつかないだろうか?
素直に感動出来るんだろうか?
いえいえ、大丈夫です。
始まって5分で
そんな不安は一挙にどこへやら。
俳優たちの心からの歌声と演技に
心がずっと震えっぱなしでしたから。
なんでミュージカルにしちゃったの?と好き嫌いの評価は分かれるところでしょうが
私には迫力満点で、ラストの余韻たら、それはものすごいものがありました。
そして終始そこにあるのは、生まれ変わったジャン・バルジャンの究極の真実の愛。
無心になって堪能出来る作品ではないでしょうか。
どのへん女子は好きなんですか
投稿日
2013/05/04
レビュアー
よふかし
前田敦子が雑誌「Switch」の企画上映会で『雨に唄えば』を選んだ時には驚いた。『雨に唄えば』は僕の生涯ベストテンに入る作品なので、そのチョイスに驚かされたのだ。
卒業してからたくさん映画を観にいているという話は業界の人からも聞いていたのだが……ところが、「映画秘宝」の松江哲明監督との対談では、この『レ・ミゼラブル』を激賞しているんです。
4回も観て「女子はこの映画大好きです!」とか言っていて、松江監督は「僕は苦手なんです」。へんな話ですが、安心しました。前田敦子が『レ・ミゼラブル』好きってのは、まあなるほど。
僕は松江監督ほど「苦手」とは言い切らないですし、退屈も思ったよりしませんでしたが、この映画どこがそんなに受けたのか分かりません。そもそもダンスがないから僕の好きなミュージカルじゃないし。
主要なキャストにはそれぞれ見せ場のソロが用意されていて、それがほとんどバストアップかクロースアップで歌うところをじっくり見せてくれます。
つまり歌と顔、なんですね。映し出されているのは。それでいいのか? と僕などは思ってしまいます。
髪を切ったアン・ハサウェイの苦悩の歌なんかがいいんでしょうか? 悲しんでいる人が悲しそうな顔をして悲しいよという歌を歌うのが? 分かり安いのはそうでしょうが……。
ほんとに本人がその場で歌っているというのが喧伝されましたが、それは舞台なら当たり前の方式なわけですしね。
ヒュー・ジャックマンは歌も芝居もなんとなく微妙な感じがしたし、ラッセル・クロウの終りのほうの熱唱になると、歌に少しも心が動かされず、なんじゃいなーという感じがしてしまいました。
スペクタクルなセットや無理やりの感動系演出のおかげで退屈はしないのですが……。アマンダ・セイフリッドは途中からひとり何も知らないお嬢さん扱いになっちゃって、損な役回りでした。
それにしても女子がどのへんがこの映画が好きなのか、分かりません。
残酷な運命、思うようにならない人生、でもこの世にはいい人もいてどこかで私を見守ってくれる、ハッピーエンド……というあたり?
歌に乗せて、とにかくストレートな激情らしきものをぶつけてくれるところ?
映画としては普通の出来ですが、もっといいミュージカルはあるのでこれをきっかけに観てほしいですね。50点。
歌える「スター」を揃えて往年の名作を仕上げたことに意義がある♪
投稿日
2013/07/21
レビュアー
MM3
ヒュー、アマンダ、アンの来日イベントに行ってきたときに
ヒューが、まだ無名の頃この役を断られた過去があると話してた。
そのプロデューサーが本作でもかかわってる。
そういうのもあって思いいれも強かったとか。
長年のレ・ミゼラブルのファンにはどう映るかわからないけど
私はコレ、かなり感動しました。
キャストも最高にイイ。
ヒューも舞台出身の俳優でミュージカル経験あり
ラセルは自身のバンドでボーカルを務めてる(CDも出してる)
アマンダはマンマミーアで歌唱を披露済み
アンハサウェイも舞台経験アリ(母も舞台で同じ役をやっていたそうでこちらも思いいれ強いらしい)
歌えて、しかも、スターをそろえるのって大変じゃない!?
って思ったけど、うまいことこのメンバーが揃いましたね。
映画にありがちな吹替えなし、後付なし、
演技しながら熱唱しただけあって、
感動もひとしお。
舞台には舞台の良さがあるけど
映画には映画のよさがあると思う。
それはやっぱり、画的なスケールの大きさ。
あれは、映画ならでは。
私は歌だけで見せるミュージカルはちょっと苦手なんだけど
ストーリーがしっかりしてるのは好き。
本作しかり、「オペラ座の怪人」しかり。
それぞれのキャラクターが良く、
山あり谷ありの物語なので
歌度外視しても楽しめるから。
本作でもどのキャラクターも
悲しい場面があり、
どこをとっても泣けそうなんだけど、
私はやはり
アンハサウェイの独唱でまず涙腺崩壊。
そして、ラッセル演じるジャヴェールが善悪と自己否定で悩み投身自殺するところでまた涙。
民衆の歌で鳥肌がたち、
ジャンバルジャンの最期は
まるで「ぼくは、もう疲れたよ、パトラッシュ・・・・」を思い出し滝涙・・・・。
劇場ではハンカチが手放せなかった。
ブルーレイで再鑑賞しても、同じところで泣けた・・・
ブロードウェイを含む世界各地でロングラン上演されているのも納得の物語。
ヒュージャックマンはこの役作りで痩せすぎて奥様に気づかれないことがあったとか(笑
成長したコゼット役にアマンダを起用した理由に「一番美しくて歌える」と言ってた監督に
アンハサウェイが「何ですって!?(半怒)」ってツッコンでたのも笑えました。
たしかに、このアマンダ、美しい。
そう言わしめるだけのことはありますね〜。
実物を観て予想を上回る可愛さ美しさに度肝抜かれたし。
ラッセルクロウのクマさんみたいな見た目が
最初は気になっちゃったんだけど
観終わった頃にはそれさえもツボってしまいました。
これだけのスター共演で完成させたことは
本作に馴染みのない客層に観るキッカケを与えたという意味でもよかったのではないかと思うのです。
そりゃ、各所でミュージカルが本職の演者で上演してるので
それと比べてどうこう考えるとイロイロ思うところはあるでしょうけど・・・。
とにかく、私は気に入った1本。
ミュージカル映画としては
「オペラ座の怪人(Gバトラー版)」とともに
手元に置いておきたい1本でした♪
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